Tuesday, December 23, 2014

わたし的山梨名ルート

■優位性を生かす

私は、山梨に夫の転勤で転居してきたために、登山を始めました。

山梨という地の利を生かす

ということを考え、最初ワイナリー巡りをして、大阪に帰るころにはワイン通になってやろう、と思っていましたが、車だとテイスティングできないため、挫折しました(笑)

他にも余暇を生かして、編み物の技を習得する、とか、語学にさらに磨きをかける、とか、考えましたが、イマヒトツ環境的に優位性がありません。

ヨガはインストラクター資格を取得し、教える立場になりましたが、ヨガにおいて都会と山梨で、どちらが優位性があるか?というと都会です。

他の優位性は、時間、そして図書館です。

時間は都会より、確実にスローです。が、交通の便的に東京という大都市に近いので、二重生活がしやすいという利点もあります。

全国的に見ても、山梨は図書館が充実しています。これはおそらく統計を当たれば、一人当たりの図書数や図書館数が出そうです。

またフルーツ王国ですから、フルーツ関係も(たとえば、はねだしを一杯もらって食べたり、農家を手伝ったり)も優位性がある活動です。

■非優位性

意外に優位性がないのは、家庭菜園。やってみましたが、作るほうが普通に買うより、コスト高になります。買い物も優位性がない。海外旅行にも優位性がないです。

情報にも優位性がなく、情報は無駄な情報が入ってこないのは良いですが、例えば、ネット検索の普及具合など、多くの点で何事も都会の10年遅れです。集中できる反面、取り残されます。

デザイン的なものは、すべて都会の方が有利で、非常に優れたものがひっそりと忘れ去られたように存在するのが山梨です。が、そういう意味では、隠遁生活に向いています(笑)。私は半隠遁生活をしています(^^)。スイマセンね、早期すぎるリタイヤで。

■ 山が残った

結局、山梨という優位性、を生かすと、登山、が残りました。

しかし、登山という世界では山梨は中心地ではありません。中心はやはり東京です。

しかし、登山においても、その土地らしさを生かした登山というのは可能で、東京を真似する必要はないのですから、山梨らしさ、を生かすべき。

今月号の『山と渓谷』、金峰山の案内にはガッカリしました。そこで、

  わたしならどう考えるか?

というと・・・・

金峰山であれば、黒平(くろべら)からのルートを上げます。これは深田久弥が歩き、金峰山を日本百名山に入れたルートだからです。現在は廃道です。でもしっかり整備された道です。

私は百名山はキライですが、同じ百名山をするなら、深田久弥と同じルートで登る努力をした方が良いですしね。

■ ルートの考察

山梨の代表的な山は以下です。

1)富士山 
2)北岳
3)甲斐駒
4)金峰山
5)権現岳
6)大菩薩嶺
7)三ッ峠
8)鳳凰三山
9)茅ヶ岳
10)乾徳山


これらは ”山”であってルートではありません。

私はまだこれらの山を”究めて”いないので、山を語ることはできませんが…

一方で、たった5年の経験しかないの登山者でも、これくらいは考えらえます。歩こうという、予定ルートも含め…。

1)富士山 
5月~6月の積雪期に登る富士山。日本一長いシリセードを愉しむ。
習慣として、厳冬期に佐藤小屋付近で十二月の風物詩、雪訓を行い、生活感のある富士山、高所登山や積雪期登山のインキュベータとしての富士山と、愉しむ富士山の差を味わう。

富士山を見る山として、御坂の山に冬季に登る。
 
2)北岳  
白峰三山縦走で天空の遊歩道を歩き、癒しを満喫し、北岳バットレスで実力試し。キタダケソウに出合う。

3)甲斐駒 
黒戸尾根。修験道の道に歴史を見る。日向八丁尾根でプチバリエーションを愉しむ。沢とアイスも良い山です。

4)金峰山 
黒平から水晶峠を経る、深田ルートで、仙人組合の集会所、巨岩の不思議を発見する。
 
5)権現岳 
材木尾根から登り、権現の名前の由来を実感する。権現岳は修験道の山。

6)大菩薩嶺 
狼平まで足を延ばし、喧騒と静けさのコントラストと笹原ののっぱらを満喫する。積雪期に小金沢連嶺を縦走する。

7)三ッ峠 
屏風岩で富士山をバックにロッククライミングし、バリエーション山行の見果てぬ夢に思いを馳せる。 アツモリソウの保護活動に参加する。

9)鳳凰三山
厳冬期の鳳凰三山縦走。他のルートは研究中。ホウオウシャジン。

10)茅ヶ岳
ふるさとの山、茅ヶ岳。ピストンはつまらない。無名尾根を歩いて自分のルートを作る(現在、研究中で東尾根踏破済み)。机、兎藪など。兎藪は予定あり。

10)乾徳山
乾徳山旗立岩中央稜。恵林寺に立ち寄るべき。

■番外編

岩として…

11)瑞牆山
トラッドクライミングの岩場なので、実力をつけてオールナチュプロで挑む。大やすり岩エイドクライミングを愉しむ。ハイキングならカンマンボロン。

12)太刀岡山
太刀岡山左岩稜。ここも難しい岩場なので、フリーで実力をつけて臨む。

沢登りとして…

13)東沢釜の沢 
定番すぎるので、入門ルートのナメラ沢、上級の鶏冠沢とセットで。アイスで清兵衛沢に行く。

アイスクライミングとして・・・

14)金ヶ窪沢
金ヶ窪沢でデビューして、日向山付近のアイスで研鑽をつみ、仙波の滝は一目見るべき。
黄連谷

2 comments:

  1. ひょんな事からブログに辿り着きました。かなりの山通で自分のレベルからほど遠いですが参考になります。私は単独行が多く本も読まないので決して上達はしません。これだけ毎日ブログを更新している熱意にも感心させられます。とてもまだ全部見られませんが楽しんで読ませて頂いてます。

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    1. Zengmingさん、ありがとうございます☆ 楽しく山登りを続けるために、JustMeetなブログを目指しています☆ 辛口批評もありますが、愉しんで読んでいただけると、本当に嬉しいです。登山者の皆様に役立つブログを目指しています☆

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