Tuesday, April 22, 2014

『鹿島槍研究』を読みに芦安山岳館へ

今日は 以前から読みたかった『鹿島槍研究』を読みに、芦安の山岳館に行ってきました。

実は、さっき思い出したのですが、見たかったのは”カクネ里”だったのに、そっちは見るのを忘れた・・・(汗)

今懸案になっている、大冷沢のほうに意識が集中してしまい、見るの忘れました・・・(^^;)また行かねば・・・。

カクネ里に興味があったのは、平家の落人伝説に興味があるからです。私の父方の出が宮崎と熊本の県境の米良庄です。子供の頃変な姓でしたが菊池の出で、菊池市では別に普通。

http://blogs.yahoo.co.jp/houzankai2006/52591293.html
http://kuma.atukan.com/rekisi/kinsei6/kinsei6.htm

独自の神楽などが残っているそうです。父方は神主の出です。小さいころは、巫女さんの格好をさせられていました。

今となっては巫女さんバイトもしない(できない)くらい、欧米スタイルな人に育ちましたが・・・というわけで、椎葉とかサンカに興味があり、一時期は山岳宗教の本ばかり読んでいました。




■ 鹿島槍の研究

大冷沢の概念図です。去年、赤岩尾根で降りればよかったなぁ・・・。普通に扇沢に降りてしまいましたが・・・、その頃はまさか鹿島槍にすぐさま行けるとは思っていなかったんですよね(^^)。

爺ヶ岳南尾根の偵察で、普通に柏原新道を使ったのでした・・・。赤岩尾根で降りるのも、おじさん提案してくれたのに。 下山口からスキー場を突っ切って最寄駅まで歩くのが嫌だったんですよね。

≪関連サイト≫
黒い画集 

■ 鹿島槍概要

45ものルートがひしめく鹿島槍
・最難は、北壁。難しい順に、ダイレクト尾根、天狗尾根、東尾根、鎌尾根、赤岩尾根。


 これは鎌尾根の概念図。 ナイフリッジが二ヶ所。 森林限界よりやや下で尾根に乗るべし。


 コレも鎌尾根の取り付きを説明した図。

すごく丁寧です。

が、取付は 布引沢から見ると、明らかに分かるらしい。

5月はワカンは不要らしい。


■鎌尾根

・北俣本谷側 急傾斜 ⇔ 布引沢側 緩傾斜
・2か所にナイフリッジ
・S54年4月神戸商船大学初登

・攻略のポイントは

 1)布引沢からの取付
 2)雪崩対策(早朝出発)
 3)尾根通し
 4)雪庇突破

雪庇の乗越は、アンザイレン。

■下降路

下降ルートしては、
 ・ピストン
 ・赤岩尾根
 ・布引沢 (但し雪崩に注意)





















■ 山の本いっぱい!の山岳館

芦安の山岳館は、亡くなった岳人たちが、蔵書を寄付してくれるそうで山の本一杯です。

貸し出しがないのが、悲しい・・・ 

どんなお宝本が隠されているかというとですね・・・ とりあえず目につく棚の写真を撮ってきた・・・

























ガイド本系より、文学系が充実

岩と雪 

これはアルプのバックナンバー

 つまりこんなのがぎっしり。

他の本を読んでいて、噂でしか聞いたことがないアルプ。

『雪と岩』も、あった。




館長さんおすすめの『8000メートルの上と下』





芦安周辺は、まだ桜が咲き、山つつじが濃いピンクで、鯉のぼりの季節でした。

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