Sunday, July 12, 2015

正しいアブミの乗り方

正しいレスト姿勢1
 ■ アブミのレスト

昨日はアブミの練習をしてきました。

大体、山岳会では一通りの新人の訓練が

1)ロープワークをしっかり覚えさせる

2)最低限のクライミング力をつける

3)パートナーと初級ルートくらいには、つるべで行ける

4)エイド

となっています。

モノ覚えには個人差がありますし、使える余暇もひとそれぞれなので、早く覚える人とそうでない人では、年単位で開きが出てきます。

途中で、グレード追求に気持ちが傾いてしまうと、教えそこなったりもします。

私は去年はアブミは紹介を受けた程度だったので、今年はアブミ、使いこなし?

正しいレスト姿勢2
今の時代のクライミングではアブミが必要なことが少ないので、登れない人には緊急避難的な技術かも・・・と思ったのですが、むしろ確立した一分野かも?

ヴィアフェラータのように・・・。

エイドクライミングのルートというのがあります。

例えば 大ヤスリ岩。

それは初心者のころから、教えられていました。

ふむ~ 登りたいのかどうか、わかんない・・・

登山ってなんか時々騙されたような気がするときがあり・・・

それは、

登れないところが出てくる

エイドが必要

エイドの練習が必要

せっかくならルートへ行こう

ルート

と言う感じに時々、本末転倒している気がしないでもない気がするというか・・・、

どこか誘導されているような気がしないでもないと言うか・・・

よく考えると岩もそうで

ロープが使えないと危ない

ロープワークに習熟するには

岩場に行く

支点があやふやだと危ないので、支点のしっかりした岩場

=難しいフリーのルート

という感じで、安全の追及だったのが、なんとなく登攀技術の追求にすり替えられてしまう・・・

 

でもまぁ登攀力をあげるのは、当然のことだし、知らない技術分野を知ろうとするのは当然のことなのですが・・・登山についての見識を深くする、という気持ちでいます。

■ スリップって防げるものなのだろうか?

本来、スリップというのは誰にでもあり、

 自分でコントロールできないこと

やってみた・・・難しい!しかもTR!
なのでは???

もちろん、雪崩や落石と同じでスリップする確率を小さくする努力はできる。

つまり、日ごろのトレーニング。

でも、どんなにすごい人でも、予期せぬ、スリッパリーな所はある。

ガイドさんだって転ぶんだし。

大体、登山で転ぶところって、難しい核心部ではなく、易しいところ。

気を抜くなと言ったって、気は抜くものではなく、抜く気がなくても、抜けるものなのだし・・・

アレ?なんか話が違うようになったが・・・

アブミ技術も使うか使わないかは、ともかく、
基本的な技術です。

つまり、山ヤなのにエイドを知らない、と言うのはモグリという意味です。

(注:フリークライマーはフリーを登るクライマーのことなのでエイドしなくていいと思います。でもエイドクライマーって言葉は聞いたことないなぁ・・・。でも、アルパインクライマーには、エイドは知っていて当然の常識的な技です。)

≪アブミ≫

・出来るだけ後ろのギアラックにかけないと足にひっかけやすい。

・リストループに手首を掛けると握力は使わないで済む

・アブミ本体を岩から離す

・乗るのは、4段目と2段目







 この本に基本的なことが書いてあります。

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