登山を始める前は、コンビニとは無縁な生活を送っていました。
なので、コンビニについて無知です。 今でも一人で登山をしていると、コンビニには、立ち寄らないで済んでしまうのです。
が、一般的には、現代の登山にはコンビニが欠かせません。
となると、コンビニで何を買うか?が次に問題になります。
コンビニでは、加工食品がメイン食材…となると、その中身の吟味が課題になります。
結論から書くと、
コンビニに寄るなら、できればセブンイレブン
以下の品目は購入可とすることにしました。
- サトウのご飯
- 超熟 敷島製パン 敷島製パンは、イーストフード、乳化剤無添加 Pasco
- セブンおいしい食パン
- トップバリュ 卵スープ
- セブン カステラ
- 清水 さんま醤油味つき
- 素材そのままシーチキン
- 甘栗むいちゃいました
- 井村屋 しっとり甘納豆
- 井村屋 練り羊羹
- トロピカーナ りんごジュース
- 伊藤園 一日分の野菜
- カゴメ 野菜一日これ一本
- おーいお茶
- モンカフェ
- 缶コーヒー ブラックボス
- 桃屋のつゆ 化学調味料無添加
- ハーゲンダッツ
- 乾物
- ナッツ類
- パン類: あんパンは食品添加物が比較的少ない
- おにぎり類 セブン こだわり米の塩むすび、たらこ以外のしゃけ、梅、ワカメ
- セブンプレミアムは、できるだけ添加物を少なくしているのが特徴。製造者表示がある。
http://www.yoshiizaimu.co.jp/blog/2010/06/post_262.html
■近寄るべからず、食品
- ハム類
- 揚げ物 過酸化脂質
- その場で調理しているもの 弁当、揚げ物、おでん類、サラダ類
- 山崎製パンのパン類
- 基本的に油を多用したもの
- サンドイッチ類
昔からハム類、ソーセージ類、漬物類は、食品添加物が満載であることで知られています。プリンハムって言葉もあるくらいです。
ちゃんとしたソーセージは作ると、とても高価にならざるをえません。が、知り合いのベルクさんで販売しています。奈良田に工場があるのだそうです。
また揚げ物は、酸化が激しいので、パスが良いです。自宅の方が良い油で揚げていると思います。鳥のから揚げなら自宅から持って行った方がいいかも。から揚げくんは却下ですね。
山崎パンは知りませんでしたが有毒な臭素を使っている唯一のパン製造業者です。企業姿勢が問題ですね。
■ ダブルチェックも大変です
この本を参考にしました。 アマゾンで、ひどくこき下ろされている本です。なので、ちょっとその根拠を調べました。
著者がしている指摘が科学的でないという点です。そこで、著者が否定している添加物について、数点取り上げ、その安全性の成否をネット検索で得た情報で判断です。ネット情報は、安全性について公平に書いてあるとは限らない点も要注意。
グリシン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%B3
亜硝酸ナトリウム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%9C%E7%A1%9D%E9%85%B8%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
ニトロソアニン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%BD%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%B3
クチナシ黄色色素
http://www.kiriya-chem.co.jp/tennen/kuchinasi.html
コチニール色素(カルミン酸色素、カルミン酸、コチニール)
スペイン南部や中南米のサボテンに寄生するエンジムシというカイガラムシ科の昆虫の乾燥体から水やアルコールで抽出して得られます。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/shokuten/chakushokuryo.html
臭素酸カリウム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AD%E7%B4%A0%E9%85%B8%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
たとえばグリシンはこの本では否定されていますが、自然由来ですし、みたとこ問題なさそうです。でも、グルタミン酸も昆布に入っている自然由来のものですが、過剰摂取すると気分が悪いですよね?中華料理店症候群 はよく知られていますし、私も頭が痛くなります。
料理のおいしさでいえば、塩は”海の精”はおいしいですが、化学的に合成された塩は、おいしくないのが分かりますよね?どっちも化学式はNaだけど。
だから、たぶん、還元主義的な考え方は食品には使えないのです。同じだろうと思っても、違うんです。頭で考えている限りは、食品の安全性は分からないのです。
カップヌードルもおいしいときと、ひどく胸焼けして気持ち悪いときがあります。悪いのはたぶん、古くなって酸化したんでしょう。
■ MSDS
有名な、『食べてはいけない』は大論争を巻き起こしました。当時、私は世界トップクラスの化学原料会社にいたので、プロと同席してこの論争を眺めたことになりますが、一般の人は高校レベルの有機化学も知らないので、プロの目からみると、論点がずれていることも多かったようです。
おかしなことは、食品添加物を製造販売しているのは、化学会社である、ってことです。もう食品じゃないんですよ。
で、添加物は食品じゃないので、”安全性データシート”(MSDS: material safety data sheet)という国際的に規格化された検査書類の対象です。
そこに、ラットの試験だの、発がん性だの、BODだの様々な物質の特性が書かれていて、これは法律で提出が決められています。使用量も使用法も厳密になっているんです。つまり、薬品と同じですね。
それで、MSDSで判断され許可される物質の、安全性の基準については、日本の法律は世界一厳しいです。海外で認可されても、日本で認可されないことは多いです。
しかし、食品安全性について、頭で考えていても、決して結論は出ないような気がします…
食品は食品として考えないといけないんです。各成分として、ではなく。
ーーーーーーーーーー許せるラインココ。戦前・戦中世代
たとえば、色素の害は昔からよく知られていますが、スーパーで買う野沢菜などに添加されているタール色素は石油由来です。石油、食べたいです?いくら安全であっても石油はねぇ… 自宅で石油入れませんもん。それに道の駅で買う、長野の名産品としての野沢菜には、そんなの入っていません。
ーーーーーーーーーーーーー許せるラインココ。一般人。
ーーーーーーーーーー許せるラインココ。 アトピーっ子。
クチナシ色素は昔から栗きんとんの色付けです。栗きんとんって、栗っていいながら、半分はサツマイモですが、芋はほっとくと黒くなるんですよね。それでクチナシを使うのですが、クチナシくらいでガタガタ言っていたら、カレーの黄色はターメリック、つまりウコンの黄色で、カレー食べれないですよね?パエリアだって、サフランで色付けされていて、こそパエリアですし。サフランは味の決め手でもありますし、高価です。むしろ健康成分として注目です。
ーーーー許せるラインココ。 2000年以降のアトピーっ子。
という具合に、食品の安全性を考え始めると、食品色素なら色素、増粘多糖類なら増粘多糖類、酸味料なら酸味料、と項目別に、”自分なりの許せるライン”を作っていかないといけないのです。
イチイチ、そういうことします?
私はしますけど、それはアトピーが悪化するからです。強い身体をもっていたら、私だってしないでしょう。
昔の人は体が強く、多少の異物も平気ですが、子供、孫世代になるにつれ、アレルギーは深刻です。アレルギーは一種の現代病なんですよ。親の世代のツケが子供世代に回っているってことなんです。
で、結局こういう本を読んでも、書いてあることが、本当かどうか、チェックしないといけない。ネットで、Google検索ができる時代になっても、2~3時間はかかります。本来は、その手間を省いてくれるのがこうした本の役目ですが、本の内容が賛否両論に分かれると、本を信用するかしないかを自分で判断しないといけなくなります。
現代人として生きるのも大変ですね(^^;)。
■ 感性で食べよう
大事なことは、”品質を下げて、儲けが多いものを売りたい”という企業から食品を買わないってことです。
そうしないと、正直者が馬鹿を見る社会になってしまいます。
本質的に問うべきは、食品に対する姿勢です。企業になると、儲け第一主義のところはダメです。マクドナルドは、今期、大きく業績ダウンだそうです。
でも、もちろん、企業HPに”わが社は儲け第一主義です”とは書いていないし、ブラック企業がブラック企業です、と言うこともないです。
それに、一般にどの企業が消費者のことを考えた良い企業で、どの企業がそうでないか?まで調べながら、お買いものするのは、大変です。現代社会は複雑ですね。
私は、仕事で市場調査をしており、そうしたことを仕事でしていましたので、桃家、ヒガシマル、テンヨ、の3つを調べてみましたが、だいぶ企業姿勢がうかがえるな~と思いました。
大企業が悪くて、小さい企業が良いと言うことはなく、やはり中身を調べないといけないと思いました。
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