最近、無名尾根でも自分でルーファイして歩けるようになりました。パチパチ☆
なので、最近ワンランクレベルアップしました♪
が・・・最近買った 『藪岩魂』 をパラパラめくりながら思うのですが…これは完璧に先輩に騙されたんではないか?と…
だって、藪ルートって…”全然、山初心者向きじゃない”(笑)。
私たち夫婦は、そもそも 「ピッケルの使い方おしえてくださーい」とお願いしたんですケド…
そしたら、「ピッケルより先に読図でしょ!」って言われたんですが…
読図は重要だけど…その中身が… 誘導された先は、藪尾根…(汗) そこが違ったんですねー(^^;)。
いやもう、名の無い尾根を一人歩きできるようになったからいいけど…絶対、騙されたと思いますね~。
だって地図読みして藪山を歩くって上級者の山です、キワモノです。
■ My地図読みヒストリーを振り返ってみる…
というわけで、ああ、騙されたな~もうっ!ってわけですが、地図読み、みんなもマスターしたほうが良いと思います。
で、どういうプロセスをたどったか検証。 地図読み講座に出たのは、数えてみたら3回だけでした。
一番勉強になったのは、中津森。 どこを歩くか?という作戦を立てる考え方が教えてくれた人と同じであると言う確認ができ自信が付きました。
あとは、自分たちで行く山で、ときどき、力を確認しています。
2012年 3月 鍋倉山 ルーファイの練習 牧峠
2013年 3月 白川郷 スノーゲイン オリエンテーリングの大会
なんか真面目な登山者のワタクシは
「登山の基礎は地図読みです」
なんてのに、コロッと騙されていたような???
だって、道迷い遭難の原因は地図が読めないことではなく、登山計画自体を立てないことにあり…、それは私たち夫婦のような自分で山に行ってる人には全然当てはまらない…。
だから、もしかして、最初から、遭難候補には私たちみたいなのは入っていなかったんでは?
ピッケルより、地図読みでしょ、と指摘され、素直に「そうか」と取り組み始めて1年・・・、もう地図読みできるようになりました。
色々考えると、未知のルートを取ることの精神的障害は、敗退の手段がないこと、です。地図が読めないことではなく・・・
だってオリエンテーリングの大会に参加したら初参加2位でしたので、結局コンパスや方向感覚の問題ではない。
結局、地図読みって、何が問題だったのか…?
私には、地図が読めるかどうかってよりも、未知のルートを取った場合、行き詰まった場合に敗退出来る技、敗退できる確信が必要だったんです。つまり懸垂下降の技ですね。
だから私にとっては、藪ルートを歩くのに必要な技は、地図読み山行ではなくて、懸垂下降の練習でした。
しっかし、先輩には騙されたよなぁ… 地図読みして道もない山を歩くなんて、上級者の愉しみじゃん。
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