今回は、全然山の記録ではありません(^^;) すいません。ただの温泉の記録です(汗)。
私は父方が九州の米良の出身ということもあり、山岳民族に興味があります。どうも、日本の山奥には、里とは違う、独自の文化を持ち、自治をしていた少数民族?的な集団が、あったようなんですよね。
父方は、神主の出でしたが、第一次ベビーブーマーの例にもれず、アメリカ文化礼賛の世界に育った両親でしたので、私は両親からは、あまり日本の古来の文化への愛着は引き継ぎませんでした。
どちらかというと、古い屋敷の日本家屋は暗く、怖く、床の間の甲冑は厳つく恐ろしく、狭い共同体での生活は、監視社会のオキテ厳しく、社会的庇護と言うよりは、社会的抑圧であり、集団のメリットというよりは、集団による拘束という感じで、私にとってはあまり良いイメージがありませんが、それは、そのまま親の世代が持っているイメージであるような?
今回は、秋山郷から、苗場山を登る予定でしたが、夫も私もあまり調子が良くなく、体調不良により、登山は取りやめ、転戦して温泉の旅に変更して帰ってきました。
温泉はいいですよね~!
今回は、3つの良い湯につかりました。一押しは扉温泉です。
■ 切明温泉
これが天瀬温泉 |
川原の温泉・・・子供はいいけどなぁ・・・大人は無理でした。
川原の温泉では九州の天瀬温泉が一番でした。アツアツだし、道路から丸見えなので女性は入るのが大変でしたが・・・
← イメージは、これでしたが・・・
こちらが今回の切明温泉。
浅いので浸かるほどの深さはない。
足湯くらいです。
温度はあっちっち、か、冷たいか・・・
← 実際はコレ。
結構、ぶくぶくしています。しかし、河原で、適温に調整するのは非常に難しそう・・・
今年は、お盆期間中、前線の停滞で、こんな空・・・
体調もイマイチな上、天気もイマイチで、山は、早々にあきらめてしまいました・・・
途中の道の駅で、地野菜の種発見!
今、世界的にタネは、子孫を増やせないF1というものが、アメリカの種苗会社に握られていて、日本人が食べている野菜のほとんどが、自ら次世代を作れない、いわば不妊野菜です・・・
そういうのを知っているので、思わず、交配種でないタネを見ると買いたくなってしまう。
F1とは・・・
こちらの旅館の温泉も源泉かけ流しで良かったです。
酸化した体が還元されるのかなぁ・・・
夜は爆睡・・・
■ 小赤沢温泉
翌日は苗場山登山口へ行くも、夫が頭痛を訴え、早期に敗退決定。
すぐ下の温泉へ。
小赤沢温泉。 ここはすごい温泉だった。温泉には文句なし!
脱衣場はそんなに大きくないが、カギがかかるロッカーがある。
窓が大きく登山者から丸見えな配置なので、注意。
ただ人手が足りないんだろうなぁ・・・とは思わせられた。
ひなびているのと、掃除が行き届いていないのは、また違うが・・・高齢化なのかなぁ・・・とも想像できる環境だった。
もう一軒別の屋敷温泉に行ったのだが、そちらは月曜定休日で残念ながら入れず。
温泉の証明。
ここの施設は、やっていないのではないか?というくらい、閑散としていたが、食堂のおじさんが気のいい人だった。
おそば。ワサビの花がピリッとしていた。
とりあえず、秋山郷で宿を見つけられそうになかったので、松本まで戻った。
不本意ではあったが、とりあえず、急きょ、スマホで検索して、松本市内のビジネスホテルへ。
東急インに宿を取ったのに、東横インへ入ってしまう・・・よく間違えられるそうで、どちらのホテルも馴れたものだった(^^;)
ということでなぜか本日のディナー・・・ 宿泊者はー200円引きの、2000円で食べれるステーキセット!
さすが東急!というサービスで、一人4150円の格安お宿とは思えません。
やはり、東横インとは一つランクが違いました。
この日は、もったいないので、松本の好日山荘やカモシカに寄りました。
■ 扉温泉
3日目は扉温泉へ・・・ここは美ヶ原への林道沿いにあります。超おススメ☆
たったの300円で贅沢な源泉かけ流しが味わえます。
桧の湯という立ち寄り湯が湯本で300円ですが、すぐ下に明神館という、TVで紹介された高級旅館があるそうで、ここは一泊が2万円以上するのだそうです・・・
桧の湯
ここは、大変良いお湯で、お食事処も庶民的で、良かったので、この近所の山に行くときに、定番化したいと思いましたが、今日はアブがいて、夏はアブが大変です。
GWくらいがいいそうです。
帰りはのんびり運転して帰ってきました・・・
しかし、温泉の旅も、事前の調査力がモノを言います。土壇場で、扉温泉を思い出して良かった・・・
でなくては、2泊目を予約して行かなかったので、山敗退どころか家族旅行敗退になるところでした・・・
途中アガタベーカリーという超好みのパン屋さんを発見し、パン大量購入♪
アガタベーカリー。 石臼で国産小麦を挽いて作っているそうです。本格派でした。
九州にいるときは、定宿がすぐできたのですが、こちらでは大都市東京に近いせいか、なかなか経済力に見合った価格でのかけ流しの宿を発見できずにいます・・・ 今回は、少々夏の疲れが濃い中だったので、宿は3~4時間程度の場所が良いな~と反省しました。
とはいえ、今年も良い夏休みの思い出が作れてよかったです。
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