地図読みの山を岩登りをする人(=いわゆる”本格的な”という形容詞が付く登山をする人)に、とっては、あちこちに、意味のない踏み跡がいっぱいある、あまり踏み固められていない道を歩くことは、普通のことです。
しかし、基本的に明瞭な一本道を行く、一般登山しかしたことがない人は、踏み跡=登山道と信じています。
実際は、踏み跡程度の道と一般登山道は明瞭な違いがあります。
目の前に踏み跡があるから、と言って、どこへ続く道かも考えずに、ついて行ってしまうような人だと、踏み跡に導かれ、迷いに迷って、出てこれなくなる心配があります。
目の前に踏み跡があるから、と言って、どこへ続く道かも考えずに、ついて行ってしまうような人だと、踏み跡に導かれ、迷いに迷って、出てこれなくなる心配があります。
特に里山では、仕事道やけもの道が多く、踏み跡=道、という信仰は捨てなくてはなりません。
■ 登山道全体像を把握する
道があるから歩くのではない、とすれば、次にすることは、大体どっちに行く道かということです。
山に行くのだから、行きは当然登りです。登るはずの道が下っていたら、おかしいな、と分かります。つまり予想です。予想するにはあらかじめ、どういう道かを知っていないといけません。
これはおおよそで良く、大きく、南進するか、北進するか、何時間後にピークや山小屋などの顕著なものにぶつかりそうか、などを地図を大きく見て把握します。
しばらく行けば、〇〇が見つかるはずなのに、出てこなかったら間違っていますよね。
■ その後がルートファインディング
また一般道であれば、赤ペンキやテープだけでなく、道標が整備されていることが多いです。逆の視点で見ると、赤テープがあるということは、道の明瞭さが、赤テープで補助しないといけないくらい、不明瞭だから、です。
赤テープだけの道は、歩く人に対してそれだけ玄人であることを期待しているので、道標などは当然ですがめったにありません。ただし、ケルンや倒木のバッテン、鉈目などのフィールドサインはあります。
一般道
・道標あり
・迷いようがなく明らかに道
踏み跡
・赤テープ
・仕事道
・獣道
・釣り用の道
・クライマーの踏み跡
・鉈目などあり
・なんとなく、”導かれ感”がある程度
■ 理解するためには
これらの差を理解するのに良いのが、ちょっとマイナーなルートです。廃道になりかけのような、
・黒富士
・瑞牆北面から富士見平小屋
は、登下山口に管理棟があるので、フェイルセーフ付きとなり練習におススメです。
ステップアップしたら、地図読みの山に進むことができます。
赤テープだけの道は、歩く人に対してそれだけ玄人であることを期待しているので、道標などは当然ですがめったにありません。ただし、ケルンや倒木のバッテン、鉈目などのフィールドサインはあります。
一般道
・道標あり
・迷いようがなく明らかに道
踏み跡
・赤テープ
・仕事道
・獣道
・釣り用の道
・クライマーの踏み跡
・鉈目などあり
・なんとなく、”導かれ感”がある程度
■ 理解するためには
これらの差を理解するのに良いのが、ちょっとマイナーなルートです。廃道になりかけのような、
・黒富士
・瑞牆北面から富士見平小屋
は、登下山口に管理棟があるので、フェイルセーフ付きとなり練習におススメです。
ステップアップしたら、地図読みの山に進むことができます。
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