Friday, December 27, 2019

『ロットプンクト』|アレックス・メゴスとレッドポイントの芸術



フリークライミングの世界と、アルパインクライミングの世界が全く正反対だということが分かります(笑)。

Mizugaki Climbing Institute

Mizugaki Climbing Institute

is now established! The home climbing Gym is Grappa!

https://www.grappa-bouldering.jp/

I think it's a good news so visitors are easy to find a rope partners!

Nirasaki is the best location to have a climbers guest house as I planned at first...


Contact Name is Tokio Muroi 

Sunday, December 22, 2019

アレックス・オノルドはヴィーガンです。

Monday, December 9, 2019

古い岳人(2007年)の柳澤昭夫さんの『雪山に向かうキミ』

■『雪山に向かうキミ』

今日は古い岳人(2007年)の柳澤昭夫さんの『雪山に向かうキミ』を読んでいて、本当に羨ましく思った。ここに書かれている文章から推測すると、すでに07年で、山岳会に所属する若い人は、ほとんどいなくなり、したがって雪を目指す人もいなくなった様子が見て取れる。
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クラブに所属しない人は、日ごろの山仲間と生身の経験を交換することや、緩やかな形のチームの在り方について、考えてみたい。形骸に縛られないだけいいチームができるかもしれない。
岳連や日岳協、ジャーナルは、技術やノウハウの提供ではなく、生々しい経験を提供することに力を注いでもらいたい。
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私が山をスタートした2010年には、すでに山岳会から若い人が去って、田舎で10年、都会では30年が立とうとしてるような頃だったらしい…そんなこととはつゆ知らず、独評登高会の『八ヶ岳研究』を読んだ私は、これらすべてのルートが私に開かれたルートだと感じて、ワクワクしていた。

それが叶わぬ夢、平均して20年前に敗れた夢…日本の年功序列や大企業の安泰とフラクタルだ。…ということを、私の山岳会は、メタボのセクハラおじさんを送り込むことで教えてくれた。私は黒船と呼ばれていたが、要するに…唐突な人材、だったと思う。何しろ、「次は、白馬主稜になったから山岳会に来ました」と言ってきたのだから。

こうした過去の記事を読むと切なくなる…のは、私のみならず、多くの同じような人が、もはやアルパインを目指さずに、リスクが少ないスポーツクライミングに分類される、マルチピッチを目指すようになったからだ。

未知なる道を行くアルパインや雪の山とは、比較にならないほど安全で、ボルトが打たれた、つまり、未知の要素がない山を目指すようになっているからだ。

山には旬があり、ほとんど体力だけで、技術的要素は味付け程度の初級アルパイン(例えば前穂北尾根)みたいなルートは、登攀初心者時代以外は興味がなくなる…。ゆとりが大きくて、歩きが長いと、楽しくない。リスク・リワードレシオが変わってしまうのだ。

同じことは、海外にも言え、ヨセミテを知る前にラオスを知るのは不幸なことなのかもしれない。

ランナウトを楽しむのが花崗岩。墜落を楽しむのが石灰岩。

…とタイプが違うクライミングではあるが、なにを好き好んで高い飛行機代を出してアメリカくんだりまで、大ランナウトしに行くのだろうか?と感じる。近くに韓国があるではないかというわけだ。

もちろん、優しい登攀でも、ランナウトしていればこそ、それなりにアドレナリン量が上がるという見方もできるわけだが、その代償が脊椎損傷とあっては、リスクリワードレシオが合わない。それにそもそも、クライマーにも初心者時代の、アドレナリン分泌を求める時期、というのもある。それは分泌されないまま、終わってしまったようだ…。

というので、オールドクライマーの人たちが書かれた山書の世界は、私にはただの、手の届かぬ絵にかいた餅だ…。”せいぜい八ヶ岳のバリエーションルートでお茶を濁す”、というセリフが、まさか、こんなに近くの、数年で手が届くものだったとは知らなかった…

こんなことならば、登攀の練習に捧げた真冬のピーカン日は、寒い湯川なんかでアイスクライミングしていないで、誰もいないに違いない稜線を歩いていたら良かった、とか、そんなことを思う始末だ。

私が初級クライマーとして登攀に捧げた年3分の1のアウトドア登攀経験は、結局のところ、年に1、2回の海外クライミング、日ごろのジム通いに収斂せざるを得ないわけで、そんなもののために、それほどの時間を捧げなくてはならなかったのかと思うと、残念だの一言だ。が、時代と環境が許す山は、やはりジムと海外と言うことになろうと思う。多くのクライマーがそこに着地しているところを見ると。

そうなると、本当に行くところも限られてくるわけだ。

過ぎ去った山の黄金期。歩きが主体であったとしても、未知を楽しむ、アルパインらしい山をしていたかったなぁ…。

山は逃げる…というのは、こういう意味なんだろうなぁ…。

逃げた山で未練があるのは、行き損ねたアイスクライミング発祥の地、黄連谷右俣。今のスキルでは、落ちるはずがないので、普通にリードできそうだと思うが、体力主体のルートだから、今では機会がないだろう。若いうちに行きたかった。しかも、男性とだと足が揃わないのは、他のルートで経験済みだから、できれば女性とか若い男子のセカンドを連れて行きたい。

他に大山北壁や錫杖も逃げたルート…。アイスのルートは、この時期になれば、いつも思い出す…広河原沢左俣。

Sunday, December 8, 2019

『劣化するオッサン社会の処方箋』

■ すでに劣化したオッサン社会

うーむ。もしかしたら、いわゆる市井の山岳会…もしくは上位団体は、この著者が語る劣化したオッサン社会の最後の砦になっているかもしれません…

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「オッサン」という用語は、単に年代と性別という人口動態的な要素で規定される人々の一群ではなく、ある種の行動様式・思考様式を持った「特定の人物像」として定義される、ということです。しかして、その「特定の人物像 」とは次のようなものです。

1:古い価値観に凝り固まり、新しい価値観を拒否する
2:過去の成功体験に執着し、既得権益を手放さない
3:階層序列の意識が強く、目上の者に媚び、目下の者を軽く見る
4:よそ者や異質なものに不寛容で、排他的
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何年も名誉職でしかない会長職を譲らないで実務の嫌なことは他人に押し付けている人とかいますよね。

Amazonの書評を読む限りですが、以下のような対策が述べられていると大体予想できます。
1)自分自身に専門性の高い(実務)能力
2)経験
3)ITリテラシー
4)英語を中心とした語学力(使える)
5)そしてアカデミックな資格(MBAなど)

これを山に置き換えると? うーむ。まさにこれは私が山岳会の門をたたいた時の状態ですね。

1)普通に山をコースタイムの8割で登れ、20kg程度は普通に担げる
2)すでに雪山経験豊富 60日以上
3)ITリテラシー ってヤマレコ?
4)語学力 山では関係なかったですが山書は読んでいました
5)資格?山岳総合センターリーダー講習
 すでに山岳会に行った時点でアルパインは分かっており、山岳総合センターで一通り教わった後でした

というので、本当に 黒船、ではあったかもしれませんが、時代の流れってことなのでしょう…

どんな人にも生きる場は必要なので、オッサンだからと言って居場所がなくなっていい訳じゃないですよね。

なので、居場所が山岳会ってことは、若い人は、知っていていいかもです。

難しいのは、70を超えても登り続けているようなちゃんとした人もいることです。

そういう人は、劣化したオッサンにとても寛容です。その寛容さを若い人は身につけられないと思います…

それは、完全に劣化したオジサンが、”フリーライダー”というタダ乗りなだけでなく、”有害図書化”しているからです、無害なだけでなく、積極的に害をもたらすということです。これは、単純な1次被害と、それを見た若い人がこれでもよいのだと思ってしまう二次被害を含みます。

積極的害の一例

1)テント泊中に女性に向かって「浮気したい」と言う
2)自分のテントや酒を若い人に担がせる
3)本来、”技術伝達”に使うべき時間を”過去の栄光”話に使う
4)食べていない食事代金を請求する
5)自分がすでに登れなくなっているところを登らせてもらおうとする
6)メタボでチームの足をひっぱる
7)チーム全体が挑む実力がないところに、行きたがることでチームをリスクにさらす
8)一升瓶で酒を飲んだのち登攀を含む山をするなど、リスク行為を他者に無理強いする

以上です。

具体的には、

 雪の赤岳を普通のコースタイムで登り降りできなくなれば、バリエーションや登攀を含む山は終わりにしましょう。

すでに赤岳自体が登れない方が、一升瓶を担いで雪の赤岳に登り、大酒を飲んだのちに初級の阿弥陀北稜下山で固まり、仲間に凍傷を負わせた、という事例を知っているのですが、こうした事例から垣間見る限り、一流の方は三流の方に振り回されてしまっています…

一般に、積雪期の赤岳が滞りないことは、登攀が入る山での最低限のスキルと体力、判断力の目安となっています。つまり新人はそこで躓くなら、アルパインは落第で、アルパインではなく一般登山で脚力を作るところに差し戻しです。

ので、赤岳が普通に登れない体力…メタボのせいにせよ、酒の多さのせいにせよ…の場合、ロープが出る山をするには安全マージンが足りませんので、山は引退です。

最低限、自分のテントや食料、酒など一式が担げなくなってからも、同じです。

そこを及第にしてあげることは、優しさではなく、落第がかわいそうと言うことが一番かわいそうである、子どもと同じことですので

https://news.infoseek.co.jp/article/spa_20191128_01623145/

そこはしっかり本人の命を守るため、その人が他者を傷つけるのを阻止するため、と割り切りましょう。

Tuesday, December 3, 2019

山で強くなるには?肉を辞めましょう!な話…



山岳会で、女性のほうが担げて歩けるのは、もはや常識です…その謎が解けた。

御年70歳なのに、まだアルパイン現役と言う人たちではなく、大体において、メタボに陥った男性が、山岳会の50G化していますが、そうした男性たちは、余計なぜい肉と言う歩荷を最初からしているから、歩けないのだ、というのは、まことしやかな理由として語られますが、半分の真実でしかなかったみたいですね(汗)。

実は、肉食は、体力と筋力を向上するのではなく、その逆のようです。

こうしたおじさん達は、肉食をするから弱かったのだ、というのが真実かもしれません。

一般的傾向から行くと、女性のほうが菜食の割合が強いと思います。

また、今回のこの映画で分かったことは、持久力や筋力だけでなく、男性の性的な機能も、肉食によって衰えるということです。

つまり、夫が特に体脂肪がないにもかかわらず、山で私と比べてよわよわであるけないのは、食事が悪かったせいかもしれません…夫はランチは会社で食べているからです。

これは…というのが大発見でした。

エルキャップフリーソロの、アレックス・オノルドがビーガンなのは、よく知られていると思います。

あと山の世界では、スコット・ジュレクが知られています。私もEat&Runを読んで、レシピをプラベートライフに取り入れています。

https://lifelongtrail.com/eatandrun/

しかし、スコットだけの条件かもしれないと考えていました…。いやスコットのように、深刻なアスリートになる気持ちがないということでもあったのかなぁ…。どうも、私はビーガンというかベジタリアン歴は長いのですが、心底信頼しきれてはいないのかもです。

体制におもねる気持ちが残っているのかもしれません。

あるいは、今さら食を変えても、特に大きな変化は感じられないのかもしれません。

■ とは言っても体調悪いです

とはいっても、山をスタートして、人との付き合いが多くなり、規範を弱めて、クライマーに付き合って肉食を含む、普通に食べられている食事でもまぁいいか、となり始めてから、あんまり体調がよくないような気がします。

今日から菜食を自信を持って進めていきたいと思います。

Thursday, November 14, 2019

紅葉をもとめて、巨樹発見の雷山

■ 11月の山

さて雷山に行こうと思い立ったのは、紅葉のためです。

雷山は11月は、千如寺がモミジの紅葉で人気だとのことだったので、早めの時間に家を出ました。

福岡からだと49号線で行くほうが山に行くという風情があるかもしれません。202号はバイパスなので、道路上はチェーン店だらけです。

空いている道を飛ばし、8時前には駐車場へ。駐車場には、すでに10台ほど。比較的広くて、40台くらいは停められそうでした。人気の山らしい。ほっとして、端っこに駐車。トイレもあり、ペーパーも補充されており、十分です。

登山口は、ほとんど千如寺と同じ場所にあるハズなのですが、お寺の階段が見えたので、そこから行くと、登山口を見落とします。登山道は、唐秀窯のお向かいくらいにあります。雷山川沿い。

道標は、韓国のDulegilを見てしまったあとでは、立ち遅れている、ということを感じずにはおれない。日本語が読めてもすら、迷う箇所があります。

最初の分岐で、左へ。基本的には雷山川沿いに行くと良いです。手入れの行き届いた、杉の立派な植林の中を流れる小川沿いに登っていきます。下草のシダが生き生きとしていて、手入れがされていることが分かります。この景色は日本らしい山です。登ったものの、5分程度で、またすぐ林道にぶつかりますが、その林道を上がった先が、清賀の滝です。この滝は、まぁ見どころという訳でもない感じですが、前にベンチがあり、休憩適地。ここからが、本当の登山開始という感じです。

さらに行くと、どんどんと山道が険しくなり、祠が3つ並んだ、神社にでます。この神社がとても、日本らしい景観でした。

樹木も針葉樹の植樹から、広葉樹の自然の景観となり、癒されます。肝心の紅葉は、ウーム…、色づく前に枯れている感じでしょうかね?

途中、鎖が出てくるようなところも出てくるし、登山道としては、人に歩かれすぎて、だいぶすり減っていますので、どちらかというと上級向けです。下りでおばちゃんがオロオロしていました。ただし、登山道を避けて、みどころは林道で回れてしまいます。

さて、山頂は、一応展望はありますが、余り変哲がない。まぁ日向ぼっこ出来て、のんびり、という感じです。

一度、井原山方面に出かけたのですが、もう歩いたことがあるなと思い返し、反対側の稜線を歩いてみることにしました。

すると、5分で出てきたのが草原スキー場跡地です。私は草原が大好きなのです。

基本的に、上の方で乾いたところが好きそうです(笑)。すすきのブッシュ、野生の柿の木、あざみの群生などを通ります。が、道がぬかるんでいて悪い!これは人が歩きすぎて、裸地になってしまったところに雨が降ったのか…。ので、とにかく歩きづらいです。

登山って、一般ルートのほうが路面が悪いです。読図で山を歩くようになると大体、山っていうのは、植生があるところでは、ふわふわ、ですし、森林限界を超えると、ハイ松の藪漕ぎとか。

ここは、とてもご機嫌な草原なので、ぜひゆっくりと過ごしたいところですし、なんなら、夕日を見ながら、ロマンティックなテント泊するにはぴったり。

避難小屋という立て看板があり、へぇ!今後使えるかも?と思ったので、そちらの方にいってしまい、あまり長居しなかったのが残念でした…。この避難小屋、結局、到達できなかったのですが、どうも管理されていない、いいかげんな小屋らしいです。

その看板に導かれて、行きついた先は、パラグライダーの発進所。

お尻に優しいすのこの上で、おにぎりを食べることができます。ここも林道で入れるので、気軽に展望を楽しみたいという人にはいいのかも?

ここから下は道標は黄色の丸ペンキを追いかけることになりますが、ペンキ印多すぎ!基本的に植樹の中です。暗くなったら迷子確実です。

それにしても、山登りというのが、ペンキ印を追いかける活動になってしまって、悲しいことです。道があるところを歩かずに、読図で山に登れば、山をすれば、それは全く別の冒険。すごく楽しい事なのにな。そういうことを思わざるを得ないペンキ印の多さでした。道も歩かれすぎて、あまりよくないです。

さて、無事下ると、雷神社が迎えてくれます。すごく立派な樹齢1000年のイチョウと、樹齢900年の杉が生えています。神社自体は、無人で、清掃くらいしかされていません。持っていたお神酒をお供えし、おさがりにしてもらいました。ここからは駐車場まで10分なので、もう終わりと同じです。

道向かいにも巨樹と祠があって、このあたり一帯が巨樹エリアなのかもしれません。

ここから、10分で元の千如寺ですが、すごく入り口が分かりづらくなっています。階段を下りて堰堤の下からスタートです。途中、お花を育てている農家の桔梗の畑があったり、と人の気配がどんどんと濃くなっていきます。

すぐに最初の分岐に出て、ああ、こうなっていたのね、と理解できる感じ。

もう、巨樹は十分堪能したので、490円の拝観料がかかる千如寺は次回に回して、窯に立ち寄りました。青い焼き物が、どうも雷山の土の色らしいです。お寺は、駐車場に整理の人も立つくらいなので、きっとだいぶ儲かっていそうな気がしました(笑)。

その窯で、小さなお茶碗を一つ購入したら、「ここに傷があるのですが、これでいいですか?」と聞かれ、「傷があっても、ぜひこっちに」というと、「傷があるので200円ディスカウントします」とのことでした。窯のプロフェッショナリズムを見た思いでした。作家さんは日展にも出品常連の有名な方のようです。

というわけで、すごく気分が良くなり、駐車場へ。車が倍以上増えていて、早立ちしてよかったと思いました。おかげで静かな山が味わえた。

■ 余禄

熱いコーヒー飲みたいなと思い、森とコーヒーさんに立ち寄りましたが、焙煎主体でカフェではなく。住宅街の奥にあり、わざわざ豆を買いに行くには疑問なロケーション。建物はおしゃれだったのですが…。焙煎の実力ではなく、おしゃれさで売ろうとしてそうな気がしました。流行に乗りたい感じかなぁ。もうだいぶ流行は後追いと思いますが。

コーヒー飲めないなら、ランチでも食べるかとさらに下界のイタルさんに行きましたが、激込み。ここはまたいちの塩さんのやっているランチスポットですが、おにぎりセットに1200円かぁ…。古民家の改修費用が高かったんだろうなぁ。プリンも売っていますが、プリン400円なので、そこまで無理して買わなくても…。プリンは、たぶん、おしゃれな瓶代です(笑)。私も家に持って帰っています。

結局、そのまま帰ることにしたのですが、正解でした。伊都の国歴史博物館と伊都ファームは、地元の家族連れが訪れる、のんびりした良いところで、高祖山と高祖神社が次に登る場所として適していそうでした。

49号沿いに、わかさ農園さんと言う、野菜の直売とパン、カフェが併設になったお店があり、価格も標準的。こっちのほうがイタルさんや奇妙におしゃれなスノーピークみたいな焙煎屋さんより好みでした。クロワッサンと卵をお買い上げ。卵はレモンイエローの、昔ながらの卵の色で、品質もよさそうでした。

このクリームパンは、帰宅したころで会った新聞配達の少年に上げてしまいました。なんと下の郵便受けではなく、各戸に配らないといけないのだそうです。まさに介護職ですね!気の毒になってクリームパン、あげてしまいましたが、幸せのお裾分けです。

というわけで、だんだんとお尻に行くほど良くなって、帰ってきました☆

山は登らなくてもいいけど、雷神社は行く価値あります。





Thursday, October 31, 2019

【コメ付き】ニコ生主、冬の富士山で滑落

■ 富士山で滑落死を自ら実況中継してしまっている事例

この方、スニーカーで富士山、なんですよね。

一般に雪を目指している”本格的という形容詞がつく”登山をしている登山者にとって、この時期って行くところがないです。

雪を楽しむことを目指すなら、北アの西穂山荘とかくらいまで行かないと、10月後半では、雪の量が少なすぎて、アイゼンも効かないし、ただのベルグラだと滑るだけ。滑ってもOKな樹林帯とかなら、まぁ、それでも行ってしまいますが…。富士山ちがいますよね?あきらかにただの氷の滑り台。少し想像力があると分かることです。

11月の八つ、阿弥陀南稜も考えたことがありましたが、まだ地面が確実にコンクリートされていないと思い、やっぱり行くなら、もう少し雪がついてからだな、とか考えます。

無雪期と積雪期の端境期って、道具(アイゼンなど)があっても肝心の氷や雪が少ないので滑るし、きちんとは地面が凍っていないので、石ころも地面から外れるんですよね。ようするに、ただただ滑りやすく、得るところが少ない。

ので、こんな時に富士山に行くこと自体がド素人さんです。

■ 山を選ぶ能力がないのが一般登山者

でも日本の山は、”登山は自己責任”を旨としているので、山を閉鎖しないのです。

北アに挑んで遭難した韓国の登山者が、それはゲートが開いていたためだと、日本の国立公園を訴えた事例があるそうです。韓国では国立公園は管理されているのでしょう。

いわゆる”本格的がつく”登山をしている人たちは、国の権力が山を封鎖し、自分たちの山ができなくなることを恐れていると思います。それもそうですよね。

ところが一般登山者が、来てはいけない時期に来てしまいます。一般登山者というのは、この方のように、スニーカーです。スニーカー&ジーパンがデフォルト。山が危険なところだという前提がまだまったくのところ入力されていない状態で、旅行の延長戦で登山をしている人たちです。

こうした登山者からすると、雪が少なく、凍り始めの山が、危険なだけで、何もいいことがない、面白くない山だとは、わからないです。

無雪期=簡単、積雪期=難しい なら、降り始めとか解けかけの頃=中くらいに簡単、つまり易しいのでは?とか思ってしまっても、不思議でないのかもです。

この辺の大誤解は、自然と人間が遠くなり、人間が自然のことを知らないので、想像力すら、働かなくなって、50年みたいな状況なのかもです。昔は寒くなったころは、霜柱がはったり、水たまりが凍ったりして、その頃が一番滑りやすいと平地でも実感できたでしょうが、昨今は温暖化で下界は、凍らないので分からないのでは?

端境期が一番登りにくい、なんて情報、ネットにも、山の本の教科書にも、書いていないです。

一般的に山は小さい山から段々と大きくしていくのがセオリーなので、かつての登山者たちは、ずっこけても、大したことにならない低山で、すこしづつ状況に対する想像力をつけていくものだったのでしょうが、現代の登山者は、いきなり富士山、です。

私も、ダイヤモンド富士を見に行ったお正月の竜ヶ岳で、暗い中、ずっこけながら、登り降りして、このことを理解しました。低山で経験したことを高い山に適用する、というのも知性で、想像力がないと、応用できない… 山は応用力が必要です。

この応用力も現代人には欠けているようで、戦後の暗記一辺倒の詰め込み教育の成果がでているのでしょう。

ので、現実を見渡してみると、山に入ることが不適だということが明らかである時期…この時期の富士山は、国の権力でゲートを閉鎖しても、やむを得ないかも、です。

素人さんと山ヤさんは別にして考え、差別的だと思う必要はないと思います。むしろ、素人さんに山ヤ並みの知性と知識を求めて自己責任論を主張するほうが無理があります。

何しろ、ちゃんとした山ヤであるはずの人でも、毎年一人か二人、2月とかの冬富士にチャレンジして死んでいます。分かっているハズの人ですらそれなのです。

冬の富士山は、突風がほとんど唯一のリスクなので、富士山のおひざ元に住んで、毎日富士山を眺め、今日こそ無風だ!という日を確実に選んで行かないと、登れない山です。「今日休みだし、晴れているから」って山じゃないです。

私は5月の積雪期に富士山に登っていますが、真夏と真冬が混在する山で、雷から逃げるように走っておりました(笑)。

登り6時間だったのに、下り2時間30分。あんまり早く降りすぎたので頭、痛くなった。雪山としては傾斜はゆるゆるで、寝ています。丘にしか感じられず、こんなでコケる山やいないと思う斜度です。

でも、いったんこけたら、氷の時は、摩擦係数ゼロです。

だから、アイスクライミングは、60度の斜度しかない4級の登攀でも落ちれない。ロープをつけ、プロテクション取ります。

60度のスラブなんて、ノープロで歩くようなところですよ?地面の質によって傾斜の意味も違うってことです。

そういうことを学んでいくのが楽しい!っていうのが登山をする、っていうことです。

決して獲得標高で山自慢とか、獲得ピーク数で山自慢することではないです。





















HOW TO catch a fall - Chris Sharma

Wednesday, October 30, 2019

客観的指標を登山道に

■客観的でない指標

日本の登山道の指標が、

距離と
標高差、
勾配

などの客観的数値データではなくて、

”標準コースタイム”

というような、”標準でない人にとっては全く意味をなさないような指標”であることも、日本の山で遭難が絶えない原因と思われます。なにしろ、ほとんどの日本人が標準ではなくなっている。ほとんどの方がご高齢です。

遭難を減らすのに、最も簡単な施策でお金さえあればできることは、各登山口に、このコースは、

何キロ、
標高差何メートル、
勾配何%、
難易度は1~5のどれか?
鎖場はあるか?

を書いておくことだと思われます。

現場の表示が充実しているインスボンでも、1.5時間の道を10分くらいだと思って上がってきている欧米の人いましたが、そう言う人は、すれ違う人に教えてもらって、すぐ降りていました。日本では、登山口に掲げてある案内標識に数値がない。

1kmだったら歩こうと思っても、10kmだったらそう思う人はいないはずです。

一般に山ヤにとって1日20km歩くのは結構普通です。

韓国の登山道の標識

Tuesday, October 15, 2019

判断力は20年かかるんなら、もう専門家に判断させたらどうでしょう?

南御室小屋の投稿です。

ーーーーー
【今日、山登る必要ありますか?】

朝から雨の中ひっきりなしに人が登ってきます。
だいたい東京神奈川、あとは関西の方なんですが、台風のニュース見たことないのかな?
ーーーー

これは山梨で一緒にボルダーを登っていた方の投稿なんですが、日本の山(国立公園)は、台風でもゲートを閉鎖しません。

先日、登山の国際機関の方に教えてもらったのですが、韓国の人が日本の山に登って、事故に遭い、それは、悪天候時に登山道のゲートが開いていたため、登ってよいのだと思ったためだ、と言って日本の国立公園を裁判に訴えたそうです。

山の知識って、10年でやっと新人卒業、ベテランと言われるには基本的に最低20年ってみんな思っていますよね???

だったら、今の時代の99%の登山者が、一年に1座登っても毎年登っていれば10年みたいなペテランレベルなのですから、その現状を直視し、この山小屋のご主人など、

判断できる能力がある人に判断させる

ようにしたらどうですかね?日本人の判断力のレベル低下は、台風19号で登りに行くレベルですよ?ロシア人を災害がない国の人は分かっていないなぁって、言っている場合じゃない。災害でこれだけ酷い目に遭っても行く、ほとんど思考停止レベルです。

現実を見ましょう…

Thursday, October 10, 2019

Japanese trails and world's national park's trails.

Japanese Mountain trails, especially in Hodaka mountains

I heard that Korean hiker had sued Japanese National Park for NOT closing the trail gate on bad weather. Seeing Korean trails in Bukhansan National Park, I see the big picture.

In Japan, judgement is done by each hikers because how much risk you can take is depend on your physical strengths, walking skills, climbing skills not only on objective danger such as weather, bad trails, steepness, and loose rock and crowds.


So you need to know in advance, how much risk you can take, in the particular mountains. Each trail has a different difficulty and it is not on a course guide signs on the mountains it is only be seen in the internet...

See here for grading in the Japanese mountains.

https://www.pref.nagano.lg.jp/…/k…/documents/english2018.pdf

https://www.pref.nagano.lg.jp/…/rokken_hyakumeizan_ichiran.…

Japanese grading is much more complicated so you will need a certain experience to apply the grades to yourself too.

For your info, in Japan, "average hiker" means someone who can walk up hills 300m height gained in 1 hour. So you can go nearest easy mountain and take the time. If you take more than one hour to gain 300m, you are below average, in physical strengths. So you'd like to add 1 or 2 hours extra time to hike up the mountain you like to climb.

Skill difficulty is a different story and if you are unsure about trail's objective difficulty, you'd better train yourself in climbing gym with easy 9th or 10th grade or easiest 2 grades...since in Japan, such difficulty is not prepared for unskilled hikers. I saw Korean trails has stairs and handrails and it was not even a climbing grade, so it is pretty safe. No risk of falling off the mountains. In Japan we don't have those.

I think risk of bad weather is hiker's cost in Japan, you are expected to study weather forecast before hand, or even expected to be able to read the weather chart.

I have Australian mountain, New Zealand's mountain experience when I was just a tourist, and I felt no danger nor a risk. It was only an extension of sightseeing, but in Japan, you would be asked to equipped with a minimum knowledge and skills and minimum training... if you show up in the Japanese mountain without rain wear, head light, some water and food, you are considered "irresponsible ignorant hiker".

A lot of cases, outside of japan, showing up with sneakers and blue jeans are OK. You are an average hikers.

So know the difference is what we need here.

Sunday, September 15, 2019

アレックス・オノルド サイン入りスパチュラ

■アレックス・オノルド サイン入りスパチュラ

今を時めく、アレックス・オノルド君… サイン入りスパチュラが15ドルで売っていました(笑)。

良く言えば、まさに男女差別感がないからこそ、ありうる発想。 

日本の最強クライマーの例えば、ユースケさんとかのサイン入りフライ返しがありうるか?と言えば、絶対にありえないでしょう。ギリギリボーイズの誰も、自分の名前がフライ返しのような、主婦っぽいアイテムに乗ることをうれしいとは思わないでしょう。

しかし、悪く言えば、そこまでして儲けたいです?みたいな(笑)。さすがアメリカ、稼ぐなら今!って全力投球中??

■ 世界のクライマーに募金しましょう~

これは購買を通した募金です。アレックス君を応援したいママ族むけ商品です。募金するにも、タダお金を与えるだけでなく、何らかの形との交換が必要です。

家にすでにあるものでも、もう一個持っていても邪魔にはなんないよね~的なアイテムが、スパチュラ! 15ドルならスパチュラとしては高いけど、誰でも出せる金額。

というので応援している人は、みんな買わない理由がない…

マーケティングとは、買う理由を作ることではなく、買わない理由をつぶすことだとグロービスで教わったような???

Friday, August 30, 2019

RAIN is the threat! People!

RAIN is the threat! People!!

I think travelling foreign people have a hard time understanding that in Japan,

RAIN can be the main threat.
Now, Fukuoka has an EVACUATION warning!

Be aware of the life threatening rain please! Japanese land is consist of steep and fragile mountains and we are not the part of a big old continent.

That means our land is being updated by erosion all the time.

Nature lover must be able to understand that.

This is a link of Japanese weather authority. Keep it up please! 

Thursday, August 29, 2019

映画『クレイジー・フォー・マウンテン』予告編

Fallen Rock in Mt.Fuji, the risk of crowded mountain

The news says a 29 year old Russian woman died in Mt.Fuji by fallen rock and the rock fall might have been made by the other hiker.

The unskilled hikers and the crowd is No.1 RISK in Japanese summer mountain.  My first alpine climbing mentor taught me not to go North Alps in Golden Week in Japan. Because there are so many unskilled hikers there without crampons on and not just rock, a human itself might come falling on you.

So, the mount Fuji's case could happen to anybody.

The news says

1) 26th, 7 am
2) fallen rock hit her head and chest

The history of Mt.Fuji fallen rock

1)1980 Aug. 14, a rock of  1 -2 m had fallen on people, and 12 were killed, more than 30 were injured.

2) In 1998, 50 cm rock fallen on a woman's head. Killed her.
3)In 2014, a man got injured his leg, a woman got broken her skull by hit of rock .

Experts say, "Most hikers are beginners. So they cause a fallen rock easily."

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二十六日午前七時ごろ、富士山の山梨県側登山道の頂上付近で「落石が女性に当たりけがをした」と一一九番があった。登山をしていた東京都品川区北品川四、ロシア国籍の主婦アンナ・ドゥブロビナさん(29)に石が当たって死亡した。影響で山頂付近が一時通行止めになった。
 県警によると、死因は外傷性心肺損傷。石は頭や胸に当たったとみられる。夫と登山していたといい、県警が落石の原因を調べている。
 山頂付近では昨年十月の台風の影響とみられる石積みの崩落が発生し、県が復旧工事を実施。七月一日の山開きの日は標高三千四百五十メートル付近から山頂まで登頂できず、同九日に仮復旧した。
 県は二十六日の事故後に現地調査した結果、崩落や、のり面を覆っていたネットに破れはなかったと明らかにした。落石は別の場所からとみられる。付近は現在もネットで覆われ、登山道の一部は幅が狭くなっている。県によると、落石は自然発生のほか、登山道を外れて登ることで後方に被害を及ぼす可能性があるという。
 富士山では、今回の現場に近い山梨県側登山道の八合目付近で一九八〇(昭和五十五)年八月十四日、大規模な落石が発生し、十二人が死亡、三十数人が重軽傷を負った。近年、落石は他の登山道でも発生している。
 八〇年の落石は、夏休みで登山を楽しむ家族らを直撃した。直径一~二メートルほどの岩が下山者を襲い、夏山の落石事故として前例のない大惨事となった。
 その後も、九八年八月に静岡県側の山頂付近で、直径五十センチの落石が二十代女性の頭を直撃し、死亡する事故が発生。二〇一四年には七月に同じ付近で三十代男性が右足を負傷、八月には山梨県側の山頂付近で二十代女性が頭の骨を折る落石事故が起きた。
 今回の落石死亡事故について、富士宮口五合目にある富士山総合指導センターの土橋一雄さんは「五合目から山頂まで道があり、簡単に登れそうな印象があるが、富士山は日本第一級の高山。十分注意してほしい」と呼び掛ける。
 登山家で神奈川県藤沢市の安東浩正さんは「富士山を登る人は、登山に慣れていない観光客が多い。まず、自分自身が登りと下りで落石をしないことが大切だ」と指摘する。 (篠塚辰徳、前田朋子、菊谷隆文)
より引用

こちらにほかの方の分析もあります。
https://www.camp-outdoor.com/tozan/fujisan/sonan_jiko.shtml#b


Saturday, August 17, 2019

山のヘリコプター問題

https://kumonodaira.com/news/helicopter.html

お隣の韓国では、山小屋は統廃合が進んでいます。不必要な山小屋は自然保護の観点から、廃止の流れです。

インスボンがある白雲山荘も廃止されました。

日本の山小屋も、要不要を整理して、ごみをまき散らす稜線の小屋は、事故防止の観点からも、きちんと歩ける山やだけを受け入れる体制にした方が良いのではないかと思います。

現状の、下界と同じ生活が可能な山小屋では、

 そもそも山に来るべきでない人

が、大挙して山に押し寄せるということになってしまいます。

これは、クライミングも同じで、クライミングジムができたため、そもそもクライミングの危険を認知しない人が来てしまっています。

Saturday, July 27, 2019

手繰り落ち やってはいけないシリーズ 



今朝はこんなのが来ました。いや~ あぶない。手繰り落ちは、やってはいけないことの筆頭です。

下のビレイヤー、ずいぶんぶっ飛んでいますね。ビレイヤーとクライマーがぶつかって、ビレイヤーの首がむち打ちというのがよく聞く事例です。

Thursday, July 25, 2019

初級ルートのボルジムがつまらない件

■ セッターが作っていない課題

5級以下のボルジム課題がつまらない…のは、特にセッターに頼んで質の良い課題を作ろうという意図がないためと先日、判明。

7,8級なんて誰が作ってもいっしょだろーという訳で、面白くなかったらしいですよ~(笑)

私が思うに、ボルジムで8級とかの初心者課題で面白い!と初日で思う人、めっちゃ稀です。

これの何がおもしろいの…となるのが普通だろうなぁと。

今はボルジムはかっこいい!と思われているから、本心はツマンないと思っても、黙っている人もいるかもしれませんが(笑)

■ 才能がある人

有段者の人たちって、ホント求道者みたいですが、そう言う風になる人は、そもそも才能がある人です。

ジムはそもそも、スタートがそのような才能がある向けにスタートした、という歴史的経緯があるため、どうしても上級者目線…上級者だけが楽しければいいような感じになってしまっているときが、まま、ある…のが、日本のクライミング界の悲しさかなぁと思います。

■ 初心者が楽しくなるには?

ではどうするか?
私はほんとに初心者で5.9をリードするためにラオスまで行って良かったなぁって思います。誰も、「え?5cしかリードできないの?なら来るな!」とか言わない。

むしろ、「今、6Aリードしたところで、ロープ余ってるから、登る?登らないなら抜いちゃうよ」と抜く前に一声かけてくれる。

だって、どうせリードした後なんだから、余っているロープで初心者がトップロープしても、誰も損はしないんです。

私が6Aにリードで取りついて怖くなり、テンションしたため、下のビレイヤーに「すいません」と謝ったら、「いや、俺らも別のグレードで同じことしているだけよ」と言われた…(笑)

たしかに…。 それぞれに適したグレードで、怖がって、「て…テンション!」と叫んでいるだけだった…

6Aで落ちてチクショー!と叫ぶのと
7Bで落ちてチクショー!と叫ぶのでは、

グレード以外は何も変わらないのです…

Saturday, July 20, 2019

How to Rig an Anchor from 2 Bolts

1本目の摩擦を増やす

こちらは、エーデルリッドのオームです。

体重差のあるクライマーをビレイする際に、安全性を高める道具です。

1ピン目に使います。

欧米では、男性クライマーが体が大きく、女性クライマーが華奢というパーティを見かけることが多いです。

体重差が顕著な場合は、クライマーは、激オチ禁止です。

静的にテンションを掛けるほうがいいです。


この道具があれば、フリクションの増加によって、ビレイヤーへ伝わる衝撃が緩和されるので、激オチも可能になるかもです。

クライマーも落ちるまで登りたいですよね♪

余談ですが、フリクションはオイラーの法則により、屈曲の角度を増すことでも増やすことができますので、私は体重差が大きいクライマーを、軽い私がビレイするときは、わざと一本目のフリクションが大きい位置でローワーダウンすることがあります。

最後はフリクションがなくなるので、配慮してくださいね。

余談ですが、これはビレイヤーではなくて、重たいほうのクライマーが購入するのが筋、という商品であると思います。

Tuesday, July 16, 2019

ツインゲートでグランドフォール事故

 ツインゲートのカラビナでの事故がありましたが…。

入間クラックで、トップロープ中にグランドフォールと言う事例だそうです。

← こちらはFBより拝借したツインゲートのカラビナ事例。

ツインゲートのカラビナ自体、そうメジャーな製品でないので、見たことがない人もいると思いますが、このようなお品です。



前にベースキャンプに行ったときは、環付きビナがトップロープには設置してあったと思いますが、なんでツインゲートになったのかなぁ…。

こちらは、同じくFBで回覧されてきたものです。事後かもしれませんが、メーカーの取説には、

 ビレイループに掛ける →  ×
 タイインループに掛ける → 〇

と出ているようです。ビレイループはビレイ器を掛けるためのものです。タイインループは、自分とロープをアンザイレン(英語ではタイイン)するためのものです。

当然トップロープの場合は、タイインループに掛けるのが普通です。

エイトノットを結ぶときも、いつもビレイループじゃなくて、タイインループに掛けますよね。

ビレイループを、ビレイ以外の用途(タイイン)で、推奨してくる人もいます。すべてのハーネスの取説を確認したわけではないですが、ハーネスで、ビレイループとタイインループと言う二つのループを用意しているからには用途が違うのでしょう、と思います。

私は、ビレイループにタイインするように言われても、やっぱりタイインループにアンザイレンしてします。この事故の人もそうしていれば、起こらなかった事故かもしれません。



Monday, July 8, 2019

個人で独学がベスト

岩崎さんの無名山塾は、私が山岳総合センターと同時に考慮した登山学校でした。山岳総合センターが公立とすれば、山塾は私立、とセンターの講師の先生が言っていました。(ちなみに私は個人塾出身です…笑) 

総合センターを終わった時に、仲間は必要だし、地元の山岳会は団塊登山化していて山を教えてもらうことは不可能だし、若い会は無謀登山だし…、と言うので行くところがなく、山塾に、と思ったときに、入会を打診しました。

すると、私はもう読図で道のない山を歩けるので、入会したら破線を一人で歩いては行けないと言う会の決まりに不満を持つだろうと言われました。また確保がエイト環しか教えていないそうでした。それも、不満だろうと言われ、そうだなと思い、入会は辞めました。

そうなると、アルパインでスタートしたクライマーであっても、やることはフリーしかなくなります。

なので、当時は、”なるほど、こうして皆フリーに流れてしまうんだー”と理解。私も例に漏れず、アルパインはメンバーがいるときだけで、後はずっとフリーをしています。

要するに、合宿系の経験値が欠如するということです。冬山は合宿が基本なので。

その後、山塾の記録で、アルパインの入門岩場である、旗立岩のリードで落ちている記録があり、これは登攀力自体が足りていないで、山に挑んでしまったケースだなーと思いました。私は落ちていないからです(笑)。

岩崎元郎師匠自体が、それほど登攀型ではないというか、年齢もあると思いますが、高齢になってからは、歩きの山にシフトされていたのではないかなと思っています。大体、賢い山ヤほど、年齢を重ねてアルパインと言うのはやらない。

山に挑めば当然しっぺ返しを食うからです。山は変わらず、体力は下り坂。なので、50代以上は、すべからく、山を小さくしていくプロセスにおり、その一番小さい山は、初級のアルパインです。

岩崎さんは、ちゃんとした山ヤなのに、登攀寄りでないことは、団塊登山の旗振り役としては、最適な人材だと思ったのですが、ちがうのでしょうか…。

というのは、高齢になってもアルパインに行きたい人は、たぶん、若い人にリードしてもらいたいのです。それは、かつて自分もそうしてきたからで、若い時は登攀的にも歩荷的にも、それがそんなに負担でないと分かっているからではないかと思います。ところが、最近の若者は期待するほど強くないんです。

ワタシみたいな新中古車と言われている登山者でも、大学生でもそうみたいです。

ので、自分の若い時と比べて、同じことを若い奴にさせられないというのが、なかなか分からないみたいです。若い人のほうでも、年配のクライマーの言うことを聞いて、リードしても、怖いだけで、何も楽しくないのかもしれません。

というので、世代間の技術伝達は途切れています。結局のところ、アルパインも分かってフリーがアルパインの基礎だということも咀嚼しているクライマーと言うのは、

独学の人

です。これは馬目さんもそう言っていました。去年の今頃、馬目さんと会って、かなり意気投合しました。

独学で大事なことは複数の意見をもらい、それらを総合して自分の判断とする、ということです。

Saturday, July 6, 2019

日本にもヴィアフェラータを


■ メインロープとPASの違い


まぁ、ずっとテンションしているから、理解してしまえば、別に何も問題がないのですが、

理解していない人が理解するまでの間に事故になってしまうことが多いのがクライミングの世界の常…

伸びないスリングに落ちてはいけないということがワカラナイ…のは初心者の常です。

それが分かるにはどうしたらいいのだろうか?と考えていて、思いついたのが、ヴィアフェラータ。

ヴィアフェラータのセルフビレイは、必ずダイナミックロープでできており、2本カウテールが出ていて、冗長化されているからです。

つまり、日本にもヴィアフェラータがあれば、クライマーは、メインロープのセルフの重要性が分かるのではないか?と。




それに、初級の岩登りを一人で練習することもできるので、すごくいい考えのような?!




私はゲレンデでいきなりⅣ級登れましたけど…三つ峠の一般ルート、こないだ会に来てくれた新人のI永さんが、見晴らし岩の5.6で登れなくなっていたところを見ると、彼をいきなり三つ峠連れて行くとダメだと思いました。


50代の新人さんです…  最近の新人さんは、18歳ではなく、20代ですらなく、若くて30代、ボルダリングジム経由の人なら歩きが課題、山経由で来た人はクライミングが課題。

どちらも乗り越えるには本人の意志が…結構強固に必要です…(汗)。

先輩としては、

・歩きから入った人に、「ボルダリングジム通ってください」と言いづらい(汗)。

・ボルダリングから入った人に、「山を歩いて脚力鍛えてください」と言いづらい(汗)。

という問題があります。


どっちも一気に解消でき、セルフを出すレベルの傾斜がどのようなモノか?も理解できる。


ヴィアフェラータが普及すれば、ジャンに無謀に挑む人が減るのでは?


ザイテンでコケる人とか? 重太郎新道で渋滞とか?


提唱

http://www.unipro-net.com/smc/via%20ferrata.html



御在所にあるらしい!

http://kansai-yamanobori.com/via-ferrata/


アルテリアの技術サイト

https://www.alteria.co.jp/sport/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%A7%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%8A%80%E8%A1%93/

段階的にステップアップしましょう

■ 境界線のあいまいな日本

登山界ではよく知られていますが、外国では、一般登山者と本格的な登山をする人は、まったく歩くトレイル自体も別です。一方、日本は混在しています。

同じことが、岩場にも言えます。

スポーツクライミングの岩場で、アルパインクライミングの論理をかざしたり、アルパインの岩場でスポーツクライミングの理論をかざしたり…と、ややこしい…。


■ 段階的にリスクを大きくしていく

アルパインへ行くにも、最初は、スポーツクライミングの人工壁でビレイを覚えないと、落ちる人をキャッチする経験値は積めません。

落ちた人を止めたことがないビレイヤーが「私はビレイできます」と言ってきたからって信頼できます?できませんね?

ちなみに、落ちた人を止めた経験がない人は、人工壁がなかった時代の年配のクライマーには、一杯いそうです。(ついでに言えば、自分が落ちたことがない人もいそうです。)

そののちに外岩に行きますが、最初から瑞牆なんていかないでしょう?

最初は、Ⅳ級のゲレンデからです。

そして、Ⅴ級、つまりフリーのグレードになってからは、最初はボルトがしっかりした城山などのスポーツクライミングの岩場に行きます。

そこで登りが上手になってから、小川山などのフリーの岩場へ。

《まとめ》
1)人工壁で、ビレイとキャッチの経験値を上げる
2)ゲレンデで、初歩的な登攀を覚える (落ちないクライミング、手作りの支点)
3)スポーツクライミングの岩場で、落ちても死なないクライミングになれる
4)フリークライミングの岩場で、危険を避けて困難に迫ることを覚える
5)マルチを覚える

そういうリスクとスキルの段階的なステップアップをしていかないと、リスクを積極的に取るアルパインクライミングはできないと思います。

安全にギリギリに迫るスポーツクライミング、困難を追求するフリークライミング、リスクを能動的に取っていくアルパインクライミング、と背後にある価値観や思想が違うのに、日本では、きちんと色分けされていません…。

結果、どのクライミングでも、肝試し大会みたいになっているし、互いが理解しあえないで、否定しあっているように見えます。

私はラオスに行ってとても楽しかったのですが、スポーツクライミングとはいえ、5.13もちゃんとあり、毎年通ってくる、強つよクライマーもいます。

そのクライマーは困難を追求しているので、安全でないと困難は追及できないです。

日本では、初級グレードが足りておらず、安全に困難を追求できるクライミングのフィールドが限定的なので、世界へ足を伸ばさないと、安全vs困難の追及のバランスが、各クライマーの成長段階によって適切に選ぶことができないです。

そこが、ボトルネックになって、クライマーにとっては、安心してクライミング力を伸ばすことができない、と言うことになっているように思えます。


これが登れないんだったら来るんじゃねぇ!という岩場で、その一番易しい課題が登れない人はどこに行ったらいいんでしょう?


その易しい岩場に行ったら、今度は大ランナウトだとすると、その人にとってはどこも難しすぎるか、危険すぎるかと言うことになってしまいます。


多くの人がそういう意味で、ボルダリングジムでだぶついてしまいます。もちろん、インドアジムでクライミングをしている目的が、痩身、とかでもいいのですが。


都会ではボーリングのようにボルダリングが受け入れられており、それはそれでいいと思います。つまり、その先に発展性がなくてもいいという意味です。


しかし、もし、さらに頑張りたいという人がいるのなら、その道は残してあげるべきかなと思います。


今すでに登れる人は自分が登れるから、それでいいということになってしまいますが、その状態になるのに梯子を外されているのが若いクライマーたちです…


それだと、若い人はどうしたらいいのか?となります。

Friday, July 5, 2019

夏山の遭難を減らすには?

夏山の遭難

を減らすのに必要なことは何か?

夏山での遭難者数が、例年過去最大を示していることは残念なことです。

遭難を減らすのに、そもそも必要なのは何なんでしょう?

・未組織登山者を組織化
・引率者
・知識 → 資格? クイズ?
・体力 → 体力テスト?
・登山道の整備
・登山ツアーの開発
・GPS発信装置
・入山口での詳細な案内とか?
・ヘリ有料化

夏山のお客さんというのは、”お客さん”、であって、文字通り。”登山者”ではない。

山ヤだと思うから、腹が立つのであり、知識がない!と文句をいうことになるのであり、前提をとっぱらって、業界外から知恵を入れたらいいのかもです。

ヘッデンを持ってこないとか、2時から登山とかいうレベルは、すでに登山者とすら言えない、お客さんレベルです。メモリの±ゼロに到達していない、マイナスレベルってことです。

マイナスの人を±ゼロにする活動と、ゼロの人をプラスにする活動は違う。

例えば、ゼロの人をプラスにする活動ならば、

危険個所を教える → そのあと滑落しても自己責任

とは言えると思います。登山前にレクチャーを受けるか、個人情報保護法のチェックみたいに、チェックいれないと先に進めないようにしておくとか。

しかし、マイナスの人をゼロにする活動だとすると

危険とは何か?

から教えないといけない。落石で死んだ人の腕がもげた画像を見せるとか??

■ 70代

現在遭難者が多いのは 70代 です。80代初心者とかもいる。

一般に70代って、20代の体力の半分です。

つまり、今までのグレード換算表とかコースタイム表が役に立たない。

大体70代が標準コースタイムで歩ける方が変でしょう。だから、山のグレード表もコースタイムも、高齢者向けとそうでない人向け2パターン要りますよね。

いっそ、年齢別コースタイムを作ったらどうでしょうか?もうヤマレコとかヤマップとかに一杯年齢別、性別のビッグデータは溜まっているハズです。特に、有名な山域では楽勝で、実際に登山者が歩いたコースタイムから、出てくるでしょうし。

とにかく、夏山のお客さんは、お客さん、であって、登山者でない、ということをしっかり考えて行く必要があると思います。

なぜなら、法律で、引率者責任は認めるが、引率される側は、子どもと同じで、無知による過失は責めを負わないからです。

無知こそ命とりであるのが山なので、無知が山では一番大きな罪なのですが、司法はそう考えてくれないならば、夏山では、引率者はどう転んでも、知らなかったを貫き通されれば、罪を着せられる羽目に陥ります。

そんな立場に立ちたい人はいないでしょうし、立たせるような行為は、それこそ、相手を陥れるようなもので、人の道に反します。

些細な無理のために代償になるものが大きいのが山ですが、本人が無知で本人が代償を払って死ぬのは勝手ですが、本人の無知で、引率者が代償を払う羽目になるのは、引率者がかわいそうです。

クイズ!この登山者はお上りさんでしょうか?ベテランさんでしょうか?





この写真を見て、分かる人は、山やとして適性があり、問題がないです。

分からない人=ハイコンテキストが必要な人(ハイコンテキスト=説明)なので、山の勉強を十分しないと、自分がほかの人のリスク因子になる可能性があります。

1)クランポンが左右反対
2)クイックドローなんていらない
3)ザックからモノが落ちそう = 後ろの人が危険
4)ヘルメットなんでザックにつけていて被っていないの?

基本的にザックにじゃらじゃらと外付けしている人は、お上りさんを自ら宣伝しているようなケースが多いです。見かけたら、かっこいい!と思うのではなく、ザックに入らなかったんだな~とか、外付けは危険だってまだ学習途中なんだなー=未熟な登山者、と思うのが、的確な見方です。

さて、この登山者、まさか、エベレストで初めてクランポンはいたのかね?

ということです。

このように、日本人だけが言葉にしない情報を読み取るわけではありません。 

世界的に、山の世界は、どうも、レベルの後退が激しいようです。

日本人も初めて登る雪山が、富士山7合目の雪上訓練と言う人は、アイゼンバンドぶらぶらで、遠足気分で来ます。

遠足じゃないんだよ、と言っても来ちゃったものは、まわりが保護してやるしかない…同じことがエベレストで起きているようです。

基本的にはローリスクのところから始めてリスクを上げて行くものなので、雪をやるならGWの八つとか、丹沢とかでスタートするのが普通ですが、そう言う情報がでていないので、初心者でも富士山に来てしまいます。来ても、何を学びに来たのか?正しく位置づけられていればいいのですが、ただ浮かれて、アイゼンバンドも切らないで来るなどというのは、リスク不感症です。バンドに躓いてコケたとき、転がり落ちれてしまう場所に行った場合、どうする予定なんですか?

ヘルメット持っているだけでは意味ないです。被っても、背負っても同じ重さ。

5月の涸沢周り・・穂高も同じことが起きています。トレランシューズにクランポンをつける人もいます。

ヘリ有料化?

昔の山やさんに押してもらったところによると、

山を歩きとおせるだけの踏破力や体力、およびヘッドライトを持ってくるという常識や、2時から登山開始しては夜になってしまうという推察力がない人たちが山に大挙してきてしまう理由は、

昔と違ってヘリが無料になってしまったから

ではないか?ということでした。

ヘリ有料化の動きはあるようです。

http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52012179.html

沢登をするような人は、たぶん、山に来ることがそもそも疑問である、地図持ってこない、ヘッデンもってこない、2時から登山の意識の低い登山者ではないハズなので、これは、やはり、大多数な無知な登山者が、そうでない人たちの足を引っ張る、

という現象を起こすという、社会のどこでもよく見るあるあるになってしまいます。


https://blogs.yahoo.co.jp/sirakabaman/15526337.html

ヘリ有料化が時代の流れに反している、という指摘もあるようです。

こういう事例は、やはり、外国を参照するのが良いのではないかと思いますが、どうなのでしょうか?

登山ブームで、お粗末登山者が大挙して山に行くようになってしまったのは、日本だけでないハズですよね。

■ 窓口?

登山に行くときに、ヘッドライトとカッパを持って行く?とか、コースタイムを調べてから登山を開始する、とか、そういうイロハを教える窓口、入り口、というのが、日本ではどこ、と確立されているのでしょう?

それが私には謎です。私の場合は、甲府でストローハットという登山用品店がやっているツアーに参加しました。

その時、私は無知だという自覚があったからです。

普通に装備表にある装備を全部きちんと用意しましたが、だからと言って、何が良かったわけでもなく、同じ山にもう一回行きました。

山岳会に行く人もいると思いますが、山岳会に20年いても、2万5千の地形図を見たここともない人もいます。

ブームによる山登り人口を適切な知識に誘導する窓口と言うのがないのではないですかね。

そういうトンデモ登山者に好意的な見方をすると。

個人的には、2002年の雑誌と比較して、内容劣化している山の雑誌が気になりますが。

山の雑誌は初心者が最初に見るものと思うので、雑誌の劣化を食い止めるのが、もっとも効果的なトンデモ登山者を減らす善策と思いましたが、モンベル管轄になって、岳人は読むに堪えない雑誌になりましたし…

きちんとした山の情報が手に入りにくい=情報弱者がより増えたということなのだろうと思います。


Thursday, July 4, 2019

山は独学できる人向きです

■ 独学スキル

独学スキルが私にはすでにあったことで、山の世界では成功したと思います。

落石沢で顔を洗ってしまう登山者との差はこれです。学び方をすでに知っているかどうか?です。

豊後ピートさんの 落石の怖さを誰もわかってくれない

夏山のお客さんが、10年山に登っても、”お客さん”なのは、山を学ばないからというものですが、そもそも、学び方を学ばないから、です。

今日来たメマガです。長いですが、お付き合いを。

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こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

先日、富士山に登ったということを書きましたが、
それ以来、ポツポツとご返信を頂きます。

その内容は、
「富士山はどうでしたか? 大変でしたでしょう?」
といったものが多いです。

ですが、実は、私の今回の富士登山は、
かなり楽々でした。

しかも、高山病にしても、そこまで苦しくは
ありませんでした。

私の友人に、かなりの登山経験者がいて、

ハンガーノックにならない食事の方法、水の飲み方、
足のフォーム、靴の履き方、ストックの使い方、
心拍数をあげずに登る方法、着るウェアの選択、などなど、
本当に何から何まで教えてもらって
その通り実践したら、楽に登頂できました。

頭が痛くなった以外は、すごい楽でした。

結局、高山病もほとんど苦しみませんでしたし、
登頂した瞬間は、「え、こんなに楽勝なの?」と
拍子抜けしました。

さて。

先日、お金の心理学講座の一ヶ月目を収録したのですが、
その内容を一言で表すなら、

何かを学ぶ前に、「学び方と真似方」をマスターしよう、

です。

私の知り合いの塾の先生は、
「東大に合格するような生徒は、学び始める前に、
学び方を学び始める」と言っていました。

これは、セミナーなどでも同じです。
何か、良い話を聞いて、
「あー、いい話を聞いた」ではダメなんですね。

正しい学び方、真似の仕方。
セミナーから学ぶ前に、これらを学ぶのが鉄則です。


これは、富士登山の時も同じでした。


経験者の言っていることを100%聞いて、
自分なりのアレンジを全く入れない。

たったそれだけで、
拍子抜けするほど簡単に結果が出せるわけです。

ビジネスでも同じですね。

うまく学び、うまく真似するスキルが身につけば
それだけで結果が出せます。

ほとんど苦労しないので、そこに感動はありませんし、
拍子抜けすることが多いです。

よく、お金持ちの成功譚(せいこうたん)を聞くと、
「成功するまでの苦労話」がお涙頂戴と言わんばかりに
話されることが多いですよね。

それはまあ、

・苦しい体験をしなかったと言うと
人から妬まれるから、

あるいは、

・ドラマティックになるように、

という目的で苦労話が入れられている場合があります。

学び方と真似方を覚えれば
別に苦労しなくても結果は出せますよ。

私は、このことに気づくまで、
本当に余計な苦労をしたなあと思います。

相馬一進
ーーーーーーーーー

山では、ケースバイケースなのですが、そのケースバイケースさ、を学ばせるようには、山を組み立ててくれる指導者がいないです。

富士山で教わったのと同じことを北岳でしなくてもいいですし、別の登り方があります。北岳は北岳というケース、を学びに行く山です。

ケースバイケースを選べるようになるのに10年と言う世界。

しかし、最初の一歩の山で終わりでいいとは思います。

■ 富士山で学ぶこと

富士山は、初心者の山です。 日本で一番高い山は? 富士山です。

この時点で、高い山=すごい山と思っている人の価値観はガラガラと音を立てて崩れ、

「ということは、エベレストはすごくないのかも?」

と応用問題で、発想できるハズですが、そうはならないのであれば、

 登山に適性はなし、

です。

というので、

 山高きがゆえに尊からず、

高いほうがエライという価値観を覆すのが富士山を登る初心者のテーマですね。

Wednesday, July 3, 2019

山で傘はOKか?

こちらは豊後ピートさんのブログです。

岩崎師匠が傘の使用について述べたものを救助隊が批判したもの。

https://blog.goo.ne.jp/bongo-pete/e/6a5dde797238f17ee3f882917d32879a?fbclid=IwAR1E1uyoVQB8Pb1EzLSdKlV58gBMtG8rqTgX8hGaxEoqgYM_hI56x7Oumpo

山で傘は原則NG つまり、場合によっては便利

っていうのも、ビレイで下がってビレイしていいというのと同じで時と場合ですが、その

時と場合

がほとんどの人にとって切り分けられない…切り分けられるようになるのに、10年くらいの経験値がいる、というのが山の最大の問題のような…?

センター試験のような単純な唯一の正解があるという、画一的な教育の弊害と思いますが。

豊後ピートさんとは五龍でご一緒してすごく話が合う方でした(笑)。ブログは超辛口なんですが。いい人です。

今では中高年登山の地、白馬に(うかつにも?)私が行ってしまったのは、単に私の次のアルパインの目標が白馬岳主稜だったからです。

積雪期登山で、八ヶ岳から、北アへステップアップするのは、ものすごく大きなステップアップです。 日本海側気候への意識を変えないといけないし、雪崩地形の勉強もいるし、豪雪と寡雪の山ではラッセルも違うし、何もかも、けた違いにリスクが上がります。

ので、ビビッて、小屋でバイトして、天候情報とか、地形とか、遭難箇所とか調査(笑)。

先輩の助言なく、個人で挑むなら、それくらいしてちょうどよいです。おかげでカクネ里とか知りました。

白馬は、無雪期は、中高年登山の山です。中高年登山の山というのは、ただ中高年が多いというわけじゃなくて、そう言うジャンルの山って意味です。

”中高年登山”

というタイプの、一般登山とも、市民登山とも違う、全く別ジャンルの登山スタイルがある、と思うほうがいいです。分かりにくいので、

”団塊世代の登山”

とでも名前を付け替えたほうがいいかも…。登り方、登る目的、すべてが違うものです。

例えば、ホテル並みに環境整備された宿泊が好まれます。白馬岳山荘がそうですよね。ごみも持ち帰りたくないし、ロープウェーは大歓迎です。もちろん、前後は温泉です。つまり、至れり尽くせりの山がお好みです。

そこに有る価値観が、”冒険”と”チャレンジ”ではない、ということは確実です。

たぶん、”第二の青春”と”ゆとりの謳歌”がテーマと思う…。

中高年登山においては、恋愛が花盛り。パッケージ化も好まれます。

ので、若い人が一緒にいると、なんか違うな~と違和感を感じると思います。ので若い人はテント泊だとたぶん快適。小屋に泊まると、なんか違う感爆裂かも。ま、ちゃんとした山やは夏山の一般縦走路にはいないものですが。

しかし、まぁそういう登山があってもいいわけで、ただ遭難されるのは、他者にとって大迷惑ですので…遭難しないでもらう方法は何かないのか?って感じです。

後立の稜線って遭難多いんですよねぇ… 



Tuesday, June 25, 2019

フリークライマーの進歩の段階

ギュリッヒの著作からの引用です。『フリークライミング上達法』よりP17~


1)トップロープで取りつく(初級者)

この際、いつかリードで取りつくことを目標にする。未修得のムーブが洗練され、体に記憶される。これを繰り返してリードに至る。このスタイルは必ずしも理想的なものではない。

2)いきなりリードで取りつく(上級者)

ムーブの暗記に頼らないで登る。当然墜落をすることがある。核心部では何回か落ちることがある。その場合、最終支点から、ムーブを練習し、下へ降りて、再度次のトライを行う。 (ヨーヨー作戦)

徐々に少ないヨーヨーの回数で登れるようになることが進歩の目安。

3)墜落しないで安全にゆとりを残して登攀。フラッシュができる。(エキスパート)

■ 発達段階の断絶を作らない

大事なことは、発達段階の断絶を作らないこと。(ある5.13は登れるが、ある5.8は登れないというような事態を作らないこと)

■ ハングドッグはエイド

”ロープ、ピトン、ナッツのような人口手段を前進のために、あるいは休憩のためにも使えば、それは人工登攀になる。” P21

中間支点にぶら下がってレストすると(ハングドッグ)、フリーで登ったことにならない。

■ 懸垂下降はエイド

初級者は、

1)懸垂下降してルートの道筋、ホールドの質と条件を確認しておく
2)難しい部分はトップロープで習得
3)リード中にハングドッグする
4)たびたび墜落する
5)墜落した地点から再度登る

ヨーヨースタイル(最難のスタイル)
1)リードで登る
2)墜落したら、再度のノーハンドレストに戻り、そこから登りなおす

”ひとつのグレードをマスターすることが努力目標である” P23

■ グレードはコミュニケーションの手段

花崗岩のルートと石灰岩のルートのグレードを比較する手段はない(P24)。

■ コントロールされた墜落

どこでも落ちていいというものではないア(P41)

悪い支点や支点がない時に、上に向かって逃げるのは、危険に向かって逃げることになる(P41)

上半身をまっすぐ保つように努める(P41)

長い距離を墜落する可能性があるルート(ランナウト)では、たとえ人からの失笑を買おうとも、ヘルメットの着用を憚ってはならない。

自ら意識した、墜落が許されるのは、100%岩に激突する危険がなく、十分な良い中間支点があるときだけ(P41)

できれば墜落している時間より、登っている時間がながいルートを選ぶべき(P42)

アルプスでは、コントロールされた墜落を適用できるケースはほとんどない(P42)

勇気あるクライマーとは、無分別に数多く墜落する者のことではなく、自分や仲間を危険にさらさないよう、墜落すべき時と場所をわきまえている者のことである。

■ クライミング能力

1)技術 つまりムーブ

2)体力(筋力と柔軟性)

3)戦術 心理

4)個人的条件 (年齢、身長、エイプレシオ、モチベーション、不安、意志)

5)環境 岩の構造、確保条件、天候などの外的要件

■ あるグレードの初級者の訓練

・初級段階では60~70%を体力訓練ではなく技術訓練に割くべきである(P49)。
・課題は、すべての客観的なマイナス要因(確保条件の悪さ、高度感)を取り除いたうえで、できる限り多様なムーブを蓄積させること = ボルダリングとトップロープ(P50)

■ 魅力

自然によって与えられた運動課題を自分の力で解決することがクライミングの最大の魅力
(P50)

目標は、力を使わない運動フォームを完全にマスターすること
また極めて厳しい条件(確保条件の悪さ、脆い岩など)で最大の成果を達成すること





オンサイトの美学

■ 美学と現実 建て前と本音

オンサイトが一番いいスタイルと言うのは、クライマーだったら誰でも知っていると思う。

しかし、その哲学を主張する人の意見に感化されて、そのまま取り入れることが可能な人と不可能な人がいると思う。

ので、真に受けないようにしないといけない。

1)環境 落ちれるビレイヤーかどうか?
2)体格 165cm標準体格に合わせてピンが打たれている
3)標準体力 ガバがガバでなかったりとか、一般的に想定されている基準値から自分が離れている場合は要注意 例:握力17kg

エイプレシオも関係があるそうだし、指のパワーと言うのは体格のばらつきよりもより小さいみたいなので、指パワーvs体格では体格が大きなクライマーは不利だ。

というので、クライミングのスタイルで何を大事にするかは各人の哲学で、各自が勝手にやればいいという話だが、それをほかの人に適用する…押し付ける場合は、用心が必要だ。

押し付けには自分の主張も含まれる。オンサイト、ヨーヨースタイル、レッドポイント、ピンクポイント、マスターリード、ぬんがけリード、などなど、自分が一番楽しいスタイルで登っていればいいと思う。

押し付けられた人にとっては、ものすごく危険になることがある。

例として

1ピン目を掛けれるなら、どんなルートでもリードで取りついても良い

ということを言われたので、そのようにしていたら、1ピン目で落ちてキャッチしてもらえず、そのままグランドし、流血して背負われて救急車に乗り、7針縫うことになった。1ピン目掛けたあとのフォールだから、責任はビレイヤーにあるが、誰の責任かと問うても不毛だ。

事故があると、損をするのは、クライマー界全体であり、岩場が禁止になることもある。

ので、一番大事なことは事故を起こさないことだ。

ので、過度に自分の哲学を披露するのは、押し付けとすれすれになることが多いので、やめましょう。

昔の強つよクライマーももはやリードしていません。力量が下がると、分かるようになるようですが、力量が下がる前は分からないものです。相手の体躯、パワー、知識と経験、とすべて相手の立場に立ってモノが見れるわけでないので、基本的に相手は、その人ができるベストの行為をしているとみて間違いなしです。

つまりトップロープだから頑張っていないという指摘は当たっていません。誰がより頑張っているか、競争にならないようにしないと。

リードする力量がない人がリードで落ちて、ビレイ力量がない人がビレイヤーでキャッチできなかった場合、変にこだわらずに、トップロープにしていればよかった…、と言うことになります。

もちろん、トップロープで、ノーテンで登ったことをオンサイトと称してしまうような基本的な間違いは教えてあげたらいいのですが、トップロープしかしない人がそれで楽しいのであれば、それでいいのではないかと思います。

見ていて、もっと良いスタイルで登れるので、もったいないなとは思いますが。

それとこれは別でしょう。リードへ進むには、ビレイヤーと言う環境が要ります。ちゃんとしたビレイヤーは天からの賜りものです。


Monday, June 24, 2019

トップロープvsリード

■ トップロープからリードへ

昨日は色々と考えさせられたクライミングだった。

初心者にトップロープで登らせる期間は、どれくらいにすべきなのだろうか?

というのは、私はクライミングをしたことがない一般登山者の時点で、三つ峠に行き、2度目からリードだったし、その次の半分フリー半分アルパインみたいな西湖の岩場(いわゆるゲレンデ)へ行ったときは、人工壁に通い始めて3か月のころだったが、初回から5.8でリード。マルチはその時からリードで相方に教える側だ。

その後は、すぐに小川山の(つまりフリークライミング的でシビアさが桁違いの)5.7 3p 春の戻り雪を相方と繰り返した… 

■ 育ち方

これは、あんまりノーマルな育て方じゃないのではないかなぁと。現代では。今は人工壁を飛ばすのは無理があるように思います。私も初期のころ人工壁に通いました。

《モデルケース》
習得の目安
1)人工壁 週2半年 ビレイを習得
2)人工壁のリード壁で一通りやってはならないことを習得(手繰り落ち、逆クリップその他)
3)人工壁でリードし、落ちるときに落ちそうかどうか?察知できる
4)落ちるときに声を出す習慣が身についている
5)おおよそ、5.10aをノーテンでリードできる(最低ライン)

基本的にビレイができないと、外岩に連れて行けないという風に私は育てられました。外岩=ご褒美です。

逆に言えば、ビレイができれば、登攀力は問われない(笑)。最悪プルージックで上がる技術があれば、登攀力は後からついてくるので。

これが外岩デビューと繋がるわけですが…

習得の目安として
・外岩5.6が安定的に登れる(三つ峠レベル)はないとリードさせられない

逆にフリーのゲレンデであれば、トップロープであれば、どれだけ難しくても誰でも取り付けます。

ので、海外では

1)自分が登れる易しい課題でリードして、
2)隣の難しい課題にトップロープを掛け、ギリギリに課題に挑み、リハーサルをしてから、
3)その課題にリードに挑む、

ということが普通です。

これだと、リードする時点では、ホールドのありか、が分かっているので、安全ですが、オンサイトと言うことは、結果として軽視されていることになります。

■ アルパインでは、オンサイト力が重要

将来アルパインへつなげたい場合は、と言うことかもしれませんが、オンサイト能力の養成が重要です。

レッドポインターとして成長するか?
オンサイト主体のクライマーとして成長するか?

どちらかの選択が必要なのかもしれません。例えば、アレックス・オノルドは、エルキャピタン900mをフリーソロしたわけですが、DawnWallのトニー・コードウェルのように、地上数躍メートルのトラバースで、5.15をやるのとでは、けた違いにグレード自体は違います。

トニーが100回(実際はそれ以上落ちていたと思いますが…分かりやすいように便宜上100としました)落ちながら、やっと1回RPしたグレードは、フリーソロでは出てきません。出てきたら一回の失敗で死んでしまいます。

 100回に1回の成功を求めるクライミング(RPの世界)
 100回に100回の成功を求めるクライミング(フリーソロの世界)

では、まったくやっていることの中身が違います。アルパインは後者です。

■ スピードクライミングと万年セカンドのアルパイン

余談ですが、アルパインで万年セカンドと言う世界は、スピードクライミングの世界と似ています。

こないだYouTubeで、スピードの選手とアレックスが並んで登っていましたが、アレックス君、全然遅かったです。そりゃそうですね、確実さが身上のクライマーなんだから。
(念のため、ですが、確実さが身上のアレックス・オノルドでも、一般クライマーから比べると3,4倍のスピードです)

ちなみに、スピードクライミングでは必ずトップロープです。

これは、アルパインクライミングのセカンドと同じ状況です。アルパインでセカンドがもっともやらないといけないことは

さっさと登る

です。落ちても平気なのですからリスクを取ってさっさと登ってくれないと日が暮れてしまいます。

ちなみに5年程度はセカンドでアルパインの経験を積むように菊池さんは雑誌で案内しています。

■ 日本のオールドクライマーはフリーをしない人も多数

この辺の事情は、年配のクライマーは理解していない人もいるようです。

ある山岳会に行ったら、普段ショートで今5.10cをやっているあたりだというと、アルパインでそのグレードを登るように指示され、震撼しました(笑)。年配の人からすると、だって5.10c登れると言ったじゃん、という訳なのですが、フリーをしない年配の人の指示に従うと危険だと思いました…。

クライミングの安全は両方が同じ理解を持っている、ということになります。

一般にアルパインのクライマーは悪場に強いですが、登攀グレード自体は、そう高いグレードは登れないことが多いです。昔は11クライマーで十分とされていたためです。12登れたら会で一番ということになってしまったそうです。

(が現代では5.12は男子の中ではごく普通クラスでもはや上級者ではなく、中級者と言われています。)

クライミング力は飛躍的に進化し、現代で求められている一流は、登攀と確実さの、その両方を備えていることです。高グレードを登って、なおかつ、確実で落ちず、さらに早いということです。

しかし、それはクライマーとしての最盛期に求められるレベルであるため、非常に難しく、機会を得ること自体が困難なため、高齢化も伴って、今では一般的に山岳会の長老レベルでリードされるグレードは下がりに下がって、5.7レベル、つまり初心者と同じレベルとなっているようです。(アルパインでのグレーディングが5.7と言われてそのまま受け取れるかと言うと疑問があります、2グレード辛いとみるのが安全策です)

したがって初心者からみると、指導者がそもそも登れない、指導者がいない、ということになります。(もちろん、アドバイスは得られますが。一般に同じ理解をしていないと、コミュニケーションの誤解を生み、危険が増すことも考えられます)

■ ビレイ習得の次の課題 ナインアンダーの克服

ということで、山で死なないために大事なことは、守りの技を習得してから攻めに転じることです。

ということで、クライマーにとってはビレイの習得となりますが…それはまぁ1年も頑張れば習得可能なので、それが終わったらどうするか?となりますが。

易しいグレードでのリードでリード経験を蓄積する

になります。易しいグレード、ナインアンダーです。これには海外でのクライミングがおすすめです。特に私はラオスをお勧めします。

ナインアンダーが確実にリードできていない段階でも、5.10Aのトップロープは可能なので、同時進行で続けて行くと、バランスの良い成長ができるかもしれません。

大事なことはリードを意識したクライミングかもしれません。

■ 一般的傾向

一般的傾向として、

同じグレードなら、長い課題のほうがクライミングそのものは易しい

という傾向があります。

ボルト3個の5.9よりも、ボルトが10個の5.10Aのほうが易しい可能性があるということです。

長ーい5.9は、5.10Aとグレーディングされる傾向があるからです。

ですので、短い5.10aに取り付くよりも、長いほうがオンサイトの可能性が高いということになります。

持久力をつけることにもなりますので、長い課題を狙うというのは良き作戦かもしれません。

■ 開拓者で選ぶ

開拓者の個性と言うのもあります。

テクニカル系 vs パワー系
ストレニュアス vs ワンムーブ

現代ではコケが生えた悪い課題はあまり好まれない傾向がありますが、コケくらいは沢をやっていたら普通です。しかも、易しいグレード、寝ている個所でコケが生える傾向にあるので、アルパインの練習でいいのかもしれません(笑)。ぬれぬれで雨後ひょんぐっている5.10cクラックを登った人は偉いナ~と思いました。一般にフリーのクライマーだったら避ける状況かと思います。

開拓者自身の個性により、課題の内容、課題が伝えてくるストーリーが変わってきます。

自分の好みの開拓者を見つけたら、おそらく、その人の開拓ストーリーを再度、追体験するような気持になるかもしれません。

こう言う登り方も味わいと言う意味で渋くて、素晴らしい登り方なのではないでしょうか。



Wednesday, June 19, 2019

アルパインへのステップアップとアルパインへ進んでからのライフスタイル

■ 一般登山からアルパイン(本格的という形容詞)がつく登山へ

一般登山とアルパインの差は、二つです。

1)道がある(一般)vs 道がない(アルパイン)
2)難易度 (4級以下)vs(5級以上)

この2点の内、人から教わることなく、独学で到達できるレベルと言うのが1)ナビゲーションスキルです。

なので、一般に、本格的登山へ進もうという方は、1)については、自分のできる範囲で済ませてきている、ということが前提になります。山の中で右も左も分からない、では困ります。

成果はともかく勉強してきているかどうか?のインディケーションが、2万5千の地図を持っているか?磁北線を引いてあるか?などです。

登山の考え方の大事な部分の大きな柱は

 山岳地系と言う新しい地理システムを理解する 

ということです。

次に一般登山と本格的登山では、難易度が全く違います。一般登山で一番難しい山とされている難易度5の山は、本格的という形容詞がつく山では、一番簡単な山です。

その代表のようなものが、八ヶ岳の赤岳です。一般登山では、積雪期赤岳はもっとも難しい山ですが、本格的登山では最も簡単な山です。この山を簡単と感じるか、難しいと感じるか?そこが基本的にはアルパインへ進んでもいいのか?悪いのか?という協会ラインになります。

■ その後のライフスタイル

アルパインへ進んだ後の基本的な山やのライフスタイルの原型は

フリークライミングを基礎とする

です。なので、フリーをまずはマスター、最低限のビレイと初歩的な登攀力を身につけないといけません。

それで、大体の人は、週に2回外岩、2-3回のインドアクライミングと言う生活になります。

つまり、このライフスタイルを作って行けなければ、リスクがあるアルパインクライミングは、肉体的な素養の面で少々危険です。

例えば、少しメタボになっただけでも、フリーでは1グレード登れなくなりますし、歩きは確実に悪くなります。

ですので、一般に30代を超えてしまえば、下っていく肉体能力をいかにせき止めるか?ということになります。

それには、自制心が必要になるわけです。お酒やたばこは、若い体には可能でも、加齢した体では、リスクを高めるだけの要因になってしまいます。

ということで、フリーを基礎のためにやるとしても、だんだんとクリーン化していくのがクライマーや山やの在り方と言う気がします。

もし、そこが抑えられていない山やが要れば、それだけで山に行く資格に掛ける、ということがあるかもしれません。

もちろん、山はリスクがある山ばかりではなく、すでに道もはっきりしていて、歩くだけのリスクのない山もありますので、その時、その時で取れるリスク範囲の以内に抑えた山をすればいい、つまり、できる山をすればいい、ということになりますが、その結果、山が年々小さくなる、ということでは、山岳会の衰退が分かる、と言うことになっています。



Tuesday, June 18, 2019

日本では易しい課題が危険なことが多いです

またクライミングに行ってきました。

この写真は軽さを重視したドリルです。

私は現代のクライミングルートというのは、全部ラッペルで作られているのか?と思っていました。

違いました…驚いた。

ラッペルではなく、グランドアップで作っているルートもあるそうです。

それならば、オンサイトの重みが重くなります。


■ 歴史上 ラッペルのルートができてクライミング能力が飛躍的に伸びたこと

リン・ヒルの『クライミング・フリー』という著作にも、グランドアップの時代に、ラッペルのルートを受け入れる苦悩が描かれています。

もう40年くらい前の話ではないか?と思いますが… 

アメリカのヨセミテを開拓した人たち、初期の開拓者たちはグランドアップでルートを開いていくことに大きな意味を見出していたため、クライミングそのものの、グレードとしては、5.8止まりだったようです。それ以上になれば、エイドです。

そうでないと、重たいプロテクション用のギア…ピトンだったり、カムだったり、のちには、ボルト?だったり?が持てないからです。

フリークライマーは、何も持たないで登りますが、それは終了点やボルトがすでに整備されているから。

現代では、クリーンクライミングの流れを受けて、ピトンが外されるようになり、カムを取らないならば、ランナウトと言うことになりますが、そうなると命綱は命綱として意味をなさず、落ちたら死ぬという意味ですので、死なないためには落ちれない=易しいところしか登れない、のジレンマに陥ります。

■ ラッペルルート

それがないのが、ラッペルでのフリークライミングの世界で、落ちること前提です。なにしろ、開拓者も、オンサイトしていません。ロープにぶら下がって、ボルトを打ち、ボルト打ちの適正さを理解するために、開拓中に何度も登るので、しまいには暗記してしまうのだそうです。

そのため付与するグレードも一般的にどうしても辛くなってしまうのだとか…。ボルトを打つ頃には、もう慣れてしまって、自動化でゆとりで登れるようになるからですね。

そのようにしてできたルートであれば、トップロープリハーサルで登るのは惜しくありません。

一人で登る場合は、当会がお勧めしているトップロープソロという仕組みでリハーサルできます。

フリーソロのアレックス・オノルド君も、トップロープソロで、リハーサルを何度もしたようです。そりゃそうですよね、一度のミスが一巻の終わりになる1000mのフリーソロなので。

■ 適正ボルトになるのは、最多価格帯

一般に、開拓者は現代では、高グレードが登れる人たちと相場が決まっていますが、以前は、クライミング自体のレベルが低かったため、易しいグレードしか登れない人も開拓していたそうです。

5.9しか登れない人が5.9を開拓すれば、適正グレードと適正ボルトになると思いますが、現代ではそのようなケースは、稀で、高グレード登る人が、自分用に開拓するのが、普通ですので、既存ルートを登りつくした人として、5.13以上を登る人からすると、5.9は、ボルト自体が要らないくらい簡単、ということになってしまいます。

これで初心者には危険なルートとなってしまうわけです。

この理論で行くと、訂正なボルトの配置に収束するだろうと思われるのは最多価格帯です…多くのクライマーが落ち着く先、と言うことになると思われます。

■ 5.12当たり?

おそらく、努力して5.12みたいなところが、多くの男性クライマーがクライミングを趣味として打ち込んだ場合に、落ち着く最多価格帯なのではないかなと思います。一昔前のリーダークラスのレベルです。

逆に言えば、それくらいまでは、セーフクライミングと言うのが、なかなか得難い、というのが日本での実情です。

■ 上で落ちれる課題

その実力をボルダリングジムで換算すると、たまに2級が落とせる、と言うくらいではないかと思われます。

私はボルジムでは4級でギリギリ、6級で快適ゾーンです。これくらいの人はもっと人数的に多いですが、外岩デビューするのに最低限必要な能力かもしれません。

これくらいの人は、外岩では5.10台ですので、ランナウトがやはり危険を招く可能性があり、登る課題の選択は慎重さや見極めの目が必要です。

しかし、リン・ヒルが葛藤したように、上手になるには、ラッペルルートにトライ…つまり落ちることも内包しながら登らないと、落ちないクライミングだけを重ねていては、1950年代の往年クライマー並みにしか登れるようにならない、成長の阻害要因である、ということは否めませんので、落ちても大丈夫な課題を持っている必要があります。

外岩のいいところは、課題全体のムーブが11ってわけではないことです。初心者は確信が上部にあり、下部は易しいという課題を選ぶ必要があります。私が先日登った5.11は、核心へ行く前までは、5.9か5.8くらいのように見えました。

その課題の隣の課題は5.9ですが、ピンの配置から、クリップが核心化しそうで、クリップ前に落ちると1ピン目で落ちることになり、怖そうでした。

両方を比較すると、5.9で2ピン目以前が核心と5.11aで長いけれど上で核心、下は易しい課題では、後者のほうがより安全そうです。

このような情報が十分共有されれば、フリークライミングも、初心者同士で組んで、徐々にステップアップするということが可能かもしれませんが、そうでない場合は、やはり経験者と同行するほうが良いと思われます。

経験値が一番必要なのはルート選び、のほうです。


クライミング マインドマップ


山岳会は高齢化で、すでに高度な山はできなくなっています。
また、若い人の会も、指導者がいないため、高度な山はできなくなっています。若い人だけの会は、そのため、どちらかというと婚活的な活動拠点になっていますが、まぁ、それはそれで、価値ある活動ではないか?と思います。

中高年登山の会は、退職者の第二の青春の会として大盛況中です。若い人は育っていません。

若手で強いクライマーはスピンアウトして、1)個人で登る、2)強い人だけの会を作る、3)トレランなどへ、と展開します。

インドアジムは店舗数が年々増え、500店舗突破で、市場競争が激しくなっています。ボルダリングジムはここ数年で急増しています。人気があるのは、初心者向けのジムです。強いクライマーがやっているジムは、営業的には苦戦しているところが多そうな印象です。

人工壁は、インドアジムと公立のリード壁に分かれます。公立のリード壁は部活で若い人が育っています。初めて数日で5.12オンサイトなどのすごい子供たちです。

インドアジムは、リードへつなげるところで、ビレイ技術の習得がネックになって、外岩人口へはつながっていません。まじめに頑張っても、週2回のビレイ練習で半年かかります。より頻度が少ない場合は、もっとかかります。

コンペは海外と縁があるクライミングです。大会で各国に行くためですが、大会のスケジュールに合わせて登るため、国内岩場では登れないことが多いです。

アイスのコンペは、イコールドライツーリングのコンペですし、そもそも、ドライが、アルパインクライミング寄りの活動なので、コンペで海外に出かけても、海外で岩場に触れる人も多く、外岩クライマーが多いです。

ドライツーリングの人口は極小です。国内では昭島、岩根、東京のボルジム、誰かの個人宅、くらいしか、練習するところすら、ないです。またギアが高額なので、子どもがやることはほぼ考えにくいエリアです。

こども=インドアボルダリングジム
思春期当たりの人=選手化
青年=初心者と強つよに二極化
30~40代=少ない
リタイヤ組=中高年登山とクライマーに二極化

となっています。リードクライミングは、高齢化が激しく、若い人は指導が得られない技術伝承がされないという問題があります。今の指導者層も、ビレイについては個人差があり、現代の最新技術では決して行ってはならないというビレイを未だにしている人が多いですが、個人によります。現役を捨てなかった人は、きちんとしたビレイを時代に合わせて習得したようですが、ほとんどの人は自分は落ちないクライミングしかしないから、という理由で落ちれない技術程度のビレイヤーですが、他の部分の知識や経験を買われて会で重鎮と言うことが多いのです。なので、重鎮にはビレイしてもらわないで、日ごろ人工壁に通っているような人にしてもらうほうがむしろ安全です。

安全に関しては、都度判断で傾向と対策だけでは、困難と言うことです。

遭難が多いのは、昔山岳会で今は登らなくなった方たちですが、体力の過信が主たる理由です。20代と60代では体力は半分ですが、それでも同世代の初心者と比べると、体力も経験値も優れていることが多いので、つい頑張る羽目になってしまうのです。

そういう山やに憧れた”新人の”60代の方がもっとも危険です。体力は20代以下で、20代がやっとこさ登るようなことを経験値もなくすることになるためです。その場合は、ハイキングの会で登りこんで体重を下げておくことが大事のように思います。メタボというのは、本当に山ではマイナスです。

若い方は、技術習得を先にガイドさんや都岳連の講習などで済ましたあとは、トレランやウルトラマラソンに参加するくらいでないと、すぐに山岳会では物足りなくなると思います。海外へ早めに出るほうが、登攀も安全に伸ばせますし、山の経験値も広がり、日本の山の特殊性も理解できるようになるのではないか?と周囲を見渡して思います。









Monday, June 17, 2019

命知らず賛美と同調圧力の結婚

■ クライミングの分類

現代では、クライミングは、

・外にあるボルダーという岩を登るボルダリング
・その模倣である、インドアジムの壁を登るインドアボルダリング

・ロープを命綱にして、できるだけロープに頼らず登るフリークライミング
・ロープを全身の手段にして登るエイドクライミング

・何十回も落ちながらトライして、やっと登れるスタイルの高難度フリークライミング

・落ちないで自然物だったら、なんでも使い、落ちること=死、を意味するアルパインクライミング

・人口のプラチックホールドを用い、落ちることを前提にしたスポーツクライミング

と様々なクライミングのスタイルがあります。

■ 命知らず賛美

その中でも、日本に独特のカルチャーとして問題なのが、

 命知らずを賛美する傾向

です。これは、アルパインクライミングと言うクライミングの歴史上の経緯でそうなっています。簡単に言えば、時代遅れの考え、ということです。

当然ですが、難易度が高くなると落ちる確率は高くなってきます。現代は、難易度的に落ちないで登る、というのはありえないレベルまで、一般の人のクライミングも高度化しています。 

■ 落ちないところしか登らないだと成長できない

100%落ちないという登り方だと、登れるところが限定されてくる、という訳です。

おそらく100%落ちないという登り方で、登れるところと言うのは、業界の平均で5.7~5.9みたいです。幅があるのは、グレーディングと言ってグレードを与える行為が安定しておらず、主観にゆだねられているためです。

例えば、5.10以降は、難易度が高くなり、落ちる可能性が非常に高くなるため、落ちること=死、を意味するルートでは、それ以上にトライする人は非常に少ないです。言葉としては、高難度マルチ、と言われています。

その希少性がどれくらいか?というと、5.12が含まれるスーパー赤蜘蛛をフリーソロで登った佐藤祐介さんは、”世界的なクライマー”です。クライミング界のアカデミー賞と言われるピオレドール賞を受賞しているくらいです。

一方で、市井のクライマーでも、落ちても死なないことが前提であれば、5.12などは、現代のクライミングレベルでは、「もはや中級者に過ぎない」と言われる登攀力でしかありません。普通ということです。クライミングジムで数年修行を積めば、若い男子はすぐに到達できるレベルです。

落ちても死なないという保険あり、で登るのと、落ちたら確実に死にますね、という保険なしで登るのとがどれくらい違うか、ということです。

■ ランナウト

用語として、ランナウト、というクライミング用語がありますが、ランナウトというのは、命綱が命綱として機能しない、と言う意味です。

ランナウトしていると、たとえロープがあっても、落ちれば、地面にたたきつけられてしまいます。

■ ピアプレッシャー

この命知らずの伝統は、イギリス→アメリカ→日本へ、と伝えられた伝統ですが、日本では、日本人独特の、

 同調圧力

によって、問題化しています。

 命知らず行為をしなければ、クライマーじゃない!と言って排他する、

ということです。つまり、

 仲間外れにしたり、
 軽蔑したりする、

ということです。

これは、一般的には、”幼稚だ”、と言う言葉で表現されているようです。

私は、これが、人格的な境界線を尊重しない日本の文化の中で、

 死者が絶えない理由

ではないかと思います。しかし、ほかの分野では、越権行為をされても死にませんが、クライミングでは死んでしまいます。

■ 幼稚なクライミングとは、どのようなクライミングか?

ギリギリで5.9しか登る能力がない人というのは、5.9でも落ちるかもしれないという意味です。

なので、5.9でランナウトが当然である課題(アルパインクライミングではよくあります)に登れば、時間の問題で、いつか死にます。

古参のクライマーが教えてくれたところによると、大学山岳部で死者が絶えない理由は、5.9しか登れないときに、ランナウトが当然のルートで、5.9にチャレンジさせてきたから、だそうです。

つまり、最初からロシアンルーレット状態で、死ぬこと確実な活動だったそうです。

しかるに、現在、古老である、どの方に聞いても、

 生き残ったのは運

だったとおっしゃいます(汗)。一般にランナウトしたルートと言うのは、山岳地帯の中で多く発生しています。

■ 怖いことを怖いというと否定される日本

日本では、

 個性

ということが尊ばれていません。

  恐怖心と言うのは、本能によります。

個々人の能力、握力、体力、リーチ、体の強さ、など総合的に、自然に察知するのが人間の能力によるようです。

怖がり、というのは、クライミングにおいては、身を守るもの、危険を察知させるもの、なのです。

しかし、同調圧力で、怖いと言うことができない羽目に陥らされ、登らされる羽目になる、ということが日本ではよく起こります。

同調圧力で死んでしまったら、まぁ、犬死ですね。

■ プライドで後に引けなくなる

それと近いものが、プライドです。神風特攻隊は、自ら志願して特攻隊になったということになっていますが…本当にそうだったと思っている人はいませんね?

同じことが、現代日本でも起こります。

とくに男性。プライドをくすぐることで、相手が後に引けないようにしてしまう、ということです。

そんな、ちっぽけなプライドは早めに捨ててしまいましょう。

■ アメリカと日本

私は、命知らずを賛美する文化はアメリカにもあると思いますが、何が違うのか?というと同調圧力であると思います。

アメリカ人は個人主義が徹底しているため、他者に同じ価値観を要求しません。

日本人は全く違います。同じ価値観でなければ仲間ではないという扱いです。

そうなると、死んだ仲間がいくら、幼稚なクライミングの結果、ただの犬死をしただけだとしても、それを賛美せざるを得ません。

生死を掛けたい人は掛ければいいし、掛けたくない人は掛けなくてもいい、

そこの線引きがきちんとできていないために、日本でのクライミングが危険なものに陥ってしまっているのは、基本的に

社会的リスク

であり、クライミングそのもののリスク、ではないと思います。

Saturday, June 15, 2019

クライミングガイドの問題点

■ 初心者の行くところがない

日本では、”クライミングガイドについてクライミングのイロハを学ぶ”というルートが確立されていないですが、それは現状のクライミングガイドが、クライミングを教えるやり方が、横柄で間違っているから、と思います。

商業ベースでやっているのに、旧来の山岳会のやり方を踏襲しているのでは?と思います。

例:「こんなことも知らんのか」→ 知らないから教わりに来てるんでしょ!

「5.10aでは、あなたたちには、アップにならないわね(ムフフ)」→ 当然でしょ、初心者なんだから!

「回収してきてください」→「どうやって?」教えてあげるのが仕事でしょう

つまり、技術的なことを教えないです。教わる側が知っていることと前提にしてきます。

そして、最近の人はレベルが低いと言います。

■ ほとんどの人は白紙できます

私は、教える側は、もはや経験豊富です。

『アウトドアクライミング』などの本も世の中にはちゃんと出ていますが、基本、読んでこない人が99%です。私のように、『日本登山体系』を読んで、講習に来る人はめったにいません。

そういう前提知識がないことを当然と思って講習は組まないといけないです。しかし、そうなっていないです。

■ 新しい仕組みがない

山岳会、という仕組みは、もう機能しなくなってから20年くらいたっているようですが、新しい仕組みを誰も提案していないようです。

私が一番いいな、と思ったのは、都岳連の岩講習です。

しかし、それすら、講師が蔑まれていて、驚きました。山に行かない人がレスキューを教えるなという批判です。しかし、山に現役で行く人は、初心者相手の講習なんか、まどろっこしくて誰もやりたがらないです。

講習会講師は不足していますし、講師になること自体が名誉という扱いなので、出世の階段を上がるように、山岳会で、下働きをした人だけが、講師の名目を得れるような日本的システムになっていますので、いつまで経っても、ブーリンを自慢してしまいます。

もうブーリンは新人には教えないでいいです、って話になっているハズなのに、おれはブーリンでアンザイレンするね、がベテランの証になっています。ブーリンが国際的に採用されなくなったのは理由があります。世界は、より安全を採用するようになった。

そもそも、誰もやりたがらない講師をしてくれている人が、山に行けなくなったのは、講習を教えるので手いっぱいで、山に行く時間が無くなったのではないかと思います…。

教えるというのは大変な作業で、ちょっとしたことであっても、復習が必要です。私も新人を抱えていると、自分の登攀に向けて努力する時間が無くなり、下手くそになります…。つまり、トップクライマーでいたい人は、人に教えることに時間を使いたくありません。

講師をして、そのために山に行けなくなったことで、業界で蔑まれるなら、ただでさえ報われない新人相手の講習をやってくれるベテランは、さらにいなくなります。

お金を取っているクライミングガイドですら、ロープワークやリスク管理を、きちんと教えるのは、安全とは何か?という思想を相手に伝えることなので、大変、手がかかり、嫌がります。

というわけで、上手く行かないネガティブループに入っている日本の外岩クライミング業界。

一方、インドアボルダリングジムとスポーツクライミングの人口の爆発的増加を見れば、クライミングしたい若い人は、いっぱいいることは明らかでしょう。

ただ受け入れる側が、変化を拒んでいるだけに見えます。

昔は特権であったので、それを手放すのが怖い、ということです。

しかし、LCCでも、同じでしたが、既存の航空会社は既存客を奪われると言ってLCCを否定しましたが、結局のところ、業界全体の業績が伸びて、既存の航空会社も売り上げが上がりました。

つまり、単純に古い業界の体質というのは、

変化への恐れ

でしかないのです。

Tuesday, June 11, 2019

オーバーユースの山

■ 荒れに荒れている登山道の山=夏山

九重連山は、霧ヶ峰みたいなところだった。

基本的にえらいオーバーユースされた山だった。

登山道は、人が歩いたせいで、深くえぐられ、表土が削り取られて、その下の真土?が、出ているせいで、粘土質の黒い土…火山性なのだろう、黒ぼくのようだった…が露出しており、荒れに荒れている、と言える状態だった。

この荒れ具合は、登山道の左右の痛めつけられていない部分の状態と比べると分かる。落ち葉が積もり、平坦で段差もなく、ごく快適で、ふかふかな地面で歩きやすい。これが健康で正常な山の様子だ。

こんな快適な表土を、岩がごつごつで、木の根っこが露出した、泥だらけで、歩きにくく疲れる道に変えてしまったのは、人間なんだよなぁ…

登山道は多くの人が歩く間に、どんどんと削り取られる。

昨日は、雨後でもないのに、泥でぬかるんでいたせいで、まるで雪の路面みたいに、ラッセル痕ならぬ、トレースができていた。2本のレイルのように。

■ 踏み後から登山道へ

登山道は最初はきれいだ。うっすらとした踏み後、というのは、人に踏まれる間に少しづつ、くぼんでいく。

人間が歩いてくぼんだ所には、雨水が集まる。集まった雨水が大雨などの時に、小川のようになり、表土を削る。それが繰り返されて、だんだんとはっきりした道になる。

そして最終的に、この写真のような、ぬめぬめで通りにくい道を作る。その証拠に、このぬめぬめの1m両脇は、落ち葉が積もった、ただの普通の森の中の地面だった。

こんなひどくぬめった、泥のぬかるみ歩きは、通常、読図を要するような山をしていても出てこない。沢を歩いていても、出てくることはまずない。沢の下山でも遭遇することは稀だ。
つまり、バリエーションルートをやっているような、本格的な山をする人は、経験しないで済む。

ということで、一般の観光登山のほうが、うんと登山道の悪絶さでは、勝っている、ということなのだ。

しかし、私も雪で山を始めたので、雪を2年やってから、夏山に出てたため、初めて、こうした ”人間が作った自然”の道を経験したときに驚いた。

こんなに悪いとは!という驚きだ。

雪山で4回八ヶ岳の天狗岳に登った後で、夏山で行ったら、冬より超絶に歩きにくくて驚いたのだった…

いくら読図しなくていいとはいえ、こんな悪絶な道歩いて、何が楽しいの?とその時も思ったが、今回も同様に感じた。

こんな悪絶な道を、何度も歩かなければならないとしたら…?もし、それが仕事であったら…?私はとても、不幸になるだろう…と昨日は直感できた。

さぞかし、ガイド業は私にとって苦悩をもたらす不幸な職業だろうということだ。

それにしても、山がこんなにオーバーユースで痛めつけられているとは…。

登山道が1センチ削り取られるには、何年を要するのだろうか? 1センチ1年と仮定しても、1mも削り取れば、100年だ。左右に壁みたいに1mは盛り上がっているところは、稀ではないので、1m、削られているのは少ないほうに見えた。

坊がつる近辺が人間とかかわりあってきた歴史が長いことを意味する。

人間は存在するだけで自然環境に悪い、とはよく言ったものだ。

とはいえ、人が自然に親しむことは悪い事ではないわけだし…

どういう妥協が考えられるのだろうか?

というので、人と自然の在り方として、何か別の良い方法があればよいのに、と思ったりした。

登山道は、ところどころ木道を設置してあった。深くえぐれ過ぎて、階段や木道なしでは、急すぎて歩けないからだ…それなら、最初から木道を設置するというのも一つの案だと思った。最低限の侵襲で済むからだ。人間が怪我をするリスクも減るし…

■ 歩いている人たちの質

歩いている人たちの質…もう60代では若いほうで、70代は普通で、下手したら80代がいそうだった…を見ると、こんな、ぬめぬめで露岩しており、その岩ですら、泥で滑るために飛び石はできない道を、いくらストックがあるからって安全に転ばず歩け、と言うほうが無理そうに見えた。

ストックが登山道を削ることが良く問題視されるが、そもそも、すでに人がたくさん入りすぎて、登山道の荒廃が進んだ状態なので、ストックで3センチ穴を削ることは、小さな問題にしか見えないような状態だ。

むし、ストックなしでコケてしまうほうが、骨折の危険が多大である年齢の人たちに見えた…

ストックの先っぽは、昨日、3個は確実に落ちているのを見た。やむをえまいと思った。

こんな道で、転んでいるオジサン…昨今は女性のおばちゃんより、オジサンのほうが歩くの下手くそです…は、何回か見た。

昨日見たのは、この状態の道で、一眼レフを首から下げた上、アイフォン持ちながら、動画を取りながら歩いている、おじさん(メタボ)。

足が細くお腹が出ているという、下が脆弱で上に重量物という、物体としても不安定形状の上、注意力散漫とつるつる滑りやすい道というコンビネーションなわけで、コケないほうが不思議なくらいだろうと思った。しかも、転んだら、首から下げている一眼レフはおじゃんだろう。

どうしてこういうスタイルでの歩きが可能になるか?と言うと、両手が開いているから。

ということで、両手も歩きに集中させるために、ストックを持つルールにするのが、一番良いのではないか?と思ったりした。

■ 山ヤ冥利

山ヤ冥利とは、こんな悪絶な道を一生知らないで、楽しく山を歩ける特権を手にする、ということだ。

なので、もう絶対に夏山の一般ルートには戻るまいと心に決めた一日だった。

それにしても、普通に山に登りつづけていては、今歩いている道が、オーバーユースされた道か、どうか?など、10年歩いても分かるようにならないかもしれない…

それを思うと、私が雪で山を始め、夏山を一切知らないで、雪、沢、岩と山ヤ道を驀進したことは、本当に奇跡だと思われる… なぜなら、私はたぶん、

「これは、自然に親しむ活動にはなっていない!」

と漠然と気が付いて、すぐに山を辞めることになったのではないか?と容易に推測できるからだ…。

山の問題と言われている、あらゆる問題は、もっと正確に言えば、山の観光問題、だ。観光に山を使うと山が痛む…環境問題が起きる…が、人間は山から観光収入を得たい…そして、それは、山を愛する、という活動とベクトルが逆になる。

山の観光業は、山からの略奪行為だからだ。

そんな略奪行為に加担せずに、山と交歓できる活動、それが山ヤ道だ。

左右は1mは高い 人間が1mはゆうに削ったということです

Monday, June 10, 2019

ミヤマキリシマ

眼下に坊がつる
■夏山は山のオーバーユースが顕著

かねてより、行きたかった坊がつるへ、ミヤマキリシマの見頃という適期を捕まえて、行ってきました。

長者ヶ原でパーキング前泊。

夏山の一般道なんて歩くもんじゃないな~ということが分かった(笑)。

登山道が、あまりにもオーバーユースされすぎていて、観光業に自然環境が破壊されている実態を見に行く、ということと全く変わりがありません(笑)。

かなり急で岩は 4級です
私はどうやっても、登山ガイドには、なれないことを理解。こんな自然破壊活動に加担するなんて、ごめんだーと思ってしまいます(笑)。

■ ヨレヨレの登山者たち 

しかも、一般登山者登山者たちの足取りも、すごく危なっかしい人が多いです。

年齢的に山にいること自体がアブナイ、と言う感じがする人たちが多いです。

足元のたどたどしさを加味すると、人道支援的な関わり合いにならざるを得なくなる前にさっさと逃げよ~と思って、速足で歩く羽目になってしまいます(笑)。

■ 往復3時間の山 +4時間のアルバイト

その2点以外は、まぁ、いい時期に行きました。

一週間?3日?早ければ!
平治岳以外もミヤマキリシマはあるようでしたが、今回は平治岳へ。

とてもきれいでした。坊がつるからは往復三時間くらいなので、初日に坊がつるへ入り一泊していくと楽です。

坊がつるまでが長者ヶ原から2時間なので、今回は往復でプラス4時間です。平坦なので行きも帰りも所要時間、変わらないんですよね。

どっちもぬかるんで悪路で、今回は曇りでほんと良かったです。これ以上暑いと、蒸れて大変そうでした。この時期で暑さも限界ですね。



■ 温泉最高!

めっけもの!
 だったのが、法華院温泉でした。ライチョウ沢キャンプ場 並みかもしれない。

デート山行に最適です。

11時ごろに入浴に立ち寄りましたが、ばっちりの源泉かけ流し!いい湯でした。

お湯の温度も高くて、私の癒し、ど真ん中でした。

温泉に入る時間(無になる時間?)が、足りていなかったんだな~と実感。

テント泊で湯治、っていいかも(笑)と思った法華院温泉。

しかも、9と10の日は、温泉半額だそうで、250円しかかからなかった。

失敗は、帰りに立ち寄った筋湯温泉で、手抜きの温泉もいいとこ、でした。もう2度と行かない。

今回は、ミヤマキリシマと言う面で見ると〇。 温泉は二重丸◎。

7時間の山がこなせたということで、とりあえずリハビリも◎です。

Saturday, June 8, 2019

山やと環境問題

私が10年ほど前に福岡にいた頃...、商社のお仕事で環境問題も追いかけてはいましたが(九大水素タウン構想)、いわゆる環境問題は、結局のところ、産業廃棄物問題でした。

長らく歴史的にそうで、結局、企業は環境問題に取り組むことについては後ろ向きでした。太陽光にしてもそうで、パネル単価が下がらないと普及は難しいという合意が経産省と企業の間にありました。

のちに太陽光パネル銀座と言われる北杜市に、太陽光パネルが自然破壊している様子を見て、「問題を解決するために問題を作り出すという人間の得意技、発令だな」とシニカルな気分で見ていました(笑)

ご参考: 太陽光発電の環境破壊を見る

自然破壊の様子は非常にあからさまで、代替えエネルギーのために自然破壊していることが、全くの通りがかりの人でも分かるほどです。

■ ゴミの分別は進んだか?

企業が環境問題に積極的でなかったのは、環境問題の解決が究極的には、

 経済活動と対極にある

ためでしたが、ゴミ問題も似ています。

ゴミを最初から出さなければ、処理費用も掛からない。ごみを出さない=売れない、なので、企業はあまり、積極的ではありません。

廃棄物問題では私は武田先生の本から知識を得て10年以上が立っていますが、先生のお考えに大体賛同しています。一般に、ダイオキシンが取りざたされますが…、山小屋ではゴミは焼却するのが普通ですし、沢登りでも同じです。燃えやすいクライミングのテープなどは、わざわざ着火剤として取っておくほどなんです。

山で燃やしているときにダイオキシンがどーだこーだという話題になるか?というと??

なりません(笑)

暖をとれるだけでありがたい!のが沢登りですし、山小屋では焼却しているのは、基本的には、本来来るべきでないところに人が来てしまうがため、ですので、残念ながら、必要悪です。しかし、低温で焼却するとダイオキシンが害になると言われますが、山小屋などでの焼却は、牧歌的で、昔の日本の農家がやっていたような規模です。小規模で、低温もなにも、マッチで火をつけるだけです。

なのでダイオキシン問題は、むしろ都市部のでの大規模焼却炉の問題と分かります。

つまり、環境汚染の問題の核心は、人間が都市を作って、あまりに寄り集まって住んでいるから、という問題が大きいのです。

■ 実は分別しても、一緒に燃やしてしまう

多くの自治体では、一般家庭でゴミを分別しても、リサイクルには回されず、一緒くたに燃やされているというのは、多くの人が知っていることと思います。

今もそうなのかは分かりません。

分別しても同じように燃やすので、変だなとは思うものの、それを職業にしている人のために我慢、って感じです。が、エコでもなんでもないのに、なんで我慢しなくちゃいけないんだろう?とは思いますよね?努力を欠いた人たちの既得権を守るというだけの話なので…。

私は学生のころから勉強しているので、この辺については25年選手ですが、私はこれを知っていたので、別に分別しないで捨てようとしたら、ドイツの人に、制止されたことがありました。南アルプスに一緒に行ったクリスです。

今は分別してもしなくても、結末は同じでも、時間の経過で、分別によるリサイクルがドイツでは浸透したのだそうです。ドイツでは取り組みはあるけど、追いついていないだけだった、と言う話、をしてくれました。

だから、市民も努力しようよ、と言う話です。これは7年くらい前の話です。

■ 日本でゴミリサイクルは進んだのでしょうか?

武田先生の本は昔から、読んでいますが、リサイクルがどれくらい実現したのか、あのドイツ人クリスの発言から7年、調べてみたい気もします。

NHK等の一般のニュースで追っている限り、日本は本音ではリサイクルには取り組んでもいないし、過剰包装を辞める気もなさそうな気がします。

世界では禁止されたラウンドアップが日本ではホームセンターで売られていること、食品添加物の基準が最近緩められたこと、あるいは反原発も含め、ヨーロッパアメリカが向かっている先とは、真反対に向かっていそうな印象を日本の施策には持たざるを得ません。

グリホサートの規制緩和 厚生労働省資料
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/1225-2.pdf#page=10

■ 行政は後ろ向きでも、個人はできることがあります

それは、たぶん、消費を控えることです。最初からビニールバッグを貰わないとか、捨てるときに困るプラスチック製品を買わないということです。


Monday, June 3, 2019

On Mount Fuji (for every foreign visitors)

I have gotten this question this morning.

And since I got so many similar questions so much, I think I will write the answers here.

Question -------------------------------------------

Hello ,

I'm a climber and a musher too but in living in East Greenland. I've been on the Mt Fuji once and would like to go there at the end of October. Do you know if it is possible?

Greetings,

Mx_Greenland

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Here is my answer:


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Hi Mx, thank you for asking.

End of October is not the right season to climb the mount Fuji, it is THE boring time.

I climbed it 5 years ago in May 30,
https://stps2snwmt.blogspot.com/2014/05/blog-post_31.html

It's in Japanese but you can see what is like by photos... it is a very easy Ist grade snow climb, i.e. alpine climbing. Took me 6 hours to get up, 2.5 hours to get down.

October is too soon for snow. Snow in Mt.Fuji is earliest is 2nd week of December.

And without snow, Mt. Fuji means NOTHING at all, it's a hiker's mountain. Even old ladies can climb.

Just in case, Mt Fuji in mid December to around end of February (depending on a year, ofcouse), is an expert season. It is because the sudden wind, which you can not win no matter how heavy you are, they will brew you off.

I.E. what makes winter Mt.Fuji, difficult to climb is only wind, that means you really need in depth knowledge in the weather, in the particular place, in the particular time, like you watch the mountain everyday while the season and you grab the right moment at the right time.

To gain the knowledge you got to go to the mountain so often too, is is safe up to half the altitude.

I lost my friend there in Dec.28. He knew nothing about mountain but he was an ice climber, who just begin.

So Mt. Fuji in summer is just an easy hike, even 80 years old lady can climb, but expert mountain in the mid winter.

Best compromise is March to early June, before rainy season, with snow gear, of course.

Snow walk is highly difficult for ordinary hikers.

But it is not at all for those who has experience with crampons. When I went to Mt. Fuji in end of May in 5 years ago, it was soooo easy, I felt is is almost flat. No steep at all.

But it depends on your experience. I climb WI 5 grade on lead so that means 90 degree is what I mean difficult.

On the contrary, October is the best season for free climbing.

Ogawayama in October is superb. Ogawayama is called Yosemite in Japan.
Many climbers goes there that season, and camping is cheap like 700 yen a night.

https://allnevery.blogspot.com/2016/11/last-night-dinner-sushi-catering.html

I hope this will help

Chao

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■ conclusion

Goto Ogawayama instead of Mt.Fuji, because that is what all the climbers will do.






Wednesday, May 29, 2019

他の人の山がちっぽけでバカバカしく見えるとき

■ 人を馬鹿にする心理 Bad版

山岳会の新人さんを馬鹿にする、という心理的な習慣は、日本の山の世界に、とても根強いですが、それは、先輩後輩システム、によります。

後輩=目下の人間=馬鹿にして良い 

前回のブログでの、ガイドさんが「みんなにはアップにならないかも」というのは、

 みんなにはアップにならない ⇒ 下手くそねぇ
 自分にはアップになる ⇒ 自分の実力自慢

と言うことでした。この心理は、

5年目の社員が新入1年目の社員のポカを蔑む、と同様

https://road-to-raoh.com/20160106/ より引用)
で、人間としてどうかな?と思うレベルのものです…。

誰にでも初めての時があるから、です。

私も、初めてのころは、5年前は、5.7でもひいひい言っていました… 今では同じ水準のヒイヒイが、5.10bです。(今でも5.7でもヒイヒイ言っていますけど、ストレス具合は全く違います)

つまり、クライミングという活動は、一生、ひいひいが続く…ということが予想されるわけですね(笑)。

なので、一番、頑張っているのは、もしかして、新人さんかもしれないですね?

■ Good版の ”馬鹿に見える”

これは、こちらのサイトの考察者さんによると、自分のステージが上がったためにそう見えるものです。

・中高年登山者が「丘しか登らないから」と言ってヘッドライトも持たず、地図も持たないのを見て、バカに見える

・高川山に登っている人が「甲斐駒なんて無理」と言っているのを見て馬鹿に見える

・里山しか登らないから地図はイラナイと言っている人が馬鹿に見える

・5.7しか登らないからクラックはしなくていいと言っている人が馬鹿に見える

などなど…ステージを上がると、誤解に基づいた根拠のない思い込みについては、ゲンナリすることが多くなると思います。

■ 気を付けたいこと

山の世界は、現代は後退して、その県でトップクラスの山岳会でも、初級アルパインに行くのがやっとこさ、指導者もいない、というレベルに陥っていることが多いです。

したがって、きちんとした山ヤの若者は、個人的に師匠につくということになります。山岳会に入っていたとしても、会横断的に、自分の気に入った師匠と登るというのが、通例となっています。

選ぶのは、弟子の側で師匠の側ではないようです。

山がステップアップしていくと、陥りがちな精神的陥穽は、

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自分は違うんだ。世の人とは異なることを知ってるんだという気になる。それまで自分がいた場所をすら、言わば全否定し、可哀想な目で見るようになる。

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です。これは特に、コンペ参加者ではないアイスクライミングの人に強くみられるような気がしました。アイスアックスは非常に高価だからですね。

■ 差はほんの少し

さて、私が言いたいのは、このような幼稚な思想が、山の世界では、蔓延しているということです。

AがBを登れないやつ、と馬鹿にし、BがCを登れないやつと馬鹿にし…という連鎖現象が起きています。

これは、価値観を変えても同じで、初登ということが価値と考える人は、5.15が登れたとしても、しょせん初登じゃないでしょ、となる…

しかし、そうした競争の世界観で山を見ている限り、すでに山には、残された栄誉の余地はないと思います。

■ 大衆化とはインクルーシブと言うことです

海外では、多くの人…一般にクライミング弱者?である子供や女性を含む…が、すでに外岩で、クライミングを楽しむ世界が出現していました。

私はラオスと台湾の事情しか知りませんが、女性や子供が外岩に参入していることは、男性の側から見て、「ちっ」と舌打ちをするような、”由々しき事態”とは考えられておらず、ごく普通に、ボーリングを楽しむような形で、あるいは、ダイビングを楽しむような形で、クライミングを楽しむ姿が出現しています。

アルパインにおいては過渡期であるのではないかと思いますが、それでも日本におけるアルパインの姿…大げさすぎる…とは、少し違った捉え方をされているのではないか?と言うことです。

例えば、レーニア山には、昨日会っただけのスコットから一緒に登ろうと誘われました。

日本では、山の仲間として認められるだけのことに数年はかかります。

もちろん、山には山の知識が必要ですので、それが不要の、ただただ楽しいだけのレジャーが広がっているのではなく、知識と技術習得が必要だという認識のもとに、きちんとステップアップできる仕組みが確立されているのではないかと言うことです。

現代の、日本の山の世界に欠いているのは、このステップアップをどうやったら安全に行えるか?という具体的な指南であるように思われます。

そこが、すでに山を分かっている人からは、得られない。自分の時もなかったのだから、自分たちで勝手に成長してくださいとなっています。

■ 古い雑誌を活用しましょう

私は雪の山で、運よく古い岳人を得たのが、大きなラッキーでした。一冊の雑誌との出会いが、私の山を本格的なものにしたのです。

皆さんもぜひ、古い雑誌にこそ情報が出ていますから、のぞいてみてください。

そして、くれぐれもそうした情報がないだけの差で、一般登山者レベルから、脱出できない登山者を馬鹿にしないようにしてください。

岳人 2004年2月号

Monday, May 27, 2019

経験は山では意味を持たないこともあります

■ 誠意

最近、私のブログを日々更新を楽しみにしてくださっている方がいることを知り、責任を強く感じています。

誠意をもって、自分の ”山の今” を説明する必要を感じました。

■ 山ヤへの尊敬の念を喪失中です

最近、私は、山ヤという人種に対する、憧れと敬意の念を喪失しました。

 ”上級の山ヤ”だから、

という理由で、その人を見上げることは、もはやないでしょう。

ある山ヤがいました。その方は、山に恵まれた場所から、都会の近所、不遇の地に転地されていました。それは奥様の強い希望だったためです。

おお!私と同じではないですか! 山に恵まれた場所から、不遇の地へ。それも配偶者のため。配偶者のために自分の愛している活動を譲歩してもなお、山を続ける、しぶとさ…。その強さを私も持ちたい!そう思ったのでした。

ということで、親近感と尊敬を同時に感じると同時に、近所の尾根と沢をすべて歩きつくした記録を拝見し、本物の山ヤだという確信を深めました。

その方は、実は著名な岩場の開拓者の方でもありました。開拓者…と聞いて、敬意を感じない山ヤがいるでしょうか? 私財を使って、他のクライマーのためにルート整備してくれる人、というのが開拓者の意味です。

さらに互いの居住地も近く、たったの10分。岩場に一緒に行くようになり、当然のように、交通費は私が持ちました。近所であれば。

その方を尊敬した理由は
 ・山、不遇の地に来ても、山を辞めない姿勢
 ・近所の尾根と沢を歩きつくしていること
 ・数々の山の著書
 ・開拓者であること
 ・高齢でありながら、山で死んでいないこと
 ・登れなくなりながらも、登り続けていること

でした。しかし、その方は、私が、(火曜日に)肉離れを報告した時の第一声が「(金曜日に)宴会があるから困る」だったのです。いくら私がお人良しでも、これだけ明らかに存在を軽視されると、これはおかしい、と分かります。私に原因があるのではなく、相手に問題があります。

宴会とパートナーの負傷を天秤にかけたとき、宴会が勝つような人と登るわけには行きません。

しかし、私は、許す量が大きいタイプで、「歩くのも痛いんです」と2日間、言い続け、それが理解されなかったことも、年配の人だから理解力が劣るわけで、まぁ、仕方なかったかも?と思っていました。肉離れというのは初期治療が大事ではありますが、保険証を持っていなかったのは私だし、初期治療の遅れは、遠征中では、多少は仕方ないと思っていたためです。

しかし、帰宅後のメールで、
ーーーーーーーーー
〇〇では申し訳ありませんでした。
私は、自分の経験から怪我のことを軽く考えすぎていました。
せっかく〇〇に来たのならば、ついでにいくつかの観光スポットを回った方が
良いかと思ったからです。
重大な怪我であるとの認識があったならば、
〇日に二人で帰るなり××さんお一人を帰したのですが。
判断ミスをした事をお詫びします。
ーーーーーーーーーー

と言うメールを貰い、これは、

 絶対にこの判断が、今後、覆ることがない

ことを確信しました。

 ”経験から怪我のことを軽く考えていた”

の一文です。 怪我は全治2か月の深刻なものですから、この事故で、50年の経験があっても、怪我を軽視するのでは、経験が豊富なのではなく、むしろ、経験不足を意味していますが…ポイントはそこではありません。

この方の経験は、そんじょそこらの経験ではなく50年の経験値です。その経験から、そう考えて、間違ったのであれば、経験の豊富さは山では意味を持ちません。

教訓: 経験は山では意味を持たない

金科玉条のごとく、取り上げられる山の経験値。それも意味を持たない。

とすれば、山での安全に意味を持つのは何なのでしょうか?

■ 経験でも補えない、山で生き残るのに大事な価値観は何か?

それは、パートナーへの配慮、です。

 怪我は、登攀、即刻中止です。

 事情が許さなくても、少なくとも負傷者を第一に考えなくてはなりません。

どんなに経験豊かな人であっても、パートナーを大事にできない人と組んではいけません。

それが今回、この件で私が学んだことです。

■ パートナーを大事にできる人か?どうか?

では、パートナーを大事にできる判断ができる人かどうか?というのは、どうやって判断したら良いのでしょうか?

これは、非常に判断が難しいです。

一般に、日本は男尊女卑の世界です。ですので、女性は、男性本人のニーズの後回しにされ、それを当然視する傾向が男女ともにあります。

もちろん、私にもあり、例えば、好物の卵焼きを弟が先にたくさん食べたとしても、私は、仕方ない子ねぇと思って、怒るわけではありません。女性のほうが精神的に大人であるからです。

同様に、男性と登る場合、登る順番で後回しになるのは、私は構わないですが、私自身が十分に練習できないような立場に落とされることが多かった、のです。

それは、男尊女卑的な男女感覚に基づく気がします。山にもジェンダーがあるということですね。

おそらく、私が海外で楽しく登れるのは、ジェンダー役割が、海外ではほとんどないからでしょう。

女性が自分のニーズを後回しにする期待をされていない、ということです。ケア期待、というそうです。

ケア役割の期待をされたときに、女性は、それを受け入れない判断をしないといけません。なぜなら、それは、自分のニーズが優先されて当然という男性側のエゴに基づく役割期待だからです。

■ ペテランおじさんだけでなく、本物のベテランも

さて、このような理由で、私の山ヤへの敬意というものは、かなり、低い地点を現在、指しています。

以前も似たようなことがありました。

山岳会で、すでにメタボになった、ペテランのオジサン登山者にセクハラされたり、とかです。(ベテランを装ったニセモノをぺてらんと言うのだそうです)

しかし、この人は例外的にペテランだということが、かなりよく分かる、明らかな事例でしたので、私の中では特殊ケースとして処理されていました。

なにしろ、赤岳ノーマルルートで息切れするような人は、すでに山ヤとして終わっています。雪の赤岳は新人の実力を測る登竜門であり、それが登れない=一般登山レベルの山に限定すべき、だからです。つまり、肉体的なメンテ悪すぎです。

また、二人きりで泊まっているテント泊で面と向かって「浮気したい」と女性の後輩に言って、それが許されると考える人は、時代錯誤しすぎです。誰が見ても、NGケースであることは明らかです。

ところが、私が今回ご一緒していた方の場合は、違います。地元の名士と言うような方ですし、普段から、腰が低く、静かで素晴らしい方です。大学山岳部顧問でもあります。

山でいかにふるまうべきか?というのは、50年の積み上げがあるという期待ができるはずです。

■ 人間として自立していない

その方の唯一の欠点は、古風な男女観、なのかもしれません…。時々、奥様の話を聞かされましたが、奥様はお料理が苦痛で嫌がっているそうでした…分かるなぁ。

メニューは「なんでもいい」と言っているそうでした。それは当人からすれば、思いやりからでしょう…しかし、現実には、なんでもいいが一番迷惑、です。

そのメッセージが伝えているのは、結局のところ、自分の健康管理においての責任放棄、です。つまり、大きすぎる責任を妻が担うことになってしまいます。奥さんが言っているのは、自分の食べたいもの、相手の食べたいものは、肉体が違うからには当然違い、健康管理まで面倒見切れない、ということです。

一種の責任放棄、が、古風な、男女間の役割分担には存在しています。

具体的には、二人で遠征を楽しむための用意がほとんどありませんでした…。それは目下であり、女性である私の役割に指定されていたのかもしれません? 雨で沈殿した時にすることを用意する、とか、食材の仕入れ先をあらかじめ調べておく、とかです。

ただくっついてきているだけ、と言うことが明らかで困りました。まぁ別に車中泊してしまえばいいので、相手の様子を見て、自分がどうしたらよいか決めよう、と思ったとしても、それは理解できますからいいのですが…。

しかし、今回は、もし相手の様子を見て決めると考えて、用意ゼロであったのであれば、すぐに帰宅する、というのが当然の判断になったケースでしょう。

なにしろ、一本も登る前に、肉離れしたのですから(笑)。

■ 幻滅

この事件で、私は2か月ほど自宅軟禁状態でした。そのため、私は山への愛自体をすっかり失ったような気持ちになっていました。

山をするという活動のすばらしさの、約半分は、人によってもたらされるもの、だからです。

それは、登山しかしなくても、登山道を歩いてきた何千人もの人と感動を共有する喜びであったり、歴史の共有であったり、です。

たとえ単独行であったとしても、そこを歩いた先人がいる、というのは、登山道を歩く限り、明確です。

ですので、多くの人が美しい樹木を眺めながら、この道を歩いたのだなぁ… 人々はどのような思いで、ここを歩いたのだろうか?子供と歩いたのか?楽しく歩いたのか?失意に歩いたのか?苦しかったのか?楽々だったのか? そういうことを考えると、人は一人で生きているようで、決してそうではない、ということを感じることができます。

しかし、そうした先人の歩みに連なる一つの点として、自分を加えて行く活動に、自分の時間を費やすだけの意義を見出せなくなっていました。

私は男尊女卑という価値観を信奉はしないからです。控えめなのも奥ゆかしい女性も素晴らしいですが、怪我をしたパートナーを思いやらなくていい、という考えは、賛同できません。人間失格判定です。

■ 山そのものは、まだ好きみたいです

とはいえ、山が嫌いなわけではないようです。

それは、一人で、山を歩いてみて、やはり山は美しいなぁと思ったために分かりました。

ガッツリ山をしたいですが、それは、たぶん、一人でする山であり、誰かと歩く山ではないでしょう…

それは、相手の問題というよりも、私自身の対人関係構築術の問題なのかもしれません。

私は元々、単独で歩くのが好きなタイプですが、それは、山と自分と一人だけで対峙できるからです。

読図の山でもない、一般縦走路で、誰かと歩く必要なんて感じたことはありません。

逆に、人と歩くことは、山とだけ対話していたいのに、対人的な配慮を優先せざるを得ず、重荷、と言うくらいです。山と自分だけの関係だったら、本当に世界は楽で、山からの癒しを100%受け取ることができます。

■ クライミングは相互依存の世界

それが変わってしまったのがクライミングで、私はクライミングでは、指導者のニーズを強く感じていました。

私に来てくれた人のビレイのスキルがまったく当てにならないからです。

経験不足による失敗の痛手が、即、死、につながる。

クライミングにおける経験値というものは、どういうルートを登ったら安全なのか?

あるいは、これくらいの登攀力の時に、これくらいのリスクが取れる、というような判断です。

日本は、5.7を登る人が5.7に取り付くことが許されない特殊な課題設定のされ方をされており、それが海外との違いです。海外では経験者のアドバイスがなくても、普通に経験値を上げていくことが可能です。

しかし、この判断…新人が取り付くべき課題へのアドバイスも、経験値が大きい人ほど、的確さを失っています。それは、現代の新人ではなく、昔の”新人”の基準に合されているからです。現代の新人は、昔の基準では全くビビってしまい、2度と来なくなります。

そうした現実を見てもなお、「俺の時は」と経験値を手放せない指導者クラスを最近経験しつつあり、結局のところ、新人の手ほどきは、やはりより現代人に近い私たちのほうが良いような気がしていました。

しかし、私自身が必要な指導が得られない、というのが、最も大きな問題でした。

後輩を指導するには、自分がその少し上を行っていなくてはならないからです。

私が得てきた指導は、最初は、師匠の鈴木さん、クライマーの菊池さん、亡くなった吉田和正さん、師匠の青木さん、です。

とくにクライミングでは、日本では初心者が安全に登れる課題が少なく、その判断に経験者の目があるほうが安全です。

■ 自分を信じましょう

というわけで、結局のところ、私自身は後輩を育成したり、新人を指導したとしても、自分自身を指導してくれることができる人はいない、自分で自分の道を歩くしか、方法はない。

それが最近のこの出来事からもらっているメッセージである、と私は考えています。

■ 過去の記録

自分の記録を読んで、確かに、安全に山を行うための思考というものが、手探りのながらも、行われていたなぁと、もはや初級者&初心者で無くなり、思います。

例えば、この記事です。2014年の6月16日ですから、5年前です。ほとんどお上りさん当時です。

https://stps2snwmt.blogspot.com/2014/07/blog-post_50.html

縦走路でロープを出す場合に、何でプロテクションを取るか?と思案している内容ですが、登攀経験が、ほとんどない者が考える内容としては、かなり的を得ていると、もはや登攀経験が豊富になった今でも、感じます。

ということで、過去の自分を客観視して、

 原則から考えるという強い適性

を感じます。 このブログの読者の方に、お願いしたいのは、これです。原理原則から、自分の頭で考え、自分で実行してみる、と言うことです。

山では不安になることが多いと思います。

山だけでなく、山ヤ道、山をやるやり方自体が不安です。

同じように山をやっている人…特に女性、がいないということが大きいですね。

このやり方でいいのか?という不安がある。しかし、原則に照らし合わせ、自分で考え、解決していくのが、結局のところ、もっとも安全である、と思います。

自分の命、だけは、誰に対しても譲ってはいけません。

自己主張しなくてはならないときには主張しなくてはなりません。

それで、あなたを腑抜け扱いするような人は、最初から、あなたのパートナーではありません。

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https://stps2snwmt.blogspot.com/2018/05/blog-post_15.html