Monday, October 19, 2015

9月の山行まとめ

十二ヶ岳 これをリード
山岳会に所属していたときに、一か月分の山行記録をまとめる習慣がついた。これは良い習慣と思われるので維持することにした。

9月もとても良い山をたくさんした♪

■ 9月の山行

16日 十二ヶ岳の岩場 他1名
19日 瑞牆山入口岩クラック 他2名
21日 小川山 ハコヤ岩クラック 他2名
22日 奥秩父 滝川 金山沢・曲沢 他4名
23日 奥多摩 越沢バットレス 第二スラブルート他1名

9月は大きな山行もあり、シルバーウィークはよく遊んだ。

シルバーウィーク突入前の16日、十二ヶ岳の岩場は案内役だ。連れて行ったのは、アイスで出会ったベテラン。退職後の人だが、元々大阪の山岳会にいたそうだ。会で見極めルートになっている、一番易しいカンテからリード。トップロープを張る。ビレイがベテランだと安心だ。

12ヶ岳マルチの壁
この方の会では、講習会で一定レベルをクリアした人しか入会ができず、講習会の参加も毎年義務付けだそうだ。色々な技術を教わった。一番教わったのは、支点をデリケートに扱うこと。ケブラーの細引きは市販されていないそうだが、頭が減ったハーケンにも入って非常に使えそうな工夫だった。

19日は瑞牆へ。クラックは難しい。もう少し易しいルートで経験を積みたいと思った。

翌20日は夫が出勤だったため、小川山へは単独で出かけ、夜から関西のクライマーに合流。心配した満車の駐車場は大丈夫で、大日駐車場には、ぽつりぽつりと空きがあった。翌日はハコヤ岩へ。せっかくなので、カムを一式借りて、擬似リードをさせてもらった。最初からギアを持ってあがって練習した方が良いという判断。翌日も沢山行だったので、17時で切り上げたが、自分の登れる課題から積み上げる、というスタイルが気に入った。

22日は奥秩父へ。和名倉山へ突き上げる沢での初リード。ところが緒戦でシビアなへつり。手ごわいと思い、リードを変わってもらったら、ハーケン2枚で支点を取っていた(汗)。ハンマーは持って行って良かった。しかし、そんなことは思いもよらなかった。

その後は快調だったが、一か所、滝でちょっと遊び心を出しすぎて、救出してもらった。快適な沢だったのだが、ツメで一箇所、二股の分岐を見落とし、プラス1時間。1:3などとあるとき、1に入るほうの水が枯れていると、見落とす可能性があると言うことを学んだ。下りは心配したルートファインディングも事なきを得、13時間で遡行終了。楽しい沢だったが、コースタイムの見極め、脚力の見極めには要経験。

23日は、ぜひとも行きたかった越沢バットレスだった。前から行きたかったし、本チャンの予行練習なので、13時間の沢の翌日なのに3時間の運転を頑張って行った。体力的に楽な、小川山ゲレンデくらいでいいやという気分だったが、ガツガツ登り、3ピッチのマルチを4本消化し、それでもまだ時間があったので、ショートを1本。

第二スラブルートが露出感・高度感ともにが高く、面白かった。ちょっとしたクラックやハング越えもある。18時終了したところ、その辺の主みたいな、おじさんにたっぷり登ったことを褒められた。よく見ているなぁ。帰りは、蜂ノ巣駅前でくつろぎ、20時過ぎまでのんびりして帰路に着く。甲府着は23時だったが、夫は今度は心配しないで普通にしていた。楽しい岩だった。ここは本チャンへ行くための練習場です。

以上が9月の山行。20日の小同心クラックは喘息発作により流れて残念だった。積み残し課題が一つ増えた。まぁゲレンデでも十分楽しいので問題なし。

≪積み残し課題≫
無雪期阿弥陀南陵
無雪期小同心クラック
積雪期阿弥陀北陵
積雪期峰の松目沢

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