Wednesday, February 11, 2015

阿弥陀の遭難 - 八ヶ岳は天候核心

■ 阿弥陀で遭難

私たちが天狗岳に一泊二日で行ったのと同じ、2月7日~8日、阿弥陀岳で遭難がおきました。

   なんで、天気予報を見て、8日登頂の計画を変更しなかったのかなぁ・・・

と、思わずにはいられない。天気予報は6日に発表になるからです。 8日、たしかに朝7時時点では、晴れていましたが、8時はもう横殴りの風でした。 
8日 6:54 の黒百合平から南の空

8日 7:39の写真 横殴りの雪が映っているのが分かるでしょうか?トレースもない
■ 体験の質は自分で作る

その日、黒百合平で会った大学生のパーティは、当然のごとく山頂を目指したと思います。そしてニュースになっていないところを見ると、無事帰ってきたのでしょう。

   その彼らにとって登頂がどういう経験になったかだろうか?

と想像すると、おそらく、

  ”無事帰ってこれた”という成功体験

になったでしょう。 が、この学習院大学の遭難のニュースを見ると、

  悪天候が迫っていることを分かっているのに山頂に出発するという行動は同じ

だということが分かります。つまり、

  ほとんど紙一重の体験。

です。 安全マージンがありません。

■ 安全マージン 

私と夫は安全マージンがありました。登頂を避け、すぐ下山しているからです。

しかし、もっと安全マージンが分厚い人は、そもそも、この週末に山行計画を立てても、日曜登頂の計画の時点で、出発自体しません。

可能だったのは土曜登頂の計画だけです。もっとも最適だったのは、金曜出発土曜登頂です。

■ 成功体験として積み上げてはならない

つまり、悪天候が予報で分かっている日に行動したことを成功体験として積み上げてしまうと

 ヒヤリハットなのにそれを分かっていない登山者を作る

ということです。もちろん、私があった大学生の彼らは、そこを勘違いせず、学習院大学を他山の石としてくれていると思いますが・・・。 

 生きて帰れたことと、登山の成功は違います。

 ”成功体験とみなしてはならないことを、成功体験とみなさない反省力”

が登山をする人には必要です。 その反省力をつけるには、

 自らの行動を後から振り返る、という実際の行動

が重要です。

≪参考≫
ハインリヒの法則 

■ 尾根を降りるのは難しい

ニュースを見てみると、行者小屋から阿弥陀登頂なので、初心者向けバリエーションの阿弥陀北陵ではないか?と思います。

中岳のコルで、南陵方面に降りてしまったそうですが、

コンパス

があれば、反対側には降りない。

スコップ

を持っていれば、雪洞を掘って、そこに避難できます。がもっていたかどうか・・・。北陵だとすると、空荷に近い形で、スピーディにピストンする予定ですから、持っていないでしょう。しっかり風を防いでいれば、生還できますが、それでも、もう3日も経つので絶望的です。

阿弥陀北陵は中岳のコルに降りると、雪崩がアブナイということが知られていますが、それ以外はとくにリスク管理について、やかましく言われない、初心者向け楽勝ルート、という位置づけです。

しかし、未熟な登山者には、それ以外にも、

 ・悪天候なのに出発してしまうリスク、

 ・体力不足で歩けなくなってしまうリスク

 ・ホワイトアウトした山頂で違う尾根に降りてしまうリスク

もあるのですね。 この若い人たちはもっと低い山での読図山行で、

 尾根は登るよりも、正確に降りる方がうんと難しい

ということを分かってから、チャレンジしていたのだろうか・・・ パーティの中で一人が遅れ始めたらどうするか、シミュレーションしてから登ったのだろうか・・・

八ヶ岳の遭対協の隊長をしている先生が寄稿した岳人の記事には、

 ルートファインディングも熟達してから登れ

とありました。バリエーションルートのルートそのものを見る目も、もちろんですが、ルート自体は、残置の支点を追いかけていけばよいので難しいことはないです。要するに赤テープ追従の一般登山とほぼ一緒です。

しかし、そうした目印の無い、

 雪稜の白い尾根を風雪時に降りるのは、非常に難しい

です。

実際、私と夫は、天狗岳からの下りで、みどり池までの、ごく普通の樹林帯の登山道でも、風でトレースがかき消され、ルートを発見するのに、コンパスを出しました。ホワイトアウトはしていないですが、樹林帯なので、ホワイトアウト時と同じく、360度景色がそっくりです。

 

■ 天候核心

私の会でも、1週間前に阿弥陀北陵へ行き、2名も凍傷者を出しました。これは、決して成功体験とみなしてはならない体験です。

  八ヶ岳は天候核心 (悪天候時は登らない)

  読図山行は重要

  気温・風速はセット販売 

であることを肝に銘じたいと思います。

以下は信濃新聞からのコピーです。


阿弥陀岳遭難 発見できず 山岳部主将と1年女子02月11日(水)



ヘリポートで県警ヘリコプターに乗り込む捜索隊員ら=10日午後2時12分、茅野市金沢
 長野県警茅野署などは10日、八ケ岳連峰・阿弥陀岳(2805メートル)から下山中に行方不明となった学習院大山岳部主将で4年の男子学生(22)=東京都杉並区=と、同部員で1年の女子学生(19)=千葉県松戸市=の捜索を続けたが、発見に至らなかった。11日も地上からとヘリコプターで捜索する予定。

 同署によると、同部の部員5人は4泊5日の予定で7日に入山。8日は茅野市の行者小屋から阿弥陀岳に登り、小屋に戻る予定だったが、悪天候で視界が悪く、中岳との鞍部(あんぶ)から逆方向の南側に下った。途中で気付き、同日夜はビバーク(露営)して9日に阿弥陀岳南稜を登り返したが、女子学生が遅れ始め、主将が付き添ったという。

 同日午後3時45分ごろ、1、2年で19~20歳の男子部員3人が主将の指示で先に行者小屋へ戻った。3人は同6時ごろ小屋に到着し、2人が戻らないため同9時ごろに監督に連絡した。

 戻っていない2人はテントと緊急用の食糧を持っているという。山岳部長の荒川一郎教授(62)は10日、「早く見つかってほしい。どこかでビバークしていてくれればいいと願っている」と話した。

 行者小屋関係者によると、小屋周辺は8日朝から風が強く、雪も降って視界が悪かった。小屋利用者の中には、天候悪化を見越して7日のうちに登山日程を変更した人もいたという。




■ 追伸

11日、発見されたようです。 遭難者のご冥福を心より、お祈りいたします。とともに、このような遭難が二度と繰り返されることのないことを切に願います。残された家族の心痛は、いかばかりかと思うと、むなしさばかりが浮かぶのを禁じ得ません。若い人の死はそれだけで悲しく、虚脱感が襲います。(弟は24歳で他界)

■ 追伸

 さらに考察を深めています。 阿弥陀岳遭難の考察 亡くなられた遺族の方にも考察の必要性をご理解いただけたらと思います。決して詮索や批判ではないことを理解していただきたいと思います。




八ケ岳連峰で2人の遺体発見 遭難の学習院大生か

 長野県警は11日午後3時ごろ、同県の八ケ岳連峰の阿弥陀岳(2805メートル)で行方不明になっていた学習院大山岳部の男子学生(22)と女子学生(19)の2人とみられる遺体を見つけた。茅野署によると、阿弥陀岳の南西斜面付近に2人の持ち物があるのをヘリから確認し、付近を捜索したところ、2人を発見した。(朝日新聞デジタル)

■ 2015.4.20 続報について

http://stps2snwmt.blogspot.jp/2015/04/blog-post_24.html

■ 事故報告書入手
http://stps2snwmt.blogspot.jp/2015/10/blog-post_12.html

15 comments:

  1. 初めまして☆

    とても参考になるブログで、思わずブックマークをつけてしまいました。

    私は2週間前に阿弥陀に登頂すべくまさに行者小屋から登りかけたのでインフル明けの体力不足で時間内に下山できないと判断して、文三郎分岐で引き返してきました。
    せっかくの晴天だったので悔しかったのですが、踏ん張れない脚でリスクを侵してまで進まなくて正解だったのだと、こういうニュ―スを見聞きするたび思います。
    彼らのご冥福をお祈りします。

    私は主さんがおっしゃる安全マ―ジンが分厚いタイプなんだと思います。
    50台を前に山にハマり雪山は二年目ですが、まだまだ知識不足なので少しずつ学んで楽しい登山ライフを送りたいと思っています☆

    来週末は硫黄岳です。今度は山頂目指します。
    主さんも山行予定があったらお気をつけて~

    長々と失礼しました。

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    1. マルコさん、訪問ありがとうございます。 山は逃げないは本当です。山おばちゃん達は「山は逃げなくても年は逃げる」と言いますが、それも嘘です。年をとっても八ヶ岳程度の山はいつだって登れます。

      ですから、この調子で、安全マージンを分厚く取った、安全登山で頑張ってください☆

      今週末は、13~14が日本海側の大荒れ情報がすでに出ており、北アだけでなく、南アや富士山、八ヶ岳でも強風の予報です。明日にならないと15日(土)の予報は出ませんが、機を付けるに越したことはありませんね。

      私はいつも代替え案を持って臨むことにしています。今回は、7日入山、8日登頂の硫黄岳を予定していましたが、予報を聞いて、7日登頂できる山に変更しました。

      硫黄だけは風が強いことで知られる山なので、風速と気温をセットで判断(足し算)して、楽しんで行ってきてくださいね!

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    2. ありがとうございます(*^^*)

      2021(金土)の予定で、登頂は土曜日です。3日前に判断して行ってきます。
      体力はあり装備は揃えましたが、技術がまだまだ…。先日ホワイトアウトでの読図講習会に参加してきましたが、コンパスもまだ自信がありません。目下勉強中です、

      今回夏沢鉱泉から夏沢峠経由のピストンの予定ですが、トレ―スがなかったら無理せずまた引き返してきます。

      あと同行する人は大事ですね。。
      感覚や価値観が同じでないとストレスになります。ただ自分もまだこのレベルなので単独行というわけにもいかず、、
      とにかく少しずつ学んで、長く楽しめる趣味にしていきます。年をとっても八ヶ岳程度に一人で行けるように(^^)

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    3. 私も登山まだ5年目です。ただ八ヶ岳は通い、講習会の経験があり、少しはその知識がお役にたてるかもしれません。

      夏沢鉱泉からなら、夏沢峠から先が長いです。硫黄岳はのっぺりした山頂なので、ホワイトアウトと風に晒されての凍傷がリスクになります。もし自信がなくなったら、風を避けることができる樹林帯の区間が長い根石岳もおススメです。何もない硫黄岳と違い、エビのしっぽが一杯で、とってもメルヘンな道です。マイナーなピークですが景色は一級品です。また今年営業している根石岳小屋から近く安心感も大きいです。

      同行者ですが、一緒にいて楽しい人が一番です。 ただ人によっては、”お得な人”を求めてくる人もいます。 お得さを求めている人とはあまり続かない印象・・・。 小屋がある場合は、単独リスクは低いです。もちろん登山届を出し、家族に行き先を告げている場合ですが。

      技術ですが、硫黄岳はアイゼンワークのスキルも必要です。雪上訓練、もしご経験がなかったら、ぜひ機会を作って出られて見てください。八ヶ岳でアイゼンワークが課題になるのは、赤岳権現くらいですが、今後を考えるとやっておいて損はないと思います。アイゼンワークに不安があると、腰が引けて、危なくないところも危なくなったりもします。 有名なのでご存知と思いますが、赤岩の頭のところは、雪崩があったことでも有名です。今年八ヶ岳は雪が多目です。

      夏沢鉱泉の雪上車乗るんですね~ いいな~

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    4. そうなんですよ♪

      色々教えていただいてありがとうございます(*^^*)
      根石岳! 何だか色んな意味でそちらの方が魅力的ですね?! 美しい樹林帯、大好きなんです。初心者は天狗か硫黄岳と聞いていたので単純にそう決めただけで。
      時間的に間に合うようなら、あと根石岳山荘から山頂までが近ければ根石岳に変更しようと思います♪

      アイゼンワ―クは習いたいです。赤岩の頭は10年くらい前に雪崩で何人も亡くなっていますね。そういうリスクも考慮して技術は習得するに越したことはないですよね、

      私はまだ経験が浅いですが、自分でまず調べ、登る山が知識と技術と体力にみあった山かどうかを吟味していくのですが、お得感を求めてくる同行者にストレスを感じているのかもしれません。すみません、こんなこと書いて汗。何しろ八ヶ岳の雪山にいくのにバラクラマさえ持ってこないので。当然コンパスも使えません。。

      もう一度コ―スタイムを洗い直してみますね(^^) 何だかひょんなことから、ありがとうございます!

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    5. 一緒に行く人にストレスを感じるのは分かります。マルコさんは責任感も一緒に感じていると思うからです。

      色々予習することは絶対必要ですが、行ってからがもっと興味がわきます。で、また行くことになります。

      マルコさんくらい勉強家&安全マージンが大きかったら、まず大丈夫ですよ。

      登山では良き相談相手を持つのが大事みたいです。周りにベテランがいなかったら、山田哲哉ガイドが月曜と金曜に何でも登山相談日を設けていますよ。http://www.ne.jp/asahi/tetsu/kazenotani/soudan.html

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  2. スゴい! kinny さん、情報何でも出てきますね(*^^*) ドラえもんのポケットみたいです♪(笑)

    たくさんありがとうございます☆
    また遊びにきますね!

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    1. ええ、またぜひいらしてください。 知っていることはいつでもShareが習わしです。

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  3. 今はハゲオヤジFebruary 12, 2015 at 7:32 AM

    ご冥福をお祈りします。

    学習院大のルートが気になって調べていて、こちらにたどり着きました。

    http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/13/4410/chart.html?c=2015&m=2&d=8
    この天気図は、体力のあるさすがの大学山岳部でも登らないケースです。

    体力やクライミングテクニックはおありだったでしょうけれど。

    登山ではなく、困難な局面・限界に挑戦するトレーニングの感覚で登ってしまわれた、という印象です。

    私も山岳部で山やってましたから、ヒマラヤ遠征とか想定すれば冬の八ヶ岳バリエーションはトレーニングってのはわかります。酸素はあるけど丁度いい突風が来るし寒いし。

    でもね、生きて帰ってこなきゃ。
    怖がっていいのに。逃げていいのに。恥さらしていいのに。

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  4. (´・_・`)
    遭難された若人のご冥福をお祈りします。

    たらればではどうしようも無いと思うけど、各方面からの情報や一般的な天気図、高層天気図等でも良いのは土曜(7日)午前中、場所によって夕方まで日曜(8日)はアウトで月曜(9日)明け方から風は強いけど天候は回復するのは予想出来たはずなんだけどね…………
    経験の浅い子が予想外な現場の状況についていけなくなって主将さんがフォローしたけど、力及ばずだったんでしょうね囧rz
    同じような事故が無くなる事を祈りたいです。
    皆さん書かれてるように安全マージンを広く持つ事が大事な事ではありますが、その前に練習をする事はもっと大事ですね。
    講習会にも参加され習得する為の努力をされてる方はまだ良いと思うんですが、ここ最近山をやり出した方の多くは流行りで始める人も多く、地図も読めない、コンパスすら持っていない。雪質チェックも出来ない。天候予想すら出来ないのに、講習会!何それ⁉︎私には関係無いと。
    楽しそうだからと安易に入山する人が多いですね。
    主さんが記載されてるハインリヒの法則ですが、これもわかっていない人が多いですね!
    登ったんじゃなく、たまたま登れたんだと言う事。
    雪山に入山するのに、地形を読む、雪質チェックが出来る、アイゼンワークは当たり前、これらが出来てないのに雪山に入るべきでは無いと思います。
    快晴でも少し風が強ければ数時間でトレースなんて消えて無くなります。
    夏山と違い冬山は樹木に雪が張り付き夏山のようにテープを追い掛ける登山をしてると、まず、目の錯覚もありリンデワンデしてしまいます。
    こちらの主さんが何回も訴えてる、まずは地形図を見て現場の地形と照らし合わせてからコンパスで確認する位は余裕で出来ないと厳しいと思います。
    売れる!からと、簡単に感じてしまうようなイメージを持たせる雑誌やメディアも悪いですが、鵜呑みにする登山者も然りですね。
    山は全てがオウンリスクを勘違いされてるように感じます。
    困難と危険の境界線が?の人が物凄く多い事が最近目立ちます。
    多くの登山をする方々には、こちらの主さんのように何事に対しても徹底的に調べ且つ考えて実践するようになってもらいたいと思います。
    聞いて、見て、アドバイスもらって、なるほど!
    って感心したままで終わってる方が多過ぎます。
    やらないと自分のものにはならないですから(´・_・`)

    長文になりすみません。
    僕はこちらの主さんの考え方とよく研究し考えてちゃんと実践してるところが素晴らしいと思いますので、良い事は真似してどんどん取り入れて欲しいと思っています。

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  5. 単独行とグループ山行の差で、グループ山行のほうに特有のリスクとして
    「しんどくても無理して ついていってしまう」ということがあります。

    もちろん単独行のかたでも無理してしまう人は居るでしょうけど
    グループだと、日本人に特有なのかどうか分かりませんが
    「迷惑をかけたくない。足を引っ張りたくない。」という思いが
    結局、動けなくなるギリギリまで頑張ってしまう
    ということが起こるリスクが高いのではと前から考えてます。

    で、雪山の場合、例えば低体温症とかになっちゃって動けなくなっちゃうと
    本当にヤバいですよね。

    Kinnyさんみたいな積み上げ式で 山に向かっておられて、
    地図もってこんかったらナシ とか言うぐらいのかたなら
    グループ山行であっても こうゆうリスクは低いのかもしれませんが
    山岳会とか山岳部とかで、特に、強いリーダーの居るところなんかは
    かえって こうゆうリスクが高まりがちではないかと勝手に思ってます。

    強風や降雪の中、「行かない」という判断を何故しなかったのか?という論点も もちろん大事だと思ってますが、特に心理的な面について踏み込んだ上で、今後の事故の有効な回避策を提案して欲しいと思ってます(vs 学習院大学の登山部長さま)。

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  6. 「八ヶ岳程度の山」と言われますが、八ヶ岳には八ヶ岳にしかない超一級の危険があるのではないかと思います。八ヶ岳に登れば登る程に、山の素晴らしさと恐ろしさを実感して来た者です。

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    1. 申し訳ありませんが、全部読んでからコメントしてください。 八ヶ岳程度の山と言うのは小屋があるという意味です。 八ヶ岳には八ヶ岳しかない超一級の危険が何であるか?を明確に指摘しようとしているのが当記事です。 山の素晴らしさや恐ろしさは、誰もが分かっていますが、あいまいな表現すぎます。

      近頃の登山者はそのような曖昧な表現では分からないのです。ベテランほど、危険や素晴らししさを曖昧な言葉を使わず、具体的に表現する義務があります。

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  7. マルコさへの返信が「八ヶ岳程度の山ならいつでも登れます」とあったものですから、それなら私も冬の天狗岳に登れるのかな?って思ったものです。生意気な事を言ってご免なさい。これからkinny様の記事を参考にして勉強させていただきます。

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  8. こんにちは。 生意気とは思いません。ただ 全然意図が通じていないと思います。また、自分の都合の良い情報だけを選んで、読んでいると思います。

    匿名さんは、マルコさんと同一人物ではありません。なぜマルコさんに登れるなら、匿名さんが登れるんですか?不思議だな~。

    自分のことも山のことも、良く分かっていない人ほど、情報を与えられても、読まずに、自分に都合のよい点だけをピックアップして、行けると判断してしまうことの好例を示してくださったことになりますよ。

    それは匿名さんの心理的リスクですので、気を付けてください。ネガティブな情報の方が必要な情報です。

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