会の先輩がスリーピングマットを持ってない・・・というので、モンベルのUL.コンフォートシステムパッドをあげようと思っています。
ただ、このモンベル製品をどうして使わなくなったのか?という点で、了解が必要かと思い、一応書いておきます。
理由はずばり
重い割に温かくない!
から、です。 重いと言っても、この手のものでは最軽量です。
でも、わたしだったら、迷わず3000円くらいで安いし、リッジレストを買います(^^;)。
このモンベルU.L.コンフォートシステムパッドを買ったのは、単純に
知らなかったから
です(^^;)。
■ R値
スリーピングマットの選び方ですが、温かさ、つまり断熱性能が大事です。断熱性能を表す値にR値というものがあり、
R値が大きければ大きいほど断熱性能が良い
です。ただ冬山に行かない人は神経質になる必要がなく、土の上に寝れるなら、R値なんて、どれでも良いようなものらしいです。
そのせいか、モンベル U.L.コンフォートシステムパッドはR値の記載がありません。こちらによると、おそらく厚さ2.5mmでR値2.2。一方、リッジレストは推定R値:2.8です。
モンベル R値 2.2
リッジレスト R値 2.8
ちなみにリッジレストでも厳冬期は寒くて、熟睡という訳には行きません。
アルパインクライマーもカットして使用 |
次に比較になるのは重さです。
女性は男性より軽量化はシビア。
ということで、
モンベル 90cm 315g
リッジレスト カットして 200g
です。つまり、リッジレストのほうが、
軽くて、温かい
のです。
カットしなければ330gです。
■ 長さ
長さですが、伸長分全部必要な人は稀です。大体
1)伸長ぶん選ぶなら、肩~膝辺りの長さまであればOK。
2)軽さを取るなら、90cmにしてザックを活用
私は最初からザックに足を入れて寝るように教わったの(図A)で、そうすると、そもそも152cmしか伸長自体がないし、180cmのスリーピングマットなんていらない。
つまりモンベルのHPにある、この図では、一番左端の形の図Aにしています。もちろん、無雪期で、寒くないときはそのまんま転がっています。
これをやるには、ちゃんとしたザックが重要なんじゃないかなぁ・・・。ちなみに枕も持って行きますが、シュラフの中に入れています。寝るときは保温着は着て寝ています。厳冬期は全部着ます。
ダウンを着て寝るという前提でシュラフは選んでいます。
■ パッキング
で、リッジレストとモンベルでは、
嵩張る
という問題点があるかと思いますが、これはパッキングの工夫で解消できます。
縦に入れます。
つまり、このように入れます。そのため、ザックは単純な1気室のものが良いです。
自分の |
厳冬期は切れ端を腰の部分に重ねます。
今回の春山合宿では、シュラフの収納袋を省略して、シュラフは他の重い荷物の下敷きになるように入れました。
ただ雪山では良いのですが、沢でやったらザックが大きいとちょっと不便でした。
沢はあまり断熱は必要ないので、それこそ、銀マットで良いのかもしれません。
≪関連記事≫
スリーピングマットのこと
8kgのザックの中身
≪参考になるサイト≫
http://bphiro.exblog.jp/d2008-02-02/
もっと軽いマットさえあります。
http://outdoor.rash.jp/sleepingbag/010-030.html
ベースウェイト
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