もしお役に立てば…というので、記載します。買い直しが起こると余計なお金を使うからです。
(※ここで想定している方は、まったくアウトドア経験がない都会人を想定しています)
・初めは山道具屋さんに行って道具について、複数の意見を聞かないと、買い直しが起こることが多いです。
・ウエアやザック以外は、特定のモデルで指定できるだけの知識がないならば、アウトレットモールでのお買い物は失敗の元です。靴は重要アイテムなので山道具屋で。
・とりあえず、買わないで、3時間程度の山に行ってみて、それから考えましょう。
・最初は借りるのも手。
・山の雑誌をよく読んで、装備の知識を得ましょう。山では洋服は、ファッションではなく、生死にかかわるギアです。コットンは厳禁です。
・一般に知識がつく以前は、モノの購入に走るより、その代金を山に行く費用に回した方が結果が良いです。
■ 縦走用(ハイキング用)装備
1)登山靴はケチらず、足にあった良いものを買いましょう!長く使えます。靴下とセットで買います。靴下は、スマートウールが、少々高いですが定番です。
2)ヘッドライト とにかく何でもいいので、持って行きます。懐中電灯可。ワークマンが良い品を安くおいています。
3)次に必要なのは、ザックです。20、40、60Lとサイズごとに買い揃えますが、大事なことは、
・背面長があっていること、
・雨蓋式だ(拡張性がある)
ということです。数時間の登山であり、ハイキングの間は、町用で代用できます。最近のザックには、雨の時用のカバーが付属していることが多いです。
4)ウエアは最初は節約できます。下着を含め、全身化繊の衣類を着ます。それで、不快感があれば、それを解消するためのウエアを求めると、良い結果につながることが多いと思います。
3レイヤーと言われ、購入する場合は、経済的に余裕があれば、全身を一揃い揃えるのも手です。一張羅作戦です。アンダーウエア、ミドルウェア、アウターウエアです。
一番大事なのは、アンダーウエアです。遭難時、生死を決めることすら、あります。
5)レインウェアは節約できません。いいのを買い求めます。厳冬期はアウターウェアにもなる優れものです。予算は3万円程度。とは言え、ワークマンでも、最近は良い製品が出ていますので、慣れた人は購入しています。最悪なのは、半透明の100円ショップのレインウェアです。
6)サーモス 水筒です。役立つ道具です。軽いほど使いやすいです。洗いやすさ、片手で飲めること、保温性などを吟味して、派手な色を買います。落としたとき探しやすい色が良いです。迷ったら、山専ボトルを買えば間違いがないです。
7)レスキューシート 100円ショップで買います。使い捨て品です。
8)コンパス 高額ですが、レトロ品を買います。スマホは電池が切れたら、タダの重りなので、ローテクギアも、結局は必要です。
9)その他:帽子、手袋、手ぬぐい、など、日用品で最初は充分です。
≪参考商品≫
・モンベル ウール(最薄手)のアンダーウエア
・レインウェア:ノースから比較的安価で高品質なものが出ている ゴアテックス
・サーモス 山専ボトル
・ヘッドライト ワークマンのものがコスパが優れている
・ゴアテックスの帽子があると、少しの雨のとき助かる
■ 食事の道具
1)ストーブ&ガス 軽いもの 必ずしも高山用のガスカートリッジは必要ない
2)コッヘルセット 軽いもの アルミ
3)割りばしが一番軽い
■ テント泊へ進む
1)テントを買うより先にシュラフを買って、無人小屋で泊まりを経験しておきます。
シュラフはかさばるので、40Lのザックも必要になるかもしれません。寝具で大事なのは、マットです。マットは、エア式は、コンパクトですが重く、サーマレストは軽いですがかさばります。一般に女性は重さを取って、嵩はあまり気にならないです。また、サーマレストがもっとも温かいです。
2)テントは、山行スタイルを吟味して買います。アルパインの方はシングルウォールで内側からポールを立てる形状のテントが良いです。というか強風時はそういうテント以外、設営が無理かも?
一般的には、結露を嫌う人はダブルウォールです。設営がその分面倒になります。テントは、サイズも色々あります。誰かと行くのか一人で行くのか?
色は山では必ず派手なものを選びます。
≪参考商品≫
・シュラフの定番は、無雪期はモンベルNo3.積雪期はモンベルNo2.です。
・テントの定番は、モンベルステラリッジがコスパの良さで知られています。
・スリーピングマットは、サーマレスト以上の製品がないくらい定番です。
■ おススメ品
こちらに山のスタートの仕方2 を書いています。
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