Tuesday, December 23, 2014

御正体山~石割山縦走

 ■ 近くの山

今日は、御正体山と石割山を御坂の先輩と、縦走してきました☆

大平山と石割山を縦走したことがありますが、こちら側は初めてでした。

山梨では珍しくない里山の感じで、特別悪いとこも難しいところがある山でもありませんが、今日は北面は5cmくらいの雪が凍ってカチカチで、軽アイゼンの日でしたね。

サボって持って行かなかったので、

ひとり藪山

で、適当に歩きやすいところを歩いて済ませました。

登山道はつんつるてんでした。

今日はトレーニングで行ったので、水5リットルのザック。

もっと重くして行っても良かったです。と言っても水ボトルそんなにない・・・。

御正体山山頂。同志山塊最高峰。

神様の正体はインドの神としていた・・・という意味の正体だそうです。実は、神は誰の心にもあるものです。

■ 地図読み

しかし、地図読み・・・ 地図読みをしっかり行うには、机上研修が重要だと思いました。

持ってきている地図がエアリアの地図では、地図読みには使えないし、2万5千の地図に手書きで、磁北線を入れなければ、便利なパソコンは便利さが分からない。

尾根とコルが分からなければ、コンパスを説明しても、意味が分かるはずがない・・・

本を渡しても読まなければ頭には入らない。

それは山以外の時間が重要だと思いました。


■ 自信をつける

地図は基本だ。基本を飛ばして、山の数だけを積み上げても、不安は、自信にも経験にも、転換されない。

この先輩は積雪期北岳も登頂しており、初心者とは言えない。経験がどれだけあっても、実績に基づかないと自信にはつながらず、自信につながらなければ、自立できない。すべては登山者自身の自信の問題なのだ。

ロープワークだって同じだ。経験と言うものは、山の数ではなく、自信を積み上げた値なのだと思った。

やはり不安というのは実績不足の表れなのだ。

■ 以前はなかった大展望

今日は大快晴で遠くまで美しく見渡せました。前回大平山を歩いたときは、山中湖に開眼しましたが、今回は杓子山に興味が湧きました。

このルートは最後に石割山山頂で現れる大迫力の富士山が魅力です。どーんと登場って感じ。
それ以前はずっと樹林帯なので、あまり見どころは多くない。





■ 他の山岳会に会いました

西宮市の明昭山岳会の人が、団体で歩いていました。

この山岳会は、中高年の会ですが、ランク制を取り入れていて、とても賢いやり方なのではないかと思いました。 中高年のリアリティを感じるランクの内容でした。

こんな言葉が・・・
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2. 会員は「会員みんなが主人公」をモットーとするボランティア組織の構成員であること を自覚し
  「連れて行ってもらう人」ではなく「連れて行く人」にもなるよう心がける。
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ホント重要ですね~!