Wednesday, July 3, 2019

山で傘はOKか?

こちらは豊後ピートさんのブログです。

岩崎師匠が傘の使用について述べたものを救助隊が批判したもの。

https://blog.goo.ne.jp/bongo-pete/e/6a5dde797238f17ee3f882917d32879a?fbclid=IwAR1E1uyoVQB8Pb1EzLSdKlV58gBMtG8rqTgX8hGaxEoqgYM_hI56x7Oumpo

山で傘は原則NG つまり、場合によっては便利

っていうのも、ビレイで下がってビレイしていいというのと同じで時と場合ですが、その

時と場合

がほとんどの人にとって切り分けられない…切り分けられるようになるのに、10年くらいの経験値がいる、というのが山の最大の問題のような…?

センター試験のような単純な唯一の正解があるという、画一的な教育の弊害と思いますが。

豊後ピートさんとは五龍でご一緒してすごく話が合う方でした(笑)。ブログは超辛口なんですが。いい人です。

今では中高年登山の地、白馬に(うかつにも?)私が行ってしまったのは、単に私の次のアルパインの目標が白馬岳主稜だったからです。

積雪期登山で、八ヶ岳から、北アへステップアップするのは、ものすごく大きなステップアップです。 日本海側気候への意識を変えないといけないし、雪崩地形の勉強もいるし、豪雪と寡雪の山ではラッセルも違うし、何もかも、けた違いにリスクが上がります。

ので、ビビッて、小屋でバイトして、天候情報とか、地形とか、遭難箇所とか調査(笑)。

先輩の助言なく、個人で挑むなら、それくらいしてちょうどよいです。おかげでカクネ里とか知りました。

白馬は、無雪期は、中高年登山の山です。中高年登山の山というのは、ただ中高年が多いというわけじゃなくて、そう言うジャンルの山って意味です。

”中高年登山”

というタイプの、一般登山とも、市民登山とも違う、全く別ジャンルの登山スタイルがある、と思うほうがいいです。分かりにくいので、

”団塊世代の登山”

とでも名前を付け替えたほうがいいかも…。登り方、登る目的、すべてが違うものです。

例えば、ホテル並みに環境整備された宿泊が好まれます。白馬岳山荘がそうですよね。ごみも持ち帰りたくないし、ロープウェーは大歓迎です。もちろん、前後は温泉です。つまり、至れり尽くせりの山がお好みです。

そこに有る価値観が、”冒険”と”チャレンジ”ではない、ということは確実です。

たぶん、”第二の青春”と”ゆとりの謳歌”がテーマと思う…。

中高年登山においては、恋愛が花盛り。パッケージ化も好まれます。

ので、若い人が一緒にいると、なんか違うな~と違和感を感じると思います。ので若い人はテント泊だとたぶん快適。小屋に泊まると、なんか違う感爆裂かも。ま、ちゃんとした山やは夏山の一般縦走路にはいないものですが。

しかし、まぁそういう登山があってもいいわけで、ただ遭難されるのは、他者にとって大迷惑ですので…遭難しないでもらう方法は何かないのか?って感じです。

後立の稜線って遭難多いんですよねぇ… 



No comments:

Post a Comment