Thursday, February 12, 2015

阿弥陀岳 遭難 考察

今日は貴重なコメントをいただきました。

ひとりでは持ちえない視点をもらいました。貴重だと思いますので、本文の方に転記しました。これらの観点で考えてみることが重要だと思うからです。

■ コメント原文   重要な所に赤を入れました

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ハゲオヤジ さんが投稿「阿弥陀の遭難 - 八ヶ岳は天候核心」にコメントを書き込みました。

ご冥福をお祈りします。

学習院大のルートが気になって調べていて、こちらにたどり着きました。

http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/13/4410/chart.html?c=2015&m=2&d=8
この天気図は、体力のあるさすがの大学山岳部でも登らないケースです。

体力やクライミングテクニックはおありだったでしょうけれど。

登山ではなく、困難な局面・限界に挑戦するトレーニングの感覚で登ってしまわれた、という印象です。

私も山岳部で山やってましたから、ヒマラヤ遠征とか想定すれば冬の八ヶ岳バリエーションはトレーニングってのはわかります。酸素はあるけど丁度いい突風が来るし寒いし。

でもね、生きて帰ってこなきゃ。
怖がっていいのに。逃げていいのに。恥さらしていいのに。


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bp-hiro さんが投稿「阿弥陀の遭難 - 八ヶ岳は天候核心」にコメントを書き込みました。

(´・_・`)
遭難された若人のご冥福をお祈りします。

たらればではどうしようも無いと思うけど、各方面からの情報や一般的な天気図、高層天気図等でも良いのは土曜(7日)午前中、場所によって夕方まで日曜(8日)はアウトで月曜(9日)明け方から風は強いけど天候は回復するのは予想出来たはずなんだけどね…………

経験の浅い子が予想外な現場の状況についていけなくなって主将さんがフォローしたけど、力及ばずだったんでしょうね囧rz

同じような事故が無くなる事を祈りたいです。
皆さん書かれてるように安全マージンを広く持つ事が大事な事ではありますが、その前に練習をする事はもっと大事ですね。

講習会にも参加され習得する為の努力をされてる方はまだ良いと思うんですが、ここ最近山をやり出した方の多くは流行りで始める人も多く、地図も読めないコンパスすら持っていない。雪質チェックも出来ない。天候予想すら出来ないのに、講習会!何それ⁉︎私には関係無いと。
楽しそうだからと安易に入山する人が多いですね。

主さんが記載されてるハインリヒの法則ですが、これもわかっていない人が多いですね!
登ったんじゃなく、たまたま登れたんだと言う事。

雪山に入山するのに、地形を読む、雪質チェックが出来る、アイゼンワークは当たり前、これらが出来てないのに雪山に入るべきでは無いと思います。

快晴でも少し風が強ければ数時間でトレースなんて消えて無くなります。
夏山と違い冬山は樹木に雪が張り付き夏山のようにテープを追い掛ける登山をしてると、まず、目の錯覚もありリンデワンデしてしまいます。

こちらの主さんが何回も訴えてる、まずは地形図を見て現場の地形と照らし合わせてからコンパスで確認する位は余裕で出来ないと厳しいと思います。

売れる!からと、簡単に感じてしまうようなイメージを持たせる雑誌やメディアも悪いですが、鵜呑みにする登山者も然りですね。

山は全てがオウンリスクを勘違いされてるように感じます。
困難と危険の境界線が?の人が物凄く多い事が最近目立ちます。
多くの登山をする方々には、こちらの主さんのように何事に対しても徹底的に調べ且つ考えて実践するようになってもらいたいと思います。

聞いて、見て、アドバイスもらって、なるほど!って感心したままで終わってる方が多過ぎます。
やらないと自分のものにはならないですから(´・_・`)

長文になりすみません。
僕はこちらの主さんの考え方とよく研究し考えてちゃんと実践してるところが素晴らしいと思いますので、良い事は真似してどんどん取り入れて欲しいと思っています。

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Damien さんが投稿「阿弥陀の遭難 - 八ヶ岳は天候核心」にコメントを書き込みました。

単独行とグループ山行の差で、グループ山行のほうに特有のリスクとして
「しんどくても無理して ついていってしまう」ということがあります。

もちろん単独行のかたでも無理してしまう人は居るでしょうけど
グループだと、日本人に特有なのかどうか分かりませんが
「迷惑をかけたくない。足を引っ張りたくない。」という思いが
結局、動けなくなるギリギリまで頑張ってしまう
ということが起こるリスクが高いのではと前から考えてます。

で、雪山の場合、例えば低体温症とかになっちゃって動けなくなっちゃうと
本当にヤバいですよね。

積み上げ式で 山に向かっておられて、
地図もってこんかったらナシ とか言うぐらいのかたなら
グループ山行であっても こうゆうリスクは低いのかもしれませんが
山岳会とか山岳部とかで、特に、強いリーダーの居るところなんかは
かえって こうゆうリスクが高まりがちではないかと勝手に思ってます。

強風や降雪の中、「行かない」という判断を何故しなかったのか?という論点も もちろん大事だと思ってますが、特に心理的な面について踏み込んだ上で、今後の事故の有効な回避策を提案して欲しいと思ってます(vs 学習院大学の登山部長さま)。

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■ まとめ

  • この天気図は、体力のあるさすがの大学山岳部でも登らないケース
  • トレーニングの感覚
  • 練習をする事はもっと大事
  • 流行りで始める人も多く、地図も読めない、コンパスすら持っていない。雪質チェックも出来ない。天候予想すら出来ないのに、講習会!何それ⁉︎私には関係無い
  • 雪山に入山するのに、地形を読む、雪質チェックが出来る、アイゼンワークは当たり前
  • 雑誌やメディアも悪い
  • 鵜呑みにする登山者
  • オウンリスクを勘違い
  • 感心したままで終わってる方が多過ぎる
  • しんどくても無理して ついていってしまう
  • 強いリーダーの居るところなんかはかえって こうゆうリスクが高まりがちではないか
  • 今後の事故の有効な回避策を提案

考察します。

■ 天気図

 教訓: 遭難が起きたケースの天気図には意識的でいよう

天気図ですが、リンクを張っていただきましたが、私も同じものをDlして持っていました。


遭難が起きたケースの天気図は後学のため、良く見ておくようにしましょう。

  自分自身で判断力を付けて行く、そのようなプロセスを確立し、そのプロセスの渦中にいること

が、登山を趣味している、ということの意味です。

そうしたプロセスにいない人は、山には登っていても、登山を趣味にしている、とは言えません。ただ行って帰ってくるだけだからです。ツアー参加とおなじになってしまいます。判断力が積みあがらず、「ただ楽しいだけ」の登山だからです。

もちろん、誰だって正しい判断が最初からできるはずはないので、これをみて即座に、「さしもの大学山岳部も登らない天気図」と分からなくてもOKです。

でも、天気図を見ていると、誰かが教えてくれたときに、「そうなのか」と分かりますね(^^)。

それが大事です。 自分で学んでいない人は教えても分からないです。なので、何回教えても、何も積みあがって行かないです。登山をそのような活動にしないことが大事です。

■ トレーニング感覚

そう一般登山しか知らない人にとっては、冬山の八ヶ岳はすごい山ですが、一般的に登山の世界では、八ヶ岳は冬山登山の入門です。

阿弥陀岳はとくに「西面のバリエーションルート」と言われるエリアの代表的な山で、行者小屋から阿弥陀は北陵、北西稜があります。 北陵は入門ルート、北西稜は最終ピッチでエイドクライミングが必要になる中級ルートです。

ですから、トレーニング感覚は山屋にとっては普通ですが、山はいつでも本番です。肝に銘じないといけません。

亡くなった方は一年生と言うことで、ロープワークがある山を始めて1年目の私と同じくらいのスキルかもしれませんね。自分を顧みると、セカンドならいいけど、トップの時は多少まごついています。

≪オーダー≫

私が気になったのはオーダーです。

気になるのは、阿弥陀北陵と仮定して、5人パーティだったことです。ロープは普通は二人一組ですが、初心者がいたことを考えると、3人、2人で分けたのではと思います。

問題になるのは初心者の位置です。 前のパーティが無事行者小屋にたどり着いたことを考えると、初心者1年と、ベテランの主将が後続パーティになったのでしょう。

しかし、このオーダーだと弱い初心者に何かあったときにパーティ全体としてフォローができません。

私も初心者で前穂北尾根に連れて行ってもらった時、先輩だけが組んでいるベテランパーティに続き、先輩と二人で組んで、後続パーティとして登りました。 私だけ一人でビレイしている時の心細いこと・・・コルは風が冷たく、「ここで落石でロープが切れ、死んでも誰も気が付かないよな~」なんて考えてしまいました。 ロープアップしたら、末端が妙に軽い・・・あ、切れてた・・・なんて・・・。

ベテランが後ろが良かったな・・・ でも、初心者のビレイで登ってくれる奇特な先輩はありがたいですね。

余談ですが、一般的にオーダーは常に一番弱い人が2番というのが通説です。

■ 一般登山の初心者向けアドバイス

次は、初心者の一般登山の方々がどう考えたらいいかです。(私も登山5年目です)

 ・練習をする事はもっと大事

ですが、どう練習して良いか?が分からない人が多いのだと思います。

≪練習の仕方≫
 ・易から難へ積みあがる
 ・体験から実践へ積み上げる

大手ツアーに参加してはいけません。大手ツアーには、マネしてはならない人たちが集まっています。(例はここへ) 山小屋でも10人以上のツアーは嫌われ者です。

まず冬山をしたい時は、GWからスタートを切ります。気温が高く、遭難リスクが小さいからです。そこから、少しずつステップアップします。私たち夫婦の山行も参考になると思いますし、普通はガイドさんはベテランで、「次にどこに行ったらいいか?」の指南が的確に出来るはずです。

そのとき、プロのガイドさんに、「将来厳冬期の八ヶ岳に行きたくてステップアップしたいと思っている」ということを的確に告げることが大事です。そうでないと、ほとんどのガイドさんは、ただのツアーガイドをし始めます。バスガイドと同じです。そんなものに大枚をはたく価値はありません。それくらなら、低山に何回も自分で行った方がいいくらいです。

アイゼンが初めてなら、GWの雪山ではじめ、1年目は丹沢、大雪の後を狙っての低山の一般道、そして、ロープウェーがある山などで、それぞれテーマを持って臨みます。

≪参考≫ 雪山ステップアップのモデルケース例

■ ダメ登山者例

 ・流行りで始める
 ・地図も読めない
 ・コンパスすら持っていない
 ・雪質チェックも出来ない
 ・天候予想すら出来ない
 ・講習会!何それ⁉︎私には関係無い

⇒ お心当たりの方は、講習会に参加しましょう。 

■ 講習会

個人的経験で、大町の山岳総合センターがガチ系です。神奈川の総合センターは岩系のようです。また私は個人ガイドも薦めます。(おススメできるガイド) 

ただ、雪崩れ講習会や雪上訓練は、大手の方が質が良いです。 労山の雪崩講習会は、高額ですが、その価値はあります。山岳会でも雪上訓練をやっていないところは多いので、登山学校を薦めます。公的な機関の方が価格も安く抑えられています。

驚くなかれ、当てはまる人は、山岳会にもいます。山岳会が無料のガイド登山と誤解されてきた歴史は、数年レベルでは効かないようです。

 ・雪山に入山するのに、地形を読む、雪質チェックが出来る、アイゼンワークは当たり前

⇒ 小さい山で始め、適切に講習会に出ていれば、できるようになります。

 ・雑誌やメディアも悪い

⇒ 雑誌は、最近、硬派の岳人がモンベルに買収され、なんと2月号の特集は・・・ロープウェーで登る山・・・没落も良いところです。

とはいえ、何かからスタートしなくては、という場合、ロープウェーで、たとえ登っても、何かをつかんで帰る心意気が重要です。一気に稜線に上がれば、強風、低温、を実感することができます。山がどれくらい厳しいのか、想像力をたくましくして、ウエアリングに対しての感性を研ぎ澄まして来てくださいね。

 ・鵜呑みにする登山者

⇒ 八ヶ岳の小屋の人が話していたのですが、最近、天狗岳に登る人は、硫黄岳を見て、北アの山の名前を言ったりと、はてな~?な方が多数だそうです。 

雑誌の特集で山にきた、鵜呑みの登山者は、服装を見れば分かります。(by小屋バイト経験者)

すると何が起こるか?というと、そのような登山者が多い山には、ベテランは、寄りつかないので(変な遭難に巻き込まれると、救助しなくてはいけなくなる)、山での経験値を上げるベテランとの交流は、できなくなります。

周囲は、自分より経験があると思って見渡しても、周囲にも、鵜呑み系登山者しかいなくなります。

鵜呑みの人は鵜呑みの人としかつるめなくなり、さらに鵜呑み度アップです。そうなると、自分が損します

小屋の人はどうせ言っても聞かないから、と放置しますので、リスクはさらにアップします。

 ・オウンリスクを勘違い

⇒ 山は自己責任ですが、遭難したら自己責任、取れません・・・

 ・感心したままで終わってる方が多過ぎる

⇒ 自分でできることでやれることをスタート。 千里の道も一歩から。

■ パーティ山行のリスク

 ・しんどくても無理して ついていってしまう

⇒ 私はこのリスクを感じます。 

特に男性に女性が一人混じっていると、体力レベルに差がありすぎますので、女性は無理をさせられます。さらに難所も体の大きい男性にとってより、身体の小さい人にとっての方がより難しいです。

女性には「私だってできるもん」という意地が求められています。褒め言葉は「コイツは女じゃない」です(^^;) が、それは私がやりたい登山ではなく、男性との競争を要求されるとゲンナリします。

男性はおおむね、瞬発力があるだけで、持久力は、女性よりありません。 瞬発力があるので、登りでペースアップし、女性をオーバーペースに陥れます。が、長いコースでは、先に男性がバテている・・・はありがちです。

男性側から見ると、女性が遅く、それに合わせている間に自分も体力を消耗して、時間が長くなったためにバテる、となり、女性と男性の組み合わせは、問題が多いと思います。

ペースが遅いメンバーにイライラしますか? それは人間性の課題ではないかもしれません。ただ登山をより深く理解するとイライラしなくなります。最近、私もイライラしなくなりました。

というのは、雑で早い一歩を何回繰りかえてしても、雑さが身に付くだけです。そうではなくて、確実に体重移動した一歩をゆっくりでいいから、正確に繰り返していると、それは、いつかは早く歩ける、確実な一歩になります。雑(リスク多)で早いより、丁寧で遅いほうがうんと良い。

その人は将来パートナーになってくれるかもしれません。雑で早い人は、何回、山に行っても身について行かないので、パートナーになってもらう見込みはゼロです。


 ・強いリーダーの居るところなんかはかえって こうゆうリスクが高まりがちではないか

⇒ そうかもしれません。強いリーダーと言うより、怖いリーダー? 

日本人特有の遠慮がオーバーペースを生み出します。

私が思うには、登りにハイペースを要求するのは、エゴイズムです。将来、高所登山の目論みがあるのかもしれません。 

一般登山なら、登りはコースタイム程度でOKです。 なにしろ、計画もコースタイムで立てていると思いますから、あまり早くても時間が余ります。

逆に下りが遅いほうが危険です。山から急いで退却したい時に退却できない・・・となるから。登りは体力、下りは技術。技術は上げていくことができますが、体力は、100%みんな下り坂です。老いない人はいないから。明日は我が身。

どちらにしても、自分たちの力量に自覚的でいるべきです。コースタイムで、その山に登れないなら、登らなくていいという意味です。

以前天狗岳で、私が2時間で上がる道を4時間かかるというオジサンがいました。でも、その方は良く分かっていて、それで計画を立ててきたのです。小さい山が大きくなって、よりじっくり味わえてよいではないですか。 

  • 今後の事故の有効な回避策を提案
⇒ 本当にそうですね。ただ有効な回避策、きっとないんですよね。


登山は、ヒューマニティを基本とする、という言葉があります。平たくすると、許しあい、です。

私は、不寛容な人間だと師匠には誤解されていますが、そうではありません。人に利用されたくないと思うのは自然なことです。ヒューマニティを口実に、真面目な人を利用する人は、世の中に多いものです。
 
余談ですが、地図を持ってこない人がいた時点で集合口敗退、は、かなり勇気がいる選択肢でした。これも日本人特有の、間違ったことを指摘することを避ける、という心理だと思います。

本当の心の優しさとは、未来永劫にわたって地図を持って行かないつもりの人を連れて行くことでしょうか?それとも、そうした登山は間違っているよ、という指摘をする勇気を持つことでしょうか?

指摘することは勇気も入り、時間もよりかかり、私には何の得もありません。一方、連れて行くだけなら、相手はいい人だと思い込んでくれるし、自分にとって、ついでの範疇で連れて行けばいいので、楽です。どちらが相手のことを思った行為か? よく考えてみて欲しいと思います。

そういう意味のヒューマニティが登山界全体で不足しています。 

今では登山者を怒鳴ってくれた名物おやじはいなくなってしまいました。




2 comments:

  1. まいどです。
    まとめ記事を書いて下さって有難うございます。

    「ただ有効な回避策、きっとないんですよね。」に対しては、私は あると思ってます。
    具体的なコトは私個人は分かりませんが、必ず あると思ってます。

    八ヶ岳には行ったこともないし よく知らないんですけど
    数年前だったか、私のブログに時々コメントくれてたかたが
    やはり悪天候下で、男女二人のチームで、八ヶ岳あたりで亡くなっておられます。
    私の直接の知り合いが その男性のほうだったり、女性のほうだったりを それぞれ直接知っていた
    ということもあって、記憶に刻みつけられてます。

    それもあって、「また八ヶ岳で?」というのが最初の印象です。

    確かに心理的な面での事前の対策は難しいかもしれませんが
    とにかく、「現実的に出来ることを長期的に」やっていく必要があるのではないかと。

    今回の事例に対する直接の参考にはならないと思いますが
    http://www.grand-hirafu.jp/blog/50th/history/2011/04/31.html
    ↑こちらのように現実的に遭難対策されてる事例のなかにもヒントがあるのかもなぁ
    と、今はまだ漠然とですが考えてます。

    もちろん、Kinnyさんの今後の記事を楽しみにしてますし、このブログを読んだ人がイイ影響を受けておられると想像してます。

    お邪魔しました。

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    1. 雪崩れとか、自然の驚異に関しては、対策があると思うんですよね。 そういうのを全部ブツして行って、最後に残るのは・・・心理学。

      男性パーティに女性が混じると、雪崩に遭うリスクが高まるそうで、それは、男性は良いところを見せたいと思うから、だそうです・・・

      長期間にわたって、信頼関係を築ける、互いに命を預け合える信頼できる関係が必要ですが、その必要性を認めない人が大多数なので、なかなか難しいです。 お互いの心理的な弱点を知りあっている間柄ってことですね。 

      ということは、遭難防止にはチームビルディングの理論のほうが、登山の理論より役立つのかもです。

      平たい言葉で言えば、友情を深め合うことですね。

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