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Tuesday, December 25, 2018

通称パンツ


■ 通称パンツ

これは、カラビナとドッグボーンをつなぐときに、固定するパーツ。通称、パンツです。

PASは、安全環付きカラビナと接続するときに、これがないと使いづらいのです。

このパーツを買うだけに、山道具屋さんに行くわけにもいかないし… これで一個130円くらいだったと思います。これが1個とかでは、ネット通販は買いにくい。

私がお店の人だったら、PASと安環ビナはセット販売にして、このパンツはサービスでつける、という販売方法を取るでしょう…。どうせ必要ってわかっているんだから。

(山道具、売れない売れないって嘆きはよく聞きますけど、販売努力しているかっていうと、まだ努力の余地はいっぱいあるような?)

このパンツ、自分のを先日、後輩にあげました… ちゃんとアドバイス通り、PASを買って来てくれたから…。

私も、初心者の時、先輩にカラビナがぶらぶらしないように止めておいた方がいいってアドバイスをもらって、このパンツを探すのにだいぶ苦労したんですよね…

その先輩のPASは一つ型が古くて、最後のスリングがすこし輪が長く、タイオフが可能で、ちょっと羨ましかったんでした…。

最近は、ダイナミックロープでのランヤード(セルフビレイのスリングの正式名称)も出ているようです。

後輩へつなぐ愛のシンボル… が、このパンツ。

いくつのマルチといくつの懸垂で、この小さなギアが活躍していくのでしょうか…

Sunday, December 23, 2018

山で派手な色が必要な理由

山のジャケットは派手なカラーですが、それは理由があります。

遭難した時、捜索で最初に探すのが、ジャケットやザックのカラー
だからです。なので、秋なら、黒や赤、黄色を避け、冬なら白黒以外、春なら何色でもOK、夏はグリーン以外みたいな選択肢になります。

テントが黄色=冬山で目立つから。

都会の登山者は、黒装束の方が多いです。気持ちは分かる。私もOL時代は黒ばかり着ていました。とにかく色合わせが面倒がないのがいいと思っていました。

でも、山では黒は、クマと間違われて撃たれたり、蜂が寄って来たり、と有用な色とは言えない。

Friday, November 23, 2018

ロープのすっぽ抜け事故

■ 習慣づけ=思考停止

ロープの末端を結ぶ(すっぽ抜け防止)という、原則を守っていないのがいけない、と結論することは簡単ですが…。

その思想には、なんだか、手抜き(=思考停止)を感じます(笑)。

大体、日本の岩場は距離が短く、結ばないで問題がないことが9割だからです。1割のために、習慣化=自動思考するのは… というのが、多くの人が現状落ち着いていることでは?

すっぽ抜け事故には、日本独特の文化的デメリットがあるように思います。

1)トポの不備
一般に、日本のトポには、その岩場で必要になるロープ長が書いてありません。海外のトポには書いてあります。したがって、

”外岩に行く際に、ロープ長を気にする”

という基本の基本ができていないのは、トポによって習慣づけられていないため、ということにも、原因があるように思います。

2)リーダーに金魚の糞
日本での外岩は、知っているリーダーについていくという”金魚の糞”形式をとることが多く、その上、リーダーが質問を嫌う文化的な背景があるため、質問しづらい。そのため、結果的に、相手が強いリーダーであればあるほど、すべて丸投げという外岩経験しか積めない、という結果に陥ることが多くなります。例えば、外岩歴5年なのにロープを持っていない人なども起こりえます。

3)事故情報が共有されない
リーダーの下では守られているため、事故を知ることがないです。事故を見かけることもない。

4)変なボルトを自分で見極める手間も必要ない
ボルトの種類は、ピンキリで、その質を見極めるニーズも生まれないということになり、たぶん大丈夫、というのは、誰かほかの人が行った判断をなぞることになります。

結果、海外ではクライミング1か月の人ですら知っているような、稚拙なすっぽ抜け事故がクライミング歴5年の人に起こりえます。

すると、いつも言われるのは、ロープの末端を結ぶ習慣をつけましょう、です。

これは前述のように、そもそも9割必要ない習慣なので、実際、分かっていてもやっていない人は非常に多い…すると、「分かっているけど現実はね」みたいな建て前vs本音論に落とし込まれてしまうことが多々ありますが、そうではなくて、本当に、9割がた必要がない習慣づけなのです。残りの1割のために、9割無駄なことをする、という方法で、事故を防止することも、もちろんできますが、なんとなく、やる気になれない人も多いハズ。なにしろ、ほぼほぼ問題ない訳ですから。

じゃ、肝心の1割をどうやって無くしていくか? ってことが大事になります。

■ 当然のことを当たり前にしていく

そもそも、ロープ長に思いが至らないのは…なぜか?ということがむしろ意味があることかも?

1)岩場に行く前に、登りたいルートの、ルート長さを考える
2)自分で登るルートは、自分のロープで登る

ロープを購入すれば、自分が登りたいルートに必要な長さを買うだろうと思います。

日本では自己責任とか言いながら、どうも責任の所在があいまいです。そもそも、ロープを持っていない人を外岩に連れていくのは感心しない習慣です。

でも、なぜか持っていないでもいいことになっているような?

■ 登ってしまったあとで、足りないかも?と気がついた場合

さて、登ってしまったあとで、ロープ長がギリギリだった場合、どうするか?ということを考えておくことが大事です。

どうしていいか分からなくなると、クライマーはすっぽ抜けで落ちるしかありません。

1)ビレイヤーが上がる
2)クライマーがどこかの支点にセルフを取り、ロープを引き抜いて懸垂で降りる

一番簡単なのは1)です。ビレイヤーが上がれば、良いだけです。日本の岩場は傾斜地にあることが多いので、ビレイヤーが、地面であっても上に上がれば、クライマーはその分のロープ長で安全に降りることができることが多いです。

■ ロープは60mを買う

あと、私のお勧めは、60mのロープを買うことです。

私は、60か50かの選択肢があったとき、50を勧められましたが、私は後輩には60を勧めます。

なぜなら、ロープは傷んだ端を切って使うことが多く、50m→45mとなったときに、あ、そういえば切ったんだった!というすっぽ抜け事故に発生することが多いからです。”前にこのロープでこのルート登ったよね”という思い込みが起こす事故です。

日本では50mで登れないルートはほとんどないから、というのが、50を勧められた理由でしたが、クラックやっていると、なんと”斜めの課題”があるのです!長方形の腸右辺よりも、斜めのラインのほうが長いことは数学で習いましたよね。

ので、まっすぐ上に登るばかりでないクライミング。60mあるほうが何かといいです。

ただし、10m分は重くなりますので、その分体力つけましょう。

Friday, July 17, 2015

ブースターS

■ クライミングシューズ3足目

今履いているクライミングシューズのソールがはがれてきてしまったので、お店の人に見せたら

「だいぶ減ってますね~」

「リソールですね~」

・・・。

アタシ、そんなにクライミングしていないのになぁ・・・

まだ1年なんだけど・・・って言ったら、

「私なんて半年に一回、リソールですよ」

と言われました・・・ええ~?!そ、そんなに・・・

クライミングシューズって、消耗品なんですね・・・・(汗)。

最近、沢靴の方もリソールっぽいんですが・・・。

で、小川山の予定は近日なので、とりあえず、靴がいる!ってことで・・・

色々足に合わせたら、ブースターSになった・・・・。


のですが・・・ ネットで、解説を調べたら・・・


ーーーーーーーーーーーー

ブースティックの2本締めベルクロデザインとラストを継承しつつ、軽さ、フレキシビリティ、足裏感覚を徹底追求したモデル。(そりゃ~よさそう)


アッパー材質をスエードから軽量なマイクロファイバーに変更。

ソールを前1/3のみに馬蹄形に張り、シャンクをミニマムにすることで、シューズ全体のフレックスと足裏感覚を向上。

TRI-テンション(オレンジのラバーランド)がアーチを持ち上げるように支え、シューズ全体のフィット感を高めています。軽快、的確、繊細なフットワークは、ルーフや傾斜の強い前傾壁に最適。(ルーフも前傾壁もいかないよ~) 

くせのない履き心地は、ジムからボルダー、ルートまで幅広い用途に対応します。 (幅広い対応ってのは好きです)

ーーーーーーーーー


なんか、エライ高級靴を買うことになったなぁ・・・ こんな、凄そうな靴でなくてもいいかもなんですが・・・。

でも、インスティンクトとかあわなかったんですよね。ミウラ―も合わなかったしなぁ。

こんな凄い靴を履いて、登れなかったら悲しいなー。

・・・というか、なんかクライミング強化月間になっちゃったなー なんだか。

5%引きしてくれた♪ 実は、買いたかった日に買えないで再度来店しないと行けなかったのだ。でもすごく助かった。ここの所色々と物入り続きで・・・

■ 2個目のカム

ついでにカムの0.75を買いました。狭い幅のがあったほうが役立ちそうな気がしたので。

カム、一つずつ買いためます・・・

道具を買ったら、大事なのは取説をじっくり見ることです。もう、コレって見るだけ。見るだけでも色々なことが分かるんですよね。

絵ってすごいなー。ユニバーサルランゲージ? そういえば、私は現場の通訳をしたりもしていたんですが、人間って、教えてもらうのが当然だって頭になると、絵まで、日本語に訳して、と言われて、唖然としたりしていたことがありました。

あの・・・絵なんですけど・・・って。 

絵は見て理解するもの・・・。

買ったら取説をじっくり見よう!


Friday, July 10, 2015

クライミングシューズの買い方

■クライミングシューズの買いかた

クライミングシューズはジムで履くものも、外岩で履くものも、基本的に一緒です。

初心者はジムでも外岩でも使える靴を買います。その心は?

  5時間履き続けると痛いけれど、3時間履き続けても痛くない靴。
    &
  足に合っているもの。

山道具屋に行くと、一日中履いていても痛くない、ゆるゆる靴を薦められます(例:ファイブテンスパイア)。

一日中履いていられる靴はダメです。

 1)ゆるゆる過ぎて、ジムでは使えません。

 2)一日中クライミングシューズを履いているという、シチュエーションは、本チャンです。高い山の岩稜など、本格的なバリエーションルート。そんなところは、基本的に初心者は行くことができません。 (例外:ガイド登山)

現実的に、初心者がどこに行くか?というと・・・

 ・三つ峠
ファイブテンスパイア
・近所のゲレンデ
 ・ジム

の3つです。どこでも、長く履いていて、せいぜい3時間~5時間。

外でマルチピッチを一本しても、3時間くらいです。5時間では下に降りています。

一方、ジムしかしないジム専用の靴だと、10分履いて痛くなければOKです(笑)。

■ よくある失敗

大抵の人は一足目で失敗し、2足目で良い靴を買い、3足目でかなりキツメを買います。

きつければ、きついほど登れるという話になっていますが、10分しか履けないきつさの靴だと、外岩ではボルジムのようにすぐ脱ぐことができないので、不便です。

ということで、結論

1) 1足目は、きつくないけど緩くもない靴で、外岩もジムも一つでこなす

2) 多少登れるようになり、どんなクライミングがしたいのかをはっきりさせる。

3) ここで別れる 

   アルパインコース  → 一日8時間履いても痛くない靴
   フリークライミングコース → 最初のより、ダウントゥした靴
   ボルダリングコース  → めっちゃキツイ靴

≪参考サイト≫

Monday, January 26, 2015

スノーバー買いました

■ 阿弥陀北陵

来週は阿弥陀北陵に行くことになったので、念のため、

スノーバー 65cm

を買いました。サイズが3種類あったのですが、長いほう・・・65cmにしました。雪が深いところで基本的に使うものだからなぁ・・・ 

でも、阿弥陀北陵って、八ヶ岳なので、スノーバーの長さに足るほどの雪があるのかなぁ・・・

どちらかというと、デッドマンのほうが良いのかなぁ・・・なんて思いながらですが、一応買ってきました。

後は、フィフィ用のテープスリング、捨て縄用の6mm細引き。 ワイヤーゲートのカラビナ1個。

■ 初級のバリエーション

私の初期の計画では、私は、バリエーションでも初心者向けの場所を目指しています。

登攀系
 無雪期: 前穂北尾根
 積雪期: 爺ヶ岳東尾根

縦走系
 無雪期: とくになし
 積雪期: 八ヶ岳全山縦走

なので、阿弥陀北陵、というのは、ちょうど入門レベルで良いです。

ここから初級レベルに行けば、あとはそんなに深入りしないでいいかな~。

しばらくは、入門初級レベルの、あまり人に知られていないルートをつまみ食いしながら、自分の山を充実させて行こう!と思っています。

登山をしていて、ロープが出る山を否定すると、どうしても対象とする山の範囲が狭くなってしまいます。

山岳会に入らないとできない山がない・・・昨日の女山は、山岳会の先輩が見つけてきた山なので、そういう意味で、山岳会に入らなければできない山です。

普通の人は、人が行った記録を見つけて行こうとするもの・・・私は、単純にあそこ歩けそう!と思ったところを歩こうとしています。

■ 負けず嫌い・・・

赤本で、クライミングルートのグレードを駆け上がることだけを目指すと、やっぱり、自分との競争ではなく、他人との競争になりそうです。

もちろん、登攀史に名を残す、と決めている方たちはぜひ、『チャレンジアルパイン』に乗っているルートをしらみつぶしにつぶすようなことはせず、さっさと大きな山、大きな目標に向けて、邁進してもらいたいな~と思うのですが・・・。そう奥付にも書いてありますしね!

所詮、既成のルートと言うのは 経験値を上げるため、のルートです。

最近は、むしろ、そういったチャレンジに向かうべき若者が、無雪期の北アなどのテント泊縦走で、ラクラクテント泊を満喫して、ちょっとそれは老後にでも取っておいたらいいんではないか?などと思える、ゆとり登山具合です。

チャレンジがあんまりにも足りないというか、癒し過ぎるというか・・・ 若者なのに大志を抱いていないというか・・・。

■ 先を急ぐ世界

一方で、生き急ぐ世界もあるようです。

他の人から自分は見くびられている、と考えている人にとっては、どんどん山のサイズを大きく、どんどん難易度を上げていく・・・のは、どうも他の人に自分の力を証明したい!という思いのようです。

それは分からない気持ちではない・・・のは、私は仕事で男性並みに評価され、男性並みの収入を得ることで、自分を証明したい!という思いを過去に持っていたからです。でも、その思いって、目標達成したら、あっという間にしぼんだんですよね~

一体誰に自分を証明しようとしていたのか?自分の能力を証明したい!という気持ちは、なんとなく、親に向けてリベンジしたがっていたような気がします。 母は私が男の子だったらよかったのに、と思っていたと思うんですよね・・・それが私は男性並みに稼げるようになりたかった理由だったのかも?

そういう風に回顧するので、負けず嫌い、という現象をみると、大丈夫、そのままのあなたで素敵なんだよ!と言ってあげたい気持ちになります。

他者に自分を証明することに時間を使うより、人生そのものを愉しんだほうがいいですから。
 
■ フリークライミングの学び方・・・悩み中

今日は久しぶりに小瀬でクライミング練習をしてきました。

私はフリークライミングがクライミングの基礎だ、というのは分かるのですが、今一番心惹かれているのは、どちらかというと、

 「沢でクライミングの基礎を身に着けた人は、フリーでも強い」

というセリフです。 

まぁ、自分のしたいことと合致するので、苦手の人工壁をしないですませようと、都合が良いように解釈している、というのは否めませんね~(笑)

でも、昔の人は人工壁なかったのに、なんであんなに上手なんですかね???

昔の人が人工壁なしで上手になったんだったら、私も、人工壁なしで上手になれないのかしら???

別に面白くないとは思わないんですが、何が気に食わないって、お金がかかる点です。 まぁ今日は390円しか払っていないんですけど・・・

■ にわかパートナー

この前の記事で、即席パーティの弊害が色々と指摘されているにも関わらず、なんですが・・・

実はこのクライミング練習は、遠方から冬山を楽しむために来た、パートナーとのお見合いの会でした。

だって、どんな人とだって初めて、はありますしね。まずは互いにビレイし合い、体重を預け合うところから、信頼関係を築くべきかと・・・。

私より、一歩か2歩先を行っている方のようにお見受けしました。

ルートに行くなら、リードフォローをやらないといけないと思い、今日は相方が終了点に着いてから、「セルフ取って、セカンドのビレイして~」とお願い。

すると、「けど・・・ギアがない」というお返事。

「じゃ、終了点にクローブヒッチして」とお願いしました。 クローブヒッチを支点2か所に取れば、冗長性のある支点になります。

セカンドの確保には、通常のオートビレイ機能を使うと、カラビナが一つ余計に必要ですが、折り返しビレイなら、別に普通のビレイと同じにできます。

なんなら、人工壁の終了点はしっかりしているので、そこでいきなりムンターでも平気です。

ワンピッチだけ、リードフォローしてから下降。

今日は女の子二人だけ。 二人だけで人工壁に張り付いているのも、なんだか新鮮でした。

ヤル気が出る感じ! 女性だけのクライミングってなんだかいいですね~ 男性に対して遠慮がいらなくて・・・。男性を立てなくちゃ!などと気を使わずに済みます。

バリエーションルートの攻略には、

・クライミング力
・プロテクション作成能力
・ルートファインディング
・体力
・気象判断

などの山の総合力が必要です。 私はバリエーションを経験してみて、バリエーションルートの何が気に入ったのかと言うと、まずは、ルートファインディングの面白さです。

既存のバリエーションルートを次々落としていくのもいいのかもしれないけれど、まずはルートを見る目を養い、適切なプロテクションを作れるようになりたいと思っています。

クライミング力は自分を守るものなので、ぼちぼち並行してやっていかなければ、とは思うのですが、あんまりそればっかりを成長させるのもなぁ・・・と言う感じです。

まずは沢かなぁ・・・ 今は冬なので、とりあえず、アイス頑張りたいです。アイスのルートって意味のアイスですね。