Monday, April 15, 2013
地形的な特徴と見つけづらいくぼ地
まだしつこく地図をみているのですが…(笑)
今回の山で出てきた、地形についての学びは・・・
①ほとんど緩やかな斜面に過ぎないと地図からは思えるけれど、実は左右に尾根があり谷になっ ている斜面。
②壁状になった斜面に突き刺さる尾根=痩せていることが多い
③同じく急な斜面に突き刺さるコルは左右が落ちて渡り廊下状になっていることが多い
④岬状に出っ張った尾根は偽ピークでよく騙される。奥のピークは見えないことが多い。
⑤ピークとピークをつなぐ稜線がターンしているとき、ピークを巻いてショートカットするかどうか?
の判断は、現場で地形を見てきめるしかない。急な場合は面倒でもピークをつなぐ。
⑥複雑な水線。水が取れる場合がある。くぼ地。
■ くぼ地 宿泊適地
くぼ地というのは、地図上で見つけるのが結構難しいと思いました。広い尾根の頭はすぐに見つかるのに。
コルは東西南北の4方向のうち、2方向が下がっているものですから、くぼ地とは言えない。
4方向が上がっているっているのがくぼ地だと思いますが、これはピークより、地図では見つけづらい。
くぼ地だったところは地図上では2方向が水平、2方向が上がっており、さらに遠くに離れると、水平だった
2方向が下がる、という感じです。
今見ても、あの場所がくぼ地になっていることを地図では見落とすなぁと思います。
でも・・・テント泊適地だったんですよね。つまりテント泊適地を地図上で見つけるのは意外に
難しいってことですかね。
水線を引けば、なんとか見つけられるかもしれません。というのは、水線は常に片方は必ず下るのであって、3方が高く、1方が下がっていても源頭であると思うからです。
くぼ地になってしまえば、その先に沢があっても伏流化しますね。
■ 尾根以外も見ること
基本的に地図を見るときに尾根しかみていなかったんだなぁと反省しています。
どうも尾根が高速道路に見えてきてしょうがなかったんですよねぇ(笑)
しかし尾根以外も歩けるのだということを今回は発見したのでした。
http://blog.goo.ne.jp/osakahensyu05/e/6f87679ecc4b8e2cad76d4a501acdd78
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