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Wednesday, October 10, 2018

トップロープで支点ビレイはないですよ~

トップロープで支点ビレイはないと、初期に教わりましたが…

日本ではベテランがやっていると、若い人はそれを指摘しては失礼にあたる文化が根強い。指摘=社会的自殺行為。

ということで、そうならないためには、こちらの資料のような良き資料が広まることを切に願います。

http://www.yamanakama-sirius.org/oyakudachi/gijutsutext/IwaSshokChuuyuu/IwaSshokyuuChuukyuuText.pdf

今まで一流の人とばかり登ってきたから、こんなビレイをする人がまだいるんだとびっくりしました。

ので、ゆとりがあるようにしか登りませんでした。

自分の身を守るのは知識と体力。

Tuesday, September 12, 2017

確保実験棟

 ■ 師匠の家

長野に久しぶりに止めてもらったら

師匠の家が大変なことになっていた(笑)

「なにこれ~?」

「確保実験棟」

去年レスキュー講習してもらったんですが、
 今年はさらにどこへも出かけずできるようにパワーアップしてた…










Monday, September 11, 2017

ATCでグリップビレイ?

■ グリップビレイって過去の遺物?

私は色々な本を合わせて読んで、耳年増。で、グリップビレイというのは、過去の遺物…と思っていました…が、結構アルパインでは現役な技、ということを理解。意外に使えるもんだね~!と開眼。技術はケースバイケースで使えてこそ、なのです。

しかし!! フリーでこの技はいいのでしょうか?! 良く分からない…。

ーーーーーー師匠の言葉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
グリップビレィは、確保器具を使わず、流して止める必要性がある場合に使用します。
その場合、素手では怪我します。軍手なら2枚必要、Aちゃん(私のこと)なら、両手でグリップして墜落率0.2までが限界だと思いますよ。
だから通常グリップビレィでは駄目だという事です。
でもグリップビレィは支点が不確定な場合やビレィヤーの支点が無い冬山では行う事がありますね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■ 持ち替え

正確には、グリップビレイそのものではなくて、ATCを使っているのに、グリップビレイを一瞬使って、制動手の持ち替えをする、ということです。

これが、ダメって書いてある、山岸さんの本からの画像。



■ 大前提として

私が思うには、大前提として、

  ATCは、制動手側のロープの屈曲で制動力を得ている

という理解が、ビレイヤーのみんなに必要なのではないか?と…

グリップビレイの制動理論は、出るロープと戻るロープが同じ力で引かれたら、力は±ゼロになるじゃん、というものです。つまり、摩擦の相殺で、ロープの流れを止めます。

一方、ATCは、屈曲で制動しています。ミソ、肝心要は、屈曲。

その屈曲がなくなってしまうようなビレイスタイルって…そもそも疑問なんですが…

■ どこかで教えているらしい?

ちょっと、不思議なのは、これは、私より年下の若いクライマーさんが、クライミングインストラクターとして、他の人に教えている、持ち替えスタイルだということです…

私より年下の人の技術だから、技術としては新しいはず?…でもなく、でも、私は業界歴まだ4年、その方は17年だそうなので、古い技術なのかなぁ???

古い山の人にとっては、人工壁でバンバン落ちる人をバンバン止めてビレイをマスターするっていうビレイマスターの方法論も、結構、受け入れるのに抵抗があるマスター手法みたいですが…一般に。

制動手は死んでも離してはいけない、と私は教わりましたが…

みんな上の手の方が制動をコントロールしていると考えているようで、初心者さんに確保させると、上の手は必死に持っていますが、下の制動する手がお留守になることが多いです(><)。

■ 様子を見ると理解が分かる

昨日ビレイヤーの自己脱出をしたのですが、荷重を移すまでは、制動する手を離せない。その時、どこを持っているか?というと、ビレイ器の屈曲のところです。そこを押さえていると、制動が効いて楽です。そういうしぐさでも、理解が分かります。

私は私より、うんと重いパートナーの不意落ちを何度か止めていますが、その時は完全にハーネスに座ります。

その場合、両手とも下で何の問題もありません。


Friday, September 8, 2017

ビレイヤークライマー組み合わせ事情

さて、続きを書きます…

クライマーはもちろん、パートナーがいないとクライミングできないわけですが…

前項の、体重差の話、から、ある程度

 自分がビレイできる相手

が決まってきます。体重差があるとビレイが大変という事情から、色々な事情が導き出せます。

■ ビレイしてあげるのが難しいパートナー

体重の軽い私にとって、難しいパートナーは、

・体重が重く、
・予告なしにふい落ちする

パートナーです。落ちそうな人を止めるのは簡単ですが、落ちそうにないのに落ちる人は、瞬発力勝負です。熟達したビレイヤーが必要です。

ふい落ちする人=初心者。なので、体重が重い初心者クライマーというのは、体重が軽いビレイヤーにとっては、難しい相手。

クライマー側から見ても、体重が軽いビレイヤーは魅力的ではないと思います。

トップロープなら衝撃荷重が加わらないのでいいけど、リードは特に… わたしだったら、より体重が重い人にビレイを変わってもらいます。

■ 安心ビレイヤー

逆に、体重が軽い私がビレイしてもらう対象としては、トップロープだったら、重い人だとかなり安心。私くらいの体重で、ビレイヤーが前に引かれてコケる、ってあまりないだろうし…。普通の男性なら、握力で、ギュッとするだけでローワーダウンくらいラクラクなハズ…。

リードだと、だらりんビレイ、だったら、多少嫌ですが、それでも、前に引かれてロープの長さが出る、ということは、重い人の場合考えにくい。

しかし、これも比較の問題なので、私より軽い男性なんて、なかなかいないので、自分より重い人なら、大体だれでもオッケーで間口が広いクライマーですよ、私は(笑)。

人工壁で1ピン目からロープが90度近くに屈曲していても、私は軽いから大丈夫だろうと思います。パツパツビレイの方が落ちたときフラれて激突かもしれませんし。

そう言う訳で、自分の体重が軽いので私は、あまり相手のビレイスキルには、目くじら立てていません(笑)。私自身のカラダが小さいので、重い人のビレイなら、多少いい加減でもなんとかなるだろうと。

ただ重い人は一般的傾向として、ビレイが雑だと思うので、一応チェックしています。小さい人の方が一般的傾向としてビレイが上手です。よりシビアだからですね。

もちろん、ビレイヤーとして信頼できる相手は特別です。信頼してくれた人を信頼します。私のビレイで落ちた先輩のビレイは、最も信頼しています。でも、体重の軽い私のビレイで落ちれるかどうか、ってのもありますから、ケースバイケースです。体重差あるって分かっているのにバンバン落ちる人は、ちょっと…。先輩のビレイで、一度、手繰り墜ちしたのですが、止めてもらいました☆ やはりしっかりしたビレイヤーが必要です。手繰り落ちは私も止めていますが、だいぶ瞬発力要ります。

自分のギリギリ課題は、ビレイヤーがいいときしかリードしません。今だと、5.10bは信頼できる人のビレイでしか登らないですが、後輩のビレイでも、5.10aなら登ります。

■ ビレイをお断りする例

例えば、私の師匠は体が大きいクライマーで、結構重いです。

私と彼だと、仮に登攀力がイコールだとすると、私がリードした方が双方にとって、技術的にカンタン=安全、ということになります。

実際は、師匠のほうが登攀力があるので、いつもリードは彼ですが、私があまりに体重が軽く、重いクライマーにとっては最適なビレイヤーでないので、思い切った課題、彼にとってはギリギリの課題には、私のビレイだとチャレンジできないと思うので、悪いな~といつも思っています。

それで、私より重めの男性クライマーを時々師匠には紹介しています(笑)。どう、師匠思いの弟子でしょ。

実際はロープは摩擦などがあるので、私のビレイでも、適切にビレイしていれば、上のクライマーがグランドすると言うことはまずないです。実際重い人を何度か止めています。

でも、核心部が1ピン目すぐ、なんて課題に、私のビレイで重い人ですぐ落ちそうな人、安定していない人が登るとか言ったら、ビレイ断ります。実際、断りました。男性に代わってもらいました。

逆の立場でみれば、1ピン目でも落ちるかもしれないようなシビアな課題に登りたいクライマーにとっては、私は良いビレイヤーとは言えないです。

■ 下からの指導

逆に私がリードするときは、師匠は超安心人材で、私はまだ経験が浅いクライマーなので、リードする際、下から時々、指導をもらったりします。

例えば、ガマスラはオンサイトしたのですが、ピンの位置が悪くて、2ピン目を掛けたら、1ピン目を外すのです… そういうの、下から見ていると分かりやすいですが、自分がギリギリだとあまり意識できないです。

あと、スラブだとロープの繰り出しが遅いと最悪です…でも、師匠は上手なビレイヤーなので、私が歩く速度で登っても、ちゃんと出してくれます。下のビレイヤーがまだ慣れていない人だったりすると、ロープの径と確保器がマッチしていなかったり、キンクしたりして、繰り出しが遅いと不必要にスラブ内に滞在しないといけなくなり、消耗します…

こういうのってホント登って分かる、ああ、大変…って路線です。セレクションのダイヤモンドスラブ(カンタン)で、つよつよクライマーが落ちたりしていますが、きっとビレイが間に合わなかったんだろうと(笑)

ピンの位置だけでなく、アイスだと、そろそろピンを取らないとランナウトになるよ、とか、ダブルだったら、ロープが交差しているよ、なども含め、経験が浅いクライマーであればあるほど、下のビレイヤーも上質?と言ったら、言葉が語弊があるかもしれませんが、分かっている人が必要です。ロープの流れを作るのに、ランナーで伸ばした方がいいよ、というのは、代表的な下からのほうが全体像が良く見えて分かるポイントです。オイラーの法則の知識が要ります。

そういうのを言ってくれる人と言ってくれない人では安全度が全然違う。ビレイヤーも忙しいのです。

■ 敗退=終了点までたどり着けない可能性

さらに…、

もし、私がギリギリにトライしたら、リードで登っていても、終了点までたどり着けない可能性があります。

どうしてもだめだった場合…

どうやってぬんちゃく回収します? 回収可能な懸垂のセット、というのもありますが…一般的でなく、結び替えの事故の可能性を考えるとおススメではない…

一般的には、残置ビナで敗退します。カラビナを一枚犠牲にするわけですね。

先日、カシオペア軌道の核心部手前にビナが残置してありました(笑)

あれを見ると、敗退したんだな~、あそこが核心か~と思うのがクライマー。ビナを見ても反応しない人がいたら、ああ、初心者なんだな~と考えます。

自分より登れる人と登っていれば、万が一敗退しても、回収便を出してもらえます。

■ 早く成長して欲しい理由

というわけで、自分がリードする気でいても、ギリギリのところにチャレンジする気だったら、自分より登れるクライマーと人は出かけたいものです。

でも、自分より登れるクライマーというのは、よりシビアなところにチャレンジしたいハズで、その時に、自分が頼れるビレイヤーになっておかないと… 一緒に行くことにメリットがないじゃん、となります。

大体、登れるグレードが低い側は、登れるグレードが高い側がチャレンジした課題をトップロープでひいひい言って登る、という循環で、うまいこと回っています(笑)。

先輩は、後輩が頼れるビレイヤーに成長してくれないと、なかなか自分のギリギリにチャレンジすることができず、イライラ、ジリジリしています…

私の後輩君はビレイをマスターしてこなかったので…、先輩の私としては、私がゆとりを持って登れるグレードしか彼とは行けない(><)。それって5.10a止まりってことになります… まぁ、もちろん、私の今の課題は、5.9をオンサイトで取貯めることなので、それでいいのですが、日本の岩場って同じグレードの課題がホント少ないので、岩に行っても、2本くらいしか触る課題がないみたいなことになったり、移動時間が喰ったり、と効率的でない。

私の先輩は11dとかをチャレンジ中なので、先輩と行くと、私は11台を触れることになります。これは大変ありがたいことです。

師匠は、11等は触りません…10代後半まで。体重差を考えると、そうだよなぁ…と申し訳ない気持ちです。

メンバー数が多いと、効率よく課題に触れます。一番登れる人が登ってくれた課題を、その課題がトップロープでないと登れない人が触ればいいか~、というわけで、一番登れるクライマーは大忙し?ビレイ側に回る暇なし?

・・とまぁ、こんな事情がクライマー間のパートナー事情です。

≪参考記事≫
良きクライミングパートナーとは?
http://kdvr.com/2017/09/07/tomers-trails-the-right-climbing-partners/

この記事によると
・コミュニケーション
・リスクの取り具合
・ユーモア

だそうです。



体重差のはなし

さて、確保の続きを書きます…

文登研が出している『確保理論』を読む、というのは、絶対条件ですが…

そもそも、みんなロープがどうやって人を保持しているのか分かっていますかね?

■ 基本概念はシーソーと同じ

当然ですけど、シーソーの両端に、50kgの人と70kgの人が乗ったら、70kgが下がって、50kgは浮きますよね?

TRはそれと同じことで、摩擦が無かったら、70kgの人がローワーダウンでぶら下がれば、50kgの人は浮きます。

私は、南沢小滝のアイスクライミングで、ですけど、まったくの初心者時代に、体重の重いクライマーがローワーダウンでぶら下がったら、すーっと小滝に吸い寄せられて、小滝に自分が激突。

後ろにセルフビレイを取る大事さを理解しました(^^;)。

もし、びっくりして手を放してしまうビレイヤーだったら、ローワーダウンしていた人は、ローワーダウンではなく自由落下になってしまいます。

吸い寄せられたら、自分の力でコントロールしているわけではないので、吸い寄せる力が均衡するまで、ロープがするすると結構早いスピードで出ます。もし、距離が短いとあっという間にグランド(地面に落下)です。

どこに引かれるか?

もちろん、支点の真下です。ですから、(出ているロープの長さが多い)ほど、(引かれる距離が長く)なります。

人間は横に引く力には弱く、すぐに体を持って行かれます。

ちなみにこうした計算は、シーソーの末端側が軽い場合に起こることで、自分の体重がほぼほぼいつでも重い側に入る体格の大きな人、カラダの大きい人は、このような発想自体が、そもそも欠落していることがあります。

トップロープだから、安心、トップロープだから誰にでも確保を任せていいや、と人は思いがちです。

でも、トップロープであっても、体重差がある場合は、軽いほうがビレイヤーだと色々とビレイヤー側は大変です。

そのことが分かっていない体重が重いクライマーは、ローワーダウンで、まだビレイヤーが準備できていないのに、安心しきって、ガツンと体重をかけて来たりして、ビレイヤーとしては、ホントに、ドッキリです。分かっている人は、じわりと体重を掛けます。

■ トップロープバー

特にトップロープバーという、クイックドローよりも摩擦が少ない支点の時は、要注意です。私は、50kgですが、後輩の重いクライマーをビレイしていて、体が床から浮いたことがあります。衝撃荷重ではなく、ローワーダウン程度で、です。

もちろん、体が浮いてぶら下がっても、そこからロープを出せば自分も、相手も、床に降りるだけですが、それでも、コントロールを一瞬失っているというのは言えます。

この時は、私はものすごく後ろに下がっていたわけではないので、すぐに真下に行きましたけど、同じような状況で、クライマーとビレイヤーが激突するという経験があります。

それは1ピン目での墜落です。

■ 1ピン目で落ちたら? 激突路線

支点が一個しかない、という意味で、1ピン目で落ちると、トップロープと同じくらいの摩擦しかない、という点で同じ状況になります。もちろん、クライマー側の墜落係数は大きいです。

ビレイヤー側から見ると、支点に引っ張って行かれる、というのは同じ。

一般にビレイヤーは1ピン目の真下がホームポジションですが、1ピン目取ったばっかりの時に、その位置にいるわけにはいかないので、1ピン目でクライマーが落ちると?

1ピン目の方に引かれます。クライマーは一ピン目にぶら下がるので、二人ともが一ピン目の真下に向かうことになり、当然ですが、激突しますよね?

で、体重が重い側と軽い側が激突したら、どっちがダメージ喰らうか?軽い側です。

以前、先輩が落ちたのを止めたときは、脳震盪くらいな感じの結構強い衝撃でした(汗)

■ 結構重要な体重差

…というわけで、体重差、というのは、結構、重要な要素です。

一般に、25kg差、と言われていますが、正確には、自分の体重の1.5倍まで、です。

体重が50kgのビレイヤーだったら、75kgのクライマーまで、です。

体重が80kgのクライマーをビレイするには、53kgのビレイヤーが必要、です。

体重が100kgのクライマーなんて、誰も登ってくれる人がいないそうです。67kgのビレイヤーが必要です。

あるガイドさんのガイド山行の募集には、体重80kg以上はお断り、とちゃんと書いてありますが、安全管理上の理由、としか書いてありません。80kgの人をビレイするのは、体重50kgない私には無理。ガイドさんは、何キロなんだろうな?

それに山では、何かあったら、その人を担いで降りないといけないんですよ?

ガイドになったら、余計そうです。なので、自分の体重で担げる重さ、というのがあるはずです。

■ 小さい人は大変なんです

アルパインクライマーのI藤さんは、男性の中でも比較的、体が小さいクライマーです。

なので、私と同じ境遇らしくて、いっしょにミックスに行った時、ビレイするのに、後ろにセルフを取っていました。それに、とても共感。

登っているクライマーは、背が180ある長身のクライマーでやせ形だけど、重そうだったからです。

一般的な傾向でしかありませんが、山で歩荷に強い、体の大きい人は、クライミングの方は、あまり上手ではない傾向があります…。

私が思うには、体重に比して、手のひらや指の大きさというのは、そう差がでないので、指力vs体重では、比率的にクライミングに不利なのだろうと。もちろん、体が大きい強いクライマーも何人も知っています。

体が大きいクライマーは、小さいビレイヤーと組んでも、下のビレイヤーが上手であれば、下手に流すビレイよりも、衝撃を緩和してくれる効果のほうがあります。下手に流すよりも、ビレイヤー自身が浮いたほうが、衝撃緩和効果になるからです。

しかし、ビレイヤーの方はビレイするの大変ですから~(笑)!

私はあまりカラダの大きい人はお断りしています。私の体重と聞き比べてからですが、私は、体重が48kgなので、72kg以上だと、ちょっとムリ。

そして、私は摩擦を増やすため必ずビレイグロープをし、人工壁でも1ピン目の真下にいます。良く見かけるビレイヤーは、1ピン目とロープが90度になるくらいに、離れて立っていますが、そんなビレイをしたことは一度もありません。それは、私の体重では、そのようなビレイは不可能だからです。もちろん、体が大きい重い人ならOKなのかもです。

というわけで、ビレイを習得するとき、体重差、というのは、非常に大きな要因で、体重差が大きな要因だと言うことは、

体の大きいクライマーにとってはあまり問題意識として上がることが少ない、

という話題でした。

小さい人は大変なんです。より厳密に原則に即したビレイスタイルが必要になります。

≪まとめ≫
・体重差は1.5倍まで
・基本は1ピン目の真下
・後ろにセルフ
・浮いて衝撃緩和
・ビレイグローブ
・重い人と軽い人はビレイスタイルが異なる場合がある


Thursday, September 7, 2017

岩登りしたい!から、岩登りできる!までの長いステップ

■ ステップを数えてみた… 16ステップ

岩登りしたい!
↓
危ないし怖いし、実際落ちたら大怪我、最悪死ぬ場合もある
↓
ロープをつける  ← ここでロープの勉強
↓
ビレイ必要    ← ここでビレイのYouTubeなどを見る
↓
ビレイをマスターしなきゃ、岩にそもそも行けない
↓
どうしたらいいか? 
↓
落ちることを止める経験が必要
↓
支点が充実した壁はどこか?
↓
人工壁
↓
週2日・半年 人工壁へビレイマスターのために通う  ←ここで仲間ができる
↓
★ビレイの要点が良く分からない = リードする人の気持ちがワカラナイ
     ↓
    一つ戻る
     ↓
    易しいが自分にとってはギリギリのグレードでリードする
     ↓
    リードするクライマーの気持ちが分かる
     ↓
    良いビレイヤーが何か分かる
     

★ビレイの要点が分かる
↓
ビレイが上手くなる
↓
リードするクライマーは安心して登れるビレイヤーが好き
↓
岩に連れて行ってもらえる

■ 岩場デビューで二手に分かれる

考えてみるとこれだけのステップがあるのですよね。

この岩場デビューでは

 岩に登りたくない人
 岩に登りたい人

の2派にすっぱり分かれます。岩登りをしたくない人に無理にさせることはしなくていいんだし、やりたい人とやりたくない人を、分ける、というのが大事なことです。

行ける山のタイプが全く違うからです。

■ バリエーション=岩登りスキル必要

岩登りしない人には、当然ですが、バリエーションルート、という選択肢は最初から取らせるべきではありません。

理由は、その人は、岩場でのリスク認知ができないからです。例えば、一般縦走では、尾根を歩きます(例:ジャン)が、岩の尾根ってどこで支点取ります?支点になるものがないので、意外に転倒したら一巻の終わりです。もし、カムが使えれば、どこでも支点が取れて楽勝になりますが、カムなんて一般縦走の人は買う気になれないでしょう。ロープを出す、と言うこと自体が、一般縦走の人にとっては、特殊状況すぎて、ロープに使われてしまい、むしろ遅くなって無い方が安全、くらいな勢いです。

結局、使わないで行く方が早いから、と言う理由で、一か八か登山になります。

別の理由でクライマーは、ジャン程度ではロープを使いません。楽勝過ぎるからです。落ちない確信がありすぎるので、その程度ではロープを出すまでもない。

同じようにロープを出さない、と言う判断でも、判断の根拠が違います。

 縦走派: ロープを出すスキルがないから、出すと遅くなって余計危険だから
 クライミング派: そもそもロープ、イラナイくらい簡単だから

あなたなら、どちらに入りたいですか?

■ 岩登りに行きたい方に入ったら

岩登りに行きたい!ということになったら、

次にやるべきことは何か?

というのは、

 ビレイの習得

です。

■ 次は人工壁通いです

普通は人工壁で、ビレイを習得します。というのは、落ちないと落ちる人を止める経験は積めないから。

落ちるには、

 支点の強度

が必要です。となると、人工壁しかありません。

ので、人工壁でバンバン落ちる人をバンバン止める、っていうのが、大事なことです。

そうしたら、外の岩に行く準備ができた、ということになります。

こうなってから、バリエーションへの道へのスタート地点に立った、ということになります。