最近、ちょっと思うのですが、もしかして、あんまり早く成長しないでいいんじゃないか?
山は、プロセスが楽しい。
なんというか、先輩たちの様子を見ていると・・・山での楽しさと登る能力は、そう深く関係がなさそうな気がします。
むしろ、初心者としての新鮮な眼差しで、長く山を愉しめるほうがいいのかも・・・。
6000mくらいのデナリとかアコンカグアとかの超高所登山やビッグウォールなんかも経験したような、ビッグな山ヤさんの手記などを読んでも、膝を痛めたりして、ハードな山に登れなくなってから、「雨の山も楽しめるようになった」などと書いていたりする。
え?それまでは雨の山を美しいと思わなかったの?とこちらが驚いてしまう・・・けれど、どうも、若いクライマーは、野心に心を奪われているので、岩の間に咲く花には、あんまり興味がないものなのかもしれない。
山のご褒美の花や空の美しい景色、立派な木の様子、それに山で出会う動物たち、なども、どちらかというと、登ったという達成感に、かき消される運命にあるようです。
しかし、考えてみると、そういう登り方は私らしくないのかもしれない。 キレイだな~とご褒美にありついていたら、苦しさを忘れて、いつの間にか山頂、っていうのが山なんだからな~。
■混雑を避ける山
一般に山岳会に来る女性っていうのは、夏山の一般ルートで、少々困難な岩稜帯などに連れて行ってほしい・・・という人が多いのかもしれません。
でも私はそんなタイプでは全くありません。 夏山の一般ルートは自分でも歩けるようになってから来た。
とりあえず、そこらへんは山ブームが落ち着いて、槍ヶ岳に登るのに行列3時間待ちなどの人気が解消されてからでいいかな~。どうも、先週末はそんな渋滞だったらしいです。そんな時代は来なかったら、もう一生登らなくてもいいってくらいかもしれません。
富士山に出かけたのも、御坂山岳会なのに富士山を知らなかったら、まずいよな~って思ったからです。
3連休は、どこも大混雑で、北岳バットレスも大渋滞だったみたいです・・・よかった、行かなくて。
私は混雑と渋滞は、大都会でさんざん経験したので。山でまで混雑は・・・。
■ 花
今回の餓鬼岳では、わたしにとっては、2つ目新しい花がありました☆
シラヒゲソウ |
丸くて、ころんとした葉です。絵に描きたくなりました☆
はっぱが丸い。
シラヒゲソウは、湿った場所にしか咲かない。
花のどアップ |
キツリフネ |
これは前から知っていたけど、トリカブト。なんでこんな形になったんだろう?
この二つは両方とも食べれたけど、どちらかがおいしくて、どちらかがおいしくない。けれど、どっちがどっちか忘れてしまった(笑)
今年は紅葉はハズレみたいで、紅葉になる前に、もう草も樹木も枯れ始めていた。
夫が頑張って、星空の写真を撮ってくれたみたいです。
満天の星空。
お星さまは撮るのがとても難しい・・・
月が出る時間が遅い夜がチャンス。
だけど、そこまで時間を調べて、出ないので、いつも出たとこ勝負になる。
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