Thursday, December 10, 2015

入間ベースキャンプ

■ ベースキャンプ

昨日は、入間のベースキャンプに行ってきました。

平日で空いていて快適。

ただ、とっても遠くて、大変でした・・・。

前に行った時は2名だったので、高速道路を使いましたが、今回は一人だったので、下道で行くのですが・・・うーん。

とりあえず、どの経路を通っても、大変だということは分かった。


今度からベースキャンプは、

・車の乗車人数がまとまる

・ある程度期間を開け、上達を確認するため

・クライミングに自信を失った時用

です(笑)

入間のあたりに米軍基地があり、そこで渋滞して、結構時間がかかりました。帰りは青梅から帰ってきたのですが、こちらはあまり渋滞はひどくなかったですが、柳沢峠を越えるのは、冬はスタッドレスが必要です。途中で小菅に抜けたので、遠回りになった。

なにしろ、八王子から先の運転が核心ですね~ 

■ アルパインの人のジムの利用 = ビレイ練習

一緒に行った人は、人工壁の経験が少ない人だったので、一人だとジムは絶対に気おくれしてしまうので、一緒に行ってあげて良かったなーと一人自己満足しています(笑)。

というのも、ジムのカルチャーとアルパインのカルチャーって違いすぎなんです。

ジムの人のクライミングのノリ、は、言葉が適切でないかもしれませんが、軽い。バンバン落ちますし・・・ウエアも軽装で、若者的です。

なので、日ごろアルパインをしている人だと、かなり文化的に居心地悪くなりますが、昨日は、結構年配のおじさんもすごいクライマーがバンバンいたので、そういう部分に触れることもちょっと良かったのでは?と思ったりしました。

師匠はジムがキライみたいで、私がジムにいくと、ちくちく言ったりしていましたが・・・(笑)

でも、今の時代、アルパインクライミングをしたい人を育てるのに、ジムでの練習を端折ることは、やっぱりできないかもしれない・・・と色々経験して結論しました。

ビレイが任せられない相手と本チャンに行くのはない、からです。 確実なビレイが必要、ということは、墜落を止めてもらえると確認している必要がある、ということです。

となると、安全に墜落できるのは、人工壁しかない。

ビレイの練習が必要になる=人工壁が必要になる。

という公式です。この場合、人工壁は純粋に安全にビレイ練習をするために必要になります。

腐ったハーケンで、止める練習なんてでききませんから(笑)。

■ 大5.10a 祭り

今回は、一緒に行った人がビレイにビビっていたので、自分の限界グレードに挑むのはやめ、快適に登れる5.10Aを一杯触る会にすることにしました。

私としては、墜落を止めてもらえるという互いの信頼関係を作りたいと思っていたのですが、ビビッている相手にそれはなし。

なので、ずっと快適クライミング♪ いっこも怖くない(笑)。ので、スキルアップにはなりませんでしたが、楽しく登りました。

ジムにある10Aはみんな触った感じです。 しかも、5.10Aなのに、ムーブ解決ゼロ。

ベースキャンプの課題は、山梨の課題と比べてとっても簡単に感じるのです。山梨のジムだと、5.9でも、一部ちょっと考えないといけないのに、ベースキャンプは普通にダイアゴナルで登ると、いつも、ちょうどいいところにガバがある。何にも難しいことなし。精神的負担ゼロです。

ハイステップも少ないので、ラクラクです。快適で、自分があたかも上手になったかのような錯覚が(笑)

今回は、ガツガツ登ったので、相方はびっくりしていたようでした。まだ正対ムーブしか習得していない人なので、たくさん登ると腕が張って大変なようでした。

私の方はまだまだ登れる感じです。クライミンググレードは上がっていませんが、前回は同じようにガツガツ登って、運転もしていないのに、ぐったり疲れたので、きっとムーブの質が上がっているのかなぁ???だといいけど・・・。

■ ビレイ上達法?

私はビレイは、マスターしなくてはいけない、と考えて、ガイドをしている先輩を一人ジムに呼んで、わざと落ちてもらいました。「さ、落ちて」「え~なんでだよ~オレがかよ~」みたいな感じでした(笑)。先輩は、落ちたとき、足打ったよ~と文句を言っていましたが(笑)

それで人工壁は停めれるのが分かったのですが、師匠とアイスに行くことになり、現場でのビレイ経験がないとまずいと思ったので、保科さんのアイスのマルチ講習に出て、保科さんをビレイさせてもらいました。

まぁ相手は保科さん、全然落ちないので、墜落停止経験は積めませんでしたが、繰り出しが遅いとか言われずに済みました。慣れている生徒さんが下でみなで監視してくれるので安心なのです。

ビレイは、一人が登っている間は教えれれないので、1対1では教えられないのです・・・

その後、山岳会に入会したら、先輩が人工壁に来てくれた時に、予言なくいきなり1ピン目で落下。

今回は私も、予言付きで1ピン目落下をやってあげておきました。落ちてあげないと、何が良いビレイか分からないし・・・

その後、今度は先輩達、なんと小川山で1ピン目落下。しれ~と落ちるの上手です。

そうこうしている間に、リードしていた先輩が上のほうで落ちたりして、ビレイ経験は積みあがって行きました。

色々考えると、本当に私はスムーズに成長してきたんだなぁ~感謝感謝です。

 1)予言付き墜落
 2)本番リードのビレイ 落ちない 
 3)予言無し墜落
 4)本番リードのビレイ 落ちる

と順繰りに経験するのが無理がないと思います。その間に、ビレイの仕方とか色々研究したくなりますし。

・真下に立つ
・繰り出しはクリップに合わせる
・ぬんちゃくが腰に来るまでは墜落係数1
・ぬんちゃくを越えてロープが伸び始めたら、墜落係数が大きくなるので、ビレイヤーはきちんと緊張してビレイする
・一般的に3本目くらいまではグランドの危険があるので、きちんと注意してビレイする
・リードで繰り出しが遅いと登りづらい

・トップロープは登り出しをタイト目にする以外はあまり気にしなくて良い。


■ 外岩講習

ベースキャンプは外岩講習が充実していました。

講習費用は、3人以上6人までで、一人8640円と書いてありました。でもいつも思うのですが、クライミングって一人だと教えられないですよね。

初心者の人はビレイができないから、下で誰か監視役がいる。

■ 奥多摩近所の岩場

甲府からは、岩場が遠く、あまり行きたい気持ちにならないかもしれないですが・・・岩場情報を集めてきました。

小川山、甲府幕岩、湯河原、天王岩、河叉、聖人岩、二子山、カーネルロック、神戸の岩場・・・

私の場合は、小川山、兜岩、十二ヶ岳の岩場、三つ峠で十分のようです。クラックなら湯川も入りますかね。

山梨は遊び場が豊富なんだな~と言うことも分かったのでした。

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