Tuesday, February 11, 2014

八人山、山崎石、オオムラサキ

■ 八人山

今日は大雪3日目、実は寝坊して、八人山に行く予定が明日に延期になりました。

八人山は、我が家の裏山、愛宕山の隣の山です。 『バリエーションハイキング』にも載っている立派な(?)藪山ルート。



 以前、ここは採石場の跡がある、という話を読んだことがありました。

ちょっと調べてみると、

         甲府山崎石(やまざきいし)

と呼ばれる高級墓石なのだそうです。 別名

         甲州小松石(こうしゅうこまついし

というそうです。 甲府なのか、甲州なのか突っ込みたくなりますね(笑)。

私は山梨に来るまでは、山梨市と甲州市と、甲斐市は、全部エイリアス(別名)に感じ、要するに山梨でしょ、と思っていましたが、甲府に暮らすと、甲州市と甲府市は違うなぁ・・・と分かるようになりました。が、外からの人には全部甲斐の国の意味で一緒ですよねぇ・・・

私だって、「甲州」と聞けば最初に思うのは、ぶどうの種類ですもん・・・

とりあえず、この石は安山岩で、高級石材で、用途は墓石、そして230万年前のものです。

私は個人的にお墓や葬式には一切関心がなく、お墓なんかいらない派ですが、お墓欲しい人は欲しいみたいですもんねえ・・・死んでからのことを心配する気持ちは全然分かりません(ごめんなさい)

山梨には他に

 甲州鞍馬石
 塩山みかげ

があるのだそうです。この辺、石屋さんよく見ます。

安山岩なので、火成岩、つまり、火山が作った石ですね。この辺よく火山帯があります。黒富士もそうでした。(なのに温泉は少ないんだなぁ・・・)

山梨は、岩登りをする人にはクライマーズパラダイスなのではないか?と思える場所です。

昇仙峡のあたりも奇岩が一杯です。(今ではもう木が一杯生えちゃったみたいですけど・・・)

さて、My隣の裏山の、この辺は、くぬぎーこならの入会地で、実はオオムラサキの隠れた生息地だそうです。 6月ごろにくれば、飛んでいたりして・・・

そういえば、前に散策していたときに出会ったのは蝶を追いかけている人でした。

私は動植物に関しては、あんまり採取を目的に山に・・・というのはありません。

若いからでしょうね。私たちの世代は、『沈黙の春』の世代なので、自然から恩恵を得られるとは発想できないのです・・・自然というのは、守るべき対象、とインプットされてしまっています。

■ 地質

ネットサーフィンしていたら、こんな地質図を発見しました。

































http://www.hp1039.jishin.go.jp/kozo/Yamanashi8/3-1-1-2.htm より引用

甲府盆地は当然ながら堆積地なので、地質は色々だろうなぁ~、家を建てるには不向きだろうな~と
色々考えていましたが・・・ホント地質は色々ですね。

私たちの大阪の家は上町台地に建っていて、とりあえず頑丈な岩盤の上です。大阪は海に近いので、地盤が緩い・・・ので考えて買いました。

山梨では360°山なので、大阪とくらべ地盤の構成が少し分かりにくいですね。大阪だったら、やっぱり海側は下町だし、地盤のしっかりした場所は山の手です。

これをみると、我が家がある愛宕山付近と、となりの兜山あたりでも、もう地質が違うようです。

明日は、雪洞泊キックオフ日のため、山は小粒のしか行けそうにないし、クライミングジムに行く日にしているんで、またラッセルの山は後回しに・・・

しかし、明日は大快晴になりそうで惜しい日です・・・





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