Thursday, July 25, 2019

初級ルートのボルジムがつまらない件

■ セッターが作っていない課題

5級以下のボルジム課題がつまらない…のは、特にセッターに頼んで質の良い課題を作ろうという意図がないためと先日、判明。

7,8級なんて誰が作ってもいっしょだろーという訳で、面白くなかったらしいですよ~(笑)

私が思うに、ボルジムで8級とかの初心者課題で面白い!と初日で思う人、めっちゃ稀です。

これの何がおもしろいの…となるのが普通だろうなぁと。

今はボルジムはかっこいい!と思われているから、本心はツマンないと思っても、黙っている人もいるかもしれませんが(笑)

■ 才能がある人

有段者の人たちって、ホント求道者みたいですが、そう言う風になる人は、そもそも才能がある人です。

ジムはそもそも、スタートがそのような才能がある向けにスタートした、という歴史的経緯があるため、どうしても上級者目線…上級者だけが楽しければいいような感じになってしまっているときが、まま、ある…のが、日本のクライミング界の悲しさかなぁと思います。

■ 初心者が楽しくなるには?

ではどうするか?
私はほんとに初心者で5.9をリードするためにラオスまで行って良かったなぁって思います。誰も、「え?5cしかリードできないの?なら来るな!」とか言わない。

むしろ、「今、6Aリードしたところで、ロープ余ってるから、登る?登らないなら抜いちゃうよ」と抜く前に一声かけてくれる。

だって、どうせリードした後なんだから、余っているロープで初心者がトップロープしても、誰も損はしないんです。

私が6Aにリードで取りついて怖くなり、テンションしたため、下のビレイヤーに「すいません」と謝ったら、「いや、俺らも別のグレードで同じことしているだけよ」と言われた…(笑)

たしかに…。 それぞれに適したグレードで、怖がって、「て…テンション!」と叫んでいるだけだった…

6Aで落ちてチクショー!と叫ぶのと
7Bで落ちてチクショー!と叫ぶのでは、

グレード以外は何も変わらないのです…

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