行きたいところって、実は〇〇山っていう固有名詞ではなく、そのルートが持つ性質で、その場所に魅かれるものなんだな~と思っています。
固有名詞で行きたいところがリストにできたら、いいんだけど、今のスキルで、〇〇と言う目的で行くなら、〇〇、という山の決め方をしています。
去年の今頃、東沢釜の沢の講習に行ったのは、初級の沢&近所、であるからで、釜の沢であるからではありません。奥秩父縦走は、体力をつける山が必要な時期に来たからです。厳冬期の鳳凰三山はロングルートで体力UPのため。
つまり
- 地理的位置づけ(甲信地方に住んでいる)
- スキルレベル (入門山ヤレベル、雪山入門は終って初・中級)
- 興味 (山旅志向)
が行く場所を決めました。
とりあえず、山域を知らなければ、ピークハントに一回行けば、アプローチや駐車場を探すので、道に迷うことはなくなります。
■ 好奇心
興味がある、というのが大前提。餓鬼岳は今度行きますが、餓鬼岳小屋にお泊りです。これは、私は
至れり尽くせりの近代的な小屋はあまり好きになれないが、小さな個性的な小屋は好き
だからです。小屋泊で興味があるのは
・船窪小屋
・朝日小屋
・丸川峠小屋
です。 マナスル山荘と馬の背ヒュッテは最近経営者が変わったので、立ち寄りがてら、見てみたいなと思っています。
山小屋での生活って、とても不便なので、現代から過去にタイムスリップする効果があります。今享受している利便性に感謝することができる貴重な機会です。
■ご近所系 行きたいところリスト
八ヶ岳 初級バリエーション (先輩歓迎!)
マイナールートの開拓 (同行者歓迎!地図読める人)
マイナールートの初級岩 (先輩歓迎!)
ロングラッセル系雪山
昇仙峡 探検 (かなり秘密盛り沢山な山域です!藪っぽい探検好き歓迎!)
奥秩父 沢と沢下見用縦走 (初級の沢に興味がある人 地図読み力低くても問題なし)
南ア前衛 ロング縦走 (体力が要ります (笑))
初級沢 (先輩歓迎)
マイナールート (地図読めること)
大菩薩 積雪期縦走と沢開拓 (同行者はいてもいなくても・・・)
御坂 ホームベース化 (全然秘密がない山域です。同行者はいてもいなくても)
富士山 マイナールートのハイキング (山麓が良い山域です。仲良くハイキング、な山)
■遠征系 行きたいところリスト
北ア 初級のアルパインと縦走
南ア奥地 開拓用のピークハントと縦走
中ア 開拓 ピークハント
谷川岳系 初級雪山 ピークハント 初級の沢
■岩系 行きたいところリスト
小川山 スラブ、クラック、初級のショートピッチ
三つ峠 マルチピッチの練習
十二ヶ岳の岩場 マルチとショートピッチ 習熟
基本的にエンジョイクライミングでお願いします。ギリギリ系はイラナイ。心穏やかにチャレンジと癒しを混ぜつつ、登れるところ。
■ 一般ルート、一般縦走の位置づけ
一般ルートでの縦走やピークハントというのというのは、位置づけとしては、
初めてその山域に行くときに、山の概念を知るための山行
という意味なんです。なので、知らないところに行くのが前提ですね。
大体こんな感じです。
- 一般ルートでのPHや縦走 → 山の概念を大まかに知る 初めての山と顔見知りになる
- マイナールート → 山のホンネを知る始めの一歩
- 岩 → 山の別の表情を知る
- 沢 → 尾根だけではない山を深く知る2歩目
- アイス → 山の別の表情を知る
上から下へ行くにしたがって、易→難の流れになります。
岩と言うのは、山の男性的な顔を知ることになります。けれど、沢は山のお人柄に例えると、女性的な面を知ることになります。沢ができると、山の色々な面が広がること請け合いです。
陰と陽でいうと、
尾根→ 陽
沢 →陰
と言う感じ。凹凸で、凸が尾根で、凹が沢。
沢はいいですよ☆
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