昔の山やさんに押してもらったところによると、
山を歩きとおせるだけの踏破力や体力、およびヘッドライトを持ってくるという常識や、2時から登山開始しては夜になってしまうという推察力がない人たちが山に大挙してきてしまう理由は、
昔と違ってヘリが無料になってしまったから
ではないか?ということでした。
ヘリ有料化の動きはあるようです。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52012179.html
沢登をするような人は、たぶん、山に来ることがそもそも疑問である、地図持ってこない、ヘッデンもってこない、2時から登山の意識の低い登山者ではないハズなので、これは、やはり、大多数な無知な登山者が、そうでない人たちの足を引っ張る、
という現象を起こすという、社会のどこでもよく見るあるあるになってしまいます。
https://blogs.yahoo.co.jp/sirakabaman/15526337.html
ヘリ有料化が時代の流れに反している、という指摘もあるようです。
こういう事例は、やはり、外国を参照するのが良いのではないかと思いますが、どうなのでしょうか?
登山ブームで、お粗末登山者が大挙して山に行くようになってしまったのは、日本だけでないハズですよね。
■ 窓口?
登山に行くときに、ヘッドライトとカッパを持って行く?とか、コースタイムを調べてから登山を開始する、とか、そういうイロハを教える窓口、入り口、というのが、日本ではどこ、と確立されているのでしょう?
それが私には謎です。私の場合は、甲府でストローハットという登山用品店がやっているツアーに参加しました。
その時、私は無知だという自覚があったからです。
普通に装備表にある装備を全部きちんと用意しましたが、だからと言って、何が良かったわけでもなく、同じ山にもう一回行きました。
山岳会に行く人もいると思いますが、山岳会に20年いても、2万5千の地形図を見たここともない人もいます。
ブームによる山登り人口を適切な知識に誘導する窓口と言うのがないのではないですかね。
そういうトンデモ登山者に好意的な見方をすると。
個人的には、2002年の雑誌と比較して、内容劣化している山の雑誌が気になりますが。
山の雑誌は初心者が最初に見るものと思うので、雑誌の劣化を食い止めるのが、もっとも効果的なトンデモ登山者を減らす善策と思いましたが、モンベル管轄になって、岳人は読むに堪えない雑誌になりましたし…
きちんとした山の情報が手に入りにくい=情報弱者がより増えたということなのだろうと思います。
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