Thursday, March 31, 2022

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☆このブログについて

当ブログへ訪れてくださってありがとうございます。

Small Step to the snowy mountains (雪山への小さなステップ)

としてスタート。その後、ガチ(=アルパイン化)したところ、基本的なアルパインクライミングのトレーニング(ロープワークやレスキュー)なしに、当ブログの模倣で山に行かれる方が出てきて、危険を感じましたので、しばらく封鎖。山レコの記録も全部削除しました。

沢や雪、岩稜は、行った日により当然コンディションが違いますので、きちんと山のコンディションに寄り添って考えて行動できる人でないと危ないため、です。

”女性が単独で行けるなら、俺だって行ける”と考える男性が出てきても、不思議ではないですが、山は体力だけではだめで、山という自然に寄り添う知性が必要です。

例えば、読図ができないのに、前の人の踏み後をたどって、登山道がない山へ入る方が多く、考え浅い方は遭難につながります。困りますので、封鎖しました。

しばらく放置していたのですが、アルパインで情報を必要としている人もいるようでしたので、閉鎖せず残しています。昨今、山の雑誌が軟弱化し、きちんとした登山技術を伝えていないということもあるかと思いますので…。

この目的は、UIAAのアルパインサマーの日本語版の出版に至る発端を私が作ったということで、達成いたしました。

さて、日本の登山者に、世界的基準で書かれたきちんとした登山技術を伝える技術書を提供するという夢は叶いましたので、次の夢へステップアップしたいと思います。

・人類皆兄弟
・自然を大事にし、敬う
・山は人としての心の成長のため

です。それを実現する手段として、クライマーとローカルの人々の交流、をテーマに、与えらえたポジティブインパクトの大きさで、事業評価して活動したいと思います。

たまにコメントやご連絡いただきますが、リンク自由、です。

ご連絡くださる方は、こちらに連絡フォームで、ご連絡くださいませ。

コメントは公開しますが、お返事はしないかもしれません…ごめんなさい(m_ _m)

山の成長ステップ を書き足しました。

2020年9月 背景を更新しました。大堂海岸を登攀中の私です。


Tuesday, September 8, 2020

槍と明神ではどちらが安全か?

私は、(困難)vs(安全)が天秤に掛けられる時、常に(困難)を乗り越えて(安全)を取る選択肢を取ることにしています。

それで槍は登ったことがありません。登りに行こうとしても、おそらく、アルパインの最初の師匠、鈴木さんから止めに入られたでしょう…彼はジャンも私には行かないように、とアドバイスしたからです。
槍は、長い渋滞で知られています…そして、毎年だれかが亡くなっています。亡くなったこと自体がさらに槍のステータスを高める結果になっていますが、その理由が上から人が落とした落石とかです…。
困難なチャレンジに挑んで亡くなった人が多いというわけではない…。上から人が落ちてきたときに自分が落ちてしまうのは、自己コントロール可能な要素とは言えない。つまり、一か八か要素が増えているだけで、事故率があがっているだけです。

■ ロープは安全のため

ロープが出る山をする、ロープを使う、習得する、というのは、安全性を増す、という意味です。

槍ヶ岳だって、ロープにつながっていれば、落ちても死なずに済むのです。
■ 誤解に基づく安全と危険

ですので、槍や剣などを志向される方…南アルプス深南部などではなく…が、ロープを習得されない、というのは、思い込みがどこかにある可能性があります。あるいは試してみる前にあきらめてしまったという可能性もあります。

かつては、先鋭的な山岳会の、さらに先鋭的な人たちだけのものであった(ように見受けられただけだと思いますが…)ロープが出る山、は、当然ですが、ロープが出ない山の延長線上にあり、それは、習得に時間がかかり、頭も使い、慣れも必要と、努力を要するのは事実ですが、危険は増さず、むしろ安全が増えるために行うことです。

私は槍には登ったことがありませんが、明神はあります。それはこのような事情です。

Monday, September 7, 2020

危険なフォール事例2件

■危険なフォール事例2件

1)手繰り落ち&下手くそビレイヤー

どっかりぶりのルートでは、手繰り落ちの危険がつきものですが…。

外岩行く前に人工壁で練習すれば、間に合う程度のビレイヤーの習熟度もなかった事例がこちらです。

ビレイ超下手くそです。手繰る時間はあります。

いきなり外岩でビレイを教えてもいい、というベテランもいますが、この練習をいきなり外でやるのは問題です…落ちる役をする人のリスクが高すぎます…

こうしたビレイヤーを基に、外岩でいきなりビレイを教えるのは良くないという根拠になります。


2)スモールカムで落下

スモールカムは落ちれますが、きちんとセットしてこそ。このクライマーはどか落ちする前にテンションしてみるべきでした…全然カム効いていないのに、ギリギリにトライしすぎ。つまり、安全マージンが少なすぎます。

ルーフにチャレンジする資格がまだできていないのにチャレンジ中です…。

スモールカムはルーフでなくてもフィンガークラックで出てきます。十分、フィンガーの課題をやれば、ルーフになっても効かせられる、=大丈夫なはずです。

習熟する順序は、おおよそ、ハンド→フィンガー→ワイド→ルーフ です。

ルーフは見栄えがしますが、プロテクションを確実にしないととりつけません。とりあえずエイドで登ると、プロテクションの技は磨けます。