昨日は、ワイナリー巡りをしていました。
甲府に来てすぐの頃、思いもがけず余暇ができたので、ワイナリー巡りを考えたりもしましたが、車で行くと、テイスティングができないので、挫折しました。
今年は、4回連続講座の山梨ワイン講座というのに出ています。山梨学院大学が会場なので、我が家からは歩いて行けるので。
ワインは、色々と、小難しい食品の一つです・・・ 例えば、クラシック音楽とか、山岳写真とか、単純に「アニメが好き」というのとは、全く違う、なんというか”精神的垣根”がありますよね。
それと同じことがワインについては言え、講座の受講は、精神的垣根を超えるのに、とっても助かっています。
今回は、講座で知り合いになった、ワインに詳しい方に案内してもらいました☆ めったにない機会でうれしいです。
■ 記録
集合は勝沼ぶどう駅です。甲府から、410円。
徒歩で、ぶどうの丘、へ。
ぶどうの丘は、有名すぎますが、
1100円で 多くの品種が一日、試飲ができます。
レストランと入浴施設、併設。
次はバスに乗って、原茂ワインへ。バス代300円(①)。
ここはとても好きなレストランがありますが、
少々高いので、特別な時用です。
かりんの木。
甲府は今、かりんが結実の時期です。
私も近所の木でとれた実で、かりん酒作っています。
もぎとる人がいなくて、カリンの実は道路へ落ちたり、どぶ川に落ちたりして、もったいない!
かりんは、都会では手に入りづらいもの、のひとつでしたが・・・
こちらでは捨てられるようなもの・・・
山梨のぶどうは、
- 生食用
- ぶどう用
の2種類がありますが、基本的には、
生食用が多い。
ブドウの品種も違います。
ワイン品種で有名なのは
甲州 という名前のぶどう品種です。白です。赤は、ベリーA が代表種です。
この 1、2、3と連なっている、小さな山の連続はなんでしょう?面白いなぁ。
この道祖神は、まるで月見団子を重ねたような形なのですが、このあたりに特徴的な道祖神なのでしょうか?って、そもそも、道祖神って何なのでしょうか?!
こんな石丸様(いしまろ)のレポートを発見しました!
山梨県の珍百景
石丸様
こんな石丸様(いしまろ)のレポートを発見しました!
山梨県の珍百景
石丸様
何やまだろう? |
快晴!山に行きたい!!! |
再度バスで移動(②)して、蒼龍さんへ。
ここは初めて来ました。
あじろん初しぼり09年、美味しかったなぁ。
あの味は2度と出ないようで、10年はだめでした。
ワインの味も、一合一会。
あじろん、というのは、山梨だけでしか栽培していない、めずらしいぶどう品種です。
山梨では、受賞ワインを飲むのが良いと思います。
甲州シュールリーは定番、最近は樽もおいしいです。
なんと、焼き鳥池田のおやじさんが亡くなったというニュースを聞いてショック!
次は徒歩で、メルシャンさんへ。
カジュアル使いしたいレストランもありました。
ここは大手で資本力がありそうです。
メニュー1000円からある。
ワインをつけて1300円。
山の帰りに良いかと?
受賞ワインセット 800円。
飲み比べできます。
パスタセット 1000円。
奥に展示スペースがあります。
昔はセラーとして使っていたそうです。
今は観光施設化しています。
ワイン、醸造中なのかな?!
デッカイ、タンク・・・
バス(③)で、再度、老舗、丸藤へ。
ルバイヤートで有名です。
ここは実力派?
1本5000円以上する、高いのを試飲。500円。
特別なワイン、は、飲んでも価値が分からないので、飲みません(^^;)
お食事には価値が分かるので、5000円あったら、食事に掛けるなー。
ワインはカジュアル派ですが・・・ そんな人にも出せる価格で試飲できるのはありがたいです。
ワインも山も、好きになり、頻度が高くなると、一個一個にはそうそうコストを掛けていられない、という点は似ています。
我が家は毎日、ワインか日本酒を飲むので・・・
ワインは今 スペインの リオハ、テンペラニーニョ種を好んで飲んでいます。赤です。安くておいしい。
これは、まるで中世のお城のようなセラーです。
これは光っているのは、酒石です。
ステインドグラスがキレイ・・・
ヨーロッパみたいですね~
スペイン風かな~
こんな近代施設もありました。
お次は徒歩で移動。
甲州種の畑です。ブドウの葉っぱが、レンガ色なのが、甲州なのだそうです。
イチョウの葉がきれいでした~
ぎんなんは落ちていなかった・・・
ぎんなんの実でも焼きながら、ワインってのも、良さそうですが。
ここはルミエールさん。
ワインタクシーが来ていた。
そういうのもあるんですね!
ふつうにオシャレな開放的な空間です。
解放的でないのは価格。
カジュアルレストランで、ディナー8200円は私の中にはないな~。
なら、キュイエットに行っちゃうな!
しかし、大快晴!
紅葉した広葉樹と、植林の針葉樹も緑が、まだらになっています。
空が青く澄んでいる!
秋ですね~
この時期もいいですよね~
夏はちょっと苦手。
お寺さんかな~ こういうところに立ち寄るのも、歩いて巡るワイナリー巡りならでは、では?
大きなけやきの木が、すっく、と立っていました。
ケヤキってすぐ大きくなるから、大変ですが、
町中に、こんな木がいっぱいあったら、すてきだろうな~。
バス(④)で、勝沼醸造さんへ。
初めて来た★
ティスティングを注ぐ担当の、お姉さんが好印象。
ワイン陳列
2階は、リーデルのグラスの見本がズラリ。
我が家のグラスもリーデル。
コルク。世界的に品薄らしいですよね。
登山に持って行くワインは、スクリュートップのをわざわざ選んで探します。
コルク抜きがないと飲めないワインは下界向き。
試飲は6種類で500円と良心的。
テラスが気持ち良い。
テラスでは、何かをするべきだ。
もったいない場。
チーズとの食べ合わせ会とか?
クロッキー会の会場とか?
あるいはキルティングビーの集まりとか?
なかなか素敵な空間なのになぁ。
そこそこにバス停へ。(⑤)
バスは地元向けなので、バス停にどこのワイナリーに行けるのか、書いて置いてくれないと、地元ではない人には難しい・・・。
バスが、駅起点でない、というのも、難しくなる原因だ。
バス代も一回300円は、おそらくかなり高額に感じるだろう。何しろ、都会では一日乗車券が800円くらいだから。
今回は、バスに6回乗り、300円×6=1800円。
この出費分で一本ワインを買った方がよいのかもしれない。
中央葡萄酒。グレースワイナリー。
ここは前に来た時とくらべ、会場が広くなっていた。
タクシーで、ぶどうの丘へ戻る。
1500円ほど。ひとり500円。
勝沼で作られたワインだけが使えるボトルがある。
このマークが入っているボトル。
再度バスに乗って、勝沼駅へ(⑥)。
バスが幼稚園のバスのようで可愛らしかった(笑)
一般の市営バスみたいなのを想像していたら違った。
シャトルバスを運行する試みが、ワインツーリズムなのだが、聞くと、赤字なのだそうだ。
2000人近くもいて、バス代に5000円もとって、どうして赤字になるのかなぁ?謎だ。
御坂山岳会で市民バスハイクをすると、バスで100人連れて行っても、だいぶ黒字になる。
イマドキ、ネット上の情報公開料なんて、かぎりなくゼロ円に近いんだし・・・
一体バス代以外の何にお金がかかっているのだろう?
たしかバスは一日借り切って10万円行かないくらいの価格だったけどなぁ。
この日は夕陽がとってもきれいだった☆
塩の山って登れるのなかぁ・・・
山梨は、桃、ぶどう、干し柿、ジュエリー、ワイン、富士山や南アといった山岳、と色々な地域資源があるが、どれもあまり全国的に地位を確立していないと言うか、お隣の長野県に譲っている。
のは、都会人があまりいないからなんだろうな。 マーケティングと言うのは、消費者である、都会人の視野で、地域資源を見ることだ。しかし、地元の人は地元の良さと言うのは、基本的には分からないものだ。
一方で地元の資源が地元にしか知られていないのも、それはそれでよいのではないだろうか?と思った。5000円で、2000人もの人が来てくれたということは、来てくれた人の善意の総量は、1000万円もの規模があるということだ。1千万円の予算で生み出せる幸福の総量は、少なくないはずだ。
≪関連記事≫
山梨では輸入ワインが安い!
≪本日のコース≫
ぶどうの丘
原茂ワイン
蒼龍
メルシャン ランチ
ルミエール
丸藤
勝沼醸造
グレースワイナリー
ぶどうの丘
No comments:
Post a Comment