Wednesday, June 10, 2015

3点からメインロープでアンカーを取る

 ■ ライジングの支点

支点は、普段は流動分散で2点で取る。

レスキューではもっと強固な支点が必要になり、3点となる場合、長いスリングが必要になる。

が、その長いスリングがない場合は、メインロープで取ればよい。

その取り方。

1) まず1mほど、余端を残す
2) 3点に通し、間を引き、長さを決める

角度が重要で 60°以上にならないような角度で。


 長さが決まったところ。もう手を離してしまっても良い。

結び目の分の長さを追加する。



ロープの端と束ねて

インラインフィギュアエイトノット

を結ぶ。

普通のエイトノットではダメ。
それぞれを全部一つのカラビナに掛ける。

安全環付カラビナで。

これで流動分散になっている支点が出来上がった。

通常は、ライジングなどの場合は荷重方向は決まっていて、フィックスであり、支点が流動する必要はないので、固定してしまう。
 ■固定の仕方

1)端のロープにスリングをガースヒッチする

2)末端が短くなるまで、ぐるぐる巻きにする

3)最終エンドは、ツーハーフヒッチにして、末端にカラビナを掛ける。

ここはほとんど緩むことはないので、普通のカラビナでOK。
 こんな感じ。
 固定されているか、チェック。
 固定されているかチェック。
 本日のランチ。

今日はブロッコリーのパスタ。

パスタをゆでている時間で、できた☆
おいしゅうございました☆


≪まとめ≫

・信頼できる太い立木なら1つでOK。
・強度に不安がある支点の場合は3点。

 例: カム、リングボルト、ハーケン、細い立木、芝、草・・・

≪今回使ったギア≫
・スリング3+カラビナ3
・安全環付カラビナ
・固定用スリング1+カラビナ1

合計 スリング4、カラビナ4、 安環付ビナ1
 

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