夫と二人で、まったり休日。寝坊して、昼は外ランチです♪
このところ、運動不足を感じます。がっつり歩きたい・・・
私は運動不足を感じるのに、夫は感じないんですよねぇ・・・
彼、運動の不足を感じないくらいに、筋力低下しているんじゃないかしら・・・?
今年は、なんだか生ぬるい感じに、厳冬期が過ぎて行こうとしている・・・はぁ。
厳冬期カムバーク!
舞鶴城の梅が満開中だ。
図書館から資料が揃いましたと連絡が来たので、出かけてきました。
「わが岩壁」 古川純一さんの本です。
おもしろかった☆
甲斐駒
実は私が御坂山岳会に入会を決めたのは、遠からずこのルートが会報に記載があったせいだ。
黄蓮谷は沢登りでも、最近は登られますが、この時期はアイスがないと登れない谷という評価です。
滝=登れない
という時代なんですね。
黄蓮谷って黄連が咲くから黄連谷なんですよねぇ?
甲斐駒エリアは、私にとっては
未開の地
です。
一般コースの黒戸尾根に1月の厳冬期に行ったことがあるだけ。
南ア前衛の山梨側の山々は、非常に急峻で、まだ未踏です。
基本的に技術的難度がなく、長いが体力でカバーできるコースを好んで歩いています。
技術に自信があるわけではない、私くらいのクライミング経験で技術に自信がついたら怖い。
この辺では、
日向山
が1時間のハイキングコースです。
本当の初心者の方はココから。
日向沢や、アイスのゲレンデもあるそうですが、今年は縁なし。
黒戸尾根は、また歩きたいです。無雪期の方が大変なのではないかとうかがわれました。
今頃も良いのではないでしょうか。
日向エリアは開拓し甲斐がありそうなエリアです。
でも無雪期にもそんなに行ったことがない。
今年は鳳凰三山もこちら側から登って見なくては。
わが岩壁、で登られている黄連谷、ステップカットの時代です。
ヘルメットもなし。
アブミが出せなくて、テンションかけかけでリードしている。
私はへたくそなので、岩でも5.8のスラブでノーテンギリギリ。
5.9は、怖い。出来たり、できなかったり。被っていなければ、テンションかけかけもありなのかもしれない。
お上手な方にはありえないと思いますが・・・。
スラブが上手になりたい。
被った壁は、もうこの際、どうでもいいかもしれない(笑)。
だって腕力の問題っぽい。
わが岩壁、気に入ったので蔵書に加えようかと思い、アマゾンをチェックしたら・・・
267円だった・・・・ 半端・・・(笑)
なんなんだ、このキリの悪い価格は!
古川純一さんは、
緻密にリスクを計算して登るクライマー
でした。
旗から見たら、アブナイことをしているが、本人には確信があり、危なくはない。
誰にも相談せず大阪の大学を受験し、受験したその日に4月からのバイトを決めて帰ったこととか、カリフォルニアに2万円しか持たず渡米した時を思い出した。
外野から見たら無謀、本人は勝算バッチリ。
古川さんについて
昭和30年代の前半、岩壁初登攀の黄金期に活躍した名クライマー。
ーーーーーー
古川純一を知らない者はモグリです。
1923年 生まれ
1951年 横浜ベルニナ山岳会入会
1958年 日本クライマー
1959年 第二次RCCのの同人
1975年 日本アルパインガイド協会を設立
ーーーーーーーーーーーーー こちらより引用
私はちなみに1972年の生まれです。 今ではアイスはダブルアックスの時代・・・
そう言えば、
ダブルアックス=ピオレトラクション、というのは、口承?される間に、情報が抜け落ちていったものらしい・・・
今の時代は、両手に異なるタイプのアックスを使うことはあまり推奨されていない。
クオークならクオーク、バイパーならバイパー、ノミックならノミックと揃えることが普通だ。
それで、先日、クオークを右手、Xドライを左手に使っていたら、
「古風だね~」
と言われた(^^;)。 いや、そうじゃなくて、単純に、クオークを1本買ってしまってから、Xドライに気が付いただけなんです。
アイスに行けば、猫も杓子もクオークだらけ・・・なので、クオークはカスタマイズしないと間違って持って行かれてしまいそうです(笑)。
追記: 文庫本vs初版情報はこちらへ。
こんにちは。
ReplyDelete「黄連谷」ではなく「黄蓮谷」です。
辞書では、「黄連」も併記されてますが、この谷の名称は「蓮」の字です。
どうもご指摘助かります。 このブログに必要なのは名編集者です(笑) タイプミス、気を付けたいです☆
Deleteいままでも、「黄連」と書く人をときどき見かけましたが、Kinnyさんはキーとなる山書を紹介されてるので、このままではマイナスの影響力が強いと思い、ご指摘させていただきました。
Deleteたぶん「変換」時の不注意が原因と思いますが、地名人名は大切です。
私も40年ほど前の12月に、この黄蓮谷左股を登った(1泊2日)ことがあります。 満月の夜の谷中ビバーク(坊主の滝と千丈の滝の間)で、なんと焚火もできて、ロマンチックなとてもよい思い出があります。
そんな風に言っていただくのは恐縮です。このサイトはギア関係で訪れてくれる人が多いようですが、みなさんあまり本は読まないみたいです・・・
Delete満月の夜のビバークで焚火なんて、素晴らしいですね! 羨ましい。
私がこの谷に行けるようになるには、かなり精進が必要そうですが、名前は憧れて知っています。いつから知っていたのかなぁ・・・登山3年目くらいで知っていました。なぜ知っていたのかなぁ・・・ 自分でも覚えていませんが、黄蓮谷はアイスの場所だと最初から思っていました。雑誌の岳人かなぁ・・・。
Kinnyさんは地元にお住まいなので、あまり電車には乗らないと思いますが、中央線では韮崎あたりから甲斐駒がぐんぐん近付いてきていろんな雄姿を見せてくれます。 黄蓮谷は長坂を過ぎて線路が大きく屈曲するあたりから絶景ポイントに入ります。 距離的には右手の八ヶ岳南部とそう違いはないのですが、やはり山としての威風が一ランク上ですね。 とくに天気が良い冬季はその谷の細かい筋まで見えそうで、いつも窓際に釘付けでした。
Delete氷滝自体はそれほど傾斜はないので、昨今の用具と技術ならビシバシ登れると思います。ただし、谷のスケールが大きいので、8合目鳥居の上に抜け出ると、頂上でもないのに思わず握手してしまいました。 また、連続する氷滑滝は絶対落ちられないところです。 私たちが登攀した年に、滑滝をフリーで登ってた方が失敗して200m以上滑落して亡くなってますので。
ですね、長さがあるので、中級レベルと思っています。私はアックスを握る手が緩くなるので、落ちれない場所は、まだまだチャレンジは先です。
Delete電車での絶景ポイント、知りませんでした。こちらでは車がないと生活が成り立たないので、車での生活にすっかり慣れてしまい、わき見運転が怖い今日この頃です。
購入されるのであれば、文庫版はやめたほうがいいですよ。
ReplyDeleteこの本は確か初版本と違って、文庫版では勝手に削除された文章があったと思います。
なにしろ文庫本というのは、コスパ重視なので、もともとあった写真や図版などがなくなったり、勝手に別のものと差し替えられたり、ということがほとんどです。
登攀記は小説や随筆じゃないので、そういった重要な「副えもの」がないと、臨場感も薄れるし、時代感もなくなって、つまらないものになってしまいます。
文庫版上梓にあたっての編者らの新しい解題や著者の回想文などは読む価値ありと思いますが。
へぇ~! 古書店のおやじさんみたいな着眼点ですね! すごい!! いくつか読み比べてみないと分からない視点です。芦安の山岳館にあるのかなぁ・・・ 図書館のは文庫本でした(--;)
Delete古書店のおやじではありませんよ(笑)。 Kinnyさんが、一般登山者ならアドバイズする価値もないでしょうが、クライミングもされていて、「違い」がわかる方と思い、一言致しました。
Delete今から40年ほど前に、幽ノ沢中央壁左ルートと前穂高岳右岩稜を登りました。
左ルートは壁の傾斜はそれほどでもないのですが、通称「Zピッチ」とよばれる核心部には ちょいと浮いたいやらしい草付があり、ピンも少なくてランアウト気味でザイルの流れもよろしくないので、セカンドでしたが緊張をしいられました。
右岩稜は、大きくはないですが東面で明るくて豪快な感じの岩場で、ルート図ではⅤ・A0となってますが、気合を入れてフリーでやっつけたと記憶してます。
グレポンは、知り合いが落石で怪我したこともあり、近付きませんでした。 仲間内では、「グレポン」ではなく、「ガレポン」と呼んでました。
穂高と谷川、ともになつかしいです。
グレポン ⇒ ガレポン 心境を表していますね(笑) クライミングを初めてまだ1年なのですが、それ以前から山の本が好きです。できれば違いが分かる登山者になりたいと思っています。色々とご教示くださり、ありがたいです。
Delete登攀の記録は、ほとんど自分と関係ない雲の上の出来事と思って、今までスルーしてきたので、実質これらの本が最初に接する本と言う感じです。
御坂山岳会では、会報を毎月書くので、こんな臨場感が書けたら!と思ったりします。私が行けるところは、Ⅳ級、良くてもⅤ級-の初心者ルートですが、落ちなくて良かった~と言う緊張だけはいっぱしです・・・(^^;)
よく見ると、「中央壁左ルート」は間違いで、「中央壁左フェース」でした。 スミマセン。
Deleteいえいえ、いつもありがとうございます☆
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