そういえば、昨日は大学生の若い子がいて、ビレイを見ていてちょっと怖かった。
1)制動手がビレイデバイスより上(つまりロープがいつでも流れる状態で) リードのビレイをしている
2)ロープ側の手が逆手
3)ローワーダウンで送り出す時、片手
でした。
私は、
1)制動手はビレイデバイスより下(送り出したい時だけ上げる)
2)順手 逆手はダメ
3)ローワーダウンは両手
で習いました。 見ていて、その人のビレイでは絶対に私は登りたくないな~と思ったりした。
制動手は死んでも離してはいけない。 とも教わりました。
■ 登るより先にビレイを覚える
私が最初に言われたことは、
誰でも最初はセカンドなのだから、リードのビレイを覚えること
でした。
まずは信頼できるビレイヤーになる
↓
岩場に連れて行ってもらえる
が、順当な順序。
いまどきは先輩はみんな優しいので、そうでなくても連れて行ってはくれますが、本来は、ビレイヤーとして一人前になってから、クライミングが始まるものだということくらいは知っていても良いと思う。
昨日見たビレイの手は、こんなでした。 たぶん、ダメの例と思う。しかし、人工壁ではよく見る。
一体どういう教え方をしているのでしょうか?
この状態で、繰り出すのを待っていたら、確保器の制動は、全然効かない。
正しいのはこちらの画像のような形では?
http://k1951212.blog82.fc2.com/blog-entry-46.html より引用。
私はこういう風に持てと習いました。
制動側の腕を腰に引き付ける。
YouTubeに、私が教わったのと近い、ビレイの仕方が載っていたので、自分の復習用に挙げておきます。
私は、ビビりなので、信頼できるビレイヤーと登りたいです。
それより、自分が信頼できるビレイヤーになるのが先ですが・・・(^^;)
■ 墜落係数が大きくて、かぶっている壁の時は
墜落係数が2で、かぶっている壁の時は、墜落で、タイトにロープを引くと、クライマーは振られて、壁に激突してしまう。
よい画像がないか探しましたが、ちょっと見当たらず・・・
被っている壁の時は、タイトに出さず、落として止めるくらいが安全。
最近それはこの本を読んで知りました。 『アウトドアクライミング』
https://amzn.to/3wchLQR
しかし、この本には詳しい説明はなかったので、先輩に聞いて分かりました。
だらりんビレイもダメだけど、タイトすぎるのもダメ。 リードのビレイは奥深いのです。
1)クイックドローが腰より上にある時=墜落係数ゼロ、つまりトップロープと同じ状態の時
⇒ タイト目に出す。テンションと言われたら座るくらいでテンション掛けれるように
2)クイックドローが腰より下から次のクリップまで=墜落係数が2になる
⇒登りやすいように緩める。 クリップの邪魔にならず、すぐにロープを出せるようにしておく。
座る動作と合わせると、ロープの送り出し距離を長く出来る
3) 落ちたとき、壁に引かれないよう壁際で出す。
4) 少し壁から離れ、一歩近づくとその分ロープの繰り出しが長くなる
5) 3本目(5本目説もあり)までは、安心できない。
6) かぶってきたらむしろ安心。
です。 ほかにあったら教えてください。
トップロープのビレイだったら、ずっと弛まないように引っ張っているだけです。
が、私をトップロープでビレイしてくれた人・・・アイスですが・・・私の懐でロープが弛んでいたときは、ちょっと怒鳴りました(^^;) スイマセンねぇ・・・。
でも、悪気がないじゃダメ。私は一回両手でローワーダウンしろと上から怒鳴られたことがありますが、「スイマセンでした」と謝りました。
やっぱりビレイヤーには気合を入れておいて欲しいです。 私、あんまり登れないので(^^)。
というわけで、落ちない人のビレイしかしたことない人のビレイは怖い、が結論でした。
しかし、この本には詳しい説明はなかったので、先輩に聞いて分かりました。
だらりんビレイもダメだけど、タイトすぎるのもダメ。 リードのビレイは奥深いのです。
1)クイックドローが腰より上にある時=墜落係数ゼロ、つまりトップロープと同じ状態の時
⇒ タイト目に出す。テンションと言われたら座るくらいでテンション掛けれるように
2)クイックドローが腰より下から次のクリップまで=墜落係数が2になる
⇒登りやすいように緩める。 クリップの邪魔にならず、すぐにロープを出せるようにしておく。
座る動作と合わせると、ロープの送り出し距離を長く出来る
3) 落ちたとき、壁に引かれないよう壁際で出す。
4) 少し壁から離れ、一歩近づくとその分ロープの繰り出しが長くなる
5) 3本目(5本目説もあり)までは、安心できない。
6) かぶってきたらむしろ安心。
です。 ほかにあったら教えてください。
トップロープのビレイだったら、ずっと弛まないように引っ張っているだけです。
が、私をトップロープでビレイしてくれた人・・・アイスですが・・・私の懐でロープが弛んでいたときは、ちょっと怒鳴りました(^^;) スイマセンねぇ・・・。
でも、悪気がないじゃダメ。私は一回両手でローワーダウンしろと上から怒鳴られたことがありますが、「スイマセンでした」と謝りました。
やっぱりビレイヤーには気合を入れておいて欲しいです。 私、あんまり登れないので(^^)。
というわけで、落ちない人のビレイしかしたことない人のビレイは怖い、が結論でした。
教えている人が間違っているのか、自分で改悪しているのかわかりませんが、一番目の写真のビレーはジムでは多いです。クライミングをする前に、正しいビレーを覚えることが先決です。
ReplyDelete私はジムと岩場で二回グランド・フォールを目撃しています。墜落したクライマーはかなり上まで登っていて、プロテクも多数セットしていました。
原因はグリップ・ビレーか、ビレー側の手を離していたか、ビレー側の手をATCより上にしていたくらいしかないと思います。
事故が起きた後にビレーヤーが平然としていたのに驚きました。自分にミスがあったとは思っていないようです。ビレーヤーは2件とも女性でした。
ビレーヤーは重要なクライミング・ギアです。変なモノ選択すると、自分に災いが起こります(T_T)。
動画の2分20秒あたりを見てください。左手でグリップ・ビレーして、一瞬右手を離して持ち替えています。文登研で指導する講師がこれではグリップ・ビレーが流行るわけです。離さないで右手を下にずらせばいいだけなのですが。
このやり方を私と相方は、「高難度瞬間持ち換えグリップビレー」と言っています。
私と登る以前に相方は、このやり方で長くビレーされてたことが、最近判明しました(^_^;)。
5.14を登る有名女性プロクライマーが、講習でこのビレーをしています。
墜落係数2というのは、ビレーポイント(確保器)から繰り出されたロープの長さを、プロテクを取る前に堕ちることです。マルチピッチのクライミングで、2ピッチ目から起こりえることです。
フリーだと最悪グランドフォールで墜係数1です。
以下私の体験です。
初使用のエーデルワイス・オキシジェン8.2ミリ一本で、アイスキャンディでのトップロープにて。
13キロ軽い人を止めたら、制動力が足りなくて、危うく落としそうでした。
制動器はATCガイドで、ハイフリクションモードです。
旧オキシジェンではこんなことは起きませんでした。
外皮の編み方が変わっていて、よく滑るようになっています。
女性や非力な人には危険なロープです。リードで墜落したらまず止められません。
体重差が大きい人をビレーするときは、太いロープが安心です。
10ミリと9.5ミリではビレーヤーの負担が段違いです。
私は相方より体重13キロ重いです。私がテンションした時に相方は、10ミリだと壁に引き寄せられませんが、9.5ミリだと壁に引き寄せられます。同じロープでも新品と、つかい込んだものでは全然違います。
ブレーキアシスト機能があるビレーデバイス。足場が不安定、上部からの落下物とか、ビレーに集中できないときに不意堕ちされても安心です。フリーに集中しなければ、いらないギアですけど。
ビレーが上手くなるコツは、何時でも何処でも堕ちる人をビレーし続けることです。
危険な所でガンガン堕ちられると、精神的に疲れます。
テンションが長過ぎ(1時間以上)ては集中力が持続できません。次のトライまでに、自分の腕力を回復させることができません。そんな時にもブレーキアシストビレーデバイスです。
私はこれでクライマーがテンション中に、大キジを撃ちにいきました。
私をビレーした過去最悪の人は、ビレー中に眠ってしまう人でした。ペッルの動画、ワールド・ワーストビレーヤーを超えています。
ClimberKさま、こんにちは
Deleteしかし、凄いビレイヤーがいたものですね!!眠ってしまう人とは!!
私がいた山岳会では、「先輩は落ちないからビレイは持っているだけでいい」と教わったそうで、怖くてビレイしてもらうことはありませんでした。同期入社?のビレイヤーには、引っ張り落とされそうになりました・・・ それでも、まぁ最初は誰でも知らないんだし・・・と、ジョウゴ沢に一緒に行ってしまったのですが、結局フリーソロですべての滝を抜けました。
二人とも男性です。
色々考えてリードのビレイは、今は大ベテランにやってもらっています。
まだフリーではハングドッグしてムーブを探るようなことはしていないので、グリグリは持っていないのですが、フリーにハマったら、必要かもしれません。
リード中のビレイで外岩で墜落を止めたのは2回です。いずれも自分より体重が10kg程度重いクライマーです。
25kg以上体重差がありそうな方で、よく分かっていないで不意墜ちしそうな方の誘いは断っています・・・
アイス南沢小滝でのトップロープでは、ローワーダウン程度で滝に吸い寄せられました。その時も体格の良い方でした。トップロープは伸びも多いので、バカにできないです。私は小柄なのでクライマーが大柄だと、他の人に代わってもらっています。
ビレイは非常に重要で、特に限界グレードに挑むときには、ビレイヤーへの信頼がないとクライマーは登れないモノだと思います。
互いに互いのビレイを信頼できるよう、信頼関係を作っていく、ということが大事だと感じているのですが、そのためには最初は外岩より人工壁が安心だなーと思ったりするのですが、分かってくれる人が少ないので、多少不安に思います。
まぁ自分が落ちないグレードしかリードしない & 落ちるグレードはトップロープしかしない という方針で来ているので、今のところ生きながらえています(^^)。
エーデルワイスオキシジェンについては気を付けますね!!こわ~ホント、マジ怖いです。