■ 講習会はもう終わり
私は講習会に出たりしているので、熱心な登山者と言うことで、時々先輩の方々に褒めてもらったりしますが、正直言って、それは少々誤解です…(でもまぁ褒められたらうれしいので、そのまま誤解されっぱにしています…)
実は講習会に出るようになったのは、ちょっとした偶然です。
■ 経緯
山梨に来た
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暇ができた
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山梨でやれる有意義で楽しいことはないか? (いろいろ試した…ワインとか編み物とか…どれも続かず山だけ続いた)
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週末は登山に行きましょう☆ To 主に八ヶ岳の雪山…
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ステップアップ中・・・(1~3年目)
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自分ではいけない山も出てきた(主に雪山、ルーファイが課題で)
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山梨管内で「教えてください」と言ったら 「しーん…」だった…(汗)
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では代替え案を…東京の登山学校の門をたたく・・・
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山岳総合センターの1年のリーダーコースに合格(合格も何もないんですが一応選抜があるので・・・)
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なんだか期待と異なり、途中棄権… 6回目で・・
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棄権したあと残っていたのは、冬山の基礎 & 雪洞泊(2泊3日) だったので、それと相応のものを自分で用意
・気象 → 猪熊予報士の気象講座
・危機管理 → 雪崩講習会
・実践 → 谷川岳雪洞泊
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現在に至る…
って感じです。 なので、最近出かけた講習会は自分で講習の穴を繕うための行ったものです。
全体からみるととりあえず、雪崩講習会をきちんと受けたことで、フルフレッジの講習完了って感じ?
とにかく趣味で命を落とすことは嫌なので、自己防衛した結果です。
■ カリキュラム
参考になるのが、カリキュラムです。 たとえば、大町の山岳総合センターではこういうカリキュラムです。
1)基礎技術 装備・ ロープワーク 10,000円
2)雪上技術講習 ピッケル・アイゼンの使い方、テント泊、雪上ロープ ワーク 22,000円
3)雪上技術講習Ⅱ ピッケル・アイゼンの使い方、ビバーク技術、雪上ロープワーク 10,000円
4)基礎Ⅰ(夏山) 登山の基礎や読図・気象・生理学(座学)10,000円
5)危急時対策Ⅰ ロープワーク、危険箇所の通過技術、岩登りの基本と懸垂下降、ビバーク技術 18,000円
6)危急時対策Ⅱ ロープワーク、危険箇所の通過技術、岩登りの基本と懸垂下降、ビバーク技術 10,000円
7)基礎Ⅱ(冬山) 冬山登山計画の立て方・装備・気象・雪崩対策 (座学) 10,000円
8)冬山講習 冬山の基礎技術・歩行技術、テント泊・雪洞泊・雪崩対策 30,000円
9)修了講習 リーダーコース生の実技確認登山 13,000円
総額 13.3万円のコース、ということになります。
講習費用以外に装備代が大抵の人にはかかるので(ヘルメットやハーネスなど…)、+10万円くらいはかかります(汗)。
■ まっとうな登山者として知っておくべきこと
これで分かるのは まっとうな登山者として何を知っておかないといけないのか?です。
雪山 = 気象、装備、雪崩対策、ピッケルアイゼンワーク、テント泊、ロープワーク
夏山 =気象、読図、生理学、テント泊、ロープワーク(岩登り)
ちなみに夏山実技はありません。夏山は自分で行けるのが普通なので。
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