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Monday, March 16, 2020

Old But Gold 単行本化、希望

しばらく、Old But Goldを送ってもらって読んでいるが、素晴らしいクライミングの記事と言うのはこういうことか~と納得中だ。

であるからに、検索していたら同じ意見の人に出会った。

https://seeyou44.exblog.jp/21640311/

この方が言うように、現代のロクスノは、私のような入門者が読んですら、楽しむところは少なく、あまりに稚拙な記事が多く、読みどころが少なくて買う気になれない。

ロクスノ087号で、デイドリームの初登記事が出た…30数年ぶりの初登だ。初々しい中学生のような記事だったが、それは良い。デイドリームの記事はページ数1ページだ。

その後ろに出ているチョークの製品比較記事は? もう大量。

クライミングにおけるチョークの存在感は?せいぜい5%くらいなもので、なんでそんなものにこんなページ数を割いているのか?というのが、まぁ買わない理由、になるということだろう… 

同じことなら、クライミング史におけるデイドリームの位置づけを調べれば、あっという間に一冊分の特集くらい埋まるだろう。

インタビューすべき人はそれこそたくさんいるわけで。吉田さんのMarsにまでさかのぼることができる。

まぁ編集部自体が、クライミングの世界で起きていることの、

事の大小

を判断する能力が無くなっている、ということを示しているとしか思えないんだなぁ。

残念だ。

Monday, March 9, 2020

杉野保さんの文章から。その2 ボルトを整備する場合の方針まとめ

■ 方針のまとめ

1.終了点=チェーンタイプ
2.ルーフは要注意

深刻なロープドラッグやリップとの擦れなどを起こす場合、初登者と話し合いの末、終了点の位置を変更する

3.変更がない場合「このルートは最後はたちこんで終了とする」といったように情報を伝える
  
4.プロテクション用  最低10mm以上のステンレス もしくは、ケミカル
5.ロングフォールの危険=OK (※グランドフォールの危険ではない)

6.位置変更
 1.あきらかな設置場所のミス
 2.最初からドローやスリングが、かかっていることが前提
 3.あきらかに「とりあえず」の位置決め
 4.不自然なクリップムーヴ

7.ボルトや終了点は「適度に」カモフラージュする。

以上、まとめ終わり。

■ 終了点

一本120円程度のカットアンカーで済ませようとする誘惑は強い。

そこを耐えられるか?どうか?が、責任あるかっこいいクライマーになれるかどうか?の境目でしょう。

マウンテンジャケットに5万払えて、なぜボルト1本に1000円払えないのか?というような、真相の、心理を深く問う必要がありますね。

自分が岩に登る理由は何なのか???

ということがそこに表現されうるということです。

杉野保さんの文章からポイントまとめ

以下は、杉野さんの ボルト打ち替え人夫顛末記 から、ポイントを抜き出したものです。

■ ポイント

1)上級者の岩場と入門者の岩場は分けるべき

シーサイドや二子、鳳来のように、ある程度フリークライミングのことが分かっている人が行く岩場なら何の問題にもならないようなことが、幕岩ではおこっている。

2)”フリークライミング”であって、”アルパインクライミング”でないことをきちんと教育する。”フリークライミング”であって、”スポーツクライミング”ではないこともきちんと教育する。

対物ビレイ全盛の、リングボルト1本で対物ビレイしていた輩に注意した藤原雅一氏が、「アルパインやったこともない人にそんなこと言われたくないね。」と罵られたというのは有名な話

3)ノーモアスリング活動

生と死の分岐点博覧会状態

4)結び替え習得

終了点のビナは持って行かれてしまうんですね、これが。ひどかったのは幕岩の「蟻さんルート」周辺の終了点

5)ぬんちゃく2本で終了点を作る

やはり気になるのが、終了点リング直がけトップロープ軍団

■ 考察

やっぱり、フリークライミングの文化圏にアルパインクライミングの考えを無理やり押し込んで、価値観の転換に失敗していたというのが、フリーの岩場から、残置ビナが持っていかれて、支点がいい加減で、残置スリングだらけになってしまった原因なのではないでしょうかね…

クリーンクライミング

っていう言葉は、アルパインでは全然聞かないので。アルパインは、エベレストがゴミだらけなのと同じように、どっちかと言うとダーティクライミングです…