今日は久しぶりの人工壁に遠征していました☆ 秦野市の人工壁です。
人工壁は、久しぶりでしたが、まずまず、あまりクライミング力は落ちていなかったです。
■ 憧れの先輩
憧れの先輩がいます。
私より、ちょっと年を取ったくらいから、山を始め、今御年70歳です。憧れの先輩なのは、やっぱり歩きが山ヤ歩きだから。山をするってことをよく分かっているから。そして、人柄。
私は、登山は趣味なのですが、趣味とはいえ、なんらかの理想像、こうなりたい、というようなものが必要です。
登山の世界には、あんまり女性がいない・・・
それに、山岳部出身者はあまり参考にならない。
私の脳裏に理想像としてイメージできているのは、
- その先輩と、
- 去年の五竜山荘で会ってベテランの女性、
- それに小川山レイバックにトップロープをはってくれた見知らぬ女性クライマー
の3人です。 著名な人で、憧れているのは、山野井妙子さん。リン・ヒルは、違うな~。
女性は嫉妬深くない人が好きです。男性の煩悩は、”プライドとメンツ”、女性の煩悩は”嫉妬”です。
■ 山ヤ歩き人は、山で見つける
山で歩いているのを見れば、その人が山ヤなのか、そうでないのか、分かります。
ベテランは、やっぱり歩き方が違う
ベテランでもブランクがあるとダメみたいです。山に行って、上手に歩いている人を見たら、こっそり先生にしてしまいます。かっこいいな、と思ったらマネしています。
早く歩くのがかっこいい、というのは加藤文太郎はじめ、思い込みがあると思いますが、少し前に天野和明さんの地図読み講座で一緒にアルパインクライマーと歩いたら、やはり登りはじっくり歩いていました。もちろん、周囲の初心者に合わせてくれていると思いますが。
登りは、ゆっくりじっくり。登りが早いのは、単純に心肺機能だからなぁ・・・。登りは体力、下りは技術。
プライドで早く歩く必要はない。ただマイペースが、単独だと早くなります。おしゃべりがないからですね。
逆にこうはなりたくないと思うのは、歩くのだけが強くて、ルートファインディングができない人です。
登山歴の割に強いなぁと感心していたら、感心している場合ではなく、よく事情を観察してみると、どうも、金魚の糞タイプで、ルートファインディングをしないで歩いて来たようです。ルートファインディングしていたら、ガンガン歩くと言うことにはならないから・・・です。
ということは、両方の欠点を合算すると、トレーニングの山はルートファインディング不要の、いつもの山がいいってことですね。
両方のちょうど良いバランスが必要ってことかな?
■ クライミングは老後のため(笑)
私は、70歳になった時、先輩みたいでいたいので、なんとなく、逆算して
今、何をすべきか?
を考えています。となると、
クライミングは、私は老後のためにしています(笑)。
というのは、半分ホント。 だって、年を取ると、長距離や長い時間の歩荷はつらいと思うんです。
若い男性の登山者でも、30代でも10代、20代の時と比べて担げなくなった、弱くなった、と言っています。
ということは、私はまだ登山を初めて間がないので、成長局面ですが、ある程度成長できなくなった時のことを考えないといけません。
今できることをする、
と考えると、クライミングは少しにしておいて(ムーブなどは今の方が覚えが良いので)、やっぱりたくさん山を歩いておくことが大事かしらと思います。データ蓄積期。
そして、歩けなくなったら、レッツエンジョイクライミングです(笑) 自然の中にいるのは、癒されます。
それに登るおばあちゃんってかっこいいので。登るお姉さんよりカッコ良いです。”登るおねえさん”や”登るおばちゃん”は、なんとなく煩悩チックなのはなぜでしょう?
男性との競争をかんじさせるからかしら?女性は女性らしく登りたいものです。
■ 丸い月と富士山
今日はとても寒く、御坂道は―4℃! 山中湖は-7℃でした。
ちょっと早くつきすぎて、山中湖半で、紅富士をみました。逆さ富士も写っています。
今日は朝から真ん丸の月が美しく、そして帰りも丸い月がとてもキレイでした。
クライミングは、上出来と言わずとも、まぁまぁだったし、登山歴や今やるべきことが出来ているか?という色々な面で、自分をチェックしてみて、90点、という感じでした☆
これ以上望まなくてもいいかしら!
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