私は思うのですが、技術情報で一番信頼がおける情報というのは・・・ギアの取説ではないか?と。
ギアの取説、言葉はないのに、そのギアの使用で既に知られているリスクや、間違った使用はあらかじめイラストで描いてあります。
そのイラストを見て、理解するのは難しくない。見て知った内容を、応用するのが難しいのかな?
以下は、全部アルテリアの ペツルジンアクセスの取説から切り抜きです。PDFで資料は配布されているので、PDFから画像を拝借しています。
http://www.alteria.co.jp/download/pdf/ifu/M_ANGE_SPIRIT_DJINN.pdf
私が机上講習が必要だと思うのは、このように画像が必要だからです。山で絵を見て説明できない。
■ カラビナはメジャーアクシスでしか使ってはいけない
メジャーアクシスで使いましょ! |
■逆クリップしてはいけない
逆クリップはいけない |
逆クリップしてはいけないへGO!
■固定側を上(ボルト側)にしてはいけない
固定側は下 |
■ 凸では、岩角にゲートが当たり開いてしまうことがある
岩角にゲート |
■逆クリップは良くない例2
スリングのねじれ |
■ メジャーアクシスで使いましょう、の例
長いスリングのヌンチャクが必要な事例
長いスリングが必要な時 |
というわけで、クイックドロー(ぬんちゃく)については、そんなに覚えることが多いわけではない。
取説は、素晴らしい☆
私のジンアクセスは、ドッグボーン(間のスリング)の剛性が高いので、捩じれるリスクは低いです。
捩じれるカラビナを持っている人は、クイックドローの向きについて、より注意深く意識的でいる必要がありますね。
← 細いダイニーマのスリングのヌンチャクは
よじれる
というリスクがある。
でも、アルパインヌンチャクなんて、カラビナとスリングを結束しただけで、ぐるぐるよじれるのですから、
使う場所、状況に合わせて使う器具を選択する
のが良いのかもしれません。
立木 ⇒ スリングとビナ
ハンガーボルト ⇒ ヌンチャク
No comments:
Post a Comment