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Monday, July 13, 2015

沢の難易度?

■沢の難易度

初心者を連れて行くならどこがいいか?という発想で色々と考えています。

「ヤマケイテクニカルブック4:沢登り」によれば、グレードの基準は

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1級(初心者向き)
 岩場でIII級のピッチをリードできる者や、沢に慣れたパーティーはロープ不要の場合が多い。

2級(中級者向き)
 初級者のみでの入谷は控えたい。滝の直登にはロープを要する場合もある。高巻き技術も必要。

3級(中級者向き)
 滝の直登には部分的にIV・V級のピッチも含む。ゴルジュの通過にも高度な技術を要する。

4級(上級者向き)
 沢の中でビバークする長い谷で、高巻き道も不明瞭。遡行技術だけでなく雪渓の対処法など総合的な登山技術も必要。

5級(上級者向き)
 日本の渓谷としては最高ランク。泳ぎ、徒渉、高巻きなどで失敗すれば命取り。年に10パーティーほどが遡行に成功している。

6級(篤志家向き)
 昼なお暗く、井戸の底のようなゴルジュ帯が続く異様な世界。雨が降っても逃げ場はなし。完全遡行パーティーは極めて少ない。

例:
   芦川横沢3級ノーマル 
   四十八滝沢2級マイナス 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しかし、人を連れて行くとなると、その人の経験は色々で、沢の経験があっても連れて行かれるだけの場合は、登攀力の証拠にはなっても、地図読み力の証拠にはなりません。

同じ1級でも地図読み要素があるところには連れていくのは用心が必要です。

と、あれこれ考え、今まで行ったことがあるルートを、難しい順に並べてみました。

こうなりました。 

≪個人的易しい順ランキング≫
1.ナメラ沢 歩くだけだが滑がコケで非常に滑りやすい 長い
2.金石沢 歩くだけ 滝は見るだけ 簡単に巻ける 短い
3.伝丈沢 ひざ下 濡れたければ濡れれる 短い 
4.ズミ沢 絶対に濡れる 水量が多い沢 短い 
5.本間沢 ずぶぬれ 短い 
6.モロクボ沢  バランスが良い 
7.釜の沢  スメアリング 長い 
8.ヤチキ沢 脆い 危険 
9.海沢  泳ぐ 
10.芦川横沢  スタンス極小

■ もっと分割して考えよう・・

しかし、これは隔絶という要素を考えていないことに気が付いた。

考える要素は

1) 安全圏との隔絶度
2) ルートの登攀要素
3) サイズ
4) 水量
5) 脆さ
6) 下山道の容易さ
7) 事故歴の有無

くらいでしょうか・・・

■1) 安全圏との隔絶度

当然ですが、安全圏と隔絶されていればいるほど、アブナイです。沢で怪我をしても・・・

 ・山小屋があるわけではない
 ・携帯電話が入らない
 ・ヘリのピックアップには尾根まで負傷者を担ぎ上げないといけない
 ・日本では夜間救助はないので、ビバークになることが多い

 というわけで、一般的な岩のゲレンデや毎日ヘリが飛んでいるような、北アなどの縦走路より危ないです。

 遭難した時に迅速な対応をしてもらうためには、隔絶された場所では3人がベター、です。最低限は2人です。

■2) ルートの登攀要素

当然、  登攀要素 大  >  小 
        危険  大  >  小

です。 滝の数や難しさより、残置支点の有無が重要かも。

■3) サイズ

サイズは体力度との関係です。 短いルートの方がより易しい。ただし、これは計画で短くすることができます。

■4) 水量

水量=溺死可能性。 水量が多いほうが溺死の危険が大きい。 釜が深いと、墜ちたら死にます。泳ぐ要素があると、泳げない人には危険です。

しかも、水温も関係します。雪解け水の沢は非常に寒いです。低体温症の恐れがあります。

逆に水量が少ない沢は、ぬめっていて登攀が難しくなりがちです。

■5) 脆さ

脆い沢は、ホールドやフットホールド(スタンス)がすぐ壊れます。これは岩質によります。

脆いと書かれた沢は、雨の日には辞めておきましょう。支えている土壌が緩くなっていた場合、通常は動かないような大岩が、少しの刺激で動いてしまう可能性もあります。

■6) 下山道の容易さ

下山は尾根です。地図読み力が必要で、尾根の下りは、地図読みは難しいのが相場です。

が、人気があるルートは、大抵は、踏み跡があります。また一般登山道を下山道にしているルートは、下山が簡単。

そのルートの経験者がいれば、これは簡単になります。

■7) 事故歴

事故歴があれば、やはり気を付けた方が良いと思います。

■ これらの要素を5段階で採点し評価してみました

行ったことがある沢を試しに採点してみた。

1) 安全圏との隔絶度
2) ルートの登攀要素
3) サイズ
4) 水量
5) 脆さ
6) 下山道の容易さ
7) 事故歴の有無

        1) + 2) + 3) + 4) + 5) + 6) + 7) 
1.ナメラ沢 2    1   4   1    1   3  2 = 14
2.金石沢 4  1  2  1  2  3 0 = 12
3.伝丈沢 4  1  3  2  2  3 0 = 15 
4.ズミ沢  1  3  2  3  1 1 0 = 11
5.本間沢  2 3 3 3 1 2 4 = 18
6.モロクボ沢 2 3 2 3 3 2 4= 19  
7.釜の沢  2 3 4 3 2 1 4 = 19
8.ヤチキ沢 3 4 3 2 4 4 2 = 22
9.海沢 1 2 3 4 2 1 2 = 17 
10.芦川横沢 2 4 2 2 2 3 = 15

と意外な結果になりました。 登攀要素があっても、一番易しいのはズミ沢。芦川横沢より、ヤチキ沢が難しくなるのは、横沢が道路からすぐにあるから・・・。

登攀要素のあるなしだけでは、沢のむずかしさは、計れない、ということですね。

ちなみに、芦川横沢は2級、後はみな1級の易しい沢です。



1級しか登らなくても、隔絶された場所には、リスクはたくさんあると言うことですね。

Thursday, May 28, 2015

乙女の沢、伝丈沢

 ■ 沢

私は、いつも用事は超特急で済ませる・・・のは、その時間で、本を読んだり、絵を描いたり、日記を書いたり、色々な考え事をしたり、したいからだ。

しなくてはならないことはさっさと済ませ、余暇を充実させるというのが、私がしたいことだった。

それで、何でも結構手早くできるようになったけれど、そうなればなるほど雑用が増え、一向に余暇が増えないのはなぜでしょう(笑)???

今日は楽しい沢だった☆ 

女性の初心者の同行者と伝丈沢に行きました☆ 

易しく歩くだけのウォーターウォーキングの沢です。

もうクリンソウの季節でした!
 彼女はブライダルカメラマンをしているので、カメラはプロ!

お!何かを見つけたみたいです。
 伝丈沢はこのように穏やかな、明るい沢。

水がきれいです。

新緑でとてもキレイ。
 初心者の同行者に、沢靴を貸したので、私はこのウォーター運動靴で参戦したのですが、この運動靴、ぜんぜん滑にはダメ・・・(><)

滑りまくっていました・・・(ため息) 同行者の彼女は初めての沢なので、私が歩いた後を忠実に歩きたいみたい・・・

でも、私は靴が悪いので、ちょっと不快な場所でも、滑らないところしか歩けず、悪かったなぁ・・・。

沢靴だから好きな所歩いてもいいよ、と言っても、好きな所が最初は分からないですよね。

私も、「自分の好きに歩いて良い」と東沢釜の沢に行った時は何度も言われました。でも自分の好きな所を歩くと、全然、講師について歩くことができなかったんですが・・・(--;)

逆に師匠と行った時は、「経験者の通り歩いたほうが勘を早く学ぶことができる」と言われました。が、しかし、師匠はアクアステルスで、私はフエルトだったので、師匠に問題ない砂地の上はフエルト組は歩きたくなく・・・ そうして遅れ、と、遠く先行者が見えないくらいに遅れ・・・ああ、タイヘンだったな~

靴が良ければ、もうちょっと良いルート取りで歩けたけれど・・・、ゆっくり歩いても、初心者の彼女よりは早いみたいで、「遅くてスイマセン」と言わせてしまいました・・・スイマセン。初めてだと、色々と大変だったと思います。

この運動靴、土の上はOKで、一般道でない山地もこれで
問題なく歩けました。

ただ、ホントに滑はダメで、なんでもない滑で転んで頭を打つこと一回・・・はぁ~(ため息)。ヘルメットは持っていたのに、滝がないので被っていなかったのです。

教訓: 靴が悪いときはヘルメット必携。

キレイな淵。淵は深いです・・・もう少し暑ければ、ドボンと浸かって楽しめそう!

 こんなにきれいな水です。

魚影を3回ほど見ました。が、魚はすごく小さい。

 きのこが生えている木。

きのこや山菜について分かればいいなぁと思います。
 滑。こんな平らな滑で転ぶなんて~(><)

ヘルメットは持って行ったが、20m大滝用だったので被っていなかった・・・同行者は転んでいないのに、私がゴロン・・・。ゴツン!

あーあ。師匠も私といて転んだことがあったが、その時はこの時のような気持だったのだろうか?

ギアは8.5mm×30、カラビナスリング少々。同行者用にハーネス。同行者はクライミングはしない人なので、私は自分はハーネスを履いても仕方ないので持って行かず。

でも20m大滝を一目見て、巻くのも、ちょっと経験者と一緒でないと無理と判断した。

前回来たとき左股にいかず、この大滝来ていればよかったんだけど。大滝の処理は、初見の人ではちょっとリスクが大きいと思う。

ま、安全に歩ける範囲で、歩いても何も問題ない。

気持ちの良い小滝。カメラが濡れると嫌なので、巻く。
 20m大滝。

入渓したのが11時40分で遅く、二股までとし、付近で幕営。

右股のこの滝は、流石に初心者には難しいと思い、左股へも少し進んでみたが、時間も15:50と押していたので、この日は二股までで終了とし、右股大滝は見ただけ。


 空は快晴で月が明るく、ヘッドライトが要らないほどだった。
 恒例焚火。 川の流れに合わせ、川の字に縦に並べて焚火しました。ちゃんと。

料理はガスで。ビリー缶を吊り下げるのは、一苦労しそう。

乾いた木がいっぱいあったので、あとは9時ごろまで宴会。

メニューはビール、ごはんは余っていて最近消費されない袋飯の消費、チーズ、ナッツ、牛タン、ポテトサラダ、サラミ、麻婆豆腐。

コーヒーは豆から。ミルを持って行きました。

朝は、コーヒー。ペペロンチーノスパゲティ。余りものおにぎり。

行動食はほとんど手を付けず。


ツエルトを張り、沢に降りるために、フィックスロープを張り、
おやすみなさい。

朝は4時起きの予定でしたが、鳥の鳴き声にうっとりして、そのまま6時ごろまでのんびり。

あまりたくさんの距離は歩いていないので、帰りもそう時間はかからないので。

休暇だし。
 朝水汲みしてくれている同行者。
 下山は、私の運動靴は沢は滑ってちょっと、イマイチだったので、隣の御岳新道へ出る提案。

1770のピークに上り詰めました。途中は鹿のベッドタウンでした・・・

同行者はこういう一般登山道ではない道は初めてと思うのに、結構頑張ってもらいました・・・ありがとう!
 シャクナゲ。 シャクナゲはもう開花終わりかけかな~?
 登ったら、向こうの八幡尾根が見えたのですが、写真には写りませんでした。残念。
 シャクナゲが見れてよかった。地図読みし、鹿道を拾いながら、尾根を詰めて、ピークへでると、林道が見えました。

しばらく林道に行き、途中一か所林道から、登山道へ移るところで、林道をそのまま歩いてしまいましたが、ルート復帰し、登山道へ。

同行者は地図読みには不安そう(笑)

そりゃそうですよね~ 登山道の山しか知らなければ。

私は、それにガチガチにルートを決めて、首っ引きで歩くのはキライなので、テキトーに歩きましたし。

どうせ林道が出ているから少しくらい間違っても大丈夫なのです。反対側に歩くとか、大きなミスがないなら。
登山道は、こんな防火帯。冬に着たときには開けて展望の良いところでしたが、今の時期はこんなでした。

林道より、頭上に樹木があるので涼しくて良いのです。

この防火帯を詰めるとまた林道に出て、しばらく行くと、伝丈沢への入渓点に入り、お終いです。

今回は、沢を気に入ってくれたみたいでうれしかった。

ツエルト泊も初めて、シュラフもマットもまだ未所有と言う方だけに、沢山行を気に入ってくれて、嬉しかったです。

沢泊していると、遠くから重低音のどどどど・・・という音がしていたのですが、一体何の音だったのでしょうか?

人里はかなり離れていたはずなのになぁ。

なんだったのかなぁ・・・・

最初に小さな成功ですが、反省点はいろいろありました。




≪御岳林道≫
・地図に記載のない未舗装の林道がある
・P1770へ至る尾根~ルンゼにかけてピンクテープがある箇所がある

≪関連記事≫
御坂山岳会ブログ

Saturday, December 6, 2014

沢にいかに取り組むか作戦

■ 来年の計画?

今年はずいぶんスタカットの理解のために、お金も労力も時間も掛けました・・・いやぁ、大変だったな~(^^)。 

ジムの費用、小瀬人工壁の費用、小屋バイトをしなかった分の赤字、クライミングの本を買ったり、DVDを買ったりした費用・・・シューズやぬんちゃくなどのギアはもちろんですが、だいぶかかりました。でも、全体で報われたかなぁ・・・。

前穂北尾根は大きな転機でしたが、発見したのは、伝丈沢みたいな自前の山も好きだということです。

”会心の山”に必要なのは、長い準備期間なのかも?

来年は、私に必要なのは、沢だなぁ・・・と思っています。

が、沢も雪と同じで、ハイキングレベルから、ゆっくり成長しようっと。

急ぐとアレコレ、怪我や上手く行かないことが増えます。

■ グレードの考察

登山は歩くモノですが、段々傾斜が強くなってくると、2本足で歩けなくなり、クライミングになってきます。

が、ロッククライミングは、5級がスタートです。 

4級がなくて、いきなり、5級からスタートなところって飛躍では・・・? 一般的にクライミングから入った人は登攀力はありますが、歩く力が余りないようです。で、同じく一般的に歩ける人はクライミング力がないみたいです。私は後者で、長時間長距離を歩けますが、クライミング力は今一歩です。

一般登山道は2級です。で一般登山道の3級には、くさり、がついています。4級ってどこにあるんだ?というと、岩場にはありませんから、どこにもないんです・・・。

 1級 歩き (ハイキング)
 2級 岩稜  時として手を使う
 3級 3点支持が必要、初心者はロープが必要
 4級 ロープは必要だが、プロテクションはイラナイ
 5級 プロテクションが必要なフリークライミング
 6級 エイドクライミング

今、私はクライミングは、外岩5.8とか5.9とかを頑張る段階ですが、それって、すでにだいぶ上の方の技術ではないのかしら?と・・・。

5.10a が、”限界”グレードって、笑っちゃうくらい、フリークライマーには易しいです・・・。

でも、今、私が行きたいところに行くには、もしかして、十分なクライミング力何では?って思ったりもします。

というのは、太刀岡山ってすごく難しくて、私は嬉しいと言うより必死だったからです(笑)。フリーの岩場ってのは私には、まだ早いのかもしれない。

クライミング力を上げるには、易しいところをとにかくたくさん登ることですが、それには外の易しいルートが良いわけです。

しかし、岩ではそのような易しいルートはほとんどなく、それに相当するのは、実は沢ではないか?と思います。

■ 今の私の沢グレードはどのくらいか?

私が行ったことのある沢は、とっても少ないです。

が、自分が何ができて何ができないかくらいは判断できるくらいの素材がもうあるかもしれません。

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≪My沢リスト≫
2014年10月16日   金峰山 伝丈沢・金石沢 
2014年8月24日     大菩薩 大鹿川ズミ沢 自前沢 1級
2014年6月25・26日  丹沢 沢継続 金山谷沢、檜洞沢、ユーシン沢 
2014年6月12日      丹沢 モロクボ沢 1級

2013年10月12日・13日 奥秩父 笛吹川東沢釜ノ沢東俣 1級上
2013年6月23日      御坂 芦川横沢 沢で岩登りデビュー 2級上

2012年7月22        奥多摩 海沢中流 ツアー

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考察します・・・ 東沢釜ノ沢、登攀が大変だったんですよね。これは私には難しく感じました。 丹沢の沢継続は、登攀的に難しい箇所はありませんでしたが、沢歩き的に、ゴーロ歩きが大変でした。

芦川横沢は、最後の大滝を除き、チョックストーン8m滝だけでしたが、登攀力は難しいと言うより、ギリギリな感じでした。

海沢は釜があって泳ぎが出たので、泳ぐときは絶対にロープが要ります。ここ中流だったので水量が多かったです。

モロクボ沢は危険があったのは一か所だけです。が、一人で行くのはどうかと思います。

初めて行った自前沢の、ズミ沢ですが、これは、小滝が連続して楽しく、私はこれが技術的にはちょうど良く楽しめる場所でした。

伝丈沢・金石沢継続は、技術的にはゆとりがありました。WW的な沢でした。



■ ウォーターウォーキングのグレード

沢は普通に歩くところでも、普通の登山とは歩き方が違うような気がします。私は登攀ではなくても、置いてきぼりになります(笑)

一級上の東沢釜の沢が難しいなら、グレードを下げて、そこから練習しないと。つまり、

今は1級の沢を一杯行った方が良い

と言うことになります。そこで、最近『ウォーターウォーキング2』を買いました。歩く沢のルートガイド集です。

WW【ウォーターウォーキング)とは?

  • 沢歩きと言うより、沢・水と遊ぶ
  • 景勝地を眺めるのではなく、水流を歩く
  • なるべく危険な滝がない
  • 滝は巻くことができる
  • 稜線まで上がらない
  • 楽
  • 短時間
  • 容易に引き返せる

ウォーターウォーキングは通常の沢グレードより、さらに下です。

6級篤志家向け 南ア 大井川倉沢
5級熟達者向け 奥利根 利根川本流
4級上級者向け 南ア 黄連谷
3級中級者向け 丹沢 西沢下棚沢
2級中級者向け 丹沢 小川谷廊下
1級初級者向け 丹沢 葛葉川本谷   W4級 上越 湯檜曽川黒沢
                          W3級 丹沢 世附川三ノ沢
                          W2級 丹沢 中津川杉ノ沢
                          W1級 丹沢 世附川大棚沢
                          W1級- 丹沢 中川西沢

W1級 ほとんど歩き
W2級 3m前後の滝があり、登攀グレード2級程度。
W3級 一般的な沢登りでは一級の下。
W4級 3m前後の滝があり、登攀グレード3級。しっかりしたリーダーのもとで行く。

つまり私のグレードは、大体ウォーターウォーキングWW3級~4級のあたりかと・・・。まぁ、初心者なので、当然といえば当然ですね。

ウォーターウォーキングは一般的な沢登りの人が沢登りとは認めないような場所です。

■ WW3級~4級を歩くノダ!

というわけで、歩くべきグレードはそのくらいです(^^)。

しかし、山梨では、沢をやる人が多くなく、平日に同行者を見つけるのはたぶん、無理なので、私はこの方面でも単独を目指さないといけません。

単独?!え~ダメダメといいたくなると思いますが・・・方策はあります。一般道と並走している歩くだけの沢。ズミ沢はそのような沢でした。ので、単独でも行く気でした。が、伝丈沢は、ズミ沢より登攀的には易しい沢でしたが、山深かったので単独リスクは受け入れられないと判断しました。

というわけで、単独リスクがないウォーターウォーキングな沢てどこかなってのが課題です。

≪山道と並走している沢≫
大菩薩 真木川 恵能野川中流 5月上旬 W2級
中津川 鎌倉沢 W2級
笛吹川 峠沢 w3級ー
奥秩父 滝川本流 W4 7月下旬 並走しているが釜がある 夏におススメ☆

ズミ沢に加えて、あと4つあれば、何とかなりますかね~。まずは登山道を歩いてみなくては。

ちなみに同行者が期待できる場合は、これより上の1級の沢を歩いてみようと思っています。

≪関連記事≫
ウォーターウォーキング
一緒に行きたい人 行きたくない人


Thursday, November 27, 2014

スクラム徒渉はザックを持つ

■ 沢

私の知っている人で一番登攀力がある、クライマーは学生時代から山岳部で、高校生くらいの時はいつも沢に入っていた、と言っている人でした。

沢って昔は岩登りの前座だったのだそうです。

しかし、今は沢ヤさんは、岩のための沢、という見方はしていません。沢は沢で楽しむもの・・・

私は夏の尾根の暑さに弱く、すぐばてるので、夏は沢をしたいと思っています。夏の高山、夏山はさわやかで気持ちが良いですが、遠くの山ということになるので、そんなに頻繁に行ける場所ではないかと思いますし・・・まぁテント泊縦走なら4泊5日でも1.5万円くらいで済みましたが。

それでもやはり、頻繁に行くとなると出費が大変です。

しかし、近所の涼しい沢なら出費、ガソリン代くらいです。

■岩

岩は私はあまり上手ではなく、また岩もゆっくり上達したいと言うか・・・

空想してみます・・・ いきなりイレブンが登れる自分・・・なんだ?何が楽しいのだろう???

イレブンくらいが登れるクライマーであることは、一般的に5.9ならどこでも登れるという意味で、日本の本チャンルートであれば、どこでも登れることになり、つまりそれくらいが、”山ヤ”最低レベルですが・・・ どこでも登れたら、登る楽しみがないんでは???

と思います。 登山って、今はいけないところに行くから楽しいのであって、行こうと言う気になりさえすれば、いつでも、どこでも行けるってことになると、

どこに行っていいのか分からなくなる・・・

かもしれない・・・(汗)

ので、岩ものんびり上達することにしました。 目指すのは、ぶれないクライミング。上手だった先輩はなんというか芯がしっかりしていて、ムーブの使い分けで身体の軸が色々変わる登り方とは、また、雰囲気が違いました。そういうのを目指したいかもしれない。

というわけで、沢は私にとって、当面の目標地です。まぁもう冬ですけど。

しかし、沢と言うのは、同行者の獲得がかなり難しく、そして、尾根と違い単独リスクが非常に高く、アブナイ。

去年、アイスのルートに単独で行っている人がいましたが、アイスで沢はさらに単独リスクが高く一番危ないです!アイスでは転んで、その後動けなくなってからの死までの時間が凄く短い。子供がたくさんいる人はそんなことをして、命を軽んじてはいけない。

とまぁそういうわけで、来年の沢を計画するにも、今年のアイスで沢の研究。

■スクラム徒渉

ところが、すごいことを教わってしまいました・・・間違ったスクラム徒渉と正しいスクラム徒渉


  • 間違ったスクラム徒渉 = 肩を組む
  • 正しいスクラム徒渉 = ザックのストラップを持つ


これは重心を高くしないためです。 足が軽くなると、流れに足を取られやすくなります。

肩をもっていて間違っている
コレ。

確かに徒渉は私はとても苦手です。 湯俣温泉に行った時、夫が渡れるところが、流れが速くて渡れず、だいぶ苦労しました・・・



これ、見た目より流れが速く、わたるの大変・・・

女性は脂肪が多いので、浮力が働きやすく、流されやすいのだそうです・・・

たしかに体脂肪率24%とかですもんね・・・4分の1が脂肪と思うと、痩せたら岩に登りやすいだろうな~と思います(^^;)

来年の夏は週末は沢って生活をしたいのですが・・・

Thursday, June 12, 2014

大増水?のモロクボ沢 

■ 久しぶりに師匠に会いに行きました☆

今日は師匠と久しぶりの沢でした。とっても面白かった☆ 

師匠は丹沢に大変詳しいのです。で、丹沢と言えば沢でしょ!ってことで、沢に一緒に行きたいとずっと思っていました。

師匠とはアイスと岩、雪稜の経験がありますが、沢ヤの師匠なのに、まだ沢には一緒に行っていない。沢こそ、ベテランの経験と実力が発揮される場所!

ところが・・・週間天気予報では、天気はダメダメ…(汗)。もう2回も先輩との岩が流れています(^^;)

今日は、もう大雨情報まで出ていて、常識的には、”沢はダメだよなぁ~”的な日。 

■ 雨の日って難しいのです・・・

岩は滑るので雨の日はない。で、沢はどうせ晴れていても、濡れるので、雨でも一緒。尾根は一人で歩ける。せっかくパートナーがいるなら、パートナーがいるときしか登れない山を。

となると、沢は雨の日におすすめの選択肢ですが、増水があると、鉄砲水が怖い。

この危険を避けるためには、その沢を熟知している必要があります。流域の水量や、危険を示す予兆を正確に読み取れないと、雨の日の沢は、単なる愚か者の度胸試しになってしまいます・・・。

今回は車中泊していたのですが、夜から朝までずっと雨が降りやまず・・・車の外は降りしきる雨…。

山岳会の皆が、沢はやめた方がいいと言うのですが、確かに私も自分一人なら辞める。ですが、それは、私が行き先の沢に不案内で、安全か安全でないかの判断ができないため、安全マージンを見て、行かない、というほうにするからです。

師匠は全然丹沢の大ベテランですので、おそらく師匠の方で、現地で、断然ダメ、と判断すれば、登山口敗退もあるだろうと、それはそれで私には判断の目安を学習する機会になるので、出かけることにしました。 

まぁ単純に師匠に久しぶりに会いたかったってのもあるんですが。本格沢シーズンに入ったのに、西穂高沢から会っていないので。

■ 増水?モロクボ沢

しかし、行ってみると、沢の増水はそれほどでもなかったです。確かに増水はしていましたが。

わざと水に浸かって歩くことにしています
増水は、ひどいと水が泥色ににごります。 七倉沢でみたことがあります。(それでも講習あったけどね~)
今回は写真でも分かるように、まだ透明です。 

■ 沢技術をすっかり忘れていました・・・

久しぶりの沢を歩いて、歩き方を忘れていました・・・(汗)。沢は沢の歩き方があります。

足を置く場所も水の中の方が実はぬめっていなかったりします。

実は、この滝で、重大事件勃発・・・。

私は、ロープを車に置き忘れ…滝の高巻きでピンチ・・・(汗) ロープがないと、心理的に絶対に登れないような高巻きでした。2回、師匠には助けてもらいました。

登りも、クライミングウォールで練習している成果は、ほとんど関係せず(笑) 

外での岩登りは、ホールドを引くことができないのです。押す一方です。なので、あんまりムーブは役に立たない。

今回私は一回尻もちをつきました。うーん・・・(^^;) まぁ、ご愛嬌と言うことで・・・。

師匠を確保するのにも、細い径のロープの場合は、確保器ではなく、ムンターの方が良いようです。

モロクボ沢って初級の、簡単癒し系の沢なんですが・・・結構、スリルを味わいました(笑)


もうここの滝で敗退決定かと思った(汗) 師匠が補助ロープを持っていて助かった。

しかし、懸垂で敗退して帰る、という選択肢は無くなり、この後、何が起こっても、何が何でも登って帰ること決定。

退路、断たれています(^^;)

 ここは普段は滝を登れるそうですが、私が立っているあたりで、すでに腰・・・ カメラ水没(汗)

ここは右に巻きましたが、師匠がリードしてくれました。

私はコンパス(足)が届かず、ロープがないと、結構、いちかばちかになった。

ロープはしょっちゅう、細かく出せることが大事です。

ちょくちょく出すという用途だと、15mくらいのほうが使いやすそうです。

15mのも買おうかなぁ・・・。



雨は上がり、一時は青空まで広がりました。

この後、尾根に上がり、登山道に合流して、一筆書きで、西丹沢自然教室に降りてきました。

14時下山。 コーヒーで一服して、しなくていいはずだった林道を歩き(笑)、 そして、帰りに喫茶店でコーヒーを飲んで帰りました。 やっと小川山の”トムと一緒”に取り組み中に叫ばれた2050円が返せてよかった☆

■ バタバタしたせいか?忘れ物多数・・・

11日はちょっと慌ただしく過ごしました。 9時からクライミングウォールで、仲間と懸垂下降の練習をしており、16時半までいて、その後、夫用の夕食の買い物をしたら、もうすぐに御坂山岳会の例会のために家をでる時間でした。

時間が普段より押していたうえ、今御坂トンネルが通れないので、普段より早く出ないといけないのです。

バタバタと大慌てで家を出ました。沢装備は、ヘルメット、登攀具、沢靴、沢ウエア、防水加工済みザック。念のため、ダブルロープ8mm×30mとアプローチシューズを入れました。 後は手当たり次第につかんで出発。 まぁ山は日帰りなので、お昼ご飯さえあれば、行って帰ってこれる。 

例会は大体10時くらいまでかかるので、翌日また甲府から出かけるのは、エコロジーでないと思い、この日は帰らないで車中泊しました。 慣れない車中泊なんですが、手ぶらで出かけてしまいました。

■ 初の車中泊

私の車は普通車なので、手足を伸ばして寝ることができない。

したがって、できれば車中泊は避けたい。

ということで、限りなく車中泊は避けてきましたが、今回は妥協。

先日から、テントとシュラフのお泊りセットは車に積みっぱなしで(笑)、ホントは暗くなってから、ひっそり山の麓などで、テントを張りたいのですが、結構な量の雨なので、車の中の方が快適と判断しました。

テント泊は愉しいですが、雨が降ると、色々と面倒が増えるので・・・。それに山と違い、町(道の駅)では防犯上も車のほうが安全。

道の駅富士吉田。車中泊の要諦は、フロントガラスの日よけとアイマスクと理解しました(笑)。道の駅、とても明るくて、まぶしくて寝れない(^^;) 快適車中泊サイトは、トイレがあること、水があること、自販機があること、そして照明がほどよいことですね。

ただ…あまり寝心地がよろしくないのもあって朝、夜明けとともに目覚めてしまい(^^;)、4時半…。

8時半の待ち合わせにはゆとりがありすぎるも、とりあえず、丹沢に向かう。ゆっくり運転しましたが、予想以上に早くついてしまい、6時には西丹沢。 

それも途中にコンビニがあるとおもっていたら、走行している車線側になく、出てくるだろうと思っている間に目的地に到着してしまいました… というわけで、師匠におにぎりを買ってきてもらいました(^^;) いや~すみませんねぇ。こうした事態に備え、コンビニは、早めに利益確定しなくては。 

そういえば、以前行った蓼科山でも、高速を降りてから、1軒しかコンビニがなく、それを逃して、相方の食料が乏しくなったのでした・・・。

早苦着いたので、沢ウエアに着替え、もう一眠りしました。帰りも仮眠してから帰ってきました。

■ 仲良くふたりで大ボケの日

しかし、今日は二人とも、ボケかましまくりでした(笑)

1)師匠、ザックを置いて家を出る(笑) → 出発遅れ
2)私、ロープをザックに入れたのに、再度出して戻し忘れてしまう → 師匠が補助ロープを持っていてセーフ
3)私、クルマのカギを師匠の車に置いてしまう → 林道歩き30分

とまぁ…ロープなんて合計3本もあったのに、置いてきてしまう…という間抜け具合(笑)

さらにせっかく車二台で林道歩きが端折れるのに、私は普段、車のカギを持ち歩いているのに、なぜか、今日に限って、そのカギを手荷物入れの袋の中に入れてしまう…

一体、何のお告げでしょう(笑)? しかし、今日の沢は良い沢でした☆

■丹沢は迷路です・・・

丹沢はとっても沢が多い。ピークも小さく入り組んでいて、同じ面積でも色々なルートがあり、全体像を理解するのが難しい…。苦戦中です。

今回、またちょっと丹沢に親しみがわいたので、地域を調べたいと思いました☆

やっぱり行くとその土地に興味がわきます。 沢は水と親しむアクティビティ、今年は沢とお近づきになりたいです☆




Saturday, October 19, 2013

ウォーターウォーキング

■ 講習会は来年に

今朝、起きたら、熱は平熱に下がっていました。6度5分。大汗をかいていて、びっくり。汗が出たら風邪はもうそろそろ終わりですね。そして喉からでっかい塊が・・・風邪菌は鼻から喉に移行、なんてセオリー通り・・・

結局、風邪で講習会は欠席の運びになりました・・・昨日の夕方で熱7度あったので。体内でウイルス大暴れ中ですね。

まぁ若いってことですね。予想通り、今日は良くなったのですが、これ、良くなった日に講習だからなー。あと一日我慢すれば、全快です。 我慢せず出かけてしまえば、長々と風邪状態を引きずるでしょう。

運転と宿泊が沢でさえなければ、講習そのものには参加できそうでしたが、そんな大名山行は許されないので、今回は仕方ありません。

山岳総合センターの七倉沢での講習は危急時Ⅱでした。

危急時ということなので、困った状況に陥った場合という話なのですが、たぶん今回はロープワークの2回目で、支点作りなんかを教えてくれる会だったのではないかと思います。この回がいちばん難しい内容のはずで、アルパインコースの受講生だけが受ける講習でした。縦走コースの人は受けない。

なので、まぁ来年受ければいいのかもしれません。

■ 沢のグレード

先日、釜ノ沢にいって楽しかったのですが、沢というのは、本当に最後の楽園かもしれません。

沢ならば焚火も出来るし、水も取れる。小屋がないので、なんでも自分で解決することになります。

夏山の小屋泊を数珠つなぎにするような、お抱え登山とは違うことになります。

お山がみんな夏の北アみたいになってしまったら、悲しいでしょうねぇ・・・。登山者は一切判断する必要はなく、行列に並んで歩くだけ、ごはんはまるで給餌を待つ牛のごとく、寝る場所はオイルサーディンの缶詰のごとく。一体何が楽しいのか? 

私なんて並ぶの大嫌いですから、会社勤め時代、それが嫌で社員食堂ではなく、開発室で一人でおにぎりかじってたほどです。

私は、東沢釜の沢行ってみて、夫とほら貝のゴルジュまで、また行きたいな~と思ったのですが(夫は沢靴がない)、同じ発想をしているのが 『ウォーターウォーキング』 です。



この本に出てくる沢は、沢グレードの初級からもっとグレードを下げて、”登る沢”ではなく、”歩く沢”まで。

まさに私好み!

実は、沢ヤさんというのは”登る”人たちです。でも、正直、私は登るほうにはあんまり興味がなくて、沢の水の美しさを愉しみたいなって思うので、滝とかは登らなくて、見るだけでいいんですが…。そんなこというと”弱気”だと思われて、励まされてしまう・・・(汗)

そうじゃなくて、ホントに、登ることに意義を見出しているんじゃないんだよな~って感じです。やっぱり山登りの人は登ることに至上の価値を置く。私は登らなくても、自然と親しめれば良いと思うのですが・・・。

登れることに価値を置いた場合、上には上がいますよね?つまりいつかは必ず挫折が来ます。いつかは誰しも、「自分はここまで」と納得しないといけないポイントが来る。そのポイントを限界ぎりぎりまで詰めなくても、自分で選択したっていいと思うんです。趣味なんだから。苦行するのではなくて、楽しむのが目的なんだから。 

この『WW』では、たとえば釜ノ沢だったら、最後まで詰めないで、二俣まで歩くだけです。あの美しい釜ノ沢の滑に行かないのは少々骨抜きな感じでしょうが、東沢、中流でも見どころ満載です。
欲張らずに力が付いたら行けばいいのです。

≪WWの概念≫
・水と遊ぶ
・水流を歩く
・危険な滝がない
・危険な滝は巻くことが出来る
・稜線まで上がらない
・楽
・短時間
・容易に引き帰せる

私が重要だなと思ったのは、容易に引き帰せる、のと、水と遊ぶ、という点です。

どうも沢登する人って、乾いた岩がみんなスポーツクライミングのルートになってしまってつまんないから、という理由で、沢に来ているらしいんですよね…

スポーツクライミングのルートには冒険性がないので、山登り本来の冒険性を求める人たちは、きっと沢に冒険性のある岩を求めるのでしょう。なので濡れるのは冒険性と引き換えの代償、程度のことで、出来るなら濡れたくないのかもしれません。

まぁ釜ノ沢は、初級の沢で沢ヤさんに言わせるとほとんど冒険性のない沢です。それでも、踏み跡は薄く、ルートは好きなところを各自が歩き、足を置いた場所が崩れる、というリスクはあります。

私には、そうした岩を登るための沢、ではなくて、沢を沢として楽しむための沢、があってもいいのかなって気がします。

沢は素直に川遊びの対象に思えます。山頂までの通過点として過ごすのではなく、そこに停留することを目的にする場所。だって、今の日本の山に自然のままの姿で残っている場所なんてほとんどないのです。広河原なんて、湧水まで出ていて沢の水を飲まずに済み、すごく良い場所でした。

■ 大人の初心者にはワンランク下がいる

あとこれは、バレエでも思ったことですが、大人の初心者には、青年期の初心者がすぐにマスターしてしまうようなことをマスターするための、ワンクッションが要ります。基礎体力が異なるからです。

それはバレエにおいては、すぐにポアントがはけないことだったり、山においては、重いザックを背負うためのトレーニングがそもそも必要だったりすることです。

沢も同じだなぁと思いました。 釜ノ沢は、グレードでいうと初級上の沢ですが、大人の沢初心者には初級上をいきなりやってしまうのはたぶん辛いだろうなぁと思いました。

私は沢のルートにも入らない海沢で沢を経験しておいて良かったです。 

というのも、ツアーというのは、本当に教え方が丁寧です。 パッキングはどうしたらいいか?も教えてくれたし、着替えはテントだし、ハーネスも貸してくれ、この沢で、教えてくれたことは”常識”ばかりでした。それでも唇を紫にして震わせながら、ザックを浮き袋にしてしがみついて泳ぐ沢では、すっかり体力消耗して、帰りはガタガタでしたから・・・。こんなに大変だったのに、この沢は遡行図さえない、ルートとしては認識さえされていない沢だったのです。

『ww』の沢は、一般的な沢グレードの初級以下の沢ばかりです。というか初級の沢がいちばんWWでは難しいのです(笑)

こんな感じ。               

  WWのグレード                 一般的な沢グレード
                                 2級
   w4級                          1級
   w3級
   w2級
   w1級

これが実際の沢に落とすと、釜の沢は滑までいかず、二俣までで引き帰して終わり、ってわけです。
もしかして沢靴さえいらないくらいかもしれません。

大人の初心者は、玄人が価値を見出さない場所(事柄)に価値を見いだせる、ということかもしれませんね(笑)。

ロープワークは多少習熟しないと『WW』できないのですが、逆にいうとWWはロープワークの練習場としても良いのかもしれません。


                             



Monday, October 14, 2013

筋肉痛と傷だらけの足

■予想外に筋肉痛

昨日は、今日も山に行こう!という気満々で、夫に「○○行かない?」と言っていたのにもかかわらず、なんと自分でもびっくりの筋肉痛で、撃沈です(笑)

あら!って感じ。久しぶりにMusashiのイミューンを服用しました(笑) まるで久しぶりにポアントワークをした時みたいな感じ・・・。

東沢釜ノ沢、行程からそんなに負担があるとは思いもせず… 最近、山で9時間歩いたとしても、筋肉痛になることってめったにないので…

実際、行程には無理はないので、何が原因かと考えると、歩行スピード。

ちょっと私のナチュラルな歩行スピードより、急いで登ったんですよね。

それがこの筋肉痛という結果になって表れたんだろうなぁ…

というわけで今日は図書館に本を返しに行き、甲府駅前のお祭りを冷やかしたり、夫とラーメン屋さんに出かけたり、新しくきれいになった県庁のロビーに、無料マンガコーナーがあるのを発見したりしました(笑)。夫は聖お兄さんにハマりそうです(笑)

こんな筋肉痛になるなら、昨日のうちにムサシを飲んでおくべきでした。

■ 大腿四頭筋

私の筋肉痛…コレ、あんまし良くないな~ってタイプの筋肉痛です。

なぜかというと、腹筋や臀筋が効いているのではなく、今痛いのは、大腿四頭筋。それと胸筋です。

つまり内転筋や体幹を使っていないで、外側の速筋で何とかしようとしていたわけですね。それにしても胸筋に来ているのは意外ですが…

大腿四頭筋は私はすぐ肥大するほうなんです(涙) 中学の頃、テニス部で主将だったので、筋トレ怠ける側に入れず…テニスって、ダッシュして停止する系なので、太ももやふくらはぎはとっても発達します。

私は20才でバレエを始めたのですが、私の20代は、10代で作った太ももの太さをいかに内転筋に置き換えるかという戦い(笑?)でした…バレエでクアド(大腿四頭筋)で立つと先生に叱られます。

体幹と内転筋が使えれば、クアドに頼らずに立つことが出来る、はず、なんですよね。

ただ私のクアドはすでに発達しているので、考えるゆとりがないと、スイッチがクアドにすぐに切り替わってしまうのです。

私が思うには、山にしてもバレエにしても、”強い”と言う時の強さは体幹の力で、それは10代の成長期に培われたものであれば、特にトレーニングしなくても、すぐに復活するのだと思います。私の場合はそれが体幹ではなくて、クアドなんですよね。

10代に身に着けた筋肉はすぐに戻る…それは体の中にそういう回路ができてしまうから、のような気がします。

■ きたない足

私は、もうたくさん歩いても、いつもの登山靴で歩いただけなら爪もはがれないし豆もできません…
歩き方マスターしたから… 靴擦れもできないし。

でも、今回は沢靴だったので、下山用にスカルパのモジトを持って行きました。モジト、ビブラムソールで結構優秀で下山でもグリップ効いて良かったのです。

しかし、今回は沢靴での登りとモジトでの下り、コースタイムは全然短いのに、左足の薬指に血豆ができ、右足の小指の爪が色が変わり、剥がれ落ちそうです(><) ヤバい!

これはポアントを履いた時と同じ場所なので、結局つま先に負担がかかったということを意味しており…うーん、要するに靴が合っていないっていう症状ですね。 足が靴の中で前すべりし、最初に
当たるところが圧迫されるのです。

しかし、沢靴なんて足を靴に合わせるしかないような??? だって選択肢、ほとんどありませんよね(笑)

バレエと登山は似ているな、と思う時は時々ありますが、その一つが汚い足です。きたないというのは、傷だらけの足って意味。

バレエできれいな足をしている人はほとんどいません。タコ、魚の目、血豆、爪がはがれる、皮がむける、それが普通…ポアントを履く間はポアントだこを大事に取っておくほどです(笑)

登山をする人の足も結構きたない・・・爪が黒いとか、皮がむけているとかそれくらいは普通のようです。

私はお顔に掛ける化粧水の量より、足にかけているオイルのほうが多いんじゃないかって言うくらい足には念入りに手入れをしています…足が一番手入れしているかもしれない…

やっぱり歩けない、立てないと楽しくないですもんねぇ…。

沢靴のフィット感を高めるのは課題ですが、次回は靴ひもを交換しようと思いました。

私の沢靴は大峰ですが、靴ひもすごく細くて、そしてすぐ緩みます…。後はネオプレンのソックスの下に、ファイントラックの靴下を履いていますが、全然役立っていない気がします・・・

これはやめて、5本指ソックスでも履くべきかな・・・ちょっと試してみないとベストな選択肢は分かりませんね・・・

Sunday, October 13, 2013

東沢釜ノ沢に行ってきました♪

週末は、東沢釜ノ沢に行っていました☆ 今回のヤマレコ。

実は、東沢、登山初年度からいつか行きたいなと思っていました。でも、まぁ沢なんて登山一年生はもちろんできない。登山2年生の時(つまり去年)、奥多摩の海沢でツアーですが、沢デビューしたところでした。と言っても、実は海沢は、沢登りの種類に入るかどうか・・・? 遡行図の海沢にあるより手前の部分を遡行したのですが、泳ぐことはあっても、登ることはほとんどない沢でした。楽しく水と戯れる会でした。

そして、今年は芦川横沢に敗退の練習で連れて行ってもらいました。日帰り。

海沢 ⇒ 水に慣れる会 http://stps2snwmt.blogspot.jp/2013/06/blog-post_3.html
                 http://stps2snwmt.blogspot.jp/2012/07/blog-post_22.html

芦川 ⇒ 敗退の練習  http://stps2snwmt.blogspot.jp/2013/06/blog-post_23.html

これが私の沢経験のすべてなので、まぁ沢は完全初心者と言っても良い状況だったと思うのですが…
なので、沢を詰めてピークに立ち、尾根を降りるという本来の沢という意味では、今回がほとんど私の沢デビューって感じです。

これは勤労者山岳連盟の沢のぼり講習会だったのですが、なんと驚いたことに、参加者がたったの2名だったので、講師2名と相まってほぼマンツーマン指導?!

私にとっては、ほとんど、プライベートな山行と変わりなく、山の達人とご一緒出来、大変勉強になりました。いやなんというラッキー!

■ 沢は登る楽しみ

私は夏は尾根は暑いからヤダ、という理由で沢登りに興味があり、”岩に登りたいから”、という理由ではないのですが・・・岩登りはもう少しできるようになると、自分が思うような涼しくて楽しい沢登りもできるようになるかもしれません。

今回の沢は、水の中に積極的に足を入れることがなく、濡れることがほとんどない沢。まぁ秋なので濡れない方が寒くないということもあるのですが、素晴らしくきれいな沢なので、夏の暑いときに来て積極的に濡れて帰るのがいいのではないかと・・・(笑)

私はまだ乾いた外岩はデビューしていません・・・外岩、なんだかあんまりそそられていないんですよね。なんか岩って野心家の男性の世界のイメージで・・・(汗) 岩って固いし(まぁ当然か・・・^^;)
私は山登りは好きなんですが、岩と格闘して制覇したりしたくないし、記録とか興味ないし。

ボルジム通いも、縦走で突き指してしまい、しばらくお休みしていたため、登りも下手になり、またロープワークも講習会を主催したりしていた6、7月と比べ、すでにブランク2か月・・・ということで、今回の沢ではずいぶんトレーニング不足を感じさせられました。

・ロープワーク
・クライミング

は課題でした。でも、たぶん登るグレードとしては芦川横沢より楽だったような気がします。高度感などの関係で・・・ただトラバースは上に登るのより、私は得意みたいで、滑のスラブをスメアリングを聞かせて登るのはちょっと苦手で、最初の登りだしに長い時間がかかってしまいました。

でもパーティの中で一番弱い人=私、という状況は、上達したいな~と言う気持ちを沸かせますね。

今回は、

・滝登り(岩登り)
・地図読み

が特に勉強になりました。生活技術的なことは問題を感じませんでした。 

滝は3回ほど登る場面が出てきました。講師のお二人はもちろんフリーソロで登れるので、生徒の2人がロープを結び合って登るわけですが(もちろんリードは講師)、3回のうち、最初は

・リード&セカンド
・中間者(ラビットノットをロープ途中に作り、トップロープ状態で確保されながら登る)
・マッシャー + トップロープ(ラスト)

今回は私はビレイすることがなかったので、ATCは購入して行ったものの不用でした。
ラストだから支点を回収するだけ。

手順を思い出すのに良かったかも・・・しばらくやらないと忘れてしまいますね。

地図読みは、沢の出会いでの本流の選択方法。 コンパスでの本流と枝沢の方角確認。さらに先に出てきている地形の予期。

出会いは、たいていは尾根の終点で沢がぶつかっている場所になります。

コンパスを当てて、方角の他、流量や左右の地形などから本流を確認する。

東沢釜ノ沢東俣の場合、信州谷との合流点と、両門の滝との合流点、水師沢との合流点が主なチェックポイント・・・沢も尾根歩き同様、間違いやすいところをあらかじめチェックしていくと良いですね。

そのことを理解できたのが今回の収穫かな?
あとは私にとっては退屈極まりない岩(というかボルジム通い)も少しは続けないとダメね、という諦観?! 

というのも、基本的に私は”自然”に魅了されているのであって、”自分”とか、”達成感”に魅了されているわけではないんだってことを感じました。

もちろん、山にはできないことが少しずつできるようになっていく達成感があるのですが、その達成感は自然とお親しくなることができるようになっていくという達成感であって、自分の力が付いただけのことで達成感があるわけではないんだよな・・・

■ ちょっとだけ写真

 本日の甲武信岳山頂からの富士山。
 とっても有名な千畳の滑。ここはルンルン河原歩き。

こんなにきれいな水です。


  東の滑とろのあたり。河原歩きです。





















■ 反省

今回は私はパーティで一番弱い人、でした。 

パーティで一番弱い人になった時、その人の課題は、

・バテナイこと

と認識していたので、軽量化していきましたが・・・

それだけでなく、

・忘れ物しないこと

も重要ですね!とにもかくにも足を引っ張らないこと!

私は決して登りで弱いほうではなく、登りはよほど高齢者向けのコースタイムでない限り、普通のコースタイム以下か、コースタイム通りですし、下りはコースタイムより何もしなくても普通に早いほうです。

けれど、今回は、健脚者と自分より年下の人と歩くことになり・・・私が一番弱いかも?!な状況に。

というわけで、

急いで歩く=周囲を見るゆとりがなくなる

という力学を理解しました。 歩くことが修業になってしまってはいけませんね。色々なことがおろそかになる。(今回は、幕営地にすね当てを忘れてきてしまい、ベテランに拾いに行かせてしまいました~スミマセン!!)

いつも思うことですが、スピードは結果であるべきで、目的であるべきではない。

けれど、スピードを一つの目的にしなければならないのは、ある程度の速さで歩けることが、安全の担保になるからですね。

それはロープワークも似ています。ある程度習熟しないことには、むしろアブナイ。

歩く速度もそれと似たところがありますね。

まぁ私はいつも自分一人で歩いたり、人と一緒に歩いても、大体自分が一番健脚という状況になってしまったりするので…自分がアップアップと言う状況で、逆の立場を理解するのは意味がありました。

最近夫が一緒に山に行ってくれないのは、同じ心拍数で歩ける速さが私のほうが早くなり、私に合わせると彼は山を愉しめないから、なのかもしれません。

とりあえず、課題は

・登りでのスピードUP (心肺機能、有酸素運動)
・クライミングのグレードUP (体幹の力、慣れ)
・ロープワーク (慣れ、理解)

ということが理解できました。 

夜はたき火、河原でのテント泊、クライミング要素の強い沢登り・・・美しい水と滑・・・快晴の山頂、と楽しい山でした☆

Monday, June 24, 2013

初の岩登りの反省 芦川横沢

また例によって反省をば…なので、今回の芦川横沢の反省を書きます☆

■ ロープワーク&セカンド

今回はロープワークが入った沢でした。本当に後ろをついて歩くだけの沢デビューとはまったく違う。

と言っても、先輩が提供してくれる安全・安心の傘の下。ロープワーク初心者の私は、フォローだけ。
3人パーティのセカンドです。

大体、どんな人数でもセカンドは一番弱い人の席と登山では決まっています(笑)2ndに並ぶ山行では謙虚に(笑)

今回先輩が用意してくれた沢は、ほとんど岩登りだったんですが…岩登りに行きましょうと言われたら、もしかして行かないかもしれないので、うまいことしてやられたな!って感じです(笑)基本、垂直壁には、嗜好性がないのがワタクシ…

しかし、タイムリーでした。というのも、ボルジムにも飽きて、もういらないかな~と思い始めたからです。

お山とボルジムの関連性が良くわからなかったけど、今回の沢ではボルジムでの経験がかなり生きました。

特に大きな出っ張りを正対で跨ぐケースとか。アンダーで取るガバとか、滝の中のごく小さなスタンスに立ち、これまた小さなホールドを指の先で持つとか。

一体どうしてこの山行に連れて行ってくれたんだろうなぁ…。神様はいつも私にちょうど良い山を用意してくれるようです。

■ 核心は8mチョックストーン滝のトラバース

私にとって一番難しかったのは、懸垂下降ではなく、8mのチョックストーン滝の右壁面のトラバースでした。

というのは、ツインロープで登っていたのですが、中間支点にかけたカラビナから自分のロープを外したとき、

・次の人のロープが交差してしまった

からです。

後で先輩から、くぐればよいと言われましたが、くぐるほどのロープの長さがなかったのですが…
ロープの交差に気が付いたのが、

・一時停止できない小さなスタンスでのトラバース中だった

ので、先へ行き、次のランニング(支点)がセットしてある靴一足分くらいのスタンスのところで、交差を直そうとしたのですが…

・一旦テンションがかかったエイトノットがほどけない!! 

それも練習の成果あってタイインループにとってもきれいに結んでしまい…きつい!

そして、その支点がカムだったので…私は

・カムに体重を預ける、という信頼ができず…

だって

・カムに体重を預けたことがない

んだもん…その中間支点にセルフビレイを取ったものの、タイインループのエイトノットをほどいてロープの交差を直し、さらに結びなおすために、両手を開け放す勇気が出ず…

・ビレイループに直接結ばず、カラビナを掛けていればよかった

と思いました。 下で結ぶときどっちがいいかちょっと考えたんですよね。でも情報がなかったので適切な判断ができなかったので、基本通りタイインループに直接メインロープをエイトノットしたのでした。

結局、岩場のトラバース、そこは片足分のスタンスしかなかったので、片手はホールドから離すことができなかったので、かなり無理のある体制で、作業をする羽目になりました。

さらにロープが鋭利な岩角にひっかかっていて…ドキドキ、自分をテンション気味に先輩が引いてくれているので、岩角から外すのも大変…。ホールドに長い時間くっついているだけでも、腕力がいるので、ボルジム行く意味がありますね(笑)

というわけで、時間がかかった…先輩が心配して見に来ようとしたくらいです。

それにしても、リードで行ける人はエライですね。だってトラバース、確保してると言ったって、ホント、墜ちたら下まで行きそうです。

■ クライミングシステム

このトラバースでのツインロープの使い方は、3人で登るシステムのことでした。まだクライミングのシステムは、きちんと座学で教えてもらったことがなく、断片的な知識を寄せ集め、本でその不足を補う感じなので、3人で登るときにツインでロープを使う方法をよく知らなかったんですね。

ちなみにロープの使い方には
・シングル
・ダブル
・ツイン

があります。シングルはトップロープのスポーツクライミングで、ダブルはアルパインで、ツインはアイスや沢で、良く出てくる使い方ですが、ツインとダブルが混同しやすい。ダブルは2本の個別のロープを使います。ツインは1本を2列にして1本のようにして使います。

で、ツインは今回が初めて、でした。

この使い方は、たぶん、後続の二人のビレイが、念のため、ではなく、積極的にテンションを掛けるビレイが必要だったからではないかと思います。

このトラバースは助けにいけない場所でした。そういう場所では、テンションを活用して、墜ちる前に止める、のが重要ですね。

2本のロープを使う場合、難しいのは、ロープが交差してしまうことだということを身を持って体験した次第… 昨日は運動量的には少なかったので、そんなに疲れていませんでしたが、今日は右の肩関節が痛い…結構腕で維持して登ったからですね。前腕の内側も非常に凝っています…

■ 懸垂下降 素早く降りたい時

懸垂下降は、どうしても懸垂で降りないといけない場所は2か所のみでしたが、私が初心者なので4回ロープを出してもらいました。

残りの2回なぜロープを出したのか? それはゆっくり降りるよりさっさと降りたかったからです。

沢では落石の危険があります。特に樋上になっているところやゴルジュのところ、さっさと通過すべし。

実際、3回石が上から落ちてきました。ヘルメットは山では自己責任の究極の形ですが…もっていないで、落石に当たったら最悪ですね!

懸垂で新しく学んだ技は、ロープを投げずに、自分で持って降りること。ロープバッグが欲しくなりました。

傾斜が緩い場合や、ブッシュがある場合はロープを投げても引っかかるだけなので、ロープを繰り出しながら降りる。

≪ロープを投げる前の考慮≫
・緩斜面 :ロープが流れて行かない
・障害物: ブッシュなどの引っかかる
・風:風に持っていかれる
・距離: 遠い
・段差: 降りる壁に段差(バンド)がある

対策としては

1)投げずにロープを繰り出しながら降りる
2)ロープバッグを使う
3)ロープを後から降ろす 上のひとが繰り出し
3)最初はローワーダウンで下してもらう。ロープの流れができてから、後続が降りる。

です。

あんまり大変ではありませんでしたが、こういうのは大変でないというより、素早くできるということが要のようです。

山はよく知っていても沢のリスクは勉強不足…資料も少ない。もう少しリスクについての勉強が必要だな、と思いました。

≪今後の課題≫

・クライミングはあと少しはできるようになったほうがよい
・用具への慣れ
・片手でのロープ操作
・沢のリスクについての勉強

Friday, June 21, 2013

わくわく沢、準備中♪

今日もしくしく悲しい雨です… まぁ降ってくれないと困りますが…雨の日の山もきれいですよね♪

今週末はどこのお山に行こうかしらと思っていたのですが、山の先輩が沢に連れて行ってくれるって!超ラッキー!

せっかく沢装備揃えたので、使いたくって堪らないんですよね~(笑)

装備の使い心地チェックにどこか行きたいっ! けど… 一人じゃどこも行けないのが沢。

ってわけで、なんという渡に船。ルンルン気分で準備しています♪ 

去年は、沢、初めて行きましたが、沢には沢の準備が必要です。

■ 防水パック

大型のビニール袋と小型のビニール袋の多用で、防水します。 ザックは大きくなく小型がいいです。

本当は引っかかる箇所の無いシンプルなザックがいいんですが、私は持っていないので、28Lのハイキング用パックで行きますが…

中が問題。バックパックの中身全体を包む大型のビニール袋、さらにその中に小分けしたビニールで完全防水です!

というか日帰り、半日なので濡れていいようにしていくっていうのがむしろ、ミソかもしれませんが…

ともかく、ザックの中はビニール袋大小複数使いで多用して防水です。

去年、小型のザックは外ポケットが複雑な形をしているので避けようと、冬山用のパック、ヴァリアントで行ったら・・・バリアントの生地って水を含むと堪らなく重くなる・・・てことを発見しました(ーー;)

やっぱり雪山用だしなぁ・・・。今回は、時間もちょっとだし、初心者用に簡単な沢と思うので、そんなにざぶざぶ濡れることはなさそう、なので、普通に日帰りパックで行こうっと。

■ウエア

ウエアは沢でどれくらい濡れる予定か?に寄りますが…去年は完全に泳ぐ系の濡れる沢でした。

その場合…下着は水着です(笑) そうウエアの思想全体が、夏のプール仕様!です。

夏のプールの完全制覇術としては、まずは水着は着ていく。さらに帰りは濡れたものがすぐ脱げるように誰もが工夫しているでしょう。

それと同じ作戦なのです。

沢登りの場合、

1)下着は水着
2)速乾性の化繊ウエア(普通の登山の服)
3)さらに、寒いときはレインウエア

です。

で、ドボン、と水に入って濡れてしまったら…? 帰りは濡れたままで車を運転するのは悲しい…(><) ので、ドライなウエアを車に用意すべし!

その際は、着替えが楽なもの(たとえばかぶるだけのワンピース)がおすすめです☆

あまり濡れそうにないので、今回は山でも愛用のファイントラックのアンダーウエアで行くかな~。

■ その他

その他、沢登りに必要な装備・・・

・ヘルメット 沢は要するに谷間なので、落石が…リアルな危険。マジ、石、落ちてきます。

・ハーネス 怖いところでは確保してもらうため。

・足回り 沢登り三点セット。 沢靴、ソックス、すね当て。 去年は、地下足袋草鞋、すね当てなしでしたが何とかなりました。

・ランチ 絶対カップヌードル。 寒いから温まるモノが良いのです! アツアツの湯をサーモスに詰めていくべし。


■ 廻り目平

金峰山の麓、川上村には廻り目平のキャンプ場があるのですが・・通るたびに美しい沢にウットリします。

沢って言ってもホントに川を歩いて遡及するだけの、ゴルジュとかがある場所ではなく、日当たりのよい川辺です。

今年は沢を歩く練習に、たき火でキャンプしつつ、ハイキングも交えつつ・・・川上村でのんびりキャンプするっていうのをやりたいな~。

ある人はキャンプを。ある人は沢を。ある人は山を。ある人は岩を。とあらゆるアクティビティが可能そうな廻り目平。

なんかポテンシャルを開拓したくなる場所なんですよね~♪

Sunday, July 22, 2012

初の沢の感想☆

今日は沢の片付けで朝から洗濯しています。沢は山より後片付けがタイヘンということを学習中(^^;)。沢の水はおもったよりきれいではなかった。

沢には否定的だった夫が言うには… 「沢には達成感がない」

うーん、確かに沢ってのは、登山のように目標点がはっきりしているわけではない。

んん? 夫の発言からすると、彼にとってのご褒美は達成感だったのか?
私には、山は癒し。 2人で登っていてもかくも異なるそれぞれの山…

私が沢に行ってみたかったのは、登山道を歩いていて、キレイな沢が出てきたら
避けるのではなくて、ちょっとちゃぷちゃぷしてみたいな!といつも思うから、です。 原点、菊地渓谷だし…未だにあれほど美しい渓谷はまだ山梨でも会っていません。

 昨日行った海沢。奥多摩。

 山梨にはもっとキレイな沢もあるに違いない!!

 沢ではカメラは課題だ…防水のが欲しくなった。



■ リスク≠避けるもの

登山では水を嫌います。雨も毛嫌いするし、濡れるの大嫌い。沢なんて危険という言葉が最初に連想されます。

「道に迷ったら沢に下ってはいけない」ということが地図読みの知識をすっ飛ばして喧伝され、前後関係を理解せずにそこの部分だけ公式的に暗記されるため、沢=危険の方程式成立。

でも、危険なのならば、何がどう危険なのか理解しているべきだ。危険への対処法を心得ているべきだ。



沢だって自然の造詣。(ちょろちょろ流れる川原)と(水流が激しく、押し流されそうな滝)と一緒くたにすべきでない。

淵だって場所や時期によっては穏やかで楽しく過ごせる場所なのだ。登れない滝は水の中を登らなきゃいい。ありのままの自分を受け入れると言うことも大事だ。足るを知るべし。



自然と言うのはむやみやたらに恐れるものではなく、知るべき対象だ。恐れず、畏れるべし。自然には敬意を払いつつ、熱意を持って自然から学ぶべきだ。

■ 地図読み?

余談だが色々考えると、等高線の入った地図というものをみんな一応知識として見れるようになったほうがいいと思う。地図を、というより地形による土地の個性を知らないせいで、水がないのが当然の稜線の山小屋で水を大量の所望したり、水が高いと愚痴ったりしてしまう。昔は、地形によってどんな制約を受けるのか、常識としてみんな知っていたんだろう…と思える事柄を見聞きするが、昔の常識は今の常識ではなくなってしまったために起こる軋轢も山では見聞きする。人々が悪いのではなく、単に知識が失われたのだ。現代生活という名の生存競争に不必要になって。

山小屋の主だってHTMLタグと言われてもはぁ…ってのと同じことだろう。(HTMLだって20年前の話だが…)



■ 好きにやるべし!!

というわけで、私は別に沢を遡及して高みを目差したいわけではないのです。

自然は好きだけど、高いところに取り憑かれているわけじゃない。

昔は高いところ、難しいところに行けば行けるほど、他の人から認められ、そして認められるために登った(らしい← そんな時代は過ぎた後に生まれたのでシラナイ…)。

記録樹立と、有名になり、人から「すごいね~!」と言われるための山。そういう登山の歴史の中で、亜流として沢があったそうです。聞けば聞くほど変なの~。

自分の好きなのに好きなように登ればいいのに。技術って好きなようにやるためにあるんじゃないのか…なんだか逆に気の毒にさえなってくる(笑)

これも時代の流れですね~豊かになり、他者褒賞から自己褒賞の時代へ。いい時代です。みんながそれぞれの幸せを目差す。


■ お気に入りの場所を見つけるべし!

やってみて沢は、お気に入りを見つけるべし!と思いました。

晴れていたらもっときれいだろうな!

近所にお気に入りの、水が冷たくて澄んだ、比較的安全と分かっている素敵な沢を一つか2つ、夏の暑い日に避暑するためにお気に入り♪として持っていればOK!ですね!

近くで露営できれば、なおよし。あるいは山頂付近に避難小屋があればもっとよし。

登山のように、この道を歩いてみたいな、と思っていくところではない感じです。

何しろ、沢は毎年様子が違うようですし、楽しみとしては、水の冷たさを味わいにいく のですから、下界が真夏日で何もする気が起こらないような暑い日に、冷たい水のさわやかさを安全に味わえる場所であれば、違うところに行く必要はないかも…。

各自のレベルにあったお気に入りの場所を発掘すべし!です。

■ 登攀要素がなければルート集にも載らない

昨日行ったところは、海沢谷(うなさわ)というところですが…実は、沢登の対象となっている海沢園地の手前の林道沿い。沢のルートとして成立以前の場所なのだそうでした。

初心者を連れて行く場所として適した、

 ・入渓がカンタンで安全
 ・出渓がカンタンで安全
 ・すぐに着替えなどにありつけるよう安全圏が近い
 ・けれど、自然の造詣が美しく、楽しくよじ登れたりする

そういう場所は見つけるのが困難なのだそうです。 そう、どこへ連れて行くか?そこがまずは一番のポイントなのです。

まぁだからツアーと言うのは存在価値があるといえますが。

地図で見るとここです。

地図を出さないほうがいいのかなと一瞬逡巡しましたが、ここは他にも数パーティ結構大きなパーティで来ていて、割りにメジャーな場所のようだったのでよいでしょう。

ちょうどこちらのサイトで紹介されているコースの 東屋&堰堤までの部分です。約半分。

■ 岩?? テレマーク???

岩のぼりが山登りでは必須の技術になる旨、力説されましたが… うーん。

私にとって山や自然って克服するために行くところではなく、親しむために行くところ。

今のところ、岩場があるところで私が親しみたいと思っている自然対象がないので、岩を学ぶ内発的な理由がありません。

岩に登らなければ見れないような、ものすごい花があるとかだったらそういう技術がいるな、と思うかもしれませんが…、わざわざ命の危険を冒してまで見なくていけない花があるのだろうか? 

テレマークも…雪山の技術としては優秀らしいのですが、山にいる滞在時間を長くしたいのに、急いで登って急いで降りるための技術ってどうして必要なんだろう?そりゃ早く登れて早く降りれれば、行ける山の種類は増えるのは分かるけど…

それより、むしろ私は、自然の中で長く過ごすことに興味があります。不快な環境においていかに自然と共生しつつ快適性を維持するか?というような生活技術のほう… 雨が降ってきたらどうしたらいいか? 風が強いときは? 寒くて仕方がないときは? 暖をとるには? etc,etc …

自然とは今まであまりお親しくなかったので…(笑)お近づきになりたいわけ。

死んでしまった友人の数自慢はイラナイ… そういえば、アルパインクライマーの佐藤裕介さんが那智の滝のご神体に登って逮捕されていましたが…あれって煩悩ですよねぇ??? どこがすごいんだか… 人から認められることばかりを考えていると人間のすばらしい能力も才能も間違った方向に進むんだな。 私が勝手に弟子入りしている山の先輩の後輩じゃなかったっけな?


■ 沢備忘録

さてとやっとここまで書いて、昨日得てきた知識をメモッておくわけですが(^^;)

足元
・地下足袋&わらじ は結構使える。わらじはしっかり岩をグリップする。
・わらじは使う前にしっかり浸水させ、急激な力を一箇所にかけないよう、丁寧に扱う。すぐに切れてしまうため。昔のわらじはもっと丈夫だったらしい。
 グリップは沢靴よりわらじがいいらしい。裏が○○のゴム製は登攀要素が強い沢”登り”向き。フエルトは歩き要素が強い沢向きだそう。水陸両用って点では、わらじは偉い。ただ耐久性はない。が軽くて自然に帰るという点ではわらじが勝ちではないだろうか?

着るもの
・水着
・水切れが良いもの すぐ乾く あるいは ぬらさない、のどちらか。
・海水浴と違い全身、とくにスネは何かで覆うべし!
・ネオプレン 予算が許すならウェットスーツ地がよい。ホームセンターので
充分。2千円くらいのではなく、5千円くらいののほうが持ちが良い。

 こうなればずぶぬれ。まずは膝下は抵抗なくぬらせても
パンツをぬらすかどうかで一線が(笑)濡れてしまえば、もうどこまで濡れても一緒。

ザック
・長時間を前提にしないなら、小型デイバック。
・ゴミ袋防水(2重)で充分。
・沢を泳ぐときはウエストベルト&チェストベルトを外す。さもないとおしりが浮いて頭が下り息ができなくなる。
・前に抱っこして泳ぐといい。ビート板の要領で。
・高巻くときは普段どおりに。
・どうせぬらすので、ザックカバーはイラナイ。
 泳いでしまえばずぶぬれ。ザックは浮力になる。

ランチ
・温かいもの。カップヌードル派多数(というかほぼ全員)

ケガ?
家に帰ったらでっかい、たんこぶを左足のすねに作っていました…(汗)

これ、実は別になんてことのない川原で軽くつまづいて作ったもの…岩場でも滝でもなく…(--;) 

初の沢♪

今日は、初めての沢でした☆

うーん、お天気がイマイチでしたが…どっちにしろ沢というものは天候にかかわらず寒いのだそうです。予想よりは寒くないのでしたが…やっぱり寒い!終わりごろは歯がカチカチ言っていました。
ネオプレンは必要なものなのだと納得。ここはカネにモノを言わせるべし(笑)!

今回は初めてなので連れて行ってもらう旅…木風舎さんの沢ツアー。昨日よりは寒くなかったそう。
6時半にでたら8時半についてしまい、必要以上に早くついたので…近所のカフェでモーニングセットを食べて出発。

奥多摩の海沢というところです。我が家からは奥多摩はあまり行きやすいところではないのですが、本格的な沢ではなくて、ちょっと水遊びを体験したいんだけど…と思っていたところに、具合良く案内が来たので、渡りに船、と申し込みました。

装備は、手軽さ一番、地下足袋&わらじ。

まずはねずみのチュー太から歓迎の挨拶を受ける(笑)

ピンポン玉チュー太。



今日はデジカメのメモリカードを忘れていってしまい、ジップロック越しに写真を撮るとこうなってしまう…


ちょっと水遊びのはずが・・・どっぷり泳ぐことに…(笑)


 わらじは結構しっかり岩に乗れることを確信。

 



ステキな淵なのですが…今日はちょっと寒い。


 岩陰にあったユリ。

 空模様は…雨が降らないだけマシ。

 こんな感じです…

途中、あごの噛みあわせが痛くなってきた… 

小学2年生の頃、スパルタ式の水泳部で真冬でも真水で泳がされた経験があるのですが…あんときのアレ的な感覚…終了間際には夏に急にアイスを食べたときの頭痛が…(汗)

でもとりあえず、ランチを取ったり、暖かい飲み物を飲んだりして…なんとか生還(笑)

いや、予想よりはなんとかなりました。実は実家がある熊本の菊地渓谷の水は真夏でも身を切るような
冷たさなのでそれを想定していましたが、水温は思ったほど冷たくはなかった。

他にも結構パーティがいて(3パーティ)、よく使われる沢なのだ、と思いました。

ここは
・エスケープルートも取れ
・沢的には難易度が低いのに、淵があって泳げて
・林道にすぐあがれる

という初心者に最適なルート。

途中滝もいくつか・・・でも滝の中の足がかりって、教えてもらわないと探れないなぁ…

帰りは温泉に入り、天ぷらそばを食べて帰ってきました☆ 疲れた。けど新鮮な体験でした。