Saturday, April 13, 2013

読了 『フリークライミングのススメ』



今日は甲府は素晴らしい晴れでした☆ ホント、晴れが多い土地柄なんですよね。

ただ今日は、夫のお寝坊日なのでゆっくり寝坊させてあげようと思ったら、会社から電話が!関西で大きな地震があったらしく、所属が関西チームのままの夫に電話がかかってきたのでした。安否確認。おかげで会社にたたき起こされた格好…(汗) まぁ危機管理がしっかりしているといえばそうなのですが。

その後、また図書館に行って本を借りてきました。またクライミングの本。数冊。うち一冊は、どこかでみたことがあるな~と思ったら、アイスクライミングを体験したガイドさんが著者でびっくり~。その本もとても良い本でした。フリークライミングではなくて、アルパインクライミングの本でしたが。

■ 読了『フリークライミングのススメ』


この本はとっても、良い本でした! 

大体、一般登山者にとっては、クライミングと登山は専門が分化されすぎて、世界が遠すぎ、どうつながるのかよくわかりません(汗)。

どうして、一般登山者にクライミングが薦められるのか?それをわかりやすく書いた本!

一気に図書館で読み終わってしまいました。

面白かった箇所を一部抜粋します。
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・初心者でボルダ―に喜びを見出す人は、才能がある人だけでないでしょうか。

・ある程度のクレイドが登れるようになれば、縦走路中の岩場は快適そのもの。逆にそういった岩場があるルートの方が面白いと感じるようになるでしょう。

・色々な形状のルートを登ることによって見る目が養われますから、どこを登れば安全かが分かるようになり、安全性が高まります。

・ガイドブックでは岩場があるコースは長い時間が設定されていますが、自分でも驚くほど早い時間で通過できるようになるでしょう。

・現在行われているフリークライミングの95%がボルトのプロテクション

・どんなにハードなルートでもトップロープの写真は使えません。リードする一番の理由は”かっこいいから”かもしれませんね。

・先輩は「そこは右足をあげろ」などいろいろ言うでしょうがそこは聞いているふりをして勝手に好きなように登りましょう。

・プロが勝つためにコンペに参加するのに対し、あなたはコンペをひとつのキッカケにし、自分のレベルアップのために参加するんです。
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などなど・・・。本音トークが一杯。 ”開拓”といった場合、苔や草や樹木に覆われた場所を”掃除”して、登れるようにプロテクションを適度な場所に設置してくれる、ありがたいボランティアの方々なのだ、ということが分かりました。

個人的にはこの本が一番初心者・入門者の??に寄り添って書いてあるような気がしました。
それにしても、登山とクライミングってホントにとお~くかけ離れてしまったんですね~。 クライミングは野心の世界。ある意味、俳優業やミュージシャンのように、有名になる(ビッグになる?)を目指す世界なんですね~。 

■ バレエとの類似点

まぁバレエも同じなのですが・・・エトワールを目指す・・・才能の世界です。3歳で初めても99%はプロにならない。

けれど、日本のバレエ界もバレエを鑑賞する人よりも、趣味として大人からバレエを学ぶ人の方が多い世界・・・ただでさえ少ないエトワールの椅子は日本ではさらに少ない。

かわりに、世界のどこよりもバレエ教師の職が多い日本・・・ 登山業界というか、クライミング業界も同じような事情に陥っているんだろうか???と思ったりしたのでした。

あとやっぱり、バレエと似ているのは、1番の足のポジションとかタンデュなんて言葉が出てくるところとか。 

今日は、ここ数日クライミングの本を読みすぎて、花屋さんで、5.12と書いてある看板を見て、はて?としばらく考えてしまいました・・・(笑)よく見たら母の日のお知らせでした(笑) 

ああ~ 脳みそがそっちにロックオンされていますね~。

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