Wednesday, June 10, 2015

レスキューのまとめ

さてと復習もだいぶ終わりです…

ホント一回講習会に行くとやることが一杯で困りますね!

■ リードのレスキュー

リードクライマーが落ちた場合どうするか?

です。私にとっては一番ありそうなパターン。

 1)ビレイヤーの自己脱出をする。(確保器の固定、テンション移動、事故者の固定、脱出)

  ここで判断する… 安全に自分にも登れそうかどうか?

 2)プルージック登攀して事故者に近づく
 3)空きロープでフィックスを作り、そのロープで振り分け救助で降りる

です。なんとなくそのままローワーダウンはできないのかしらと思わないでもないのですが(笑)シチュエーションが浮かばないせいでしょうか。

■ セカンドのレスキュー

セカンドで登っている人が墜落し、意識不明になった場合のレスキュー

 1)ビレイヤーの自己脱出
 2)振り分け救助

■ まとめ

この二つのレスキューで何が印象的かと言うと、ロープの切断が入ることです。ダブルで登っている前提ですから、片方のロープにビレイされていて、片方は空きロープになります。

その空きロープをレスキューに使います。

墜落した人がぶら下がっているロープは振り分けが済むと、切断してしまいます。

これはテンションしたロープは、意外にすぐに切れるということが、体験として分かりました。ほんの小さなポケットナイフでも切れます。

前にギザギザがないと切れないよ、と言われたんだけど、普通に切れました。

大抵は敗退用(懸垂)に、1本で行けるルートでも、ロープは2本持って行くと思うのですが、1本で行けるところは一本で行っちゃおうとなると、レスキューで困ることになりますね…

シングルで登るのは、沢などでは、良くやっていると思うのですが…沢のレスキューは沢のレスキューでまた別のシナリオがあるのかなぁ…

■まとめ

今回のレスキュー講習で新たに学んだことは、大きくまとめると、

 1)1本のロープに二人分の体重がぶら下がるのだ!
 2)振り分け救助
 3)カウンターウェイト (プーリーが重要アイテム)

の3点です。

フリクションノットが効くには何が大事なポイントなのか?などの基礎知識は、だいぶ前にやっておいてよかったな~と思いました。フリクションノットって何?と言う状態だと講習会はツラい経験になってしまうかも?

ラビットノットとインラインフィギュアエイトノットはできる人で助かったと思いました。そこから…だと、学ぶ内容が高度すぎる気がしてしまうのではないか?と思います。取っ手を作るのにも使えるしね!
 

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