日本の登山道の指標が、
距離と
標高差、
勾配
などの客観的数値データではなくて、
”標準コースタイム”
というような、”標準でない人にとっては全く意味をなさないような指標”であることも、日本の山で遭難が絶えない原因と思われます。なにしろ、ほとんどの日本人が標準ではなくなっている。ほとんどの方がご高齢です。
遭難を減らすのに、最も簡単な施策でお金さえあればできることは、各登山口に、このコースは、
何キロ、
標高差何メートル、
勾配何%、
難易度は1~5のどれか?
鎖場はあるか?
を書いておくことだと思われます。
現場の表示が充実しているインスボンでも、1.5時間の道を10分くらいだと思って上がってきている欧米の人いましたが、そう言う人は、すれ違う人に教えてもらって、すぐ降りていました。日本では、登山口に掲げてある案内標識に数値がない。
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