Friday, May 8, 2015

スリーピングマットのこと

■モンベルのUL.コンフォートシステムパッド

会の先輩がスリーピングマットを持ってない・・・というので、モンベルのUL.コンフォートシステムパッドをあげようと思っています。

ただ、このモンベル製品をどうして使わなくなったのか?という点で、了解が必要かと思い、一応書いておきます。

理由はずばり

 重い割に温かくない!

から、です。 重いと言っても、この手のものでは最軽量です。

でも、わたしだったら、迷わず3000円くらいで安いし、リッジレストを買います(^^;)。

このモンベルU.L.コンフォートシステムパッドを買ったのは、単純に

 知らなかったから

です(^^;)。

■ R値

スリーピングマットの選び方ですが、温かさ、つまり断熱性能が大事です。断熱性能を表す値にR値というものがあり、

 R値が大きければ大きいほど断熱性能が良い 

です。ただ冬山に行かない人は神経質になる必要がなく、土の上に寝れるなら、R値なんて、どれでも良いようなものらしいです。

そのせいか、モンベル U.L.コンフォートシステムパッドはR値の記載がありません。こちらによると、おそらく厚さ2.5mmでR値2.2。一方、リッジレストは推定R値:2.8です。

 モンベル R値   2.2
 リッジレスト R値  2.8

ちなみにリッジレストでも厳冬期は寒くて、熟睡という訳には行きません。

アルパインクライマーもカットして使用
■ 重さ

次に比較になるのは重さです。

女性は男性より軽量化はシビア。

ということで、

モンベル 90cm 315g
リッジレスト カットして 200g

です。つまり、リッジレストのほうが、

 軽くて、温かい

のです。

カットしなければ330gです。



■ 長さ

長さですが、伸長分全部必要な人は稀です。大体

 1)伸長ぶん選ぶなら、肩~膝辺りの長さまであればOK。

 2)軽さを取るなら、90cmにしてザックを活用

私は最初からザックに足を入れて寝るように教わったの(図A)で、そうすると、そもそも152cmしか伸長自体がないし、180cmのスリーピングマットなんていらない。

つまりモンベルのHPにある、この図では、一番左端の形の図Aにしています。もちろん、無雪期で、寒くないときはそのまんま転がっています。

これをやるには、ちゃんとしたザックが重要なんじゃないかなぁ・・・。ちなみに枕も持って行きますが、シュラフの中に入れています。寝るときは保温着は着て寝ています。厳冬期は全部着ます。
ダウンを着て寝るという前提でシュラフは選んでいます。

■ パッキング

で、リッジレストとモンベルでは、

 嵩張る

という問題点があるかと思いますが、これはパッキングの工夫で解消できます。

縦に入れます。

つまり、このように入れます。そのため、ザックは単純な1気室のものが良いです。


自分の
私は切って使っているので、この方のように、たくさん重なることはなく、ちょうどよいサイズに収まっています。

厳冬期は切れ端を腰の部分に重ねます。

今回の春山合宿では、シュラフの収納袋を省略して、シュラフは他の重い荷物の下敷きになるように入れました。

ただ雪山では良いのですが、沢でやったらザックが大きいとちょっと不便でした。

沢はあまり断熱は必要ないので、それこそ、銀マットで良いのかもしれません。

≪関連記事≫
スリーピングマットのこと
8kgのザックの中身

≪参考になるサイト≫
http://bphiro.exblog.jp/d2008-02-02/

もっと軽いマットさえあります。

http://outdoor.rash.jp/sleepingbag/010-030.html

ベースウェイト

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