Wednesday, May 28, 2014

今度はシングルロープの購入検討中…

■ ダブルは欲しいロープが分かっているんだけど…

ルートに出ると必要なのはダブルロープ。今の時代、買うなら60m、ということで、ダブルの60mは、そろえるつもり。買いたいのも決まっています。

ただダブル2本だと、先日小川山に行った時のように、帰りに、トップロープで難しいのを練習したい、という時に困ります。初心者に必要なのはトップロープの安全性。 ヘタレでスミマセン・・・(^^;)

ダブルロープ2本ではトップロープを張れない。それで、外岩ではシングルもあれば、助かりますよね。

シングル一本、ダブル一本でもマルチは登れますし・・・。

■ クライミングウォール(人工壁)の練習

小瀬の認定証を取得したので、クライミング練習会を誘えるようになり、たくさん来てくれ、総勢6人♪

となると、認定証があっても、ロープを借りっぱなしだと、ちょっと不便ですね。

小瀬の人工壁では、私はハングが越えられず、結構バンバン落ちるので、墜落に強いロープが良い・・・ということになり、ちょっと用途が外岩とは違います。外岩は落ちないですので。

で、シングルは価格が高いので・・・さらに人工壁だと、そんなに長さは要らない。

となると、短くて太いロープでもいいのかもしれません。練習用にVertex買えばよかった…。あの時、8000円の価格に目がくらみそうになりました…(笑)が、まだ一人で練習には行けないし…と思い返して辞めたのでした。直感には従うものですねぇ。トホホ。

そんなこんなでシングルはダブルよりも買い物が難しく、結局、本番用軽量シングル1本と、練習用シングル1本が必要ということに・・・

となると、ロープはダブル2本を入れて、合計4本必要?!となりますが まぁ、一般的にそこまで何もかもを自分でそろえる必要はなく、一緒にいく仲間と分担できるのです。 基本は、節約してダブル1本、外岩1本が最初でしょうか・・・。

優先順位で行くと
 1)外岩用ダブル1本
 2)インドア用 練習用シングル1本
 3)本番用シングル1本
 4)ダブル1本

外岩に使えるものはインドアに使えるが、インドアで使うと消耗が激しい…
インドアに使うものを外岩に使うとロープの外皮が大変痛む… インドア用はコーティングされていないのです。

というわけで、シングルは用途をまとめることができず、あっちを立てればこっちが立たず、と、どっちをどっちに使うか?とっても悩ましいです。

どちらにしろ、自分だけで外に行くということはないわけで、周囲が何を持っているのか?というすり合わせも必要ならしいです。自分だけ60mを持っていても仕方ない…という話もある。

最後のダブルは自分が先輩となり、初心者を連れて行くという場合にお祝い的に買うべきものなのかも…まぁ当分イラナイ。

となります・・・ 全部そろえると、ロープだけで支出5万円くらい行きそうですし・・・(汗)

■ ロープの概要

ロープには何種類かあります。

・スタティックロープ → お助け紐用途
・ダイナミックロープ → クライミング用途
              ・シングル → トップロープ用 つまりスポーツクライミング用
              ・ダブル  → ルート用。アルパイン用。
              ・ツイン  → ルート用。アイス用。

それ以外にも

・インドア用 → コーティングなど防汚処理不要
・アウトドア用 → 防汚処理必要
・アイス沢用 → 防汚処理、防水処理必要

・墜落多い → 耐墜落回数が多いほうが有利
・墜落少ない → 耐衝撃荷重が小さいほうが有利

インドア用のロープを外で使うと痛みが多いし、アウトドアではインドアほど墜落しません。しかし、一旦墜落すると、とてもシビア。

というわけで、ロープ選びも、用途を絞らないと大変です。

私はまだ、初心者なので、初心者同士での練習用途で欲しいわけですが…。いっぱい落ちるのかなぁ・・・(不安)

インドア&アウトドアのシングル、スペック的に矛盾する・・・ 基本的にアウトドアにも使える汎用性の高いシングルで耐墜落回数が高いもの、が欲しいかもしれない…。

でも、バンバン落ちる、かもしれない…  悩ましいです・・・

■ 候補のロープ

① BEAL(ベアール) 10mm ユージ エコ  定番?
ボビン数:40
衝撃荷重:8.0kN
耐墜落回数:6回
重量:63g/m

②テンドン クライミングロープ アンビション 10.2mm
耐墜落回数:12-13回
最大衝撃荷重:8.0KN
防水加工:コンプリートシールド(表皮と中芯の防水加工)
PSC、UIAA、EN規格適合ロープ

③BEAL(ベアール) 10mm タイガー ユニコア ドライカバー
ボ ビ ン 数: 48
衝 撃 荷 重: 7.6kN(ベアール保証値:80kg/落下係数:1.77)
重     量: 61g/m
耐墜落回数: 7回(ベアール保証値:80kg/落下係数1.77)

④MAMMUT(マムート) 10mm ギャラクシー スーパードライ
●衝撃荷重:9.2kN
●重   量:66g/m
●耐墜落回数:8-9回
●伸 び 率:7%

⑤マムート/ヴァーテックス
【シングルロープ】
耐UIAA落下回数/8-9回(80kg)
太さ//10.0mm
重量(1m/g)/67g

⑥EDELRID(エーデルリッド) パイトン50m
スポーツクライミング用。サーモシールド処理でしなやかなロープです。Thermo Shield(サーモシールド)柔軟性加工です。
▼ 重さ
64g (m/g)、約 3200g
■ロープ径: 10.0mm
■使用タイプ: シングルロープ
■重量: 64g(m/g)
■外被率: 38%
■耐墜落回数: 7回
■衝撃強度: 8.9KN
■伸長率: 9.1%

⑦EDELWEISS(エ-デルワイス) オーフレックス 10.2mmX50m
2009年ドイツのクライミング雑誌「CLIMB」が発表したスポーツクライミング(インドアクライミングも含む)用の各メーカーのロープを対象に、「ビレーデバイスとの相性・フィーリング」、「カラビナにクリップのし易さ」、「ロープの摩擦による損傷の度合い」の3項目についてテストを行った結果、最高の評価を受けたシングルロープです。
▼ 重さ
約3250g(65g/m)
▼ 素材
ナイロン
▼ 機能・特長
■用途: アルパインクライミング・スポーツクライミング・オールラウンド
■コアがヘリコダイル・ブレイドシステム(螺旋状)。特殊構造のコアにより最もフィーリングの良いロープに選ばれました。
■フォールテスト: 8回
■インパクトフォース: 8.2KN
■伸び率: 9.5%

⑧Edelrid イーグル 9.8mm9.8mmのオールラウンドモデル。
最高級のトリートメントが施され、軽く、ハンドリングも最高です。

ロープ径:9.8mm
重量g/m:63g
落下テストパス回数:7
衝撃強度:9.4KN
伸縮率:7.6%

コピペですので書式の乱れはご容赦ください。

■ ロープ選びの基準

1)UIAA耐墜落回数が多い方がよい
2)最大衝撃荷重の値の小さい物がよい
3)防水(シールド)加工の有無と種類(加工なし、表皮、表皮と中芯)
4)しなやかさ

1)PSCマークの有無
2)UIAA安全規格への適合
3)EN規格への適合

参考サイト: http://item.rakuten.co.jp/yoshikip2/c/0000001538/


■ 比較します・・・

①BEAL10mm ユージ エコ  衝撃荷重:8.0kN(2位) 耐墜落回数:6回
②テンドン アンビション 10.2mm 耐墜落回数:12-13回(1位) 最大衝撃荷重:8.0KN(2位)
③BEAL10mm タイガー ユニコア ドライカバー  衝 撃 荷 重: 7.6k (1位)  N耐墜落回数:7回
④MAMMUT 10mm ギャラクシー スーパードライ 衝撃荷重:9.2kN  耐墜落回数:8-9回 (2位)
⑤マムート/ヴァーテックス 耐UIAA落下回数/8-9回 (2位)) インパクトフォース(kN) 9,4
⑥EDELRID パイトン  耐墜落回数: 7回 衝撃強度: 8.9KN
⑦EDELWEISS オーフレックス 10.2mm フォールテスト: 8回(3位) インパクトフォース: 8.2KN (3位)
⑧Edelrid イーグル 9.8mm 落下テストパス回数:7 衝撃強度:9.4KN

うーん、なんかエーデルリッドとか、有名なロープを買いたくなりますが…

やっぱり無名ではありますが②テンドン優秀。 ③ユニコアは外岩向き? ヴァーテックスは意外に、落下回数多くはない。でも、8000円で買えるってすごいよな~。

■ 50m?60m?

あとは、ロープってホント重いんですよね… 1m60~70gなので、10m増えると700gの増加。約1kg・・・そして価格は3000円増加。 毎回使わない700g3000円を背負うのもやだな~ (とか、言ってるシビアなレベルではなく、アプローチもほとんどないんだし、少しくらい背負って、ちゃんと頑張れって話もありますが・・・^^;)

シングルで60mがいるのか、どうか? 

ルートでは阿弥陀南陵のP3で60mが欲しいから、私はダブルは60mを買いたいのですが…

シングル60にすべきか、50にすべきか…うーん、それが問題だ。

今日、クライミングに行って相談してから買います・・・

岩に目覚めた?かなぁ??

とりあえず、色も一緒に行く人と重ならないのが良いです。

≪関連サイト≫

ロープの購入検討中・・・

このころは縦走用の万が一ロープを検討していました。





≪追記≫
2017年、ロープはツインを検討しています。理由は、

・ダブルでは落下距離が大きい
・シングルは懸垂でもう一本必要
・伸び率が少ない

マイナス面は
・繰り出しにくい
・キンクが多い
・適合する確保器が少ない

ロープワークは
・つるべの方が早い

購入先はトレッキンを検討しています。

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