■ 脚のむくみ
今回の金峰山・甲武信縦走は、【長いのが核心】と体力の配分を考慮したので、疲れを下山口に持ち込まずに済みました(^^v) 帰りの運転も大丈夫。
実は、意外なことに筋肉痛もなく、ボルダリングで使った手のひらの筋肉の方が、まだ回復していないくらいです(笑)
ですが…下山後、翌日、脚がむくんでいました(ーー;) 私にしては初めてというくらい・・・なので少しびっくりしています。 1日でむくみは消えましたが・・・
考えてみると、子供のころからあまり水分を取るのが好きではありませんでした。
というのは、汗をかくと皮膚のアトピーがかゆくなるから・・・というわけで、私は腎臓の機能には、そんなに丈夫さを感じません。
肝臓は強いようで、お酒もすぐ抜けるし、心肺機能は、スポーツ心臓と間違われるくらい脈があまり上がりません・・・別に運動能力高くないのに、血圧が日ごろ低いのです。献血を断られるくらい。
そして、胃のほうは消化力強いです。 なので、内臓的には、腸と腎臓が弱点だな~といつも思っています。腸は第二の脳と言われますが、けっこう繊細です。腎臓は腸より存在感が薄いとおもっていましたが、腎臓もそんなに強くはないな・・・旅行が、子供の頃嫌いだったのは、とくにトイレが自由にならないからでした。
要するに排泄には気を使わないといけない体質。だからヨガがあっているでしょうね。ヨガはいかに不要なものを出すか?という話なので。
そして、この弱点を酷使してしまうのが、登山…。
登山中は通常お通じがないですしね(--;) それにお花摘みも女性は遠慮しがちです。最近はもう慣れてきましたが。排泄に関しては、
というわけで、むくみ=水分不足のサインです。
これは重要な反省ポイント。 どれくらい不足していたのか?検証します。
■脱水量の求め方
(体重)×(歩行時間)×5ml
で求められるそうです。体重50kg 歩行時間14時間で計算すると
50(kg)×14(時間)×5(g)=3500
うーん?私は持ち歩いた2.5lの水を最終的に 500ml余らせて降りたので、
2Lしか消費しておらず、1.5リットルも不足していた
計算になります。
ま、途中ビールとコーヒーを飲みましたが、どちらも脱水を加速させるもの…(^^;)
というわけで、実際は水分摂取に気を付けていても、脱水が進んでいた、ということですね。
ただ登山中に脱水の症状は出ませんでした。
脱水の症状を書いておきます。
≪脱水の症状≫
2% 喉の渇き
3% ぼんやりする、食欲不振
4% 紅潮、体温上昇、疲労困憊
5% 頭痛、熱にうだる感じ
6~7% めまい、言語不明瞭、呼吸困難
20% 無尿、死
今回はOS1を使おうかなと思ったんですが、家にストックがなかったので持っていかず、かわりにスポーツ飲料を補充したんですが…やはりOS1を試してみるべきでした。
次回は、行く前に必要な水分量を図ってから行く、べきですね。
ちなみに1日目は行動時間が8時間だったので、
50(kg)×8(時間)×5(g)=2000
と、ちょうど良い水分量をとっていたことになります。 翌日は前日の好調で、そのまま増やせばいいのを増やさなかったのが敗因ですね。
■バテ
バテというのは、100% 水分不足から来ます。
というのは、運動で作られた体熱の84%は水分として蒸発するのにつかわれるからです。
体内に熱がこもる = バテ
つまり、バテ予防には体温をいかに下げるか? 要するに、水分をどんどん蒸発させる、ってことが必要なわけです。
そういう意味では、あせっかきな人ほど有利。 体表から熱を奪うからです。
私はかなり汗が出やすいほうですが・・・一緒に同行した友人はぽたぽたと滴り落ちるほど!
びっくりしました。
こういう人は登山向きの体質なのかもしれませんね~
■ 参考
今後のため、あらかじめ歩行時間と水分量を書いて置きます。 体重50kgです。
歩行時間
3時間 750ml
5時間 1250ml
7時間 1750ml
10時間 2500ml
12時間 3000ml
14時間 3500ml
体重が多い人は、多くなるところが要チェック!
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