Thursday, July 17, 2014

クライミングが苦手な人のためのトレーニングメニュー

今日はクライミング1年にして、やっと二等辺三角形と2点バランスが分かりました・・・(^^;)

■トレーニングメニュー作り

ちょっくら小瀬のクライミングウォールに、トレーニングメニューを作りに行ってきました。

参考にしたのは、クライミングネットのトレーニングのコツ集です。 とりあえず、とっかかりは何でもいいので・・・。

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≪とりあえずトレーニングメニュ~!≫

①10秒ぶら下がりトレーニング

②持ち替えトラバーストレーニング
これは幅5、6mの壁の中に、スタート/ゴール以外に3、4個のホールドを任意に選び、それらを左右の手をマッチして持ち替えることによってトラバースするコースを自分で設定し、左右のトラバースをするのです。同じホールドの持ち替えは、指を上手に動かすトレーニングによく効きます。

③足マット・トラバース
これは、マットの上に立ったまま、次々と無作為にホールドを持ってトラバースしていく

④スラブノーハンド登り
これは70度くらいのスラブ壁がないとできませんが、両手は開いたまま壁にあてがうだけにし、ホールドを握ってはいけません。そして、足は何を使ってもいいのでスラブを登ります。左右に移動するなどのバリエーションもこなせば完璧です。

⑤二点支持立ち込み
90度前後の壁を使います。胸からあごくらいの高さのところにある、片手でしっかり持てるホールド(小ガバと呼ばれる)を左手で持ちます。右足を最初は左手小ガバの下のフットホールドに置き、なるべく右方向の遠いホールドを取りにいきます。次に、右足をもっと右側に離れたフットホールドに替えて同様に。できるだけ、右側で高い位置のフットホールドでも、右に遠いホールドがつかめるよう練習します。このとき、左足は壁面にスメアするのはOKですが、マットを蹴って離陸してはいけません。

⑥尻をつけたくらいの高さからのランジ
ダイナミックムーブが苦手な人には有効な練習方法だ。

⑦上に登る簡単なルートを続けて登る
7,8級のボルダーなら、5、6本続けて登るのです。一本のルートが完登できたら、すべてのホールドを使ってもいいので次のルートのスタート地点へクライムダウン。決してマットに降りてはいけません。どうしてもパンプしてしまいますが、それでも落ちるまで登り、最後はランジでもやって果てましょう。そうすると、到達点はどんどん伸び、パンプに強くなっていきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以上クライミングネットより引用ーー


■ とりあえず、全種類やってみた

なかなか良いとおもったのは

 ③足マットトラバース

です。足を地面に置いたまま、トラバース。今日は延々こればかり3時間してしまいました(笑)。

 1)全部正対で、マッチでやる
 2)好きにクロスムーブ入りでやる

の2種類を 必ず片手を離してやる、というルールで。

分かったこと。

 1)ホールドは、当然だが肩の延長線から、私の腕がストレッチする範囲のもの。

 2)その範囲の中でちょうど良い距離のものがつかみやすい。近すぎても安定が悪い。

 3)次のホールドに迷ったら、マッチ。とりあえず、ホールドの選択肢が増える。

 4)次のホールドに迷ったら、とりあえず、今持っているホールドの真上か真下。

 5)次のホールドに迷ったら、とりあえず、今持っているホールドと同じ高さで肩幅にあるホールド。

 6)クロスムーブを使えば、反動がついてしまうので、次のムーブはさっさと動かなくていけない。

 7)クロスムーブをしないで、正対だけで進むと、ホールドの形状的に壁に直角に引けるものに限られてしまうので、番手が長くなる。(遅くなる)

 8)足はホールドの真下に出す

 9)正対で取りたい時は持ち替え

 10)レストしたい時も、凹角でなければ正対

 11)小さくても角度が小さいカチ持ちの方が、大きくても角度が浅いホールドより持ちやすい。

 12)スローパーは体を真下にするか、通過点的使用で、すぐもっと良いホールドに移らないといけない。


要するに、体の向きはホールドの角度が決める。

そこから手を伸ばして届く距離は、決まっているので、一つのホールドを持てば、すでに次のムーブはほぼ決まってしまう。

足をマットに置いているということは、足が安定したスタンスにずっとある、ということと同じです。

今日は、どういう風に体を傾ければ、そのホールドを持った時に一番安定するか?が分かりました。

足さえしっかりした場所についていれば、手は3時間くらい続けても平気なようでした。 やっぱりパンプするのは体重があるからですね。

体の反動を使えば、腕力はイラナイ。 が逆に言うと、リードなどで身体の反動を使えないと、腕力が必要。

最後にためしにスタンスに乗りながらやってみましたが、足が限定されると、またムーブにも影響が出るようでした。こっちはまた次回の課題ですね。

今日の足マットトラバース、あと何回かやれば、コツが体にしみこみそうです。ただコレ、壁を横に独占するので、空いている時しかできない。今日は誰もいなかったのでラッキーでした。

とりあえず、今日は足をマットにして、体重と言う障壁を取り除くと、ムーブについての理解が進み、

 二等辺三角形
 2点バランス

が分かるようになりました。って言うか、今まで分かっていなかったらしいですよ、ワタシ・・・(汗)。

初心者は、どうやら、体重と腕力のバランスでは、腕力が負けるのが、ムーブ理解の障害であるようなので、もう最初から足マットトラバースをしたほうがいいんではないか?と思ったくらいです。

クライミング苦手な方に超お勧め!

これをやるとムーブの意味が分かるようになります。

初心者でムーブがパズルっぽいって、どういう意味か分からない人にはぜひおススメ☆ 

ってホント一年目にして分かっている私はやっぱり才能はないと思います・・・(^^;)

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