■ カムのプレースメント
今日はずっとカムの使い方の情報を探しているのですが、なかなか良いサイトが出てきません...
検索で分かったこと。
1)カムを使う岩登りは Trad Climbingと言われて、一種のモノ好き?分野にされているっぽい(^^;)
2)でも、実はプロテクションって、”プロテクション”っていうくらいなんだから、自分のため、だよな~
3)でも、効いていないプロテクションって、フリーソロ・・・
4)どうも、ヨセミテのクライマーたちは、ヴァリーボーイズ(ヨセミテ”渓谷”のヴァリーにボーイズ)と言われた白人たちで、一種独特の風貌をしていたらしい・・・(日に焼けた金髪に、白いコットンパンツ、以外にインテリ、など)それは、70’sのムーブメントの一つだったらしい・・・
5)前提としてカリフォルニアはアメリカでは最左翼なんだが、その政治的なカラーは、クライミングする人たちにも色濃く反映されていたらしい・・・要するに、異性愛(同性愛)やドラッグに寛容で、環境意識が高く、人種差別意識が少ない。
6)カムには、4枚のブレードがあるもの、3枚のブレードのものがある
7)軸も2軸のもの、1軸のものがある
・・・と色々検索の結果、こんなビデオを発見しました。
■ キャメロット
どうも、調べたところ、元祖カムはフレンズらしいのですが、私の周りの人はキャメロットばっかりだし、
ピラニアでもキャメロットしか売っていないので、キャメロットを買いました。
とりあえず、No1を一つ。相方がもっていないサイズです。
岩場で、「どうせ全部欲しくなるよ~」と言われたので、もしかして”大人買い”するかもしれません(^^)
私は要るものは要るもの、というタイプの人なので・・・。
でも、要るものかどうか?そこんところが今のところ謎ですが・・・
キャメロットの使い方ですが、取説をじっくり眺めましょう!やってはいけないを書いてあります。
とりあえず、使用上の注意点を拾ってみました。
≪カム使用上の注意点≫
1)50%~90%の開き具合の時に最大の強度がでる
2)泥やアイスが挟まったクラックに差し込んではいけない
3)フレーキーなクラックに差し込んではいけない
4)開きすぎてはいけないし、閉じすぎてもいけない
5)開いて、クラックの段にひっかける使用はOK
6)ステムに直接ビナを掛けると-2kN
7)カムはフレア気味のところに設置した方が、奥に歩いていって、回収不能になるリスクが少ない。
8)一本目の中間支点になるカムは上に引かれることもある
9)カムを噛ませる前に、通常のヌンチャクの支点でロープの流れを作っておくべし
ネットに取説が転がっていない(なぜなんでしょう?)ので・・・写真です。
この真ん中の二つはどこが違うのか? ↓ ↓ まったく違いが分からないのですが・・・
ヌンチャクを介するとさらにベター。↓
非常時は、カムのスリングをヌンチャク使い、できるそうです。
先輩が貸してくれた、棒フレンズとフレンズ |
先日白峰御池小屋で見かけた、伝説の女性クライマー、リン・ヒルの『クライミングフリー』を読んでいます。
この本を参考にしたところによると、私はリンが感じたような、岩での山との一体感、は感じていないみたいです(^^;)
リンはもろい山(アルパイン的な山)にはまったく興味がなく、アイガーやアコンカグアなどの高所登山、雪山登山、エクストリーム登山にもまったく興味なしです。
それよりも体操で培った体の動きをベースに、課題全体を一つの演技ととらえる感性がフリークライミングの女王にまで、彼女を押し上げた考え方みたいです。
ムーブの一個一個ではなく、課題を全体像でみる。リズムやその課題がもつメロディ、ストーリー性を壊さない、というようなことですね。
易しいところでは休み、難しいところでは頑張る。ランナウトとは戦う。
そういう話か~という感じです。私はまだ、一つ一つのムーブをこなすのに、精いっぱいで課題の全体の流れを見る、なんてことはできないので。
というわけで、フリークライマーにはまだまだ程遠いのですが。5.7とか8の易しい課題には一杯触りたい。フリーの方スイマセン。
■ 縦走時の支点
山岳総合センターのリーダー講習には二つコースがあり
・縦走コース = 積雪期の八ヶ岳縦走のリーダーが務まる
・アルパインコース= 無雪期の前穂北尾根のリーダーが務まる
が目標到達点でした。
私は縦走コースで申し込んだのですが、3人しかいなかったので、結局、アルパインコースに。
しかし、ずっと縦走上での危険回避について考えていました。そもそも、それが目的で申し込んだので。
でも、無雪期の山の縦走路って、全然支点になりそうなものがないんです・・・それで縦走路での支点については長らく、疑問でした。
支点がなければ、ロープがあっても仕方ないからです。
最近、そうか・・・と、思ったのは、
岩しかない岩稜帯の縦走で、何が役立つってカムなのではないか?
ということです。
実はカムの使用などは、通常の講習に含まれず、選抜された、先生たちのお気に入りの生徒だけが富山の国立登山センターに呼んでもらえ、講習してもらえる”特別レッスン”だったのですが・・・その意味から考えると、たぶん、カムを使ったクライミングって要するに”上級編”の位置づけだったようなのですが・・・
でも、一般縦走路の岩稜帯での危険個所に、カムって役立つっぽいんですよね。たとえば、ジャンダルムとか。
って、ホントは、ハーケンを打つより先に、カムの使用を教えたほうが良いってことなんではないか?と思ったりしてしまった・・・。
一般登山者により近いというか役立つのは、ハーケンよりカムかも・・・使用も簡単だし。
■ ロープ来ました♪
なんだか、トラロープに似ているのが気に入らないですが(笑)
こいつの略称は、”黄”ではなく”トラ”だったりして・・・
(コールは簡潔に。コールは技術だ、と日ごろ師匠に言われています)
≪関連記事≫私の山は何か?の考察
http://stps2snwmt.blogspot.jp/2013/12/blog-post_4.html
山はEndlesslyIntereresting
私にとっての岩登り
お山が教えてくれること
生きるために山に行く
自分の登山を見つける
誰も教えてくれない登山の大切なこと
じゃ、ロープ引くときは
ReplyDelete「トラ引き・青引き」って事でお願いします。
黄色引きとか黄引きって言いにくいですもんね。
いいですね~(笑) ローカル方言、トラ引き。 知らない人が聞いたらなんのことだか・・・。
ReplyDelete実は「ジプロックして」って言うのもありました。「プルージックでバックアップして」って意味なんですが、
プルージックがジプロックに似ていて、言いまつがいした人がいて、グループで受け、方言に格上げ(笑)
隣のコールと間違えなくていいかも?!