Sunday, November 16, 2014

シングルロープ買いました☆

■ シングルロープ買いました

シングルロープ、購入しました☆

9.7mm × 50m で 13980円。

クライミングドットコムで購入☆

毎回、お世話になっているクラミングドットコム・・・。

テンドンのロープは、遭対協で活躍している、センターの講師も使用しているロープだったので、安心のメーカーです。

クライミング界では、まだあまり知られていないようで、同じロープを使っている人は、あまり見かけません。

■ ロープ径選びは慎重に

9.7mmにしたのは、先輩が使っているシングルが9.7mmだったからです。

用途で行くと、10.2mmでも、10mmでも、そう変わりはありません。

ロープの径って、異なると、ロープを連結するときに、色々と配慮することが増えます。

  • ダブルフィッシャーマンは使えない
  • エイトノットは使えない

などなど・・・結びが複雑になるので、リスク要素が増えます。対面系の結束を使い、末端処理を施します。結びが大きくなります。

勉強している人は、そういうリスクは対処可能なので、あまり懸念する必要はないのですが、それでも、予想できるリスクは、より少ないほうが良い。

私は、今冬も、南沢大滝に行くと予想できたので、一緒に行くことになる先輩のロープと連結することは予想できることでした。ので、先輩のロープと同じにしておきました。

昨日の城山で初卸です。 みなさん、クラミングドットコムはおススメです(^^)。メーカーの回し者ではアリマセン(笑)。 他のメーカーのロープ、すごく高いので。 

最近、私は服や化粧品は買わないでロープ買っている・・・

ちなみに8000円で買えたはずのマムートのVertexのスペックは、
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直径 10
コーティング SuperDry

UIAA落下(1ロープ80 kg) 8-9
重量(g/m) 67
シース スリップエイジ(mm) 0
インパクトフォース(kN) 89
伸び率 80kg(%) 6.5
伸び率初回落下時 31
シースの割合(%) 36
ーーーーーーーーーー
なので、このテンドンの方が少し軽い。50mだと 3050gと3Kg強だ。300g軽量。

■ 最初に買うロープ

最近の人の岩登りのステップアップは

  1. ジムでボルダリング (ムーブ講習)
  2. スポーツクライミングでリード (リード講習)
  3. 外岩でゲレンデクライミング (外岩講習)
  4. 整備された岩場でマルチピッチ (マルチピッチ講習)
  5. 三つ峠でマルチピッチ (マルチピッチ講習Ⅱ)
  6. 本チャン 

という流れになっています。 この流れで育っている人にとって、最初に必要なロープは、落ちること前提のロープである、シングルロープです。

しかし、昔は 

  1. 山登り
  2. 沢登り
  3. 岩登り
  4. 本チャン 

という流れで育って行くのが普通だったのだそうです。 この流れで育っている人にとって、最初に必要なロープは、落ちない前提のダブルロープ1本です。2本目は組んだ人が持っているのが普通なので、持っていなくて良いです。

ツインはアイスをする人が必要になります。アイスはちょっと別物ですね。

■ 自分で自分を育てるプログラム

私は・・・というと、ハイブリッド型で育っています。

どうも、私はスポーツクライミングには魅力を感じられないタイプみたいなので、自分的には、ルートで育って行きたい、と思っています。

ので、こんな流れを考えてみました☆ 他に何か良い方法をご存知の方がいましたら、ぜひ教えてください☆

  1. 山登り
  2. スポーツクライミング (ビレイの習得)
  3. 外岩マルチ (ロープワーク習得)
  4. 沢・岩での易しいルート (リード習得、ロープワーク特に支点の作り方習得)
  5. 徐々に難易度を上げる
  6. 時々、スポーツクライミング (←カンニング?!)

沢登りは、クライミングの初歩的なものを、数をたくさんこなすことで、練習することになります。特に内面登攀って、ジム壁にはないので、沢でこそ上手になれるかもしれません。

私は自分で沢に行ってみて、楽しいな~と思ったので、沢は良くやりたいと思っています。そのためには、同行者を見つけないといけないので、来年の夏は沢の同行者の発掘が課題になりそうです。

■ 変わった流れ

今は昔とは違った新人育成がなされているようで、その流れが代わってしまったことで、先輩格の人はちょっと頭を悩ませる立場かもしれません。

安全性という面で考えると、スポーツクライミングから入るのは、まず安全です。

その上、クライミングっていうのは、ある種のコツの世界で、自転車に乗るようなコツをつかむ部分があるので、その習得は年齢が低いほうが有利。

若い間に取れる、のびしろは最大にとっておく意味で、早く高難度のクライミング力をつけるのは、良い作戦です。 将来的には、難しいマルチピッチが登れるような、よりスキルの高いクライマーとなれる可能性があるので、若い人にはおススメです。

一方でネガティブ面もあります。まず、リスク認識です。支点が確固たるものだ、というのがスポーツクライミングなので、その意識を塗り替えないで岩場に来てしまうと、重大事故につながります。

次がモチベーションです。山登りを志向する人が、大きなモチベーションの源泉としているのは、色々ありそうですが、一つは、素晴らしい景色です。スポーツクライミングにそれは期待できません(笑) 目の前はプラスチックのホールドです(><) 人工のホールドは味気ない…。

次に、ジムだとルートファインディングをしなくなります。指を痛めやすいというのも、そうです。被ったところばかりなので、過度の負担が指にかかります。

ただ人工壁は便利なもの。そういう点を理解して、人工壁の背後に自然の岩場を想像するのが大事です。

私も落ちるなら、被った場所がいい ですし・・・、初心者にビレイしてもらうためには、落ちる役の人が安全でなくてはなりませんが、それにはスポーツクライミングの人工壁の支点の頑丈さと、マットが必要です・・・ビレイは落ちてもらわないと練習になりません。

ビレイヤーがいても、本チャンでは落ちれません。支点が信頼できないからです。落ちたとたんに重大事故の可能性があります。

■ 疲れたなー 精神的疲れ

今日は、なんだか城山のクライミングがぐったりと疲れました・・・。お昼寝たっぷり・・・。

どうしてだろう???

最後の「ブラウンシュガー」をやっている間は、あまり腕力を消耗した気はしていなかったですし・・・。

しかし、今日は、自分で思っているより消耗していたようで、腕の付け根や二の腕が痛いし、肩が凝っています。全身倦怠感もあり・・・、あれ?なんかすごく疲れている?

疲労を感じたのは、最後にスラブをリードしてからです。取り組む前は、そんなに疲れているとは思っていませんでした。

大体ゲレンデって疲れないモノ、という認識でした。

が、取り組んでみると、3ピン目までの距離が長く感じること・・・そして、墜落2回。

たった2回の墜落しかしていないのに、なんだか降りてきたら、ぐったり疲れていました・・・。

それも敗退決定して降りてきたのに・・・。スラブだから、前の課題で腕力を消耗したことはあんまり関係ないはずですが、それでもぐったりしていました。

この疲れは、なんと、三つ峠でつるべでマルチを練習していたときと同じ気分です・・・やはり緊張は全身の運動能力を鈍らせ、疲労を高めるようです。

これがただセカンドで登るとき(つまりTR)とリードで登る時の疲労の違いですね。普通の山でも、自分がついていくだけで良いときと、リーダーで連れて行くときは緊張度がだいぶ違います。

これは精神的な緊張が身体をこわばらせたに違いありません。

今日はあまりにぐったりしていたので、夫と草津温泉に行き、癒されてきました。

■おススメ草津温泉

草津温泉は、甲府市の中央にありますが、大変おススメの温泉です。源泉かけ流しで、入浴料が400円です。湯温が高い源泉かけ流しの温泉は、甲府では珍しいので、一押しです。

ただ地元の人の銭湯と化していますので、石鹸やシャンプー類の備え付けはなく、持って行かないといけません。

お食事はお向かいのナチュラルグレースが山好きオーナーがいておススメです。

今日は夫と持ち帰りのピザにしました。 今日は疲れを癒すことをメインに頑張った(?)日でした☆


 今日はこんな快晴なのに、疲れすぎて山に行けず・・・
 ランチも手抜きで、ピザにしました。

イル・チェーロさんに注文して、ピックアップ。
 生ハムとルッコラ
マルガリータ。

美味でした☆

ランチが豪華だったので、晩御飯は軽めにサラダとオニオンスープ、バゲットにワイン・・・

ランチと入れ替わったような食事でしたね~。

夫も私も今日は二人ともお昼寝三昧でした。





8 comments:

  1. 内面登攀って どんなんですか?

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  2. 簡単にいうとチムニーですよ、中に入ってオポジションで押して、攀じ登る系

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  3. Replies
    1. 沢ではしょっちゅう出てきますよね~。私もフェースは苦手で、内面登攀のほうが楽しいです。

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    2. 今年9月に行った白山の井谷に、ええ内面登攀が出来るトユ状滝がありました。4mほどの滝なんですが、丁度、水流を跨ぎながら突っ張って登っていく感じで、その登り方を思いついて、実際にやってみて上手くいったので嬉しかったです。落ちてもドボンで釜は深く、流れは緩いのでリスクは低かったです。こぉゆうんが自分の好みやなと思いました。大滝登攀とか聞くと凄いなぁとは思うんですが、自分がやりたいかってーと疑問なんですよね。トライしたこともあるし、もしかしたら、気持ちのよいルートで登れたら、それもハマるかもしれませんけど。

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    3. なるほど。沢だとそこらじゅうそんなんですよね。ズミ沢の小滝の連続もステミングで解決する岩登りでした。ズミ沢は登山道と並走している沢なので、一人で行ってもOKの沢です。

      前穂北尾根ですが、核心がワイドチムニーです!足突っ張る系! それも両サイドしかないのです。緊張しました。でもまた行きたいです。
      フェイス系の滝の登攀はかなり大変です・・・沢だと、出っ張りがあっても滑るので。アイスではそういうのを好む人もいるみたいですが、ベルクラの登攀ってホント緊張で、嫌です。私はそういうのがない寝ている滝で、小さいのをいくつも登って自信をつけていきたい段階です。

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    4. 何度もスミマセン。そうです、そこらじゅうそんなんです。が、ワタシの説明不足でした。ワタシが今まで行った沢登りでは、ワンポイント突っ張りとかツーポイント突っ張りとかは結構 日常茶飯事ですけど、一つの滝を最初から最後まで突っ張りだけで登っていくとか、それもルンゼとかじゃなくて、水がちゃんと流れてるところで、とかはワタシは あんまり無かったです。なので、そうゆうところが出てくると、おーって感じで、イメージ通りにいけたら やったねってなりますゎ。ワタシもスラブとかは苦手、というか登れないことが多いです。一緒に行く人で上手な人が居て、技を盗みたいですけど、一朝一夕には盗めなさそうです。

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    5. たしかに!滝全部それだと快感ですね~! 沢が好きな人は内面登攀が好きな人が多いと思います。ジムだと、フェースは上手になりそうですが、スラブとか、内面登攀は、ジムでは身に着けられないので、外のルートにたくさん行って身に着けるものみたいです。 
      ずっと突っ張って登る系だと、ちょっとでも失敗すると落ちるので、緊張ですよね!

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