■ PAS用のカラビナ
最近、セルフビレイ用にメトリウスPASを買いました。 ただカラビナが固定されず使いづらい!
そこで、いい方法発見! ビレイ器具をぶら下げる用のカラビナです。 じゃーん。
これで、カラビナが反転するのを防げます☆
■ ビレイ器用のカラビナ
この手の、ナローバンドのほうにループがついたカラビナは、全部、通常はフリークライミング用で、アルパインでは汎用性を好むので、あんまり出番がありません。
アルパインでは何かあった時に、用途が広い製品の方が好まれるのです。 このシモンの反転防止ループがついたカラビナを確保器用に使っていたら、講師から、「やっぱり汎用性のあるカラビナのほうがいいね。」とやんわり、注意を受けたくらいです(^^;)。
なので、この手のカラビナは、ゲレンデ用にしていました。
しかし、ゲレンデでも、自分が登るときにビレイループに何かついているのはイヤなので、外すと、結構、これは構造上外しづらく、めんどくさいです。
ゲレンデ用にもこちらのDMMのカラビナのほうが使いやすいようです。
プラスチックの蓋を開閉する方式。 会の代表、ベテランが使っているのを見ました。
私も売っていたら買おう!と思っていましたが、なかなか販売しているのを見かけません。
今調べたら DMMのビレイマスター2というカラビナみたいですね!
■ メトリウス PAS
メトリウス社のPASは、今アルパインクライミング用のセルフビレイ用のスリングとしては、ベストプラクティス、とされているようです。 モンベルのクライミングレーベルからも似た製品が出ているみたいです。
≪セルフビレイ用ランヤード≫
ナイロンスリング ・・・・長さの調節がしづらい
↓
ダイニーマスリング ・・・・結び目で強度劣化が気になる (10kN)
↓
デイジーチェーン・・・・ 致命的な人為ミスが起きる (こちらのビデオへ)
↓
メトリウス PAS (各スリング22kN、一つ古いモデルは18kN)
という進化を辿った、ということのようです。
■ 弱点解消
でも、唯一の欠点は、先っぽのカラビナがスリングに固定できないので、カラビナが回転・反転したりしてしまい使いづらい、ということでした。
カラビナは常にナローバンドを持ちたいのです・・・そうすると、片手で開閉できるので。
でも、これで解消ですね☆
今日はためしにクライミングウォールで使い勝手を試してみます☆
■ 自動ロックか、スクリューロックか?
セルフビレイのカラビナには、自動ロックのツイストロックが、文登研の確保理論のテキストで推奨されていました。
安全環付のカラビナの安全環の方式には、2タイプありますが、
ツイストロック = 身の回り
スクリューロック = 身体から離れた場所で使うもの
と使い分けるのだそうです。
このカラビナは、安全環付だけど、手動のロックで自分で安環を締めないといけないタイプなので、それだけが弱点です。
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