私が持っているメトリウスのウルトラライトアシメトリックカーブナッツの強度は
No1~No5 =7kN
No6~No10 =10kN
でした。
https://www.metoliusclimbing.com/curve_nut.html?fbclid=IwAR2dyVfDOfyAlVrrUHJ9038yiEcMllvt_gsV_nxXtx13iA8QLV-LKf0QosU
■ カムの強度
0.3=8kN
0.4=10kN
0.5=12kN
0.75=14kN
1=14kN
2=14kN
3=14kN
4=14kN
5=14kN
6=14kN
■ ボルトの強度は?
見た目より全然ダメ。過剰な信頼はしないほうがいいですね。とくにカットアンカー
ケミカル=13.8kN 8.6kN
グージョン=11.9kN 10.8kN
カットアンカー= 5.1kN 3.9kN
コーン打ち込み= 6.1kN 6.3kN
オールアンカー= 3.2kN 7.6kN
(赤字:9kNない)
ただし、破断するまでには2倍くらいまで耐えれる。試したくないものです。
グージョン=11.9kN 10.8kN
カットアンカー= 5.1kN 3.9kN
コーン打ち込み= 6.1kN 6.3kN
オールアンカー= 3.2kN 7.6kN
(赤字:9kNない)
ただし、破断するまでには2倍くらいまで耐えれる。試したくないものです。
ロクスノ079号より引用 |
■ 一般的に人が落ちるときの衝撃荷重は?
文登研の確保理論には、グランドフォールした時に体が受ける衝撃を計算した事例が載っています。
誰でも知っている事例として、12kNが人体が耐えられる衝撃の限界…。
ナッツが耐えられる衝撃は、7or10kN。ただ、ナッツが外れたとしても、そこで衝撃は多少吸収緩和されていると思います。
60Kg3mで9kN…という数字は、3m以上のロングフォールは基本的にランナウトであることを思うと、それ以上の衝撃荷重はなさそうですから、覚えておけば、色々と推測の根拠として使える数値のように思います。
■ 支点にかかる衝撃荷重は?
https://www.alteria.co.jp/sport/forces-real-fall/?fbclid=IwAR16R8_PXVaWv6Ip76wajLG2ZN1itdGj-lsOt5f6uBif_fB1zNintOAVRU4
落下率0.3(人工壁) 4kN
落下率0.67(マルチの出だし) 5kn
落下率1(マルチの出だし) 6kN
落下率0.3であっても、4kNかぁ…落下率0.3というのは1m置きにドローが設置されている人工壁以外ないですね~
一般的なフリーで、あまり激落ちしないタイプの人にありそうな路線は落下率0.67ですが、それすら5kN。
落下率1の場合だと、6kNと支点に全然易しくないです…ナッツ、ハーケンでは落ちれないと、ペツルでも言っている。
■ 結論
というので、フリーで確実に登れる、というのは、本当に大事なことです。
それ以前に、プロテクションが確実になるように、エイドで覚えたほうがいいと思いますが、それは落ちたときの保険を確実にするため.
ですが、たとえ、保険が確実になっても、危険は危険で、依然として落ちないほうが良い、ことには変わりないようです。
確実な支点セット技術を身に着け、フリーで落ちないグレードを高める。これしかないですね。
確実な支点セット技術を身に着け、フリーで落ちないグレードを高める。これしかないですね。
静荷重の登りと動荷重の登りは全く違うものだということです。
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