Wednesday, October 30, 2019

客観的指標を登山道に

■客観的でない指標

日本の登山道の指標が、

距離と
標高差、
勾配

などの客観的数値データではなくて、

”標準コースタイム”

というような、”標準でない人にとっては全く意味をなさないような指標”であることも、日本の山で遭難が絶えない原因と思われます。なにしろ、ほとんどの日本人が標準ではなくなっている。ほとんどの方がご高齢です。

遭難を減らすのに、最も簡単な施策でお金さえあればできることは、各登山口に、このコースは、

何キロ、
標高差何メートル、
勾配何%、
難易度は1~5のどれか?
鎖場はあるか?

を書いておくことだと思われます。

現場の表示が充実しているインスボンでも、1.5時間の道を10分くらいだと思って上がってきている欧米の人いましたが、そう言う人は、すれ違う人に教えてもらって、すぐ降りていました。日本では、登山口に掲げてある案内標識に数値がない。

1kmだったら歩こうと思っても、10kmだったらそう思う人はいないはずです。

一般に山ヤにとって1日20km歩くのは結構普通です。

韓国の登山道の標識

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