Wednesday, November 11, 2015

大日岳遭難事故裁判を知りました

■ 大日岳遭難事故裁判

訳あって、岳人のバックナンバー、2006年7月号を借りてきたら、大日岳の遭難事故の話が出ていました。

私は登山歴が短く、登山界には無知なので、遭難事故には、登山初心者の時から、目に入るものは読んで、事故の教訓を得ることにしています。

この事故は、文部科学省の主催する登山研究所が主催した、大学生のリーダーを集めた講習会で、大日岳の雪庇が壊れて、大学生が二人死亡した遭難に関する裁判について書かれたものです。

以下のサイトに詳しい資料がまとめられています。

大日岳遭難事故特設ページ  http://home.kobe-u.com/top/newsnet/dainichi/dainichi.html

■ 文登研

文登研と言えば、山の世界では、権威となっています。特に大学生のリーダー講習は、未来のリーダー育成のエリート中のエリートです。実際出られた方の、昔の経験がこちらのサイトに書かれていて、その厳しさをうかがうことができます。

しかし、びっくりしたのは

・いくら大学生とはいえ、冬山自体が初めての研修生が含まれていること

です。

そんな状態では、高度な冬山技術を教えようにも、教えられないのではないかしら???

以前、富士山の雪上訓練に、昨日アイゼン買いました♪みたいな人が来ていましたが、そのような状態で参加されても、指導側も、安全面を考えると、指導できることが限られてしまいます。

そのような状態では、結局、双方の時間の無駄かもしれないと思いました。指導は適切な時期に受けないと、豚に真珠、という状態になります。

せめて、一人で雪の里山くらいは歩いてから、寒冷に対する対処は自分一人でできるようになってから来てくれないと、ウエアを着てください、から、指示しないと行けなくなります。

冬山が初めてなら、アイゼン歩行以前に、アイゼンのつけ方自体を知らないハズで、ひどい人になると、値札がまだついている状態です。

冬山がどれだけあったかいと思っているんでしょう?その人が、アイゼンのつけ方を教えてもらっている間の10分や15分、他の人はみな、凍えてそれを待つことになります。

さらに言えば、アイゼンバンドを適切な長さに切ってきていないので(そうするように事前に資料に書いてあっても!)、アイゼンバンドを踏んで転びそうになっていたりするのを目撃しました・・・。

準備不足というのは、本当に山岳会でも、講習会でも、どこにでも見受けられる事態です。

ということは、準備不足の初心者がアイゼンの値札を山ではがしているような講習会に参加するより、自分でアイゼントレしたほうが安全ということになります・・・。

■ びっくりその②

・国は「責任がない」と繰り返し、二人の人間が死んで何もなくて終わり。

国がこのような状態なのだから、例えば〇〇岳連、などの団体が事故を起こした場合には、さらなる無責任体質が予想できます。

一方、そうだよなぁ・・・と納得する記述もあった

■ 納得その①

・自己責任と言う言葉がありますが(中略)、研修生は初めて大日岳に登ったんです。一流と言われる講師でさえも、想像がつかなかったと国が主張する巨大な雪庇を、なんで研修生が気が付くんでしょうか?

※ 研修生の自己責任については否定されました。

研修を受けている側が、雪庇で休んではいけないと気が付くことができなかったのは、初心者なんだから、そりゃそうだよなぁと思えます・・・。

ここから導かれる自衛策は、初心者でも、ちゃんと自衛して、休憩場所は自分で判断するくらいの知識武装して、参加すべきだろう、というものです。

■ ひえ~最悪!と思った点①

裁判になった場合、遺族はどのような立場に置かれるか?もこの事故報告で分かります。

・国は、資金・人・情報と何でも持っており、裁判を仕事として行う
・一方訴える個人は自分の生活は個人で支えながら個人の力で主張を認めさせなくてはならない
・山岳関係者は仕方ないと受け入れがち。

つまり、孤立無援状態・・・という訳ですね。決して事故にだけは遭わないようにしないといけません。

■ちょっと、おかしいな~と思った点①

・登山者同士の信頼関係が揺らぐと所長が言っていること
・登山の未知な領域に挑戦するという点が揺らぐという懸念を所長が言っていること
・講師を務める人がいなくなる懸念を所長が言っていること

ミスをミスと指摘して、揺らぐような信頼関係って、まだ信頼関係とは言えない。指摘してくれたら、「ありがとう」と言うべき。

人は誰でもミスを犯すのだから、ミスを犯さないを前提にした信頼関係はオソロシイ。

それでいなくなるような講師なら、最初から講師の資格がないので、早期に指導的立場から退場してもらった方が良い。つまり、俺の言うことを信じろ、というタイプと言うことだからだ。

しかも、このケース、雪庇地形で休憩しているという、基本のキが出来ていないケース。

■ おかしいでしょ、な点

・誰も危険を予知できるような雪庇崩壊ではなかった(=不可抗力)からといって、被害者に対する補償がゼロでいいとは言えない・・・

死んでしまった人が御気の毒なのは真実なので、みなで精いっぱいのせめてもの慰めの努力をすべき。国も例外ではない。

■ なるほどな点

・登山には見えるリスクと見えないリスクがある
・雪庇地形の上で休憩してはいけない
・雪庇の下の山稜を探すより、地物を探して確実に地面の上に乗るほうが確実
・もし地物が一切なかったら?稜線の位置ははっきりしないため、そうした場所で休憩したくなるでしょうか?ならないでしょう。把握できない要素がリスクであることについて、気が付いているからです。
・もしハザードレベルが同じなのに(どこが雪庇であるか分からない)「大丈夫だろう」という感覚が自分の中に芽生えてきたら、注意すべき兆候と言える。確実でないことを確実だと感じている、ということになりますから。

・体験は必ずしもプラス要素だけを生みません。
・完全な地物(立木・小屋)があるところで休むべき
・1000回通って、1回しか雪崩が起きない=たぶん、大丈夫 は、リスク回避になっていない。ラッキーになっているだけ。
・どうしてみんな経験だけで判断しちゃうんだろう?と思いますね。分からないけど大丈夫だろうではなく、分からないところは通り過ぎておく、というのは基本中の基本です。

■まとめ

・高度な研修には、それに値するようになってから出よう
・出る研修もよく吟味しよう
・講師だからと言って、100%信頼してはいけない 
・講師をサポートするような意識が必要

・雪庇地形の上で休憩せず、かならず地物があるところで休憩すること
・ハザードレベルが同じなのに、「大丈夫だろう」という意識が芽生えてきたら、危険。
・体験は、必ずしもプラス要素だけを産まない
・経験だけで判断してはいけない

この特集記事では、出川あずささんの論調に最も共感しました。




2 comments:

  1. Kinnyさんこんばんは。

    私が初めて剱岳に登ったのはGWの早月尾根からでした。
    大日岳の立山川側に張り出した巨大雪庇がひと際印象に残っています。
    合宿最後の日に剣沢のBCから、大日岳を往復することになりました。
    最も重要なことは、あの巨大雪庇の上を歩いてはいけないことでした。
    稜線の傾斜が緩い部分は雪庇の上です。絶対安全圏は稜線から50メートルと想定しました。
    なので室堂側の急斜面をトラバースしていきました。
    早朝は雪が硬く、くるぶしが痛いトラバースが延々と続きました。
    休息するときは傾斜が緩い雪面に上がりました。そこは岩や這松が露出している所。ここは山稜の上で安全です。この程度のことは山岳会一年目の私でも考えていました。

    この事故のときの文登研の講師は、詳しいことは忘れましたが、ヒマラヤで素晴らしい記録をを幾つも残している人です。その時代の尖鋭を歩いていた人です。岳人備忘録でこの人の項目に「この事故の全責任は全て自分にあると、国に言っていた」と書いてありました。事故と国の対応で二重の呵責だったのではと私は感じました。やはり、国側は非を認めず裁判になりました。

    天気の良いときに剱岳の頂に立ったことがあれば、早月尾根、別山尾根からも大日岳の雪庇は見えるはずです。
    他の山でも縦走をしていれば、雪庇というものが、どんなものか認識していたはずです。
    彼は雪庇がどんなものか理解していなかった。つまり壁屋(クライマー)であって、山屋(アルピニスト)ではなかったということでしょう。
    スポーツの世界では、優れたプレーヤーだった人が、優れた指導者になれるとは限りません。

    高度な冬山技術とは何でしょう。冬壁のクライミングではないでしょう。
    まず大学生が覚えることは冬山技術の基本ではないでしょうか。
    例えばアイゼンワーク。荷物を背負わない雪上訓練では、実際の登山では役不足です。
    一週間分のテント泊装備とクライミングギアを背負い、2日間は歩け続けるくらいの山力は必修です。GWに馬場島から登り、剱岳の三の窓にBCを張るくらいのことです。登山技術云々の話はそれからです。
    疑問は研修登山期間に学生を保険に加入させていたのでしょうか。あれば、国に過失があろうと、なかろうと保険は支払われると思います。登山研修所が実行する登山なので、研修所がかけるべきです。未確認ですが、講師には日当が払われていると思います。

    文登研の所長が言っていることは、典型的な役人の責任逃れの詭弁です。

    低価格な学連講習というのは、自称アルパインクライマーで、現在は山に行かなく、人に教えるのが大好きな人が講師というのがあります。有料講習で無資格でもOKなのが日本です。
    国際プロガイドでも変な人を知ってます。自動車免許を持っていても、いろいろな人がいるのと同じです。

    ○○○山岳連盟の岩登り講習会で、残置支点を無視。懸垂下降の訓練中に講師の作成した支点が崩壊。講習生が重傷というのを聞きました。
    何年か前の秩父ブドウ沢の事故は、沢登りが2回目の人で、確保なしで残置固定ロープをトラバースさせていておきました。有料の登山学校です。フェラータ方式でトラバース、かつ持参したロープで確保すれば安全だったはずです。遅れて5人も後続しているのでなおさらです。この事故は誰も責任を取っていないと聞きました。

    http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/dc220586f1431a5443c9ec86cd734f28
    日本の防災ヘリは、山岳救助には大きすぎると思います。本場のヘリレスキューのことを知らない偉い人が、安全な所から命令してるのでしょう。
    さらに7人の隊員は必要なかったでしょう。アルプスのレスキューヘリはパイロット、ウインチ操作要員、下降要員で3人です。機体の大きさは日本のドクターヘリくらいです。昔、小川山兄岩下部への渡渉ポイント付近で転倒事故がありました。負傷した人を救助にきたへりは、兄岩上部の大テラスから見ていましたが、事故現場から40メートルくらい上でホバリングしてました。ウインチのワイヤーが短すぎるのではと思いました。ヘリの高度が低く木にローターが接触する危険が高いと感じました。

    http://green.ap.teacup.com/siesuta/1940.html
    雪庇と山稜の境目が、氷河のヒドン・クレパスみたいなっています。
    私も落ちかけたことがありますが、両手を広げたのでセーフでした。

    吉田スクールはお勧めです。人の登っているのを見ても、クラックは中で何をしているか、見えないのでわかりません。クラックで独学は困難です。

    http://climbclimb.blog.so-net.ne.jp/2014-09-07
    これを見ていたのは私です。環が閉められていても、ロープの繰り出される回転方向と環の緩める方向が合えばゲートオープンします。可能性は低くても、起こり得ることはいつかは起きるとうことです。


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    1. Climber Kさま

      大変詳しい情報をありがとうございます。 とっても嬉しいです。そして、役に立ちます。

      大日岳の講習初心者について
      私が講習や山行で常日頃、どうしてそうしていないのかな?と思うのは、参加資格を具体的に
      ・一週間分のテント泊装備とクライミングギアを背負い、2日間は歩け続けること
      と書くべきなのにそうしていないのはなぜかしら?ということです。

      趣味として取り組んだ社会人一般登山者の雪上訓練、12月の富士山5合目に参加したら、ビックリ仰天です。冬靴も3シーズン兼用、アイゼンはアイゼンバンド長ったらしくブラブラ、昨日ピッケル買いました、今日初おろしです、って人が来ます。なのでアイゼンの調整もしておらず、まず靴に合わせるところからです。ゴム長靴で行けるような雪山に行っても、そんな状態で風邪の強い独立峰の富士山に来てはダメだ、ということくらい学習できます。でも、そんな人が来ても、山から降ろさないで、皆で歩きましょう、と一緒に歩くんですよね。前日二日酔いでヘロヘロでも同じです。それって親切とは別の動機が働いているせい(お金?)なのでは?と思ったりしています。

      大学生の講習は社会人とは違うかもしれない?のですが、社会人より、無知で一般常識がない状態で、参加しそうな気もします。前に学習院大学の遭難を研究した時も、4泊5日の厳冬期八ヶ岳の初めての冬山合宿への1年生の下準備が、冬山経験ゼロで単なる無雪期の爺・蝶縦走くらいだったことが印象的でした。
      私と夫は、八ヶ岳でテント泊するまで、苦節3年です(笑)最初は、北横岳なんかで45分程度の登山でもビックリ仰天でした。いくら若くても、慣れに対する下準備はもう少しあってもいいのではと思いました。たとえば、小屋が空いていない行者小屋前ではなく、小屋がある鉱泉前での合宿にして、厳しくなったら小屋に駆け込める体制にするなど。赤岳を一人で登っていない人がいきなり北陵に行かなくてもいいかもしれないと思ったり。山には順番と言うものがある、と誰かベテランが言っていたのです・・・。

      ・行き先の山を見ること
      早月尾根からきちんと行き先の展望を見れて大日岳の雪庇の長さを予測できて良かったですね!この遭難者たちのルートが雪庇が遠目で確認できる行程内容だったのか?は不明なのですが、行き先の山を見る、というシンプルなことを、登山者って意外にしません・・・ 私が見ているのが中高年登山者が主体だからかな? 縦走で踏む山々の全体像を把握してきていることは稀で、みな”遅れずついて行く”を至上命題にしている様子です。なので、下りる尾根を一つ間違えても気が付かないです。全体像を頭の中に入れていれば、あれ、おかしいなと気が付きます。雪庇の距離の目測も、同じようなもので、先を予測する、というのは、やっている人には普通でも、意外とほとんどの登山者が出来ていないことかもしれません。その辺は、単なる心の習慣というか、何でも予想するタイプの人は予想するし、呑気と言うか楽天家というか、周りの様子で安全・非安全を想定するタイプの人は、周りが平気そうだからという根拠にならない理由で安心してしまうかもしれません。

      ・壁屋か山屋か
      前に信頼していた講師の3か月もの長い岩講習に出た人と登ったら、あれ?なんで知らないの?というようなロープワークでちょっとびっくりしました・・・。きっと自分が登れるからって教えるほうがすごいわけではないんだろうなーと思いました。壁屋と山屋の違いは、この世界に初めて入ってきた人には非常に分かりづらいです。壁が好きな人は壁しかしなくなるのは分かるようになりました。でも山が好きな人は山しかしないので、二つの人種の間を行ったり来たりしている人には、あれ?そんなことも知らないの?というようなことがたまにおきます。たとえば、古い山屋だった先輩は確保器を知らなかったです。ずっと半マストで確保していたそうです。最新のアックスを使ってビックリ仰天していました。岩屋の先輩は、片手で半マストが作れないそうです。全体的にみなさん、新しい技術の習得には後ろ向きで、後ろ向き期間が長すぎて、未習得の技術がすでに”新しい技術”とは言えなく、”スタンダードで誰でも知っている技術”になっている様子です。その状態で、新参者に教えよう!とされる方々が謎です。その方々が、現在は山に行かない方々で教えるのが大好きという人種に合致するのかな?と思いますが、指摘すると怒られます。でも山に行っていないという事実があり、また行きたくても行くことがすでに出来なくなっているのかもしれないです。無理をしていくと遭難の可能性があるような気配があります(例:軽微な凍傷をすでに追って下山したり、山頂で歩けなくなったり)

      ・講習会で支点崩壊
      支点については、講習会でも何度も見ることにしています。自分のセルフは2番目のを別に取ることもあります。講習会の講師で、ミスを指摘されたときの対応がぶすっとしている人はそれだけで不安になります。前に信頼している講師の記録がアップされ、その講習生が作っている支点が支点になっていない写真であったので、先方に連絡したことがあります。支点をわざと崩壊するように作る人はいないと思います。が、例えば、どうせ下は林道だからヘッデン歩きでいいや、とわざと下山時刻を遅らせる人はいると思います。林道をヘッデンで歩くのは、ヘッデンで歩かずに済む、という選択肢がある時に、わざわざ選択する価値がある(=より安全)ほどの選択ではないと思います。より安全とは反対の選択肢を取る心が不思議に思われました。

      ヘリ
      ・本当にそうですね!ヘリが来るから安心ともいえないですね! 

      ジムでの事故
      ・マイナーアクシス
      ・安環が閉じられていない

      私は、ジムとゲレンデでは、反転防止機能付きの安環付ビナを使っています。で、疑問なのは、アルパインの先生は、このカラビナを嫌がることです。最初の講習で、「ダメ」と言われたのですが・・・このカラビナは、リードクライマーのビレイ専用として使っているのですが・・・アルパインの岩場では、カラビナが反転して、マイナーアクシスになり、締めたはずのゲートを押し下げて確保器がどこかへ行ってしまうという事故は起きないモノなのでしょうか? 確かに汎用性の高いカラビナの方が色々に使えますが、ビレイをしないクライミングってないので、私の考えでは一個くらい専用品があっても別にかまわないかな~と思います。

      同じことが、PASにも言えます。PASは使わないように、というのは、メインロープでのセルフビレイを身に着けるためです。それは最初受け入れました。普通のゲレンデクライミングの時は、メインでセルフを取るので、PASなしでやっていました。セルフはメインロープのみです。(つまり冗長性なし)
      しかし、複数ピッチの懸垂下降がでてくると、懸垂では、メインロープを解いて、支点に通すので、その時に確保ゼロになってしまいますので、またPASを復活させました。スリングでセルフを取るより、長さ調節が楽で便利だからです。スリングで最初の頃はやっていたのですが、どうせスリングも結び目を作りっぱなしにして専用スリングみたいになってしまうので、じゃPASのほうが強度的に安心だと思いました。最近はダイニーマのスリングが主流でダイニーマにノットを作ると、ノットのところで強度が半分になるからです。まぁナイロンでもいいのですが。これはまぁどれでも好みで、という点かなと思います。問題は、ベテランにとってはPASがあまり受け入れられないものらしいという点です。どうしてなのかなぁ?と新参者にはあまり良く理解できません。メインのセルフを取るより、本来は冗長性であるビレイループからのセルフを優先するのはどうか?という指摘はよく分かります。フリー出身の人だとメインのセルフを取らない事が多いので、ときどき新鮮さを覚えますし、指摘しても、あんまり意味が分からないみたいで、大抵はスルーされてしまいます。その状態で、アルパインよりも難しいことが多いフリークライミングのマルチピッチに行ったら、あぶなくないのかなぁと思ったりしますが・・・。

      というような感想です。またお詳しいことがあれば、ぜひ教えてください。 こうした情報は本当に助かります。



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