もういいかげんプロクラスティネーションはやめにして、やってしまわねば…ということで、えいや!とやっつけます…(はぁため息)
■ムンターヒッチの難しさ
ムンターヒッチの難しさは、基本的に、ロープに結び目を作るのに方向がある…ということだと思います。
そういう意味では、懸垂下降で必要になるムンターヒッチはあまり方向性を考えなくて良いのでラクラク。間違ってもカラビナのほうを架け替えたらよいのです。
ムンターの用途である、
1)引き上げ
2)重いものを下ろす
は
・降ろされているモノとの方角がある
・カラビナが固定されている
ので、結び目事態はちゃんとできても、カラビナとの方向性があり、向きが違うとロープのほうを訂正しなくてはならない・・・・ちょっと頭がこんがらがっちゃう…いまだに良くわかりません(汗)
出来たり、出来なかったり・・・(汗) 研究するのも、やになった(--;) 出来るけど、なんでできるのかワカンナイ・・・
■ 多様な作り方がある結び目
ムンターヒッチの作り方には
・アメリカ式
・ヨーロッパ式
・日本式?簡単として紹介されているもの
・指に巻く
・両手でメガネを作ってから作る スタンダードなもの
があり、どのやり方でも作れたらいいのですが、重要なのは、両手だけでなく、片手でも作れることです。
またカラビナがオーブンになる事故があることは必須の知識。また、制動がカラビナに巻き付いているだけなので、制動力を増やしたい時の方法、そして、半固定であることから、途中で停止したいい場合の結び目も必要です。
≪ムンターヒッチ これだけは≫
・カラビナの向き(ロープの向き)
・片手で作る
・ダブルムンターヒッチで制動力を増す
・ムンターで下降中の途中停止 ミュールノット (これはこれだけでややこしいので後述)
これは引き上げです。
自分が引きあがると仮定して、ロープをカラビナに掛けます。
ちなみにこのカラビナはsimond(シモン)のゴリアテというタイプ。
確保器専用のカラビナとして買いました。基本的にハーネスのタイインループに着け、その先に確保器がある、という使用状況を想定して選んだもの。
ソフトウェア業界もだけど、○○システムとか勝手に命名してくれても、その略語がわかんないんだよね
BLCシステムって何の略~?!
↓のほうのロープをねじってカラビナに掛ける。
ムンターはロープがキンクしやすいというのが実感できる・・・
すぐカラビナが回ろうとするんだな。
めがねの基本形を思い出して、閉じる方向にロープを掛けるとデキる。
間違うとただロープがかかるだけか、クローブヒッチかのどちらかになる。
■
これはなぜだか、反対側にできちゃった例・・・
制動力を増したい時はループをもう一つ増やす。
内側に増やさないと制動力は増えない・・・
これがなぜか外側にできたりもする・・・
外側にループが増えただけの悪い例・・・ |
これは懸垂下降時の制動力を増やした例。
外側にもう一回ループができている。とこんな風にほどけた風になる・・・
懸垂下降の時はこれでもよいのらしい。
このロープレスキュー技術は超おすすめです! たぶん、カラビナの解説非常に詳しい!、登山で必要な各種結び目の作り方も、非常に多種多様なやり方が載っており、また、世界の情報も入っていて、もっとも詳しく、なおかつ情報が新しいのではないかな? 登山の技術書はえてして古い情報が峻別されずに載っているので、要注意です。 かなりおすすめ☆
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