Friday, August 1, 2014

ラブラブ温泉登山の旅を企画中♪

やっと夫の休暇が決まったので、夫とのラブラブ温泉登山の旅を企画中です♪

■ 「三大北壁」?!

「就職、結婚、出産は、山男の三大北壁」
冷池山荘のテン場 鹿島槍は夫と再訪したい

などと山業界では言われているそうです(汗) 
一般的には、女性にとって、この発言そのものが「失礼しちゃうわ!」って話だよな~って常日頃、思っています。

僭越ながら、男性登山者は決してこのような発言をしない方がいいですよ~。了見が狭いと思われてしまいます。

まぁ、生きていくためには、そりゃ誰だって、何がしか、働かなくてはならないでしょうが、結婚は、したくなければしなくていいって話だしね。

ついでに、出産&育児なんて、男性は、ほとんどなんにも戦力になっていませんからね~(笑) 

半分の戦力になってから言うなら、根拠があるかもだけど。結婚と出産で生活が変わるのは女性の側で、男性は、働くか働くか働くかの選択視しかなく、選択肢的には、既婚でも未婚でも同じだったりします。

妻は自分の子供を育ててくれている、ありがたい人材です。自分と自分の子のために、本人の人生を変えてくれる人ですから、大事にしましょう。 

私は山梨に来て、子だくさんの男性を何人か知っていますが、いつも不思議に思うのですが、、あたかも自分が子作りをしなかったかのような愚痴を言うんですが…「子供がいっぱいいて大変だ」とかって。まさか子供が天から降ってきたのでもあるまい?

そして、なぜか、そう言う人は、みな夫婦愛が冷め、嫁とうまく行っていない。

でも、まさかカソリックで、バースコントロールが禁止されているわけでもあるまいし、子作りする→子供が生まれる→育てないといけなくなる、という流れは、30年前だって、小学校で習うわけですしね・・・、普通は、そういう理由で、子供は一人とか二人にしておくのだろう、と思いますよ。

「三大北壁説」は、自分の決断に対しても、妻子に対しても失礼なので、たぶん言わない方が女性受けが良いと思います。

三大北壁がなくても、たぶん、〇〇(各自の目標の山)は、登れなかったんですよ!現実的になりましょう。

そういえば、山岳会では、会員同士が結婚ということも多いようです。今は男女の出会いが少ないので、山岳会は、女性が男性のパートナーを見つけるのには良いところだと思います。男性はどうだか・・・。男性はダンスなどの趣味をしたら、女性パートナーを見つけやすいと思いますが・・・。

山岳会内部で結婚したカップルが2、3組あるそうです。と言うことは、その人と一緒に山に行くだけでなく、山人生も共有したいなと思ったわけですよね。それなのに「三大北壁」と言って、邪魔者扱いしては、女性登山者にかわいそうです…。せっかく人生に協力してくれようとしたのに。

■ 誰と登るのが一番幸せか?

最近、色々な人と山に登るので、思うのですが、一番幸せな山は、やっぱり夫とふたりで登る山、ですね。当然か。

ただマイダーリンは、最近「ああ~山岳会に入ってくれて良かった~。これで週末、妻の山に付き合わなくて済む~」とホッとしているようです・・・(^^;)。私の方が脚が強くなっちゃったんですよね・・・。まぁあっちはメンテナンスが悪いので仕方ない。

でも、どっこい長期休暇は夫婦登山するノダ(笑)!

私は既婚の女性登山者ですが、今のところ、夫を除外すると、ベストな山パートナーは、同じくらいの年の男性のザイルパートナーです。

立山方面は行きたいけど、混雑が・・・
■ 山友達の条件?

やっぱり

 ・体力
 ・技術
 ・行きたい山
 ・志向
 ・クライミング力
 ・ビビり力

などを合計した、総合得点が似ている、という相手が良いと思います。

山が合わない というのは

 ・相手の体力が高すぎる(低すぎる)
 ・技術力に偏りがある (どちらかがリードばかり、セカンドばかり)
 ・行きたい山が違う (マイナー好み、通好み、アルパイン好み、ハイキング好み)
 ・志向が違う (飲み中心にしたい、歩きたい人では価値観が違う)
 ・クライミング力 (行ける山に行ってもらうばかりだと悪い)
 ・ビビり力 (安全に配慮すると、行動が遅くなったりしますので、そのバランスが似ている人)

です。 性格についてはあまり心配がいらないような?ブレーキ役とアクセル役が、どう転んでもできます。

私は夫や女性と行くとリーダーですが、先輩やパートナーと行くとセカンドです。

■ 一緒に歩いて楽しい、山パートナーランキング~

1位: 結婚してちゃんと妻子がいる男性のザイルパートナー。 

2位: 師匠。なにしろ師匠なので、安心です♪ 先輩も入るか。

3位: 年下の独身男性。若い男性は強いので、先を歩いてもらって、こちらが後から追いつくような、半単独みたいな山行が良い。年下の男性は、まだセクハラ世代には入っていません。

4位: 気の合うおばちゃん登山者。おばちゃん登山者の場合は少人数化がコツです。3人以上の団体になると、おばちゃんに限らず、女性はパワー炸裂しすぎです。

5位: 気の合う女性登山者。女性登山者は難しいです。女性は単独の方が男性登山者や山小屋などの関係者からの援助が得やすいので、お互いに単独をキープしたほうが良い。例外は、山そのものが密室になるような、里山です。山小屋ないので。でも里山(藪山)派になるような女性登山者は、ものすごく少ない。ので、必要な場所にこそ必要な相手がいない、という結果になります。それでも里山派の人は一人でも平気なつわもの系です。

というわけで、なぜか女性登山者が下位にランキングされてしまうのです・・・(^^;)

■ 一緒に歩けない人、ランキング・・・(T_T)

船窪小屋行きたい・・・
1位: 何でもお任せの万年初心者。1回目はいいのですけど、無邪気な人は二度も三度も…となり、負担に。

2位: オジサン。オジサンは、山デートと思っているようです。でも同じ年齢の男性にも、オジサンとオジサンじゃない人の2種類がいるようです。その差は議論を呼ぶところのようです。

3位: 責任感の無い人。相手を利用するだけ、というようなドライな感性の人だとうまく行かない。

4位: 山に詳しくない人。中山尾根と言っても、それを知らなかったら価値が分からない。分からない人を連れて行くと、連れて行くだけになり、自分の山でなくなる上、相手にとっても他人の山であり、結果、せっかく行ったのに誰の山でもない、という結果に陥る。

どんな関係にも言えますが、
黒戸尾根は夫には無理

 ・自分が相手を必要とせず、相手の力になろうとする、
 
 ・自分がどうして欲しいかを明らかにしておく

とすると、良い関係が維持できます。

■ オジサンはダメでした・・・

やってみて分かったのですが、オジサン登山者はダメです。

オジサンはセクハラする。それも自分で気がつかないでセクハラするので余計始末に悪いです…が、これがまた一緒に行ってみないと、その人がオジサンなのか、オジサン化せず、踏みとどまっている普通の男性登山者なのか、分からないんですよね…。 

人はどうやってオジサン化するのか?は、オバサン化と同じく、別の議論になるので、踏み込みませんが、オジサンと非オジサンを見分ける能力は、女性登山者には必須能力です。

私はたぶんオジサン撃退能力も身につけなくてはいけません・・・(が良く分からない)。

これまでのところ、オジサンと非オジサンの見分け方は以下です。

・登山に来たのになぜか歩きたがらない
・プライベートな愚痴を聞かされることが多い
・なぜか女性の写真を取りたがる
・実際の努力より、空威張りのほうが上回る

■ 家族と行く山は工夫次第

我が家は、子供ができなかった夫婦なので(こういうとおせっかいなおばちゃんは不妊治療クリニックを薦めてきたりしますが…それも了見が狭いだけなので割愛)、夫婦と言っても、ほとんど「恋人」です。

人はなぜか結婚すると、相手が「恋人」であることを忘れてしまうもののようです…特に男性。男性が妻を扱うやり方は、”積読”に似ています(笑) 後で読もう~と思って買っただけで積んでおく本のことです。そう思っていると本は古くなり陳腐化するんですよね~。妻との大事な時間も同じです。

結婚して子供ができると、山に行けなくなる・・・のも、物の道理そのままですが…、山、行けますよね?家族で。

そりゃ滝谷とかの登攀に家族と一緒には行けないだろうけど…、でも北岳バットレスは行けるよね~?家族は白峰御池小屋でキャンプしたり、普通に一般登山道で北岳に登頂していればいいので…。何もワンパーティにこだわらなければいい。

秘境の温泉宿とか、キャンプ場があるようなところは、大抵が山の中ですし…山麓がヤダとかいうのは、里山蔑視の発想かも…。

”大きいほど良い、困難なほど良い”という、古臭い概念を捨てればいいだけなのかもしれません。

というわけで、家族がいるから山に行けないという嘆きは、私には、単純にクリエイティビティの枯渇にしか聞こえないんですよね…。

ここは知恵を絞って工夫しましょう!

■ 夫と行く山

残念ながら、MYダーリン、夫は山にはそんなに興味を持っていないのです…。なぜか?というと、山より面白い、仕事という趣味、を持っているから・・・。

彼はソフトウェアのエンジニアなのですが、家に帰ってからもパソコンが趣味と来ていて、妻としては健康面が気になります。 目を休める山は、とっても彼の健康に良いはず!何しろ、パソコン以外に彼は趣味がない。社外の友達もいない(社内にいるのかも怪しい)。

なんと不健康なことでしょう!このところ、大変忙しいようなので、長期休暇はリフレッシュ&リラックスの両面で過ごしたいところです。

ということで、提案は、リフレッシュ=山、リラックス=温泉。

彼はデスクワーク中心の仕事な上、忙しすぎて日々の運動習慣を作る時間がないので、年齢相応の体力はなく、登山者として見た場合、一日歩行時間5~7時間がマックスです。初日は特に2~3時間にとどめておいた方が良い。

その上、登山は運転も大変なんですよね… ただ運転は二人で交代してできるので、1時間づつ交代して、5時間くらいまでは、大丈夫みたいです。

私としては、夫とは二人とも初めて行く場所に行きたいのですが、私の方が行ったことがあって彼が行ったことがない場所がこのところ増えつつあり、それは夫婦の思い出づくりとしては、あまり望ましくないので、なんとか2つをコンバインしたような場所はない
か?と探しています。
阿弥陀南陵は夫は無理かな~

というわけで夫と行く山旅の条件:

1)山好きでない人も楽しい山
2)健康に良い山
3)リラックスも出来る(温泉つき)
4)初日2~3時間、一日の行動時間5~7時間。
5)遠出はOK (5~6時間)
6)ふたりとも初めて行く場所が含まれるのがベター

葛温泉&扇沢周辺の山
みくりが池温泉&立山周辺の山
蓮華温泉&白馬周辺の山
赤石温泉&南ア

せっかく運転手が二人いるので、運転手が一人の時は行けないような、遠くの温泉&山に行こうか?と模索中です。

飯豊連峰
吾妻連峰

秘湯の温泉宿をくっつけ、山はおまけだな~(^^)。  

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