Tuesday, May 19, 2015

沢のステップアップ

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2 comments:

  1. 昔、80年代前半に、沢登り講習会講師を務めたので、一言。

    1)バンガロー泊&葛葉川本谷
    は、「バンガロー泊」ではなく「広沢寺」がメインです。 
    そこはシングル・ピッチのスラブ系(小川山のような花崗岩の本物フリクション・スラブではない)の有名ゲレンデです。
    ここで、沢登りの前に三点支持・懸垂・ロープシステムなどの岩登りの基礎をやるのでしょう。

    3) 水根沢
    ここは大きくはないものの釜や淵のへつり・泳ぎで有名です。 
    沢を全部行くと結構長いので、大方のひとは詰めることはせず、沢の中ほどでで遡行をやめて沢沿いにある登山道に上がって下りてきます。 

    4) 小川谷廊下
    「廊下」というほど大地形ではないですが、水と楽しめるきれいな沢です。 
    バイルが欲しいような難しげなへつりはないと思います。 
    5回は行きましたが、いつも水浴びするのが楽しかったです。 
    ここも途中の林道から下りて来られるので、楽ちんなところです。

    5) 東沢釜ノ沢
    ここは沢登りというよりは沢歩きでしょう。 
    田部重治の『奥秩父』で有名となり、深田久弥などのクライミングできない人もたくさん登ってます。 
    いわゆる「破線ルート」ってやつで、昔は山慣れた岳人はザイルなどは携行せず登ったところです。 
    両門の滝までは3回行ったことがあります。 秋の紅葉が青緑の水に生えて最高ですね。
    難攻不落・前人未到と言われた「法螺外」は、たしか80年代に突破されたと記憶します。

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    1. Yosemiteさん、すごく役立ちます。

      山梨では十二ヶ岳の岩場が広沢寺的な、初心者のロープワーク向け岩場です。 小川谷は行って見たいと思いました。泳ぐ系の沢は海沢しか経験がありませんが、寒い日に当たって、すごく寒かった・・・がたがた震える日になってしまいました(笑)
      東沢釜の沢は巻ける滝も登ったのでスラブの登攀が大変だと思いました。歩くだけか、簡単な岩登りで済ませられる沢が私は好みなので、今年はウォーターウォーキング系を頑張ろうと思っています。

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