Saturday, February 1, 2014

黒部の太陽 みました

今日は、早起きができず、山に行けませんでした・・・(笑)

明日より今日の方がお天気がまだましなのはわかっていたのですが、なかなか難しいですね~土曜日は。

明日はお天気があいにくで、山ではなく町でゆっくり過ごす日になりそうです。なかなか夫と今年は出かけられていません・・・2月なのに暖かくて困ってしまいます(^^;)

■ 黒部の太陽

DVDの『黒部の太陽』を観ました☆


いや~ホントに大変な工事だったということが分かりました。 私は登山は、山梨にいるから・・・というのが理由なので、近所のお山のほうに興味があり、黒部について、いわゆる山男たちが持つ憧れと言うのは、まだよく理解していません。

冬の黒部縦断は、山男のステータスだったのだそうです。実際、雑誌にピオレドール賞を取るような登山家の黒部縦断の思い出が掲載されていたりします。そんなすごい山だったらしい黒部・・・ダム建設の話が持ち上がった時に、「ここにサンダル履きの観光客が来るんだぜ・・・」と反対派の主人公が漏らすのですが、その反対の人が陣頭指揮を執るトンネル工事・・・最後のシーンではそのサンダル履きの人がダム湖の淵を散策している姿と登山姿の主人公が重ねてえがかれます・・・

複雑な心境・・・ これ以外にも、色々複雑です(^^;)。

複雑その1) なぜか反対派の張本人が陣頭指揮を執ることになる破砕帯のトンネル掘削

複雑その2) トンネル掘削のために兄を犠牲にした憎むべき父親が、背を向ける土方たちを
         前にして(新たな敵)、敵ではなく見方になってくれる

複雑その3) トンネル反対で一致したため惹かれあった恋人同志なのに、トンネル実現を
         もって絆を深めてしまうこと

複雑その4) トンネル貫通日=娘の死の日、となる北川さん(><)

複雑その5) 安全第一を目的に慎重を帰して工事をしたら、死亡事故の責任を追及される

複雑その6) 妹の死に目に間に合わすために行われる姉の挙式

複雑その7) 子供の死を悔いながら死んでいく親、実は自分が死に追いやった子供

複雑その8) トンネル工事に命を懸けるほどの情熱を注いだオヤジさんは、貫通のお祝いでひとりぼっち

などなど・・・

脚本がすばらしい映画でした。

いや~人間生活って複雑ですよね。 映画では、断片を描くので、黒部の工事はホントに大変だったのだろうなぁと。

どうでもいいですが、ブルース・ウィリスの『ハルマゲドン』で掘削するシーンが出てくるのですが、それを思い出しました。


≪くろよんスピリッツ≫
http://www.kepco.co.jp/insight/content/close/closeup130.html




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