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Monday, January 4, 2016

甲武信岳

■ 夫は私より弱いのか?

3日は、1泊で甲斐駒黒戸尾根を単独で予定していましたが、登頂日4日の3000mの風が強く、縦走には不向きの日という予報でしたので、予定を変更し、夫と甲武信岳に一泊してきました。

日帰りの山を1泊で行ったので、ご褒美山行です。

夫は、わたしより弱い、ということに、夫の中ではなっています。

しかし、最近私が学んだところによると、人にはそれぞれ楽なペースがあります。そのペースを崩されると、登りも下りもつらくなるのです。

仮に夫が私より弱く、足が遅いとすると、どれくらいの時間差なのか?

実証的に知らなくてはなりません。

そこで、それぞれ自分のペースで歩くことを課題に、戸渡り尾根(徳ちゃん新道)を歩いてみました。

各自がGPSを取ったので、その結果です。

■ 結論: ペースは同じ

結論から先に言えば、ペースは同じです。

今回私は12kgほど、夫は10kgちょっとくらいです。 夫はコッヘルを担当し、私はツエルトを持ち、各自シュラフは持参。二人で行くとしたら、一般的な冬山の防御装備は持った格好です。

それで戸渡り尾根を甲武信小屋まで、

私: 4:02
夫: 4:04

でした。私は途中で、長話の擦れ違いをしたりして、普通に過ごしました。夫はあまり人と話すタイプではないので、私よりは言葉数少なく歩いたようですが、結局、それはマイペースということなので、互いにマイペースで歩いた場合、ペースはかなり一緒です。

1分は平地では80mと水平距離で換算されます。80m先を行っていると言えば、それはだいぶ先に感じられます。

山でも1分違うと、だいぶ離れて感じます。実際、私は出発を9分遅らせただけですが、夫にはおいつけなかったので、2分の差は現地では姿が見えなくなることがあるかもしれませんが、それでも、全体で4時間2分で歩く人と、4時間4分で歩く人にはそんなに差はありません。

山で2分遅いことを気に病む必要はあるでしょうか?ないなーと思います。トータル4時間の尾根であれば、10分程度の差は、同じペースだということだと思います。

(トータル8時間の尾根では、20分の差になり、20分先着はだいぶ待たされ感があると思いますが、その程度の差が待てない人は、パーティ行動自体に向いていない人かもしれません(笑))




しかし、同じようにGPSで記録を取っているのに、ログの内容がだいぶ違うのが気になりますね~。

■ ご褒美山行 甲武信小屋

今年のお正月は、

・坂巻温泉泊 徳澤園 蝶偵察
・黄連谷 敗退
・昇仙峡クラック
・甲武信小屋

という結果になりました。、甲武信小屋に行ったのは、ちょっとしたお口直しと言うか、この天気図の時に、山に行かない山ヤってないなーと思うからです(笑)。

なんという大快晴!な予想


私としては、黄連谷のお口直しは、やっぱり黒戸尾根単独、と思っていましたが、稜線の風が・・・

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3日:南海上の高気圧に覆われて晴れる。稜線では西風が強く、朝のうちまでと夜は非常に強まる見込み。 警戒事項:強風による転滑落、テント倒壊、凍傷 
4日:南海上の高気圧に引き続き覆われて晴れる。ただ、稜線では西風が非常に強まる。縦走は困難な気象条件に。 担当予報士:猪熊

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とありました・・・ 

 ・小柄で体重軽い
 ・山頂を匍匐前進でピークハントするのは、仕方がない場合に限りたい

しかも、登頂予定の午前中の風速は 20m/秒。

風速20mって強い風です。前にテントのフライシートが飛ばされて、夜中に2回もテントを直しに起きました・・・。

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◇2016/01/04 06:00  天気:晴れ  気温:-7 ℃  風向:西  風速:20 m/s
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という天気予報を見て、甲斐駒単独はなし、に。

代わりに、夫とペース合わせの甲武信岳に行くことにしました。金峰山には何度も行っているのに、甲武信には行ったことがなかったからです。甲武信の方がアプローチがいいのに。

■ 甲武信岳

甲武信岳は、徳ちゃん新道を使ったのですが、なんだか、金峰山より、うんと登山道としては歩きにくかったです。

夏道と言うのもありますが、一歩一歩が大きい! あんまりトレーニング向きの尾根でもなかったような???

やっぱり金峰山が気に入ったな~と思ってしまった・・・スイマセン。

初めて甲武信小屋に泊まりました。小屋番が代替わりしたという話を聞いて、ギターの音色に魅かれて出かけましたが、ギターは聴けず、残念でした。甲武信小屋は、3日がお正月の最終日だそうで、小屋締めの作業でお忙しそうでした。

ただ、同宿になった新ハイキングの山の会の方たちが、山のベテランさんたちだったので、楽しく宴会で盛り上がりました。同宿者は9名、若いお兄さんたち二人は、白毛門のラッセル山行に興味を持ってくれたようで、嬉しく感じました。

■ 雪がない!

今年は本当に雪がなく、甲武信も甲武信小屋より上で、早朝の凍結の為アイゼンが必要な感じでしたが、半分はドライ。

足慣らしの為、新しいダブルのブーツを履いて行ったのですが、下半分が、完全夏道の為、足首が自由になる夏靴の方が楽だったかも・・・。

新品の冬靴が泥っぽくなり、涙(冬靴はいつも雪の上をあるくため、ぜんぜん汚れない)です・・・。

今日の風は甲武信でもかなり強かったです。

樹林がない場所がほんの少しありますが、飛ばされそうな風でした。

2300から下は、完全な夏道で、今日は低山は陽だまりハイキング日和りって感じでしょう。

本当にのんびりした、ぽかぽか陽気でした。

最後は、しっかり温泉に入って締めました♪







Wednesday, December 30, 2015

年末の上高地トレッキング

■ 年末の山

毎年恒例の、年末の山・・・毎年、鳳凰三山へ行くことを我が家の年中行事にしようかと思っていたのだが、ふと魔が差して、坂巻温泉へ。

雪の上高地を見てみたい!と思ったのだった・・・

「坂巻温泉?焼岳だね~」と夫が言うので、そうかと思い、焼岳を計画した。が、どうも、しっくりこない。

上高地から、焼岳ピストンだと、冬季で釜トンネルを通過する分が余分にかかり、冬の日帰りピストンには山が大きすぎる。登り4時間、下り3時間にプラスして、釜トンネルからの分が片道2時間。

中の湯ルートは、冬にはイマイチそうだ。新中野湯ルートは、素直な尾根道、片道3時間でサイズは手頃だが、駐車がネック。焼岳に登山する予定なら、中の湯泊がむしろふさわしい。

「なんで焼岳行きたいの?」と聞いてみたら、夫は「?」 彼としては、私たちの二人の山が焼岳でストップしていたために、ただ言ってみただけだったらしい。

ということで、互いに思い込みで決めつけていたことが判明し、急遽、なぜ坂巻温泉にしたのか、を大事にして、上高地散策に切り替えた。

結局、蝶への登山基地である、徳澤園まで行って、帰ってきたのだが、アップダウンのない林道歩きがメインとはいえ、距離にすると、釜トンネルと徳澤園のピストンは25kmもあった・・・(汗)

ので、予想外に、疲れて帰ってきた。

■ 途切れていた歴史

去年の今頃は、中央アルプスのマイナーな山で、藪漕ぎしたり、凍った川を徒渉したりしていたなぁ・・・。

初めての冬山合宿だった。

後輩思いの先輩が、後輩が立てる冬山計画に付き合った格好だが、結局、意思決定が上手くいかず、藪ばかりをウロウロ歩いて、山は時間切れ敗退となった。

知識がないと、ラッセル山行もうまくは行かないという例になった。

雪がまだ少ない新雪期は、ラッセル山行としては、マイナーな登山道が良い。そうでないと、積雪量が少ないため、藪が隠れておらず、雪と藪の両方に苦しめられる。

登山道があれば、そこには藪はないので、歩かれていないならば、ラッセルは多少であってもできる。

個人山行なら、良い経験で済むことも、多人数を巻き込む会山行はそういう確実さをある程度含んでいないと計画が滑った時、困る。

そういうことを去年は学んだ。

私と夫との山の歴史は、山岳会に入会する前、センターのリーダー講習に出ているくらいの時期から、途絶えてしまっていた。

講習に出てくる内容をマスターするのに忙しかったし、山岳会に入ってからは、夫が行ける山行には同行してもらったが、自分たちの山の歴史を作ることは後回しになってしまった。

夫とは、雪山は、アイゼン、ピッケルの雪上訓練が夫に必要な段階で、止まってしまっている。

セックンを受けていない人でも行ける山ということで、行っていたのが鳳凰三山だったからだ。

赤岳は雪訓が必要な山で、だからまだ夫は雪の赤岳には登っていない。

赤岳は体力はそういらないので、技術と体力どちらを先に着けるか?では、体力が先だろうと思っての選択だった。

その他、金峰山や権現もそういうタイプの山だ。長いけれど、技術不要。

その時点から、また夫と雪の山を育てていこうと思っているのだが、次にどうか?と思ったのが、蝶だった。来年への布石ということだ。

■ 坂巻温泉 

坂巻温泉は、こじんまりして、とても良い宿だった。 

焼岳に登らなくて良いとなったら、夫は張り切ってしまい、前日、必要以上に早く出た。

時間が余っているので、レストラン十字路とカモシカスポーツに立ち寄ったが、それでも、お宿には早くつきすぎた。2時前に着いてしまったのに、宿は文句も言わず、入れてくれて助かった。

早々に温泉に浸かり、ゆでだことなったあとは、お食事までお部屋でお昼寝。現代登山全集と雪山ルート集を持って行ったが、夫は古い本には興味を持たず。

雪のルート集の方は読んでみてくれたようで、春の八方尾根くらいなら行けるかもしれない。

私は八方尾根は雪のある時期では、7月の頭に歩いており、稜線にはまだ雪がある時期に五竜まで縦走しているのだが、そう大変には感じられなかった。もちろん、この時期の雪は、スプーンカットが出来ている、カチンコチンの冷凍庫の雪で、アイゼンと言えば、6本という時期で、サラサラふかふかの雪が、搔いても搔いても降ってくる、という積雪期とは違うのだが。

そう、焼岳、夫には、ちょっと緊張を強いていたらしいのだが、わたしにも興味をそそられていない山だったので、没になって良かった。

私がそそられなかった理由の一つは、上高地ピストンだと、はしごがあること。夫は高度感に弱い。

「ハシゴがあるんだけど大丈夫?」 と聞いたら、「たぶんなんとかなる」という返事だった。

その返事も気に入らなかった。なんとかなる、って、本当に怖くなってしまったら、なんともならないのでは???

何とかする、というのは、なんとかできる人の話だ。

これが、「大丈夫。簡易ハーネス用のスリングとビナ持って行く」という返事だったら、きっと行く気になったと思うのだが。

私は根拠のないポジティブ思考は嫌いだ。

考えてみれば、母は、大学進学資金がないのではないか?と心配するわたしに「大丈夫、なんとかなる」とか、「子どもはそういうことを考えない」と言い続けた。

現実はどうにもならず、「なんとかした」のは、誰でもない、当人の”ワタシ”だった。もし、”ワタシ”が中学ころから、何とかする責任者であったとしたら、もっと広い選択肢の中から、ベストだと思う選択肢を選ぶことが可能だったであろう。

私は気が付いたら、選択肢がほとんどない状況に追い込まれていた。大学進学率が100%の高校に進んで、それも首都圏進学が80%なんて世界に行ったら、地元で早期に自立する道を模索するなんて道は当然閉ざされてしまう。

”なんとかなる”なんて言う人に騙されてはいけないと学んだ事件だった。未来は現在が作るのだから、なんともならない現在を生きていたら、未来もなんともならない。未来をなんとかするためには、なんとかなる可能性がある現在を生きなくてはならないのだ。

・・・とまぁ、こういう回顧は別として、焼岳は没で、ある。

■ 釜トンネル

朝、7時前に朝食のコールがかかり、7時半に宿のマイクロバスに乗る。朝食は、並べるだけで食べれるものが主体だったが、添加料満載の安かろう、悪かろうではなく、自然の保存食でおいしかった。

釜トンネル前に、登山届を出すプレハブがある。中で登山届を出すと、赤と黄色の長野県の山岳レスキューと同じようなウエアを着たオジサンたちが、色々聞いて来た。

蝶の偵察だというと、今日登れちゃうかもよ~と言う。なんだか励まされるが、宿泊装備は持ってきていない。徳澤園の冬季小屋はもうやっていないそうで、横尾の避難小屋かテントなのだそうだ。

横尾から入るのもけっこう大変かな。雪は例年の3分の1くらいだという。

今年は歩きやすく、そういう意味ではチャンスだったので、テント泊装備を持って行けばよかったのだが、それだと夫はまだ雪山のテント泊をしたことがないので、経験が不足しているかもしれない。

彼は思い込みが強い。テント泊=大変、と思いこんでいるのだ。もちろん、テント泊すると、それなりに小屋泊撚りは大変だが、今は軽量化しているので、1泊二日程度の山で、30kg担いでいるテント泊者なんて、知性が疑われる。

ある先輩が、60リットル以上のザックは知性が疑われる、と言っていたが、同感だ。

そう言えば、宿であった老登山者が、1週間テント泊で缶詰だったという話をしてくれたが、多少誇張が入っていそうなおじさんだったなぁ・・・ 明日はどこへ?と訪ねると行き先を曖昧にしていた。

温泉宿に泊まるような人だったら、テント泊で1週間も冬山にこもるようなタフな人とは思えない。

山ヤはプライドが高く、温泉宿なんぞには泊まるくらいなら、そのお金でもう一つ別の山へ行っていることだろう。

そうそう、釜トンネルだ。

宿のバスで出たせいか、同じタイミングで歩きだす人間が複数いて、そう寂しくなかったし、凍ってもいなかった。幽霊が出そうな、うら寂しい、長いトンネル歩きを想像していた。

が、そんなことはなく、あれ?もう終わりなの?という調子で終っていた。

釜トンネルを出たら、8時だった。そこから、帝国ホテル前の焼岳・西穂登山道分岐で、9時。

つまり、2時間プラス。焼岳はそこから4時間だから、順調に登ったとしたら、13時山頂。3時間で下るとすると、16時、まっくらになってしまう。日も短いので、いくら一般登山道とはいえ、事故の多い下りで時間がシビアになるのは得策ではない。無事戻っても、プラス2時間、ヘッデンで歩かないといけないとなると、18時釜トンネル、アウトとなり、これではゆとりが無くなってしまう。

やっぱり上高地Inでの焼岳は難しいなと思いながら、通り過ぎる。

河童橋までつくと、穂高の景色が素晴らしかった。少しガスが出ていて、西穂方面は見えないが、明神が素晴らしい。

あれに登ったんだよな~と感慨深い。夫にその話をすると、初めて二人で来た上高地で、自然ガイドのガイドさんから、明神について聞いたことはすっかり忘れているそうで、残念だった。

夫は、登山を理解するにつれ、すっかり、岩稜帯の山への興味を失ったが、基本的に彼が行きたい、と言っていたのは、単純に、聴いたことがある山、という話だったのだなぁと最近理解。

多くの初心者の”行きたい”なんて、そのような程度であろう、穂高穂高と世間が連呼するから、誰でも行ける山ではないのに、皆が行きたがることになってしまっているのだ。

山の素人は、知名度と数と標高で、凄さを計る。と誰かが行っていたのを思い出す。何がすごくて、何がすごくないか分からないから、誰にでも分かる”すごさ”を基準にしかできないのだと思う。

結局、そういう山は、人の目を気にして、誰かにすごいと言われるための山であり、そういう自己顕示欲のために、貴重な人生の時間を使わなくてもいいと思う。

人生の時間には限りがあり、限りある資源は、自分のしたいことのために、有効に使わなくてはならないのだ。

河童橋で山を見ながら、行動食を食べたら、すっかり冷えてしまった。今日は、このところの温かい冬の中では一番の冷え込みで、寒気が強い日だから、気温は低かった。

やっぱりそれなりに冬だ、と思いながら、休憩はそこそこに歩きだす。歩かないと寒い。

明神まではあっという間に付いてしまった。小梨平には、テントが数張り出ていた。

明神から徳澤へは、明神岳の展望が素晴らしい。何枚も写真に収める。

途中、落石注意という看板が出てくる。そのあたりで展望が良い。

夫には、落石注意ね~と声を掛けたのに、案の定、写真を撮り始めて立ち止まってしまう。

私は思うのだが、最近の人に意図を分かってもらうには、「落石注意ね~」と言うだけではだめで、「落石がある場所だから、立ち止まらずに歩いてね」とか「落石がある可能性があるから、写真を撮るなどして立ち止まったりしないでね」とか、噛み砕いて言わねばならないのではないだろうか?

夫は、足元に落石注意と書いてある看板の目の前で、立ち止まって、カメラを取り出したのであるから。

もちろん、落石にぶつかる可能性は、千に1つ、万に一つであろうが、それでも、そこで立ち止まるべきでない、ということは変わりはしない。

こうした警告があっても立ち止まる人の言い訳は確率論、可能性論であろうと思うのだが、可能性論はリスクをマスクしなくても良い、という話にはならない。

逆に、落石がありそうだから、通らないというのも、変な論理で、オールオアナッシング思考だ。

夫はそういう傾向があり、ちょっとでも危ないというと、ゼロを取る。か、リスク100%を取る。選択が極端だ。

そういうところが、山には、彼は向いていないんではないかな~と思うところだ。

徳澤園へは、11時半についてしまった。もしこれが、テント泊なら、早くつきすぎである。早くつきすぎても寒くて、やっていられないのが、テント泊。

7時半釜トンネル入口として、徳澤園までは4時間程度だった。もちろん、これはラッセルゼロの、特別に条件が良いときの話だ。

逆算すると、12時出発でも大丈夫と言うことだ。

徳澤園は、暖かな冬の日差しが注ぎ込んで、のんびり平和な感じだった。空のテントが15張りほど。

トイレ前のベンチが乾いていたので休憩し、コーヒーを淹れて一息つく。

12時過ぎに帰途に就く。帰りは早かった。途中、登ってくる人たちと長めの立ち話をしたりしても、15時15分に釜トンネル入り口に出た。 3時間だ。

ただ、なぜか、夫も私も、ひざの裏がかなり痛くなってしまった。底の固い冬靴で、フラットな、踏まれた雪の林道を歩いたからだろうか?

普段の登山では痛みを感じないのに、二人とも明瞭に痛みを感じて、困惑。

なぜ楽勝の道を歩いたくらいで、こんなひざ裏の痛みを抱えているのだろう???

二人とも足を引きづりながら、宿の迎えを頼み、最後の温泉へ。ゆっくり、のんびりしたいところだったが、子供が3人も入っていて、ゆっくりとは行かず、そそくさと出た。

それでも、すぐに温泉に入らないよりは入った方が、痛みは軽減するだろう。

あとは、途中のそば屋で、おそばを食べて、空腹を癒し、高速道路を飛ばす。行きはあんなにあっという間に付いた場所だが、帰りは早く帰りたい思いが、逆に帰路を長く感じさせる。

のんびりしていたわけではないのに、3時間ほどかかって帰宅。

帰って、GPSを見てみると、歩行距離は25kmほどあった。時速は3.3kmとあった。全然早くはない。

不動産の広告が、1分80mで計算しているのは有名な話だが、それだと、4.4kmになるのだそうだ。

だから、無理はしていないはずだが、それでも、えらいこと疲れた。

別の山の予定もあるので、レストに集中しないといけない。

Sunday, August 3, 2014

薬師岳~苺平~大馴鹿山~御所山~青木鉱泉

■ インタレストグレードの高い山

今回も、またレインジャーで高山植物の調査に行っていました☆ 鳳凰三山。 

ああ~暑くて疲れた~!

けれど、マイナールートを選択したので、面白い旅でした♪

日本登山大系の編者でもある柏瀬裕之さんの本の中に、インタレストグレード、という話が出てきます。

登山をグレード分けするのに、難易度や体力を目安とした、”大きいほど良い、困難なほど良い”というアルパインの価値観を背景にするのではなく、”面白いほど良い”を価値観とした、グレーディングの試みです。

この鳳凰三山のレインジャーは、マイナールートを選んだのですが、これが、インタレストグレードの高い山、でした☆

登りに使った中道は、少々退屈な道でしたが、下山に使った、苺平~大馴鹿峠~千頭星山~御所山~青木鉱泉は、予想以上に変化があって面白い道でした☆


≪今回のルート解説≫

・青木鉱泉~中道~薬師岳: 山頂付近まで一本調子の登りが続き、少々単調。途中に御座石という巨岩と、岩峰から展望の良い場所がある。

・稜線: もちろん絶景。花崗岩のボルダ―祭り(笑)

・苺平~大馴鹿峠:悪路。すごい崩落痕が見れる。私は夜叉神からの道で見え隠れする崩落痕、どうなっているのだろうかと思っていたので、至近距離で見れてビックリ。山が傷口をぱっくり開けている感じ。 この崩落痕は沢につながる。

・大馴鹿峠付近: 笹原の気持ちの良い場所。南はのんびりしていて良いが、北面は崖。コントラストがスゴイ。

・2つの小ピーク: この小ピークは、いつも地図読みで見るような、無個性な小ピークではない。れっきとした山で、かなり尖っている。木々に覆われているものの岩峰だった。ちょっとしたマルチピッチができるんでは?というくらいの感じ。岩はもろく、さざれ石化していて、登山道は歩きづらい。北面を巻く。巻くため、見た目ほど、あまり急ではない。

・千頭星山付近: また、これも笹原だが、花が多い。

・甘利山分岐~御所山: 笹原だが、花が少ない。

・御所山~青木鉱泉: すっかり里山の雰囲気で笹がなく、荒れており、登山道は分かりづらい。地図にある登山道は廃道になっていて架け替えられているので、あれた登山道を通るか、もしくは、地図読みする必要がある。 地図上の道は架け替えになっている。


















御所山では悪路でしたが、それはたぶん道が違っていたからです。1589と思っていたところはその先の尾根の頭でした。緑の線で降りれただろうと思います。下山の時は、尾根の末端の様子がよく分からないので慎重になってしまいますが・・・

ついていた道は、たぶん、電柱の作業道のようでした。登りでは使わないかも知れません。しかしずっと道を外していたことには気が付かなかった。妙に悪路だなとは思いましたが(笑)。


■ 写真集

 登り出しは林道ですが、林道を超えるとすぐに、コバイケイソウの大きな花が。
 アップです。
なんだったっけ?
 この岩は展望があります。
 薬師岳山頂でボルダリング!

 ↑ヒメシャジン

←オダマキは背中に角がある、と初めて教わりました。
オダマキアップ。

南御室小屋のわきで群落があります。

 これが、もっとも印象に残った大崩落地。

なんか、山というか、地球が傷口をぱっくり開けている感じだ。

でも雪が降ったら雪渓、と言える様子になりそう。

ここで墜ちたら最悪だろうな~。

この立っているところも、下はえぐれていて怖い。


 また見えた。

雨の痕も見える。

 一転してのどかで、穏やかな笹原の大馴鹿峠。


 その先のピークが、あまりに顕著なのに、無名でびっくり。

あれを登るのか!と、ええ~?!と思いますが、実際はそんなにキツイ登りはアリマセン。手前のピークは巻きます。

が、岩山です。すごくもろそうな感じです。

でもハーネス、ロープが必要だな~って感じ。
 岩に咲いていた車ユリ。

 二つのピークの間はこんなルンゼです。

その先にはすぐ崩落痕があり、その崩落痕の開始点をトラバース・・・

ここはフィックスロープが出ています。

そこにサラシナショウマの群落。


 同じ場所から振り返る・・・

すごい崩落だったな~!


 あんなにはっきりしたピークなのに・・・地図ではちんまり。

 サルオガセは、老木についているもの・・・

のんびりした笹原のいい感じのところです。

笹原は、鹿が食べなければ、おそらく良い感じのお花畑の草原だったんだろうな~と思わせる楽園。

 車ユリ。似ているものに、コオニユリがあります。

 千頭星山は山梨百名山らしい。
 甘利山分岐から御所山へ。
 熊の仕業?

御所山から先はとても道が悪いのです。地図読みが必要です。

1589のピークだと思っていた場所は、そこを行き過ぎた先の尾根の頭でした(汗)

地図読みして沢に向かって降りるのが良いと思います。

登山道は歩きづらく、地図的に合理性がない。尾根から降りて、沢地形の方に降りていくと急なところを避けられます。

要は丸沢の堰堤とその先にある青木鉱泉をコンパスで目指せばよい。右に行かず左寄りに行けば、コンパスも厳密でなくても大丈夫そうです。
途中、岩にイワタバコを発見。

沢じゃなくてもあるんですね~!

最後は青木鉱泉でお風呂に入り、スッキリ!

最後は双葉の天然酵母パンのプラテーロさんによって山の古書、アルプを見せてもらい、ついでにお茶にも呼ばれてしまい、ゆとりを持って帰ってきました。

初日は暑く登りでバテバテでしたが、翌日はほどよく、曇りで、花は多くはなかったのですが、色々な発見がありました。

花の名前は明日にもまた調べます☆

≪関連記事≫

初めての鳳凰三山 白鳳峠

ナナちゃんの話

登山道整備の様子  その2

Sunday, July 27, 2014

鶴ヶ鳥屋山 

今日は山岳レインジャーで、鶴ヶ鳥屋山へ行ってきました☆

■ 峠

峠と言うものは、基本的にA点とB点を結んでこそ、峠としての機能を成すわけですが、清八峠経由で三つ峠から下山した時に、この峠のA点とB点はどこであろう?とふと思ったのでした。

清八峠は三ツ峠の北側にある峠です。笹子と御坂を結ぶ峠が清八峠です。

今では御坂トンネルが出来、御坂山塊の南と甲府盆地は御坂トンネル、若彦トンネル、精進湖トンネルの3つが結んでいるわけですが、車がない時代は、トンネルではなく峠を越えて物流が流れていたわけですよね。

御坂トンネルは、御坂と勝沼あたりを結んでいるので、笹子はなんとなく、ハズレにある感じがするというか、国道20号を走っていても、塩山を超えたあたりから、立派な4車線道路は、旧道の”甲州街道”って感じの二車線道路になりますし…駅も小さく、駅前もなく、ホントにひっそりしてきます。

栄枯盛衰でいくと、”枯”と”衰”に当たっていそうです(笑)

笹子は、そんなわけで立派な道路が通っていて周辺がファミレスだらけの勝沼に比べると、取り残された感じがします。

なにしろ、悲しみの森、と、地元自らが言っているくらいです。

僻地、山間の過疎の村的な雰囲気、叙情が一杯…そんな環境で頑張っている笹一酒造はエライなぁ…。笹一はコメの生産量の少ない山梨では珍しい酒造メーカー。めったにない酒造のうち、武川にある七賢はよく知られています。武川はコメどころで知られているからお酒ができるのも分かるけど、笹一はコメの生産量も少なそうな、山間、笹子にあります…

ちょっと話が逸れましたが、そうした”どことどこをつなぐのか?”という視点で見たとき、清八峠は一度、笹子側からちょっと歩いてみようかな、と思っていた場所でした。

三つ峠は、もちろん、御坂山塊の端の山ですが、見かたによっては、金峰山、甲武信から続き、黒川鶏冠山、大菩薩嶺、小金沢連嶺、滝子山へと続く、大きなカーブの終点と見ることもできるからです。

そのチャンスが巡ってきたのが、鶴ヶ鳥屋山。

鶴ヶ鳥屋山は、清八峠の隣の本社ヶ丸の隣なんです。そこがレインジャーでいく山に指定されていたので、行ってもいいなと思った次第です。前置きが長くてすいません(笑)。

そういう興味でもなければ、あまり顧みられることがない山かも?

一般的には、笹子から初狩駅を使って登れる、という意味で人気があるコースのようです。この辺の山では同じく初狩から登れる高川山が、ツアー会社の後押しにより、人気がある山です。(めちゃ急です!)でも、私は車で行くので、あんまり電車の便は関係ないんですよね。都会の人の人気に合せる必要はどこにもない、というか、都会の人気を避けて登っています(笑)

御坂山塊では、三つ峠だけが唯一、山小屋を持つ山です。御坂山塊の盟主、といえば、黒岳が定番ですが、黒岳よりダントツ人気があるのが三つ峠。アイスもできるし、岩登りもできる。高山植物も豊富と、見どころが多くホームグランドに良い山です。

私は女性なので、いくら山好きでも、ちょっとあまりにひと気のない山を歩く気分には、なかなかなれませんので、三つ峠や近所の山はそういう人には良い場所です。

■ 今日

今日はやっぱり、御坂と言う低山を歩くには、7月の夏の真っ盛りはどうかな~という感じでした。御坂山塊にぴったりの季節はやっぱり冬です。

葉が落ちて、展望が良くなった山を山梨特有の晴天率の高い冬の、ポカポカ陽光の中を、富士山を見ながら歩くのは快適です。

・・・が、同じ道も葉が生い茂ると展望は無くなりますし、低山なので暑いので…そして御坂は結構浅いというか奥行きがない山なので、稜線に出るまでが、どこを登路にとっても急だ、ということがあります…

というわけで、今日は暑かった!

でも、午前中はそれでも、予想よりは何とかなりました。さわやかな風を感じられたからです。

木陰の風は気持ち良く、うっすら良い匂いがします。

が…午後はねぇ…。 まさに予想通りでした。あっつい… 

私は暑さに弱く、夏の尾根はもう駄目だなぁ…というので、沢を志向しているくらいなので…暑かったです(^^;)

今日は花を見に行ったのですが、花はあまり咲いていませんでした…がそれでもいくつかあったので紹介しておきます。

同定は後程。

帰りは、芭蕉月待ちの湯、という温泉に先輩が案内してくれました。のんびり湯につかって、山の汗を流して、気持ち良く帰ってきました。

御坂山塊は、やっぱり水がない、乾いた山だなぁ・・・と思いました。

沢が少ないんですよね。水場はないので、夏は特に水を十分持って行かないと死にます・・・






 本社が丸から、富士山。富士山が右側。

鶴ヶ鳥屋山からだと富士山が左にくる。
こんな快適で、すずしい道でした。

御坂の稜線はどこも似ています。

十二ヶ岳は歩こうと思っています。でも、秋だな。

今回のヤマレコ。

途中、黒野田林道で、法面と落石防止ネットの間に鹿が挟まって死んでいました・・・

鹿の食害はよく見られましたが、三つ峠の近いほうが多い。

≪参考≫
黒野田林道 起点は閉鎖されていた(汗)

笹子餅 おいしそう・・・

笹子鉱泉 もうやっていないが面白い宿だったらしい。

御坂山塊の研究

Monday, July 7, 2014

北岳

■ レインジャー

週末は、2泊3日で、レインジャーの日でした。

レインジャーと言うのは、各山岳会に割り当てられる高山植物調査の仕事です。必要経費の謝礼が出ているそうですが、いくら出ているのか私はよく知りません。それで、今回は北岳に行ってきました。

しかし、台風の日に当たってしまいました・・・。まぁ花を見るのにそんなに天候は重要ではありません。

しかし、相方に心配をかけていたようで、メールがちらほら入っており、ありがたいな~と思いました。

今回は、しっかり北岳バットレスの下見?してきました☆

■ 初日

行程は、2泊3日です。しかし、振り返ってみると、1泊二日で十分な行程だったような・・・?

私は初めて、高い山に単独で出かけたのは、夏の北岳なんですが、その初めての時でさえ、13時には稜線についていましたが、今回は13時に御池小屋。 えらいかかったな、という印象です。 全然歩き足りない・・・。

今回の歩荷は、謎だった。55歳の男性と行ったんだが・・・米4合、テント一式、ワイン1リットル、ビール500ml2缶、350ml2缶、日本酒1合、2泊3日分の食事+保冷材になっているゼリー飲料2個。全部私の分担・・・まぁ歩荷訓練と言うことですな~。

こんだけ担いでも登れるという自信にはなったかも・・・(^^;) 

しかし、これだけ担いでも休憩が多すぎ!相方はコッヘルガスしか持っていないのに、すぐに休憩というし、これには参った。もうちょっと歩けるようになってから北岳に来たほうがいいのでは?


≪夏山1シーズン目≫

6:30出発 → 7:30芦安 → 8:20広河原 → 10時半 御池小屋で休憩・給水→ 草すべりコース(直登) → 13時半 肩の小屋着

≪今回 夏山4シーズン目≫
6:10 甲府待ち合わせ 7:30芦安バス出発 →広河原出発 9:30 → 御池小屋着 13:00

まぁ雨だったので、御池小屋に早くついてもすることがないというので、広河原のインフォメーションセンターでブラブラした、というのがありますが、今回の反省は、どちらにせよ雨であっても、小屋に早く着いたほうが良いということです。御池小屋は談話室をテント泊の人にも開放しているようです。

ただ普通の小屋は談話室をテント泊の人には解放はしていません。たいていは、テント泊の人はテント内や外で過ごすのが普通です。

■ 御池小屋情報 

御池小屋では、甘酒(300円)が新設?されていました(笑) とりあえず御池小屋情報。

 ランチは 900円~1000円

御池カレー 800円。

 生ビール 850円

缶ビール500円(広河原山荘では450円)

コーヒー 400円 
 食べ物もズラリ。
お酒類。

ワンカップ 500円
ワイン 800円

この辺は、好みがあるので、持ってくる甲斐があるお酒かもしれません。

本日の豪華メニュー

海鮮丼。

ご飯は4合炊きましたが、多すぎましたね。

まぁ二人分だからなー。

たまごに

いくらに

紫蘇ちりめん

味噌汁もプラス。

ビールは各自、500缶と350缶。

さらに各自、日本酒ワンカップ。

さらにワイン1リットル。

これは二人分のお酒にしては、ちょっと多いようでビールは余らせて帰りました。

雨で寒かったので、ビール!って感じではなかったので、嗜好品は最低限プラスを現地調達がいいのかも。

テント泊は3張でしたが、屋根のあるベンチを使いたい人が他に誰もいなかったので、独占して使いました。


小屋の談話室で、ストーブに当たり、関西から来たおばちゃんたちとひとしきり。 おばちゃんたちは、第二ベンチの上あたりで、私たちが見つけられなかった高山植物を見つけていました。同行者は高山植物に詳しいと豪語していたのに・・・。

さすがおばちゃん。 最近山おばちゃんってすごいなーと思っています。

■ 北岳バットレス

テントに入ると、両隣のテントから、北岳バットレス、の話題が聞こえてきました。

私はバットレスを目指して今頑張っているところなので、耳ダンボ・・・(笑) 


とはいえ、テント泊の夜は長く、することもないので、さっさと就寝。 

朝は隣のパーティは、3時起床4時出発。

私たちは、翌日は午前中だけ晴れと知っていたので、朝の良い時間に歩きたいですが、暗い中をヘッドライトで歩くほどの必要はないので、普通に4:30起き。

起きたら、テント泊では大抵の人がすぐシュラフを片づけます。 私は起きて一発目にシュラフを畳むように教わった?というか、皆がそうするのでそうしています。

翌日の朝食は残りごはんでチャーハン。

二股から大樺沢コースで八本場のコルへ。途中北岳バットレスを見ると、下部フランケに取り付いている人と、四尾根に取り付いている人が見え、ときどき、コールが聞こえました。

御池小屋でぬんちゃくを持っている人を見たので、情報収集したのですが、北岳バットレスは、取り付きが核心、だそうです。また、上部の崩壊で、最終の2Pも、他のルートの人も合流することになり、核心化しているようです。

■ 大樺沢の雪渓

大樺沢は雪渓です。私は斜度が寝ていると思いましたが、錯覚かもしれません(^^;) 

6本爪アイゼンで問題を感じず歩きましたが、雪の斜面をまっすぐしか歩かない人は前づめがあるほうが楽ができるかも・・・。

私はクロスレッグで歩くのが好きで、ジグザグ登高しますので、6本爪とストックでいいのですが、前づめ&ピッケルの人もいます。私はピッケルは持って行ったものの必要を感じず、使いませんでした。斜度が寝ていて、ストックでないと杖にならないので。

御池小屋の談話室では、HNKの北岳の収録が流れていましたが、山岳総合センターで私の班を担当してくれた講師がガイドとして出演しています。村上先生。

後で、このビデオをみると、やっぱり先生もストック。雪渓歩きは、人によって安全度が違いますし、コケないことが一番大事ですから、コケてから止める、というより、コケない装備、推奨。 

また、雪渓はどんな雪渓でも、落石に要注意。

去年は後立の縦走で、白馬の大雪渓を歩いたので、あとは扇沢を歩けば日本三大雪渓を歩いたことになります。 白馬の大雪渓より、大樺沢は規模がありません。 また西穂高沢や鹿島槍鎌尾根とくらべると、ホントにまったく斜度がないです。 ご参考に。

後で比較してみようと思いますが、大雑把に大樺沢雪渓は1Km、標高差500mほどです。 白馬大雪渓は、2.5km、500m。 西穂高沢は3km、標高差900mです。鎌尾根なんて、2.5kmで標高差1100mです。白馬の雪渓の倍ですね。

■ キタダケソウは北岳山荘までのトラバース道に一杯

キタダケソウを今年やっとみました。 

去年は講習会&バイトで夏は時間が取れなかったので、夏山は夫とは出かけられず、おと年、両股小屋から入った裏北岳でのテント泊デビューが夫と出かけたこの時期の北岳ですが、テント泊デビューなのに暴風雨だったので(^^;)、トラバース道は安全を見て避けていました。

八本歯のコルも通らなかったのです。 雨の日は梯子が滑りやすいので・・・。(初回は八本歯下山)

それに、両股小屋起点とロングルートだったので、北岳山頂は、なんだかついでになってしまっていました・・・(汗)。

山頂に着いたときは、もう3日目で下山っていう気分で・・・。

というわけで、初めてのキタダケソウ・・・ ハクサンイチゲと間違える人が多いそうですが、見ればハッキリ違うと分かる感じでした。

キタダケソウのあるトラバースで、めっちゃ健脚な女性の登山者に会いました☆ 

茅野のI本さん。 もし見られていたら、ぜひご連絡くださいね☆

■ 北岳肩の小屋

あとはトラバース道を元来た道を戻り、山頂へつながる直登ルートを上がり、山頂から、北岳肩の小屋へ・・・。

もうガスっていたので何も見えません(^^;)。

肩の小屋に着き、小屋番さんに「こんにちは~」と挨拶すると、「アレ?レインジャーできたの~?」と。

ハイ!というと、色々小屋の話題を話してくれました☆

まずはトイレがピカピカに・・・ビックリですね~☆

 北岳山頂には雪だるまが10体・・・。
 肩の小屋、生ビール900円。

まったり休憩していたら、なんといつもクライミングウォールで会っている、白鳳会の人たちに会いました。

アレ~?

なんと八本歯のコルから見ていたクライマーだったらしい・・・

13時肩の小屋で、さすがですね!

けっこう、取り付きが悪そうだったし、枯れ木のテラスから上もどうなっているかイメージも出来ず・・・

彼らはさくっと降りて、かえって行きました。 白峰御池小屋に降りると、彼らのテントはもうなかった。

 うどん 900円

おでん 600円

ホットココア300円(安い!)

甘いレモンティ(って白峰御池小屋にもあったけど、流行っているのか?)

手作りおしるこ 500円 (たべてみたい)
 稜線の小屋は水が貴重ですよね。1リットル100円は安い。



 トイレはこんなにきれいに!

100円くらい入れましょう・・・
















■ 晩御飯

晩御飯は、スパゲティとサラダ。

私は、普通、朝と夕は食当が持っても、行動食は各自だと思っていました。

が、登山計画書が回ってこなかったので、確認もせず、そうだろうと準備したら、行動食まで孝行者が用意してくれていました(汗)

行動食くらいは各自がいいのでは・・・好みもありますし。

植物の多い二股方面にも行かず、この日は草すべりで降りたので、だらだら時間を引き上しながら、降りても、15時御池小屋。


■御池小屋の山の本

御池小屋ではのんびり談話室で本を読んで過ごしました。山の本が充実した小屋でした☆

リン・ヒルの『クライミングフリー』が置いてありました。保科ガイドの『アルパインクライミング』に、小川屋山の屋根岩2峰セレクションが載っていて、行ったところだったし、先日先輩と小川山へ行ったとき、保科ガイドにその屋根岩2峰で合ったので、ふむふむと読みふける・・・

やっと4時になり、夕飯。 

反対側のテントが撤収中だったので、みると、どこかでお会いした感じ・・・知り合いでした(笑)いつも小瀬のクライミングウォールで会う、梨大生君たちでした!なんだ~!おねえさん、ビックリ!!です。

聞くと、4尾根に行っていたのだとか・・・。結構お疲れのようでしたが、なんとしても今日中に家に帰りたいそうで、バスはもうないのに、林道歩きを甘受して帰るのだと・・・。若さですね~! 私にはない選択肢だな~!! 梅酒とナンありがとう!

■ 3日目

3日目は下山だけなので、サクッと下山して帰ってきました。 

朝、テントをたたく雨音がやまない。

4時には起きていましたが、6時半までは寝ようと思っていたので、わざと寝坊。

重くなったテントを撤収して、8:10出発。

10:40広河原山荘着。 

帰りは芦安の山岳館に立ち寄りました。

← 広河原山荘の自販機は変わったお酒も置いていました。
 山崎まさよしが流れてた・・・音楽の趣味が合いそうです。

打ち込み系や演歌系は苦手です・・・。

聞きたいのは、リラックス系なんですよねぇ・・・

家では、ジャズかクラシックしかこのところ聴いていません。

そういえば、山岳館ではエンヤが流れていました。

私も自分のヨガレッスンでエンヤを流しています。ケルト音楽です。
 白峰館では、味噌カツ定食730円がおススメです。

ここの温泉はあまりおススメではありません。

温泉なら、掛け値なしに源泉かけ流しの桃の木温泉がおススメです。


 山岳資料館。 国立公園の展示をしていました。

知床と南アは同時に国立公園の指定を受けたのだそうです。


ロープワークの本を300円で売っており、知らない結びが載っていました。

へぇ~。

小1時間ほどブラブラして、帰宅。 15時。

甲府は近いですね~!山好きのみなさん、スミマセン。

 バットレス情報があった。




受付にこんなパンが。

北岳型のパンだそうです。おいしそう。

山には向かなそうですが・・・

他に櫛形山アンパンってのがあるそうです。

ベーカリー「ルーブル」さんだそうです。

今度行ってみましょう・・・。


という、2泊3日でした☆



■ 反省?

今回は、初日、歩荷が18kgくらいでした。仙骨に重さが来る感じですが、こんどどれくらいか計ってみます。

ここのところ、クライミングが多かったので、歩荷の必要も感じていたのでちょうど良かったかも?

夏は食事は持って行くと悪くなりやすいので、小屋の軽食を活用するのは良い案と思います。

また、この時期の北岳は知り合いだらけ! 

合う人ごとに知り合いです。 3テントのうち、3テントともが山梨の山岳会です・・・(笑)

≪データ≫

芦安~広河原 バス代 片道 1200円。 トイレは各山小屋ともに100円。御池小屋テント泊一人500円。